1.原作者である高野さんの小説は全て読みました。この人の小説はタイムリミットを設定し、そこまで一気に読ませるスピード感が売りですが、残念ながら映画ではあまり出せていませんね。3時間後~は高野さん自身が監督ですが、期待したほどではなかった。話の内容は未来が見える若者とそれに関わる女性のドラマです。題材としては15年ぐらい前に日テレ土曜9時、ジャニタレ主役でやりそうなもの。ちょっと古いです。結末を知っているのも楽しめなかった理由ですが、何と言っても真木よう子が悪い意味で目立ち過ぎ。滑舌がかなり悪く、いちいち気になって集中出来ずに終わってしまいました。作りとしても内容や雰囲気より、売りであるスピード感で勝負して欲しかったです。