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男ありて

[オトコアリテ]
1955年上映時間:109分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマモノクロ映画スポーツもの
新規登録(2008-05-07)【Nbu2】さん
タイトル情報更新(2022-05-19)【イニシャルK】さん
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監督丸山誠治
助監督梶田興治
キャスト志村喬(男優)島村達郎
夏川静江(女優)島村きぬ江
岡田茉莉子(女優)島村みち子
三船敏郎(男優)矢野光男
藤木悠(男優)大西博
清水元(男優)小池
清水将夫(男優)瀬川記者
土屋嘉男(男優)丸山
加東大介(男優)雑誌記者
伊東隆(男優)島村照夫
恩田清二郎(男優)殴られる塁審
脚本菊島隆三
音楽斎藤一郎
撮影玉井正夫
配給東宝
照明石井長四郎
あらすじ
弱小プロ野球チームの監督島村は家庭を顧みずただチームの勝利の為に日柄年中行動している男。その行動は周りから見ればある意味無茶、無謀の類だが他人の事などどこ吹く風の毎日。そのうちシーズンが佳境に入ると同時に妻の容態が悪くなった。名優志村喬の演技が冴える。
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1.《ネタバレ》 「生涯映画ファン」の自分がこの先何年生き、どの位の映画を見続けるかは?だが「好きな男優」として俳優志村の名はこれからも残っていくだろう。このレビューを見ている皆様もわかるだろう、いかに彼の演技の幅が凄いか。そしてスクリーンの人物に完全に同化し映画ファンに強烈な印象を残していった、まさに日本映画が誇る名優だと私は力説したい。彼の演歴上何がベストかと考えると結構難しい。黒澤映画だけではない、他作品にも名演が有りすぎて選択にも困る。で私見で恐縮だが、この作品は間違いなく役者志村のベストアクトに入る一本。実はこの作品、改めて見直し「坂田三吉=王将」の換骨奪胎版であることに今更ながら気付いたのだが、それを感じさせないほど志村の演技は素晴らしい。勝負の世界に生きてゆく為、家庭を顧みず自分の路を突き進む老監督をうまく演じている。そしてラスト、シーズン終了後に妻の墓に向かってしみじみと感謝の意を述べる彼、絶品。野球解説者の豊田泰光氏曰く、「邦画史上唯一の野球映画」、そして俳優志村の伝記本の表題(これも素晴らしい)にもこの映画のタイトルが使われている。私にとってはどんな男優よりも格好良い、まさに「男ありて」の映画。以上。
Nbu2さん [映画館(邦画)] 8点(2008-05-07 17:33:14)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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400.00%
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600.00%
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81100.00%
900.00%
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