ミストのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ミスト

[ミスト]
The Mist
2007年【米】 上映時間:125分
平均点:6.37 / 10(Review 275人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-05-10)
ドラマホラーミステリー小説の映画化
新規登録(2008-03-10)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2014-11-14)【イニシャルK】さん
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監督フランク・ダラボン
助監督K・C・コーウェル
グレゴリー・ニコテロ(第二班監督)
キャストトーマス・ジェーン(男優)デヴィッド・ドレイトン
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女優)ミセス・カーモディ
ローリー・ホールデン(女優)アマンダ・ダンフリー
アンドレ・ブラウアー(男優)ブレント・ノートン
トビー・ジョーンズ(男優)オリー・ウィークス
ウィリアム・サドラー(男優)ジム・グロンディン
ジェフリー・デマン(男優)ダン・ミラー
フランシス・スターンハーゲン(女優)アイリーン・レプラー
クリス・オーウェン(男優)ノーム
デヴィッド・ジェンセン〔男優・1952年生〕(男優)マイロン
アレクサ・ダヴァロス(女優)サリー
ネイサン・ギャンブル(男優)ビリー・ドレイトン
堀内賢雄デヴィッド・ドレイトン(日本語吹き替え版)
宮寺智子ミセス・カーモディ(日本語吹き替え版)
日野由利加アマンダ・ダンフリー(日本語吹き替え版)
古澤徹ブレント・ノートン(日本語吹き替え版)
茶風林オリー・ウィークス(日本語吹き替え版)
辻親八ジム・グロンディン(日本語吹き替え版)
佐藤利奈ビリー・ドレイトン(日本語吹き替え版)
小室正幸(日本語吹き替え版)
佐々木敏ダン・ミラー(日本語吹き替え版)
原作スティーヴン・キング『霧』(扶桑社刊『スケルトン・クルー1 骸骨乗組員』所収)/『霧』(『闇の展覧会―霧』所収)
脚本フランク・ダラボン
音楽マーク・アイシャム
製作フランク・ダラボン
ディメンション・フィルムズ
製作総指揮ハーヴェイ・ワインスタイン
ボブ・ワインスタイン
特殊メイクグレゴリー・ニコテロ
ハワード・バーガー
K.N.B. EFX Group Inc.
ジェイク・ガーバー
特撮K.N.B. EFX Group Inc.(特殊効果)
カフェFX社(視覚効果)
グレゴリー・ニコテロ(クリーチャー効果)
美術グレゴリー・メルトン(プロダクション・デザイン)
ハワード・バーガー(クリーチャー・デザイン)
グレゴリー・ニコテロ(クリーチャー・デザイン)
録音マーク・A・マンジーニ
エリオット・タイソン
字幕翻訳松浦美奈
その他ジェイク・ガーバー(パペット操演)
スティーヴン・キング(スペシャル・サンクス)
あらすじ
メイン州の田舎町。凄まじい嵐が過ぎ去った翌朝、 買出しに来た住民で賑わっていたスーパーマーケットは まったく視界が利かなくなるほどの霧につつまれる。 霧の中には得も言われぬ恐ろしい〝何か〟が潜んでいた…。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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275.《ネタバレ》 結末がわかってて、二度目の鑑賞。
やはりパニック映画としては秀逸の出来。
バグに刺されたサリーは気の毒過ぎたし、MPの体から子蜘蛛が湧き出るシーンなんてぞっとする。
神の意志に忖度することなく行動した五人は、結局霧の外に出るまでガソリンがもって欲しいと神に祈ったんじゃないかな。
そしてあの結末。
映画としての収まりはいい。
あのまま助かったら、そりゃ映画にならないけど、あんまりだよ。
宗教的な音楽がやり切れなさを一層引き立ててるのが悲しい。絶望、という言葉では言い表せない感じ。
良かれと思ってやることなんて、たかが知れてるぜ!ってことなのか。
最初のシーンで、スーパーを出て子供の元へ向かった女性(キャロル!)が軍の車両に助けられていたのは最高に皮肉。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-05-17 21:49:50)
274.《ネタバレ》 ラストのある意味どんでん返しの感じが、最初から狙っていたどんでん返しの感じがしない。
まるで予定外のことを突然やったような、取ってつけたようなどんでん返しになっている。

ハリウッドのいつもの正義漢がいつものように活躍して、そのようにつくってきて、その流れで最後だけこうなるって、やはりかなり唐突。

そのためにすべての設定が価値観が最後に反転してしまう。この正義漢がすべての悲劇の原因になっていたように。

設定が価値観が、最後に反転する映画は面白いのですが、この映画の場合、どこか不自然なんだ。
価値観を反転させても宣教師もどきの狂信者その他の株が上がるわけでもないですし。。

だから、唐突な、最初から仕掛けている感じのしないどんでん返しになっている。
最後だけ変えれば全体の観方が変わるかも! という安易な「取って付けたような」どんでん返し。

と思っていたら、やはり原作のラストだけ監督が大きく変えていたのですね。
だから統一感がないんだ。だからキューブリック「シャイニング」はすごいんだ。
wooさん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-17 00:07:14)
273.立て続けに起こる奇怪な出来事に加え、霧の存在が分からないことへの不安をさらに増強させており
パニック映画としての最低限の面白さはクリア出来ている。
だが難点は登場人物の誰にも共感出来ないということ、観ていて「何でそうなる!?」の連続だった、
人間達の間抜けな行動に途中からはハラハラするの通り越して笑えてきてしまった。
勾玉さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-05-08 22:07:38)
272.《ネタバレ》 「人生、あきらめてはいけない」に尽きる。ほんっと、諦めなければ最後の最後に大逆転って、実際人生で何度もあったし。
感情移入せず、なんだか免許更新のときに見せられる「悪い例のドライバー」の道徳ビデオのような感覚で突き放して見られたので意外と楽しめた。
ミストは、得体のしれない物の怖さを増幅させる効果と、主人公の最後の判断を狂わせた目隠しの効果、そして遠景や詳細を描かなくてよいという経費削減の効果がある(笑)。
チェブ大王さん [インターネット(字幕)] 8点(2020-03-14 17:26:52)
271.《ネタバレ》 突如として現れた霧から逃れるため、スーパーマーケットに集まった人々の心理描写がメインの映画

結論として「集団でいるせいで、誰もまともでいることが出来なかった」

カーモディーの信者が増える毎に話し方や顔つきが変わるのはすごいです。
信者になっていく人々も無理矢理ではなく、「あーいるいるそんなやつ」と思える所

様々な愚行
・虫が飛んできた時点で光に集まるから消すべきと分かるはずなのに、ライトを点けて観察しようとする皆さん
・殺してくれっと言っている重傷者一人の為に、数々の犠牲を出す
・カーモディーに扇動され、青年を殺してしまう人達
・安全なスーパーから離れ、結局集団自殺(せめて襲われるなり、もうダメってなるまで待とうぜ・・・)

カーモディーさえいなければ、皆で支え合って籠城となっていたかもしれないが、そこは娯楽映画としてカーモディーと扇動されやすい人をチョイス
救われないラストですが、意外性もあり、〇 結局、人々を扇動し、集団で愚行を起こしたのは主人公グループだったっていうオチ
開始20分でカーモディーの口を封じて拘束しておくのが一番の解決策だったように思います。
こういう人が大嫌いなので、カーモディーにイライラはし続けるものの、最後まで観れたのでこの点数
メメント66さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-02-02 23:38:05)
270.《ネタバレ》 まったく予備知識なく視聴。

導入部分は最高。
ショッピングセンターで地震発生・・・この部分までの「つかみ」は完璧でした。
エイリアンさながらの蛹もなかなかでしたし、やや目線の合わないCGも許せる範囲。
イライラを煽る女性信者の存在感は抜群だし、その彼女を一発で仕留めるシーンも凄く良かった。シリアスにならずにコメディになったし。

しかし、あのラストはどうしても受け入れられない。
他の方の考察を読み、自分なりにメッセージを理解はしましたが・・・納得できず。
よって、この評価となりました。
さん [インターネット(字幕)] 4点(2019-12-17 11:19:40)
269.《ネタバレ》  まずはパニック映画としての面白さ。台風の後、スーパーへ買出しに行く主人公一家。奥さんはお留守番。そこへやってくる霧。一人の男が『霧の中に何かがいる』と流血しながらスーパーへと駆け込んでくる。真っ白な霧の中から聞こえてくる悲鳴。地震のように揺れるスーパー。この一連の流れがパニックムービーとして最高。突然崩れる日常。これがパニックムービーの醍醐味。導入部だけだったら満点です。
 次に訪れる恐怖が、閉鎖空間での人間心理の崩壊。変人扱いされる宗教狂いのカーモディ。ところが次第に状況が悪くなってくると、そのカーモディの崇拝者が一人、また一人と増えていく。徐々に変化してゆく勢力図。そしてここから描かれるのが群集心理、集団催眠、集団パニックの恐怖。今まで隣人であった人が隣人でなくなる恐怖。対等であった人間関係が対等でなくなる恐怖。
 この映画で一番怖かったのは、若き軍人が糾弾されるシーン。軍人であるまえに地元の若者。レジの店員とは恋仲。にも関わらず、地元の人から刺され、生贄として放り出されてしまうシークエンスは凄惨すぎます。『人は優しいが、人々は残酷だ』というタゴールの言葉を思い出します。
 この映画で犠牲になる人って、善人が多いです。『死』の前では『善人』も『悪人』も皆平等ということでしょうか。
 そしてラスト。この絶望的なラストがなければ8点~9点くらいだったのですが。善き人たちの辛い死を乗り越えて、それでもこの人たちだけでも助かれば報われると思っていたのに、あんまりすぎるラストです。
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-11-22 14:03:45)(良:2票)
268.《ネタバレ》 うーん。何ともやりきれない結末
映画自体は良く出来ていると思いますが、勧善懲悪好きの私としてはやり切れません。
最後に息子だけは、どうしても殺せなかった‥‥そこに戦車が現れ
という結末ならまだしも‥‥

ブラピとモーガン・フリーマンの「セブン」もいい映画では有りましたが、後味の悪さが酷かった。
やはり、この手の映画は私向きではないと、つくづく思いました。
でも、出来の良い作品
評価としては7点です。
TerenParenさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-09-13 01:01:10)
267.他のモンスターパニック映画と違い、ちゃんと緊張感がある。
そして、原作者も賞賛したというラストが、他の映画とは一線を画す作品に昇華させている。
アクアマリンさん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2019-07-21 19:13:32)
266.《ネタバレ》 なんの情報もなく鑑賞しました。車で脱出するとこまではパニックものとして楽しめた。怪物も何種類もいて、特に蜘蛛の怪物が一番ショッキングだった。酸のような威力を持つ糸がちょー厄介でこえ~よ、てマジで思えた。でもあの糸でグルグル巻状態にされてるのに、溶けたり焼けたりしてないのはご愛嬌ってことでいいんですね(笑)

パニックや絶望に襲われた時やっぱり一番怖いのは「人間」なんだと、改めて思い知らされた。まぁでも日本はそこまで信心深くないからきっと大丈夫、かも・・・。

車で脱出してからの、スローモーションと耳障りなBGMのせいで終始イライラ。ラストの衝撃の結末をより効果的にさせるための演出だったとしても、ちょっと間延びしすぎだし、やっぱり素直に受け入れられないですね。

人には一度観てみなよって言えるけど正直、個人的に二度は観ないな~。だって子供が可哀想。無理。観れない。
Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 5点(2019-05-17 11:01:17)
265.《ネタバレ》  ドラマ版「ザ・ミスト」(2017年)を一気見した勢いで、久々に本作も観賞。

 後味が悪いというか、趣味が悪いというか、とにかく強烈なバッドエンドの映画なのですが、途中までは「スーパーに籠城するモンスターパニック映画」としても楽しめるようになっている辺りが嬉しいですね。
 自分のようにラストが苦手な人間でも「中盤までの籠城戦は楽しめた」と評価出来るし、所謂「欝映画」として考えても、ひたすら全編に亘って鬱屈しているよりも、途中までは希望が見える方がバッドエンドも引き立つしで、上手い作りだったと思います。

 「主人公を臆病者と罵っていた強面のオジサンが、いざモンスターが現れると怯えるばかりで役に立たない」「如何にも頼りない副店長のモリーが、実は射撃の名手で大活躍する」とか、お約束を押さえた脚本になっている点も良い。
 決死隊となって外に飛び出す男に対し、武器として小さなナイフを渡そうとしたら、もっと大きなナイフを既に持っていると返される場面なんかも小気味良くて(流石はフランク・ダラボン監督)と感心させられるものがありましたね。
 店の外で男が襲われた事を、命綱の動きだけで表現してみせる件なんて、特に素晴らしい。 
 そういった面白い場面が要所要所に配されているので退屈しないし、監督としても脚本家としても優秀な人なんだなと、今更のように思ったりしました。

 その一方で、そんな「上手さ」が悪い印象に繋がってしまった部分もあったりして……それは終盤の車中での射殺シーン。
 ここ、せめて息子が眠っている内に済ませてやれば良いのに、わざわざ起きるシーンを挟んだ後に父親が撃つ流れになっていて、これにはもう(そこまでやるか)と呆れちゃいました。
 確かに、そうした方がより衝撃的で後味も悪くなるし、効果的な演出だって事は分かるんです。
 でも、流石に悪趣味過ぎる気がして、どうもノリ切れませんでした。

 ノリ切れないといえば、そもそも主人公達が拳銃による死を選ぶのも納得いかなくて、説得力に欠けていた気がしちゃうんですよね。
 妻の死が主人公にとってショッキングだったのは分かるけど、他の面子まで揃って絶望するっていうのは(なんか急に悲観的になったなぁ……)と違和感を抱いちゃう。
 原作小説では最後まで主人公は希望を失わずにいただけに、この結末は「希望を失ってしまったがゆえのバッドエンド」なのであり、決して最後まで諦めてはいけないんだと観客を諭す終わり方だったのかも知れませんが……
 正直「とにかく衝撃的な欝映画を作ってみたかった」だけとしか思えなくて、どうしても良い印象が持てないです。

 その他にも、序盤に話題になった「歩くタブロイド紙」ことエドナが登場しないまま終わるのは寂しいとか、最初に店を飛び出したオバサンが無事だった理由が明かされず仕舞いでスッキリしないとか、細かい不満点もあったりするんですよね。
 自分はバッドエンドが苦手ではありますが「それでもなお、この映画は素晴らしい」と認めざるをえなかった傑作も一杯ある訳だし、どうも本作はそれに該当しなかった気がします。

 「ザ・フォッグ」(1980年)との類似性、後の「ウォーキング・デッド」(2010年)にも通じる作風、霧が出現する前は平和な日常だった映画版と日常の時点で化け物が身近にいたドラマ版との対比など、語りたい事は他にも色々あるのですが……
 結局、この映画に関しては終わり方が衝撃的過ぎて、それを好きか嫌いかどうかという話に落ち付いちゃう気がしますね。
 自分としては「嫌いな終わり方」だったのですが、それなりには楽しめたし、色んな客層を配慮して作られた、出来の良い映画だったと思います。
ゆきさん [DVD(吹替)] 5点(2019-04-12 06:26:15)(良:2票)
264.《ネタバレ》 登場人物のチグハグドタバタ言動に始めから感情移入できず、殆どハラハラドキドキすることのないホラーですが、かの名作と監督・脚本・原作が同じでしたか。脱出の可能性を信じて生への強い執念を持って行動した人たちのあまりにも早いあっさりとした諦めの選択、皮肉な結末のつもりなんでしょうがチグハグ感しか伝わってきません。
ProPaceさん [地上波(吹替)] 4点(2019-03-16 21:44:11)
263.前に観ているけど何故か感想書いていなかった...最後まで観るとその悲劇性にちょっと「おっ」と思うが、全編を覆うB級感は自分には合わない。
評価が分かれる映画かも。
simpleさん [地上波(吹替)] 4点(2019-03-14 20:24:53)
262.《ネタバレ》 観ていて、どうも感情移入ができなかったためか、ラストでの主人公の自殺行為には呆れてしまった。このへんは人にとって感じ方がちがうのかもしれない。
スーパーで立て籠もり中に、変な宗教がかったおばさんのカルト的宣告がはじまったあたりで、だんだんと観ているこちらの気持はダレてきた。何物かが外にいて、たぶんそれは鳥でも犬でも、要するに通常よりも強力になったのなら何でも良いのであって、見せたいのはパニックに陥っている人物たちの心理が主なんだと思う。ただ、それももう少し説得力がないと、たとえば倉庫のあたりから侵入してきたタコかムカデの怪物のような生き物の描写にしても、実にチープなのである。予算の関係もあろうが、もう少し何とかならなかったのか。
霧の中に怪物が潜むという設定は、文字どおりチープさを覆い隠す巧いシチュエーションなのだけれども、さすがに思わせぶりが長すぎると馬鹿馬鹿しくなってきて、彼らの長いディスカッションばかり聞かされて苛々してきた。ここはあと一つ、なにか退屈させない要素を入れるべきだったように思う。
B級作品には、ふしぎなカルト的魅力の生まれる例がいくつもあるが、どうもその気にもなれない。単に低予算だけではない、知恵のほうも低いものになっているように思えた。
タカちんさん [DVD(吹替)] 3点(2018-04-28 20:03:09)
261.《ネタバレ》 若干の予備知識ありで鑑賞したにも関わらず、スーパーに立てこもる人々に迫り来る脅威にドキドキしながら引き込まれた。
「霧」という舞台装置を上手に使い、見えざる脅威を少しづつ明らかにしていく展開は秀逸と評価できる。

この手のシチュエーションホラーではよくある展開だが、本作でもはやり非常事態における「人間同士の諍い」をメインテーマに据えている。
特にある狂信的な女性が、危機が深まるにつれ群衆の共感を得ていく様子は、私たち日本人には異様に映る。
自然現象のほとんどを科学的な理解の内にいれている(と思い込んでいる)人ほど、人智を超える現象を目の当たりにしたとき、一種宗教的な感情に引き込まれやすいことを本作では上手く表現している。

また人々が不安と恐怖に陥る状況下で、その場にリーダシップをとれる人物がいるかどうか、またその人物が冷静な判断ができるかが実際には重要な鍵を握るわけだが、本作ではそれが決して簡単ではないこともよく表現できている。
本作の主人公は一見そのリーダータイプと思わせながら物語は進行していくわけだが、本作ではそうした予定調和に納めないところに独特のユニークさがある。

話題になっている救いのないラストの展開だが、妻も犠牲になっており、頭上を闊歩する巨大な異生物を見てしまった主人公の絶望の後では、十分にありえる行動だと納得できた。

そうした意味で、本作はどのジャンルにおいても類似性を見ない、特異なサスペンスホラーとして一定のクォリティーをもっており、佳作といえる。

※蛇足だが、ダラボン監督ということもあり、後の「ウオーキング・デッド」のキャストが数多く出演していることは意外な発見だった。
田吾作さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-02-21 11:21:59)(良:2票)
260.《ネタバレ》 アメリカ人特有の強烈なヒロイズムを痛烈に批判するようなストーリー。
日本人的には「やめとけよっ」「なんでだよっ」「ちがうだろーっ」って感じ。

そんな中、最高に最高に格好良かった副店長の最期に、英雄はヒロイズムの先にいるんじゃなくて、正義感と誠実の足跡に立つ幻影なんだと思った。

最高に後味の悪い、最高の映画。
ババロンさん [ビデオ(字幕)] 7点(2017-11-06 10:43:27)
259.《ネタバレ》 中盤で、カルト的ではあるにせよ”神の御心のままに”生きて、銃殺されたおばさん。

それに対して、殺人や自殺(自殺ほう助も含む?)を禁じたキリスト教の神の教えにそむき、大事な息子を早まって殺してしまい、打ちひしがれた主人公のおじさん。

映画のラストは、原作にはない内容だということで、このオチについては、監督らの考えが入っているとはいえ、原作者キングは絶賛したという。

ということは、キングは宗教というものを、心から信じているというよりは、客観的な見方で「信じすぎても、信じなさすぎても。どちらにしても、いい結果を生み出さないかもね」というドライな価値観を持っているのではないだろうか。

原作のラストは、ラジオから流れる放送を聴いてそこで語られていた避難所(安全かどうかは読者の想像次第)に向かうという場面で終わるそうで、その場所の名前は”HOPE(ホープ。希望)”。

でも当初は名前をはっきりつけておらず、ファンから抗議があって書き換えたそうで、どちらかというと、ファンが”希望”を抱かせるオチを望んでいたのでしかたなく合わせたということだったのかもしれない。

(「ショーシャンクの空に」もキーワードがhopeでしたからね)


そういえば「ミスト」の原作発表後に作られている「バイオハザード3」でも、アリスたちが、安全だというラジオ放送を頼りに向かったアルカディアで、実際はえらい目にあっていた。

「28日後...」でも、主人公らがラジオ放送で安全だといわれていた軍の基地に向かったら、えらい目にあってしまっている。

『危険な状況下でラジオ放送で語られる<安全地帯>は安全じゃない』

という法則をはじめて作ったのはひょっとしたら「ミスト」の原作かもしれませんね。

いずれにせよ私がこの後味のわるい映画を何度もついつい見てしまうのは、スーパーという閉ざされた場所で繰り広げられるシチュエーションスリラーとしての面白さにつきる。
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-06-19 17:51:11)(良:2票)★《更新》★
258.《ネタバレ》 最後に打ちのめされたという感想の方が多いようですが、私はそこまで没入できませんでした。
最後のあたりはしらけてました。

数々のアホ行動があったのが原因です。

最初にシャッターを開けるときですが、外に化け物がいるという情報があったのにシャッターの閉じるボタンに手をかけておかないのはなぜでしょうか?さんざんモンスターと引っ張り合いをした後に「シャッターを閉じるんだ!」ってアホ丸出しです。

次に夜間に光に虫がおびき寄せられてきたときのことです。
虫を見るためさらに明かりをつけるスーパーアホ行動がでます。
最初に飛んできた虫は20cmほどでしたが、ガラスを割るようなでかい虫もいるかもとなぜ考えないのか?
ここでこんなアホなら死んでも仕方ないなとすっきりした気分になりました。

ロープをつけて外に銃を取りに行った人がいましたが、そのロープが猛烈に引っ張られます。
それを一生懸命に引き戻そうとする主人公達。
もう絶対助かるわけないのにこれもアホ行動です。

あてもなくあんな燃費の悪そうな車でスーパーを飛び出すのもアホですし、最後自殺を決行するのはリアリティがないと感じました。
衰弱死するまで車の中で粘るのがリアリティある行動だと思います。
承太郎さん [DVD(吹替)] 4点(2017-05-18 07:54:32)(良:1票)(笑:1票)
257.《ネタバレ》 閉ざされた舞台での人間同士の精神的な恐怖による行動、というところに主眼が当てたいように思えたが、あのうるさいおばさんにあんなにたくさんの人達が賛同するとは思えない。また、そうかと思えば怪獣どもはとにかく気持ち悪くて、挙句の果てに恐竜並みのでかさもいると来た。最後はいくら望みがなくなったといえ、父親としてああいうな結論を出すとは思えない。そしてあの皮肉なエンディング。。。何とも言えない後味の悪い映画です。つまらない映画、ではなく、描写のグロさもあって、もう観たくない映画です。
珈琲時間さん [DVD(字幕)] 3点(2016-11-17 22:01:14)(良:1票)
256.モンスターパニックものが好きな人にはお勧め。
なんでそうなったとかこうなったとか詳しい説明はされない事で観客の没入感を高める狙いか。
本当に恐ろしいのは人間自身だというのもよくあるパターンだが、ああいう状況になったら本当にありそうで怖い。
ヴレアさん [地上波(字幕)] 7点(2016-11-02 08:42:17)
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【点数情報】

Review人数 275人
平均点数 6.37点
031.09%
182.91%
220.73%
372.55%
4279.82%
52810.18%
64917.82%
76925.09%
85720.73%
9124.36%
10134.73%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.36点 Review36人
2 ストーリー評価 7.06点 Review45人
3 鑑賞後の後味 4.68点 Review47人
4 音楽評価 5.92点 Review26人
5 感泣評価 4.76点 Review25人
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