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イントゥ・ザ・ワイルド

[イントゥザワイルド]
Into the Wild
2007年上映時間:148分
平均点:6.99 / 10(Review 74人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-09-06)
ドラマアドベンチャー実話ものロードムービー
新規登録(2008-08-18)【タコ太(ぺいぺい)】さん
タイトル情報更新(2017-12-12)【イニシャルK】さん
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監督ショーン・ペン
キャストエミール・ハーシュ(男優)クリストファー・マッカンドレス
マーシャ・ゲイ・ハーデン(女優)ビリー・マッカンドレス
ウィリアム・ハート(男優)ウォルト・マッカンドレス
ジェナ・マローン(女優)カリーン・マッカンドレス
キャサリン・キーナー(女優)ジャン・バレス
ヴィンス・ヴォーン(男優)ウェイン・ウェスターバーグ
クリステン・スチュワート(女優)トレイシー
ハル・ホルブルック(男優)ロン・フランツ
ザック・ガリフィナーキス(男優)
櫻井孝宏クリストファー・マッカンドレス(日本語吹き替え版)
小林優子ビリー・マッカンドレス(日本語吹き替え版)
伊藤和晃ウォルト・マッカンドレス(日本語吹き替え版)
本名陽子カリーン・マッカンドレス(日本語吹き替え版)
石丸博也ロン・フランツ(日本語吹き替え版)
脚本ショーン・ペン
音楽マイケル・ブルック
エディ・ヴェダー
挿入曲エディ・ヴェダー"Guaranteed"他
M・C・ハマー"U Can't Touch This"
グスターボ・サンタオラヤ"Picking Berries"
マイケル・ブルック"Best Unsaid"他
エミール・ハーシュ"Angel from Montgomery"
クリステン・スチュワート"Angel from Montgomery"他
撮影エリック・ゴーティエ
製作アート・リンソン
ショーン・ペン
製作総指揮フランク・ヒルデブランド
美術ドメニク・シルヴェストリ
編集ジェイ・キャシディ
動物スンニ
その他ジャック・ニコルソン(Thanks)
あらすじ
大学をトップクラスで卒業し、輝ける未来が待つばかりだった一人の青年。彼は全てを捨て自らの足で旅に出る。様々な出逢いと別れを繰り返しながら、彼の目指すはアラスカの大自然。ただ生きることを目的として生きるために。しかし、彼を待っていたのは過酷な運命だった…。 実話をもとにした冒険家ジョン・クラカワー原作のベストセラー「荒野へ」をショーン・ペンがメガホンを取り映画化。
ネタバレは禁止していませんので
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74.《ネタバレ》 正直Supertrampさんに共感できないので低得点。映像はとてもきれい。
若者の現実逃避の旅は良いと思うし、本人の性格がよさそう(少なくとも映画の中では)なので、友達もできるし、養子を申し込むほどになるRon老人とも仲良くなる。そこまではいいのだが、なんでAlaskaなのかという理由がいまいち。そして自然で暮らすのはいいにしても、もしBusが無かったら、テントで暮らすはずだったの?そしたらもっと早くキャンプ生活が終わって、河が増水する前に家に帰れたかもしれない。アラスカは夏でも冷え込むし、Denaliの近くは高度もあるので、さらに朝晩は厳しい。そんな裸で歩いたりできないって。野生のMooseは生で見たことがあるが、かなりでかいので、全部を食べようとするのは無理がある気がする。ハエが来る前にLeanなところだけでも燻製にするべきだったか、まずはSteakにして食べるか。ただもちろん寄生虫がいるので注意が必要ですが。それからアメリカ人は、地方の人は女や子供ですら狩りをするので(少なくとも中西部)みんなその肉の取り扱い方法はわかっているはず。とくにNorth Dakotaならなおさら。もっといろんな普通の人たちが、狩りをしているだろうけど、West Virginia出身だから、そんな経験もないんだとは思うけど、それにしてももうちょっといろいろ学んでからAlaskaに行って欲しかった。

それから何より、ユタ、カリフォルニアなどを放浪しているときの体が焼けていなさすぎ。ひげや髪形もきっちりしすぎているし。夏にあの辺いたら、数日で真っ黒になるし、昼間は40度とか余裕で越えてくるし。全般を通して、靴が全然すり減らないのも減点。ヒッチハイクしてるんだから、歩いている距離も相当なはずで、靴はすり減ってほしい。鞄も最後までけっこうきれいだし。Jeansが破れたくらいで、かっこうがきれいすぎ。日焼け、無精ひげ、ぼさぼさの髪形で服もどろどろになっていて欲しかった。このあたりの現実感のなさが、映画の質を落としている気がする。Chapterに分かれていることとか、アップが多いとかの以前の問題な気がする。

いろいろ文句言ったが、映像はとてもきれいで、またアラスカに行きたくなったので、5点!
おさとわさん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2022-02-06 15:38:15)
73.《ネタバレ》 サリンジャーの小説『ライ麦畑でつかまえて』は、理想を求めて街を漂流する少年がもがきながらもやがて現実と折り合いを付けようとする物語だ。この映画も似たような匂いがあり、大学を卒業した青年が真の幸福を求めて、失踪同然の当てもない旅を続ける。あまりにも無鉄砲で青臭くて世間知らず。しかし、かつて問題児だったショーン・ペンは彼にある種の羨望を抱いていたのだろう。大人としての客観性も兼ねており、ドル札を焼きながらもバイトで資金を溜める矛盾に、列車に無賃乗車をすれば容赦なく殴られ、アラスカの荒野での廃バス生活では独りで暮らすことの限界を知っていく。「幸福は誰かと分かち共有するもの」。死に際にそれに気付くとはあまりに皮肉すぎる。もし地図を捨てていなかったら家族と抱き合っていたかもしれない。そして父親になって、自分を戒めるように子供に現実の厳しさを教えていたはずである。見る年齢によって感想がかなり変わるだろう。卒業間際で内定も見つからなかったときに本作に出会い、彼に共感していた。定職を持った現在なら冷静に見ていたかもしれない。親不幸にならない程度に、醒めないうちに行動することは若さという特権だ。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 8点(2017-07-11 19:19:17)(良:1票)
72.《ネタバレ》 賛否両論あるが、ダメだった。「厭世的な主人公が自由気ままに旅してみました」という枠組みに収まってしまう映画だった。
旅で出会う人との触れ合いはいいのだが、身勝手な行動に共感できず逆に鼻につき、結局主人公は何がしたかったんだということに関してクエスチョンマークを付けざるを得ない。
カジノ愛さん [DVD(字幕)] 4点(2017-06-30 21:32:35)
71.《ネタバレ》 インテリ馬鹿が荒野を行くロード・ムービー。

親の心子知らず、子の心母知らず、過去と現代が行きかう前章+5章構成。
写真、息子、主人公は家族を見捨てきれない、ちょくちょく映される葛藤、起きる母親、父親、雪道、電車、冬の旅路、手紙の文字だけが画面に浮かぶ。

画面を文字が横切る光景はイライラする、書き綴られる日記、雪原の隅から車がグングンと近づくもの、上空、荷物を抱えた男が長靴を受け取り、別れの挨拶、文字が題名となって消えていく冒頭。面白い。

切り立つ山々を一人突き進む。空を奔る雲。ライフル片手に狩りをしながら生活していく生活に飛び込んでいく、捨てられた車両、探索、家作り 、男が何故旅を続けているのか・目的はなにか徐々に明かされていく。

自然や動物との出会い、一人遊び、親子を殺るほどの覚悟はまだない、二年前の過去へ。物語はしばしば現代と過去を幾度も行き来する。
飛び乗る者、空に放られるもの、ビデオカメラの映像、お祭り騒ぎで酒場に入っていく者たち、会話、強調される表情、窓から放られるもの、手紙、捨てられる写真、別れ、押入れに貼られた憧れは真っ二つに割れる。セルジオ・レオーネ「善玉・悪漢・無頼漢(続・夕陽のガンマン)」。

しがらみから解放されたい、自由気ままに走っていく、トラブルで奪われる「脚」、資金との決別、小川、河、砂漠、街、森、海、農場、滝、岩場、岩山、ヒッチハイク、トラック、貨物列車、旅人たちとの出会い、別れ、再会。フィルムが流れるようにスライド。
届かぬ思い、利用される思い、突然泳ぎだす二人は子供のようにじゃれ合う。黙って静かに見守り、許すのは成年への信頼の証、愛する男のもとへ真っ先に飛び込む、娘のよう、鳥、鳥、鳥、テントの灯りが消える瞬間に暗示されるもの。

リンゴに語り掛ける、自己暗示、季節、雪解け、資金稼ぎのための職業体験、バイト、様々なものから学び直す旅。
恩人を連れ去るもの、両親の真実は映像では語れらない、偽りの家族、電話しながら話し相手にもなる大変さ、親切、買い物かごに積まれた船、激流下り、手の込んだ自殺、雄大な河、イカレ野郎にイカレカップル、マスカラより先に胸隠して下さい、出会うのは夫婦だのカップルばかり。

小銭は電話が必要な人にだけあげる、刺激を求めるが故に自ら金を捨てる、馬と一緒に走ったり、待てませんでした、旅をするにもルールに縛られたくない、線路から穴倉を抜けた先に待つもの、初めて政治家と意見が合った瞬間、見知らぬ街・国、格差社会、思い出される過去の自分。

鉄道を守る男たちからの“ご挨拶”。「北国の帝王」みたいにゃいかないね。
徐々に血にまみれるようになり、過去の喧嘩が明かされることでスリルを増す旅。苦い記憶、黙って見守るしかなかったもの。
孤独な狩りは野生及び死への接近、獲物が倒される瞬間は映されない、獲物をかっきる、生きるために血肉を生々しく貪り、たかる虫、メモ、保存、独り言、家族の会話。
ヘラジカ「俺の生涯でもっとも悲しい出来事だったよ」
虫や獣が匂いに惹かれてやってくる。

家族(になる前にヤルること)、匂いから逃れるために水に裸で泳ぐ、ズボンを脱ぐことで誘う、それを抑えるための筋トレが逆に惹かれさせる。

メガネは学ぶ人としての自分、時折入るスローモーション演出は俺の腹筋に襲い掛かる、木や草を掴む生への執着。

ヌーディストビーチ、オーマイゴッド温泉まさかの実在、良識(国境を無許可で超える)、横から捉えられる斜面は一般人と彼の境界線のようだ。
ベルトに刻まれる思い出、、岩山での挑発と緊張、変化、なにもないはずの場所で談笑、なんでもありそうな大自然で「なんもねえぞ!」と乱射、炭には御用心、手放せない知識、誤る判断、馬鹿やっちまったと後悔、銃が枕代わりに、のたれ死ぬ自由、みな自由に生きようとする彼に惹かれてしまう。

親も味わう苦痛、震えは恐怖か歓喜か、手紙。

運動を止めたバスの中で、彼は空の彼方で今も旅を続けているのだろうか。空を移動し続ける雲のように…。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2016-08-26 06:48:00)(良:1票)
70.一度観始めて、つまらなく、眠くなったので途中で見るのをやめた作品であることを鉄砲水のシーンで気がついた。
今回は、眠くならずに最後まで見たのだが、家族とも社会とも縁を切って荒野をさまよって得た結論が「幸福が実現するのはそれを誰かと分かち合えた時」って、正直どうなのって思ってしまう。
ちゃっと、生活できたならそれで良かったのだろうけど、サバイバル技術もイマイチみたいだし、主人公に共感できる部分が皆無なのでかなり低い評価にしました。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 4点(2016-07-23 22:50:41)
69.《ネタバレ》 痩せ衰えた青年が荒野の中で独り「幸福が実現するのはそれを誰かと分かち合えた時」と一筋の涙を流す。実話だという事で、ご家族の胸中を思うと胸が潰れそうです。この台詞、分かち合える者がいなくとも実現は出来ると私は考えます。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 7点(2016-04-09 22:01:16)
68.《ネタバレ》 20代の青年が、自分探しの旅に出る。
青春ロードムービー。

私も似たような20代を送ってきた。
もちろん、この映画のように生死をかけた旅路ではなかったが。
必至に何かを得たくて、今あるものを捨て、旅に出た。
そこには心配する家族もいたし、周りにも迷惑をかけた。
特に親には、大変な迷惑をかけた。
後悔もしていないし、あの頃があったからこそ、今の自分がここに居られるのだと思う。

本作に関して、そういった自分自身の人生体験と、フラッシュバックする場面があったかと言えば・・・ほとんどなかった。
人種の違いというのも要因の一つだったかもしれないが、一番の原因は、生死をかけて臨んでいたかどうかだ。
さすがに、自分探しの旅で、ここまで生死に関わる旅をしたことはない。

自分探しの旅を、普遍的な設定で描いてくれていれば、もっとのめりこめただろう。
しかし、かなり環境依存していて、普遍的とは言い難い。
しかも生死をかけているので、さすがに自分と重ね合わせるには、次元が異なった。

描こうとしているテーマはとても深刻で、社会性をも帯びていて、奥深い。
偏った家庭環境が、その子供の将来に影を落とす。
そういった、悲劇をも内包していた。

作品としては真面目だし立派だが、自分探しの旅って、自分の感覚からすると、青春時代の戯れにすぎない。
そんな私が、共感できるだろうと期待して観てしまったものだから、さすがに入り込めなかった。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 5点(2016-03-07 02:32:55)
67.得るものと失うもの。旅のリアルがあるように思う。
ようすけさん [インターネット(字幕)] 7点(2015-11-29 00:06:44)
66.《ネタバレ》 序盤の家族間の会話のシーンまで見てこの映画ダメだと思ったけど、大自然という良質な素材があれば誰が撮ってもそれなりの映画が出来てしまう、そんな一本。
冒頭で車を降りて雪原を歩くシーンの不可解な視点による奇妙な構図でハナっからセンスのなさが出てしまった上に、無駄にスローモーションを多用したかと思えば、家族間の会話のシーンではほぼ全てのショットがクローズアップという有様。
ただ、猟をして獣の肉をさばいたりするアドベンチャーっぽい場面や、革のベルトに自分の旅を一大絵巻のように描いたりするアイディアは面白いと思いましたし、最後のチャプターでの老人との交流は心温まるような一節になっており大自然の雄大さのみならず人間性を丁寧に描いていたところは凄く良かったと思いました。
旅の最終目的はアラスカに行く事だったようでしたが、最初に廃バスに辿り着いてそこを拠点にして生きているように見え、且つ、そこで最期を迎えていたことから移動感が感じられず“アラスカに向かう”という大局的なテーマが薄らいでしまっていた事がちょっと残念に感じました。
もっつぁれらさん [映画館(字幕)] 6点(2015-10-17 13:32:10)
65.面白かった。ショーンペンの監督としての才能を感じさせる映画でした。ロードムービーとサバイバル映画を混ぜたような映画の中で、少年の頃の体験など親子間の葛藤に悩み旅をする青年。きっとその答えは自分も親になってみないと分からないのかもしれないのだが、大学卒業したての青臭さと出会った大人たちとのふれあいが、青臭いガキの理想みたいな話をそんなことを忘れた現実主義の大人がちゃんと中和してくれて観ていて嫌な気がしない。
また、ロード・オブ・ドッグタウンの時から思っていたが、エミール・ハーシュがかつてのリヴァーフェニックスやディカプリオを彷彿とさせる雰囲気と演技で観る人を映画に引き込んでいく。まあ、実話を元にという話なんで、エンディングはこういう感じにならざるを得ないのでしょうが。私も同じ歳の頃、なにも決めずに一人カナダに1年ほど行ったことがあるのだが、その時の体験や気持ちは、一生忘れないだろう。そんなことができるのは企業戦士になる前の若い時だけ。今、草食系と呼ばれる若い世代の人たちにも殻を破って今まで経験したことのない事を経験してほしい。(たとえ海外じゃなくても)でも家族には連絡を。
シネマファン55号さん [インターネット(字幕)] 8点(2015-02-04 15:37:55)
64.《ネタバレ》 世を儚み、文明社会と縁を切って、自然と共に暮らしたいと願う人はいるだろうが、実行する人は稀有である。それを敢行した人の実話なので貴重だ。彼は潔癖な性格だ。それは、車、身分証明書、お金、名前まで棄てて、過去と完全に決別した上で旅立ったことからも窺える。潔癖ゆえ、私生児たる出生の秘密と、家庭内不和がどうしても許せなかったのだろう。遁世の理由は「愛よりも金銭よりも信心よりも名声よりも公平さよりも真理を与えてくれ」という言葉が近く、真の人間たる姿を求道していたのだろう。
都会出の彼が、最初からアラスカ行を計画していたとは思えない。放浪しながら、もっと厳しい環境に身を置こうと、思いついたのだろう。「人生において必要なのは、実際の強さより強いと感じる心だ。一度は自分を試すこと。一度は太古の人間のような環境に身を置くこと。自分の頭と手しか頼れない苛酷な状況に一人で立ち向かうこと」
人を拒む厳寒の自然の中に身を置き、自然の恵みだけで生きるには、強靭な精神力が必要だ。彼は、世を捨てたのではなく、生きている証しとして自分の限界を試したかったのだろう。人間とは何かという真理を見つけたかったのだろう。彼は価値観の定まらない軽佻浮薄な若者ではなく、確固とした哲学を持っていた。だから出会う人達との間に交流と友情が生まれ、強烈な印象と影響を与えた。特に最後に出会った老人との交流は胸を打つ。老人は、若い頃に妻子を交通事故で失くした退役軍人だ。家族を喪失した老人と、家族を捨てた若者とが、お互いの身の上を話し合い、理解し合い、遂に、老人は若者に養子にならないかと申し出る。人間も捨てたもんじゃないと思わせてくれる。結果として彼が落命したのを理由に非難する気はない。自然との暮らしは死と紙一重なのだ。
「偽りの自分を抹殺すべく、最後の戦いに勝利して、精神の革命を成し遂げるのだ。これ以上文明に毒されないよう逃れて来た。たった一人で大地を歩く。荒野に姿を消すため」このような人はもう現れないのではないか。劇中彼をキリストになぞらえた人がいたが、宜なるかなである。勇気ある冒険をした彼を賞賛したい。遺憾なのは、彼が増水した河に沿って移動しなかったこと。実際四百m先に鉄道があったらしい。又、廃バスが無ければどうやって住処を確保する積りだったのか。移動手段を車や貨車に頼ったのはどうしてか。気になる点である。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 8点(2014-11-30 19:38:57)
63.10代の頃なら何か得るものがあったかも知れませんが、長いだけでとてもつまらなかったです。
DAIMETALさん [DVD(吹替)] 2点(2014-08-16 00:10:28)
62.《ネタバレ》 評価が高いので鑑賞してみた。これは鑑賞時に気持ちが満たされている人が見ても感銘を受けない作品かも。自伝的な実話物は美談化される事が多い。それを置いておいてフィクションの映画として観ても、今の私には合わなかった。家庭環境で心がやさぐれ哲学チックにセンチメンタルな青年が、関係者を心配させたまま失踪して死ぬという、なんとも人騒がせで身勝手な奴の話で、映画の中の彼とは親子関係が似ている私は、妹に一番感情移入してしまい『自分だけ家から抜けやがって!残した妹には電話一本入れたれよ』と誠にイライラする映画でした。そして尺が長い。ロードムービーの部分は出会う人々がみんな素敵で良かったんだけどなぁ。そこは架空だしテーマがそれじゃないからダメか。まぁ好きな事して死んだのだから幸せだわ。主人公よろしく両親に『どうぞご勝手に』と心がすさんでいた思春期の頃の私がこれを見ていたら、気持ちもワイルドに動いたかもしれない、と今は思った。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-05-20 16:02:02)
61.《ネタバレ》 いい作品!アメリカでは彼の行動に賛否両論があるみたいだが、旅にアクシデントはつきものでありそれがたまたま彼には『死』であった。何もかもを捨てて自由を求めたのだからこそ彼は何が何でも生き抜きたっかたはずだ。そしてこの体験を旅で世話になった人と共有することによって本当の幸福を得たかったのかもしれない。
ぷるとっぷさん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2013-09-06 19:29:02)
60.2時間という短い時間を楽しませてくれる映画は数あれど、人生に何かしらの影響を与える作品は数少ない。本作はその後者に値する作品の一つだ。
バックパッカーなど長期の旅を好む人はそれほど珍しくはない。それは不遇からの逃避であったり、金銭的な余裕による娯楽であったり形は様々だ。しかしこの主人公の旅はかなり異質である。映画では逃避という言葉が使われていたが、それは通常の逃避とは明らかに異なる。彼は裕福な家庭に生まれ、ハーバード大学を卒業し能力的にも金銭的にも恵まれていた。多くの人が求め、手に入れば満足するものを持っていながらそれを捨てて彼は旅に出た。学資預金を寄付し、身分証明書を切り捨て、持っていたわずかな金を燃やした。ここまでできる人間が世の中にどれほどいるだろうか?社会からの逸脱。保険のない、荒野へ(into the wild)向かう旅だ。人生は、世界はこんなにも素晴らしく、美しい。そう教えてくれる映画だ。
余談だが、ものごとを現実的に考え哲学的なものに意味を感じない人は観るのをやめた方がいいかもしれない。この映画は無数にある人生のあり方の可能性を一つ提示してくれるだけで、哲学同様答えを示してくれるものではないから。
ばかぽんさん [DVD(字幕)] 9点(2012-11-11 04:34:45)
59.ありがちなエピソードつぎはぎロード・ムービーを危惧していたのだが、この出来の良さには驚いた。ショーン・ペンという人に監督の才能まであるとは思わなかった。余計な発想一切なし、ただアラスカを目指したいからと、粛々とそれに向けて進む主人公。そのコンセプトで作品全体が確実に統一されているし、陳腐な「自分探し」などとは無縁な潔さに溢れている。主人公と接する人はみんなどこか主人公と同じ匂いがするし(トレイシーだけ浮いている気はするが)、妹のナレーションを挟んでいく構成も効果的。遠・中・近や動・静を使い分けるカメラワーク、静謐ささえ感じさせる音楽もセンスが良い。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-08 00:50:13)
58.一見ヒッピー文化への懐古主義にも見えるが、内容は軽い気持ちで自然に帰ろうとして自然に跳ね返されたお坊ちゃまの物語というヒッピー文化への自戒的逆説的な総括。実話ということを考えると観念的には興味深くもあるが少しセンチメンタルすぎやしないか。まあ見るべき人が見れば評価する映画だろうけどね
Arufuさん [DVD(字幕)] 6点(2012-09-03 10:27:20)
57.《ネタバレ》 裕福な家に生まれ、多くの物を与え続けられたクリスは大学を優秀な成績で卒業した。しかし彼は貯金を寄付し、カードを切捨て、車を乗り捨て札を燃やし、本当の自由を求めアラスカへ旅に出る。主人公クリスの発言や行動力はとても尊敬できました。アラスカの大自然も素晴らしいです。しかし、人間は一人では生きていけないんだなという事も改めて分かった気がします。綺麗な終わり方をしますが、やるせない気分になりました。クリスは最後幸せを感じているのですが、やはり違う形で幸せを感じて欲しかったです。
nyarameroさん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-25 18:52:06)
56.《ネタバレ》 彼の人生とは何だったのか、と思ってしまう。帰る気などなかったのだ。何が幸せかなど、荒野では何も見出せやしないと言ってやりたい。働いて金を稼いで、時々主人と贅沢をする。私の毎日。面白いことも、つまらないこともあるけれど、とても満たされている。大切な誰かと深い関係を作れなかったこと、それこそが不幸のように感じてしまう。彼の帰りを待っているひとがいたら、きっとこんな悲しいラストにならなかったのでは。ラストは薄々感づいてはいましたが、旅の途中での楽しいロードムービーが消し飛んでしまうようでした。そうは言っても実話だからしょうがないか。
SAEKOさん [DVD(字幕)] 6点(2012-03-19 15:15:41)(良:1票)
55.ドロップ・アウトした青年の放浪の旅には最後までそれほど惹かれずじまい。 ショーン・ペンが彼に入れ込むのは分らなくもなく自然描写もすばらしいですが、ずっとバックに歌を流すのが通俗的で、実話なので仕方ないけれどラストも後味よくなくて。 その中でも孤独な老人との邂逅は心に残り、クリステン・スチュワートが一番魅力的な作品かもしれません。 出ずっぱりではなく旅先で出会った音楽をやる少女なのが鮮烈な印象を残します。
レインさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2011-10-12 06:59:59)
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【点数情報】

Review人数 74人
平均点数 6.99点
000.00%
100.00%
211.35%
300.00%
4810.81%
5810.81%
6810.81%
71824.32%
81520.27%
91114.86%
1056.76%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review6人
2 ストーリー評価 6.80点 Review10人
3 鑑賞後の後味 6.80点 Review10人
4 音楽評価 7.75点 Review8人
5 感泣評価 8.00点 Review7人
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【アカデミー賞 情報】

2007年 80回
助演男優賞ハル・ホルブルック候補(ノミネート) 
編集賞ジェイ・キャシディ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2007年 65回
作曲賞エディ・ヴェダー候補(ノミネート) 
作曲賞マイケル・ブルック候補(ノミネート) 
主題歌賞エディ・ヴェダー受賞"Guaranteed"

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