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ぼくのエリ/200歳の少女

Let the Right One In
(Låt den rätte komma in / Lat den ratte komma in)
2008年【スウェーデン】 上映時間:115分
平均点: / 10(Review 67人) (点数分布表示)
ホラーサスペンスファンタジーロマンス小説の映画化
[ボクノエリニヒャクサイノショウジョ]
新規登録(2010-07-10)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2011-04-11)【+】さん
公開開始日(2010-07-10
レビュー最終更新日(


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監督トーマス・アルフレッドソン
原作ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト「モールス」(ハヤカワ文庫刊)
脚本ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
音楽ヨハン・セーデルクヴィスト
撮影ホイテ・ヴァン・ホイテマ
配給ショウゲート
編集トーマス・アルフレッドソン
その他ショウゲート(提供)
あらすじ
母と2人で暮らすオスカーは、日々学校でイジメられていた。先生も友だちも誰も気づいてくれない。そんな孤独な彼の住むアパートに、不思議な少女エリが引越して来た。夜毎に雪の積もる中庭で語り合う二人。更にはオスカーの発案で、壁越しにモールス信号を送り合うようになる。一方、町では謎の殺人事件が続発していた。 スウェーデン発、世界中で多くの映画賞に輝いた異色のヴァンパイア物語。
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67.《ネタバレ》 冒頭の無音の雪景色に一気に引き込まれる。抒情的で静かな語り口ながらも、時として牙を向けるようなホラー演出にハッとさせられる。少年と少女の儚さと、人間と吸血鬼の歪さ、二つの要素は相反しながらも凍てつくストックホルムの街にお伽のように溶け込んでいる。例のシーンを知っているかいないかで映画の印象は大きく変わるだろう。それでもオスカーは個としてエリに尽くすことを選んだ。自分の置かれている地獄から抜け出してくれる救世主。ロマンチックな男の子がリアリストの"女"にただ利用されて捨てられることを知らずに。ラストの微笑ましいモールス信号のやり取りに、ふたりぼっちの血みどろの未来が広がる。切なくも残酷なのに、美しさすら感じさせる引き際だ。説明過多にならず、想像力を膨らませる、その"たどたどしさ"が映画の質と余韻を一ランク上げているのである。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 8点(2017-12-11 20:21:51)《新規》
66.萩尾望都の「ポーの一族」でエドガーがアランに「きみもおいでよ。ひとりだとさみしすぎる」というシーンがあったのを思い出しました。
日本の映画タイトルがミスリードを誘い、そのせいで見る気のなかった映画でした。
残酷なシーンもたくさんあります。見ていて嫌になるようないじめのシーンも。
リメイクされた「モールス」も見ましたが、オスカーとエリの、その後の関係が、
幾つかのシーンから途中で死んでしまったエリの父親とエリの関係と
オスカーとエリとの関係が違うように感じられて
見終わったあとに、どこかホッとするような後味の残る映画でした。
モールス信号が生きています。
北欧の映画らしい独特の空気感も気に入りました。
omutさん [インターネット(字幕)] 8点(2017-07-02 12:47:44)
65.《ネタバレ》 ハリウッドで「モールス」とゆう映画でリメイクされた異色の吸血鬼映画。僕はどちらも観たけど、少しだけ改変はあるが、概ね、同じ感じ。雰囲気は淡々としてて静か、そしてその静かな中にギョっとするエグい描写がある。どちらかといえば「モールス」の方がちょっとわかりやすく派手に出来ており、例えばイジメ描写などは結構、相手の少年像を含めてドギツ目に描かれている。後、主役の少年はのちに、エリのオヤジ役の男みたいになるかもってゆう暗示はハリウッドの方がよりハッキリと描かれてる。ただ、酸をかぶった後の顔はこちらの方がドギツイし、少年の親父像や母親とのちょっとした交流などの細やかな描写は、こちらのほうがちゃんと描かれていて、登場人物などの実在感はこちらの方が大きいかもしれない。で、こちらの方の映画のラストはどーとでもとれる様に出来てはいるのだが(原作とは違い監督はそーゆうふうに撮ったらしい)、僕は少年がやがてあのオヤジのような存在になるのではとらえた。そう考えると、とっても後味の悪い余韻を引きずる欝映画となり、またあのオヤジ役の人の人生を考えるととっても怖い。そして、そこが面白い。
なにわ君さん [DVD(字幕)] 7点(2016-11-09 17:22:52)
64.《ネタバレ》 前から気になっていた映画をやっと観ることができました。
主人公のオスカー・バンパイアのエリ・エリの下僕と、登場人物の視点からいろいろな形でこの映画を観ることができるのでしょうが、このテーマは一言でいうと「究極の愛」。
オスカーは、最後はバンパイアであることを承知の上で、エリと行動をともにし、長い旅に出るのですが、それは二人にとってハッピーエンドかもしれないけれど、観る者には二人の重く苦しい、北欧の冬空のようにどんよりとした時間の始まりであることがわかる。
しかし、映画の最後のシーン、エリが入っている箱を通しての二人だけにしかわからないモールス信号のやりとりが幸せそうで、痛いほどに微笑ましくもある。
人間とバンパイアの恋なのだからバンパイアとその下僕の関係でしか成り立たない、でもそれでもよいと残酷なエリの求めに応じることをオスカーは選択した。
この映画のリメイク版があって、舞台はアメリカなのだけれども、やはりバンパイアのお話しはヨーロッパ、東欧とか北欧が舞台となっている方がしっくりくるし、悲しいおとぎ話のような雰囲気もある。
エリとなった女優も中性的で登場人物としてのパーソナルに忠実な感じで、この映画を観てから2日たつけれども、いまだにエリの大きな瞳が忘れられない。そしてプールで助けてもらったエリを見るオスカーの笑顔も・・・。しかし、あのぼかしがあるかないかで、映画の見方が大きく変わってしまうので、やはりいかがなものかと思うのだけれども。そういった点も含め、しばらく尾を引く映画となりそうです。
たくみさん [DVD(字幕)] 8点(2016-05-04 22:41:08)
63.《ネタバレ》 陰鬱な気持ちになる映画でした。疲れ果てた中年男(エリの父親役)はエリに血を与えるために殺人を犯しています。当たり前のように感謝の言葉も与えないエリ。中年男の疲れ切った様子はそのような生活から来るものでしょうか。やがてエリはオスカーという彼氏を作り、中年男を邪険に扱います。文句を言うわけでもなく受け入れる男。その後、中年男は殺人現場で追い詰められ、エリの秘密を守るために硫酸で自分の顔を焼くことに。中年男の献身は、血を吸われ、無残な転落死という形で報われることなく終わります。役に立たなくなったので使い捨てにされたような。最後のシーンで、エリとともに電車に乗っていたオスカーの運命を暗示しているようで、とてもハッピーエンドというにはほど遠い。陰鬱な気持ちしか残らない映画でした。でもこの空気感が好きなのでやっかいなんですよね。
kirieさん [ブルーレイ(吹替)] 7点(2015-09-15 10:30:26)
62.北欧の冬と殺人、スプラッターを前景として、テーマは異端と承認といったところか。素敵な映画だが、もう少し料理しようがあるようにも思った。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 8点(2015-07-13 21:53:15)
61.《ネタバレ》 ここのレビューサイトの高評価どおり面白かったです。エリとオスカーの関係が良いですね。エリと一緒に暮らしていたおじさん、エリは年を取らないみたいなので昔はおじさんとエリという関係ではなくもっと違った関係だったのかなって思いました。最後のプールでのシーンはあたかもヒーローが悪役からオスカーを守ったというような迫力がありましたね。エリとオスカー、今のような12歳(エリは12歳に見えると言ったほうがよいでしょうか)の関係が続くわけではないんだろうなって思うとなんともな気持ちになります。
珈琲時間さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2015-05-06 11:32:43)
60.《ネタバレ》 少年とヴァンパイア少女の恋がメインという、少女マンガにでもありそうなヴァンパイアもの。あどけない少女が繰り広げる殺戮のグロ描写もあって、独特の雰囲気。特に、プールの水中でのシーンが印象的。

残念な点が二つ。原作ではエリが実は男の子との設定のようだが、映画では去勢痕が余計なボカシで見えなかったりもして、その設定がわからなかった。
なるほど、その設定のほうがより深くて面白いのに、それを伝えきれないのはもったいない。また、キャスティングの問題で、エリがもう少し魔性の魅力を漂わせる美少女なら、もっと引き込まれたはず。その二点が違っていれば、印象も全然違って傑作になったかも。

エリを守護してきた父親代わりの男が、どういういきさつでそうなったのかはわからない。でも、少年がその役割を引き継いでいく過程を見れば、なんとなく推察できる。最初は少年とエリとの純愛ものかと思ったが、少年はともかくエリのほうは、自分を守護する人間を作りたい計算が透けて見える。
相手を虜にさせて手先のようにコントロールすることは、200歳の老獪な手練手管をもってすれば難しいことでもないだろう。ヴァンパイアとしては、それが生き延びる術なのだから責められない。エリが女になりすましたのも、そのほうが男を虜にしやすいからか。ラストでモーリス信号を交わすエリと少年のどこか微笑ましいシーンにも、少年の行く末とエリの恐ろしさが余韻となってイメージが膨らむ。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 6点(2015-04-20 23:13:23)(良:1票)
59.好き嫌い分かれそうな映画。
静かで、時々ドキッとするような雰囲気は悪くない。でもこのバンパイアものとセットで考えた時に、どうもうまく飲み込めない。
いい作品だと思うけど、個人的にはどうもイマイチ。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2015-02-09 21:39:10)
58.好きな人は好きなのかもしれないけど自分の好みでない
miumichimiaさん [DVD(字幕)] 5点(2014-08-20 01:41:28)
57.《ネタバレ》 まず邦題、『200歳の少女』は不要でしょ。余計にややこしくなる。そして肝心な部分でのボカシ、これもややこしくなる。でも、作品自体はそれらの説明不足が功を奏して、視聴側の想像を掻き立てる様な素敵な仕上がりになっていた。まるでおとぎ話の様な大雑把だがせつないお話。確かにヴァンパイア文化ではない日本では少し情報は入れた方が良い場面やセリフもあるが、後から調べても良いと思った。東欧の雰囲気も楽しめなかなか良い作品でした。
movie海馬さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-05-24 16:55:57)
56.《ネタバレ》 ポスターやジャケットの、あの金髪のカワイコちゃんが「エリ」だと思ってたらビックリ! 「ぼく」の方だったとは!?  ホラーっていうよりも、ジュブナイルって感じの佳作。映画のつくりがサスペンスやストレートドラマのようで、ホラー嫌いの方にもオススメできます。
伊達邦彦さん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-13 03:00:39)
55.そもそも「モールス」をレンタルしてこようと思って調べていたら「オリジナルが最高だから・・」という意見を多数発見。やはりオリジナルからだろうとコチラを手に取りました。
結果大正解!この映画の画面から漂ってくる雰囲気は一種独特なもので、いわゆる「名作の香り」です。これは出そうと思っても出せません。低予算&無名ゆえの「まぐれ」に近い完成度なのかもしれませんが、エリとオスカーの素人演技の雰囲気と相まって寒さと悲しさと脚本の全てがうまく融合しています。

オープニング、暗闇で静かに雪が降るシーンから素晴らしい。もちろんラストのプールのシーンもエリの瞳が全てを物語るようなインパクトがあったし、途中途中でも素晴らしいシーンが多数あります。
エリにとっては打算もあろうかと思いますが、、ラストの電車のシーンでは色んな想いがよぎります。大人の男女であっても色々あるのに、この子達ったら・・(泣) (まあ、エリのほうは私よりもずっと年上で超やり手ババアな訳ですが・・)

エリの立場に立てなかった人はあまり感動が無いかもしれませんね。エリの気の毒具合が理解できてこその映画だとは思います。 モールスしか観ていない方は騙されたと思って是非どうぞ!
アラジン2014さん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-10 16:46:01)
54.《ネタバレ》 静かなホラー。ホラーと言う分野にジャンル分けしてしまうのがもったいないくらいの良質なホラー。傑作です。そんなに怖くないので、ホラーが苦手な人にもぜひ観てもらいたい。
la_spagnaさん [DVD(字幕)] 9点(2013-09-23 00:42:31)
53.《ネタバレ》 ずっとずっと見たかった映画だ。
なんともとらえどころのないところが素晴らしい。
繊細さと残酷さの両方がある。
どこか似た者どうしの二人。通い合う心。
しかし血は通わない。少女はヴァンパイアだから。
少女エリは少年オスカーを愛するが故に血を拒まねばならなかった。
そんな痛切な恋する少年と少女の逃避行。
ヴァンパイア幻想をまるで小さな恋のメロディにのせてやっているかのようだ。
「いじめっ子なんて醜い生物は消えておしまい!」というラスト手前の衝撃、
その瞬間ぼくはエリに恋をした。
少女エリはいかにもヴァンパイアという顔つきをしている。
スウェーデンの美しい冬景色が心にしみる。
ゴシックヘッドさん [DVD(字幕)] 8点(2013-05-03 01:34:08)
52.北欧の、陽光すら淡い国で撮られると映画そのものの体温が下がる感じがするせいか、グロなシーンをはっきり見せるわりに、それすらこう、冷え冷えと淡々としてたりする。わーっという感情の昂ぶりすら白い息になって消えてゆくようだ。映像がとことん印象的な映画。抜けるような白い肌のオスカーと血に塗れたエリの赤。金髪と黒髪。暗い森の青と雪。度肝を抜かれる惨劇の場面、これまた静謐感あふれているのだけども、ここまで来た頃には観ているこちらもすっかり身体が冷え切って、つい両腕をさすってしまうのだった。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-04-26 23:56:08)
51.微妙。
ストーリー展開が遅い上になかなか本質に触れない。
ラブラブなところも吸血鬼らしいところも少ない。
そういうのを見たかった側としては、あまりおすすめしない作品。

他のレビューや解説など見てみると、どうやら背後にいろいろな設定があるらしい。
予備知識をたくさんいれてから観るのもいいかもしれません。
らんまるさん [DVD(吹替)] 4点(2013-03-31 23:47:35)
50.《ネタバレ》 主人公は絶対イケメンになりますね。色々と裏設定がありそうで原作が気になるところ。200年も生きている割には食料調達がかなりずさんだったのがちょっと。ヒロインは「エスター」の少女を思い出しました。
とむさん [DVD(字幕)] 6点(2013-03-11 00:16:07)
49.まず映像の美しさが良いです。静かな美しさの中だからこそ、ヴァンパイアの不気味さが際立ちます。酸をかぶった親父?の顔さえアーティスティックに見えてしまう。。ストーリーは大きな山場はなく、初見ではラストは???でしたが、ここのレビューを見て「そういう解釈か」と納得。そう考えるとなかなか静かに深くて恐ろしい映画かもしれない・・。
はちまろさん [DVD(字幕)] 4点(2013-03-03 21:55:55)
48.リメイク版の『モールス』を観ているので、ストーリー展開は知っているので目新しくはなかった。(本来は逆であるべきだと思うけどけね・・・)
しいて言えば、リメイク版はエリの吸血時の動きが変だったのに対して、本作は高い身体能力はあるものの自然な動きでだったので違和感はなかった。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 7点(2013-01-13 18:37:18)
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【点数情報】

Review人数 67人
平均点数 7.09点
011.49%
100.00%
200.00%
311.49%
445.97%
5710.45%
6710.45%
71116.42%
82537.31%
9811.94%
1034.48%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.57点 Review7人
2 ストーリー評価 7.75点 Review8人
3 鑑賞後の後味 7.28点 Review7人
4 音楽評価 7.33点 Review6人
5 感泣評価 7.33点 Review6人

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