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鉄砲伝来記

[テッポウデンライキ]
1968年上映時間:108分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-05-18)
ドラマラブストーリー時代劇
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タイトル情報更新(2021-05-31)【イニシャルK】さん
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監督森一生
キャスト若尾文子(女優)若狭
東野英治郎(男優)八板金兵衛
小池朝雄(男優)橘屋又三郎
中谷一郎(男優)作次
藤巻潤(男優)織田信長
戸浦六宏(男優)五峰
五味龍太郎(男優)織部丞時貫
内藤武敏(男優)種子島時尭
水原浩一(男優)重臣
伊達三郎(男優)脇田徳之進
木村玄(男優)徳三
藤村志保(女優)お種
原作高野悦子(1929年生まれ)(原案)
脚本長谷川公之
音楽林光
撮影森田富士郎
製作永田雅一
大映(京都撮影所)
企画藤井浩明
配給大映
美術西岡善信
編集谷口登司夫
録音大角正夫
照明美間博
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2.《ネタバレ》 ●東野英治郎演じる刀鍛冶の、職人らしい一徹さと倫理観を軸に、その娘の若尾文子とポルトガル船の船長リック・ジェイソンとの悲恋がうまくからんでくる。通り一遍なもの足りなさを感じるところもあるけれど、こういう職人気質の男を主人公に、そのしごとへの打ち込みようと、苦労の末につくったものが殺戮兵器として使われるということへの絶望(ここに娘の悲劇も重なる)っつうのがきっちりと描かれて、わたしはこういうの好き。
●赤く熱せられた鉄を叩き延べていく鍛冶工房の描写、分解され並べられた銃のパーツの絵だとか、職人の意地を感じさせられる。
●東野英治郎も、その銃というものが刀など比にならない殺傷兵器であることに気づき、工房の火薬爆発事故で二人の愛弟子を失い、同時に武器商人(小池朝雄)の陰謀も知ることになり、「もう銃はつくらない」という決意を抱くことになる。ここで「いくさに加担する兵器をつくるのはイヤだ」という東野英治郎に対して小池朝雄が、「いくさはいつの世もなくならない 銃があればいくさに早くケリをつけることができるのだ」とうそぶくわけだけれども、「早くケリをつけられる」というのはいうまでもなく、アメリカが日本に原爆を使ったいいわけとして語られることの多いことばでもあり、ここで大量破壊兵器の開発にいそしむ現代への批判もあり、武器商人という存在への告発もこめられているのだろう。
●若尾文子とリック・ジェイソンとの悲恋の方は、まあどうってことないんだけれども、たしか大の親日家であったと記憶するリック・ジェイソンの誠実な演技が、その役柄のポルトガル船長の誠実さとかさなって、とってもさわやかな印象を残していた。
●これは森一生監督の演出意向だろうと思うのだけれども、ロングの画面でのいかにも映画らしい構図の決め方だとか、堪能することができた。とくに、種子島領主のまえで東野英治郎が「もう銃はつくらない」と語るシーンの、ななめ上から俯瞰されたショットは、ステキだった。
keijiさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2012-04-11 08:30:30)
1.何だか全体的にはチンケなお話。
だけど、若尾文子とポルトガル人とのロマンスはなかなか良い。
自分がタイ・バンコクを旅行した際に実体験した、異国の異性とのロマンスを想いだしてしまった。
「若い男女には言葉の壁など存在しない。」
このセリフは、とても的を射ている。
やはり映画というものは、観る者の実体験とオーバラップした時、感動が呼び起こされ、又、それが男女間の話となると、切なくも甘い記憶がよみがえる。
そういう意味では、個人的に楽しめたが、いかんせん話がチンケすぎる。
特に東野英治郎の鉄砲うんぬんのくだりはどうでも良い。
まあ、題名が「鉄砲伝来記」だから仕方ないが。
にじばぶさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2008-07-19 01:44:33)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5150.00%
600.00%
7150.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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