小さな命が呼ぶときのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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小さな命が呼ぶとき

[チイサナイノチガヨブトキ]
EXTRAORDINARY MEASURES
2010年上映時間:105分
平均点:7.58 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2010-07-24)
ドラマ医学ものファミリー実話もの
新規登録(2011-01-23)【みんな嫌い】さん
タイトル情報更新(2017-10-23)【イニシャルK】さん
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監督トム・ヴォーン〔監督〕
キャストブレンダン・フレイザー(男優)ジョン・クラウリー
ハリソン・フォード〔1942年生〕(男優)ロバート・ストーンヒル博士
ケリー・ラッセル(女優)アイリーン・クラウリー
ジャレッド・ハリス(男優)ケント・ウェバー医師
パトリック・ボーショー(男優)エリク・ローリング
アラン・ラック(男優)ピート
デヴィッド・クレノン(男優)レンツラー医師
ディー・ウォーレス(女優)サル
コートニー・B・ヴァンス(男優)マーカス・テンプル
宮本充ジョン・クラウリー(日本語吹き替え版)
磯部勉ロバート・ストーンヒル博士(日本語吹き替え版)
甲斐田裕子アイリーン・クラウリー(日本語吹き替え版)
後藤敦ケント・ウェバー医師(日本語吹き替え版)
秋元羊介エリク・ローリング(日本語吹き替え版)
柳沢栄治マーカス・テンプル(日本語吹き替え版)
脚本ロバート・ネルソン・ジェイコブス
音楽アンドレア・グエラ
挿入曲ザ・バンド"The Weight"
エリック・クラプトン"Change The World"
撮影アンドリュー・ダン
製作マイケル・シャンバーグ
ステイシー・シェア
製作総指揮ハリソン・フォード〔1942年生〕
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクトニー・ガードナー[メイク](装具デザイン)
衣装バーニー・ポラック(ハリソン・フォード担当)
編集アン・V・コーツ
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1
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12.《ネタバレ》 ファミリー系の病気映画かと思いきや、そーいう要素もふんだんに含まれるものの、今作って本質的にはビジネス・お仕事映画の方だと思ったのですね。根本的に目指すゴールは同じでも、細かいトコロの考え方・立場や優先順位なんかが異なる上に、更にごく個人的なこだわりとかだってモ~強烈!だったりする曲者たちとも如何に力を合わせてプロジェクトを推進してゆくか…その辺りには、シンプルに非常に共感しながら観てゆけました。面白かったです。

で、その共感を高度に可能にしていたのが、やはり主演二人の演技の高さだったかな…と(また個人的には)感じています。主人公のブレンダン・フレイザーは(その根本的なモチベーションがごく個人的な事情であるコトも踏まえて)ビジネスパーソンとしてはメインのコマンドが「泣き落とし」というタイプの人物だったと思うのですが、その自分の「弱さ」をある種の武器にする感じなんかには(重ねて)個人的に大いに共感できたのですし、またフレイザーのキャラにも合っていたと思うのですよね(⇒映画に描かれるアメリカ人のビジネスパーソンとしては、やや珍しい方かもな…な~んて)。あとはナニよりやはり、ハリソン・フォードの存在感・説得力ですよね。こーいう頑固オヤジの職人気質って、思った以上にモ~何処にでも居ますからね!(頼りにはなるんだケド、時としてスゴく困らされる…)彼の起用自体は多少意外な感じでもあるのですが、でもこのハマり様はやっぱ期待どおり…かとも思います(お見事でした)。
Yuki2Invyさん [DVD(字幕)] 7点(2023-07-08 12:44:33)
11.初めて知ったポンペ病。辛気臭さ皆無の利発で明るく芯の強いメーガンの存在が本作の肝かと。彼女を死なせないと奔走(実話なのが仰天の行動力)する父親、彼に触発されるストーンヒル博士、希少疾患の新薬に対する製薬会社の筋の通った言動。組織の力で大きな仕事をする価値を意固地な博士の心模様に見ました。製作総指揮ハリソンさん良い仕事をされました。喝采。・
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 8点(2023-05-19 12:10:45)
10.ハリソン・フォード演じる、ストーンヒル博士が、頑固な科学者なんだけど、情に厚くて素敵でした。
へまちさん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-15 21:34:12)
9.《ネタバレ》 難病の存在をスタートとしながら、情緒に流れず、単なる苦労話に終わることもなく、作中の登場人物同様、まっすぐ目的に向かって作品が歩んでいる。ポイントは、薬品を製品として完成するための、ビジネスの側面や組織運営の側面に正面から向かっていること。その中で、主人公、博士、製薬会社の面々が、それぞれの立ち位置と間合いからぶつかり合っている。主人公は必要とあらば博士との決別も辞さないし、製薬会社の役員も、よくあるような金儲けだけ考えて終わりというようにはなっていない。だから、作品全体に力強さがみなぎっている。●作中、博士が60'sロックをがんがんにかけながら実験をするシーンがあるが、ラストでそれまでになかったような穏やかな笑みを浮かべる場面の挿入曲がクラプトンの"Change The World"というのは、ちゃんとシンクロしていて、気が利いてますね。
Oliasさん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-13 00:19:13)
8.《ネタバレ》 展開はありがちな難病ものだが、実話ということもあって決して一筋縄ではいかない。

■子供たちの命をなんとしても救いたい父親、我を押しとおす研究者、ビジネスの視点で見ている企業、という三者三様の意図が絡み合うため、新薬を作るといってもなかなか思い通りにはいかない。チーム行動をとらないハリソン・フォードをあえて外したり、会社を売り払ったり、果てはブレンダンはクビにされたり。

■本当は向いている方向は皆同じはず(別に製薬会社は金のことしか考えていない、という風には描かれていない)。しかしそれぞれの事情が絡み合うので、互いに分かるけれどもどうしようもない状況になっていく。確かに最後の行動は普通に見たら公私混同極まりない。まあブレンダンとしても子供が助かったらあの会社にいてもしょうがないわけで、みんな落ち着くところに落ち着いた印象も受けるが
θさん [DVD(字幕)] 9点(2012-01-09 00:33:59)
7.《ネタバレ》 ハリソン、ブレンダンと変わったコンビが目に付いたので鑑賞。他作品ではアドベンチャー映画が頭によぎる2人ですが、子供達のために愚直に進む父親ブレンダンと騒音変人頑固じいさんハリソン、非常に上手く演じきっていると思います。あの頑固ハリソンが折れて?ブレンダンに協力するシーンが非常に良い。キャラとのギャップがいいですね。また元気なガキンチョが薬開発のために自分のおもちゃを売るシーンには胸を打たれました。
とむさん [DVD(字幕)] 6点(2012-01-05 00:14:33)
6.《ネタバレ》 すんなりと幸せな方向に進むのが物足りない気もするけど、難病の子供を治したいと思う父親と、研究一筋の医学系研究者の関係をストレートに描いた良作。特許と治療薬の関係は、米では日本以上にシビアな部分があるのだと思う。4つのチームに競争させて最もよい酵素を選抜するなど、疑問も投げかける。主役じゃないけど、ハリソン・フォードの存在感は光っている。
カワウソの聞耳さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-12 22:23:12)
5.《ネタバレ》 久々にアメリカが好きになるような映画を観た。こういう時、必ずこの人がいる。ハリソンフォード!最近の「正義のゆくえ」がちょこっとしか彼が出てなかったから、食い足りない気がしてたが、この映画で満腹になった。こういう難病もので似た話は多い。でもハッピーエンドでも最後に奇跡が起きたりして、ちょっと大人の鑑賞向けには創られてなかった。奇跡の起きなかった家族の気持ちはどうなのよ?と思うのだ。でもこの映画は事実を基にしてあるだけに、社会派としても鑑賞できる非常にクールな話だった。この映画もそうだけど、最近、企業って何?と思うときが多い。この映画では、公私混同だと言って、社員である主人公の子どもに薬を投与できないなどと言うのだ。え?何それ!?でもハリソン演じる学者が彼をクビにする提案をする。その手があった~!「大事なのは投資じゃない!」と言う主人公のセリフはいいとこ突いてる。この映画を観てて、こんな父親になりたいと思った。
トントさん [DVD(字幕)] 9点(2011-05-10 19:17:31)
4.病気や酵素といった専門的なことは分かりませんが、ビジネスマンである主人公の視点で描かれているため、理解する必要はありません。
家族愛や友情を中心とするヒューマンドラマですが、起業やM&Aといったビジネスについても丁寧に描かれており、見応えがあります。
ただ主人公は元々エリートビジネスマンである上、ストーリーが進むにつれますます裕福になるため子どもの病気以外にはほとんど苦悩がありません。様々な問題に直面しつつもトントン拍子で問題を解決していくストーリーは、テンポが良すぎるきらいはあります。
ハリソン・フォードにはやはり存在感があり、おませな長女役の子役も好演しています。お奨めの佳作と言えます。
cofieldさん [インターネット(字幕)] 8点(2011-03-20 19:54:20)
3.《ネタバレ》 この親の愛情の深さに、ただただ頭が下がる思いでした。おそらく普通なら医者に余命宣告をされた時点で、残りの時間をできるだけ子どもと過ごすという選択をする人が大半だと思います。それは実際にストーンヒル博士も言ってたことだし、無理からぬことだろうと。しかし、このジョンはあくまでポンペ病を治すんだという頑強な意志でもって、あらゆる局面に立ち向かっていきます。子どもを助けるためなら何でもするという思いが、画面越しにも伝わってくるようでした。

とても偏屈で頑固で、プライドも高く人の言うこともほとんど聞かない性格のストーンヒル博士は、その性格上色々な人と衝突します。周囲と足並みを合わせることなどを嫌い、意地とも取れるような頑固さを持つストーンヒルですが、"小さな命が呼ぶとき"だけはそんなプライドや意地を捨て去り、子どものための選択をしてくれます。あくまで子どもを救うことを優先するジョンには方向性の違いから裏切られ、自分の試薬も選ばれなかったという屈辱の状態で、しかしポンペ病の子どもたちのために最善と思える方法を選んだストーンヒル博士は、とても格好良かったです。
「おまえのためじゃない、子どもたちのためだ」という捨て台詞はかなりキマってました。

実話を基にした映画というだけあって、物語で起こる出来事の一つ一つが現実的で同時に冷酷で、、、身に詰まされました。ただ娘を助けたいという一念で動き出したジョンが、募金・製薬会社との交渉・研究チームのマネジメントなど直接的に子どもたちを救うことと関係ないことをしなければならない葛藤に疲れ果て、苦しむシーンなどは本当に現実的で、それだけに心を打ちます。

私たちが普段飲んでいる薬も、色々な過程を経て今私たちの手元にあるんだということを考えさせられました。その全部が全部このような美しい話だったとは言いません。そこには大なり小なり利権絡みで機械的に産み出された薬もあるでしょうし、「人を救う」という目的からは外れたきっかけで出来た薬と言うのも世の中にはたくさんあるでしょう。しかし、この映画のように「誰かを助けたい」という思いが詰まった薬と言うのも世の中にはあるんではないか。そうしたことに思いを馳せた上で、感謝して使わせてもらおう。鑑賞後そんな気持ちになる映画でした。
TANTOさん [DVD(字幕)] 10点(2011-02-24 13:15:13)
2.ストーリーはよくできているし、ほぼ実話ということも加算点なのだが、今ひとつ、主人公(ジョン・クライリー)の人間像がうまく描ききれていない。まるで、日本のドラマのような感じ。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 5点(2011-02-17 21:04:16)
1.予告編を観て、観る気になり、鑑賞..なかなか良かったです..大学教授、製薬会社、ベンチャー企業..の仕組み、内部事情が良く描かれていて、物語としてちゃんと成立し、難病ものとしては、重くなく..実話を基にしただけのことはある、リアルさ..映画として、合格点です...
コナンが一番さん [DVD(吹替)] 8点(2011-02-02 12:59:45)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 7.58点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
518.33%
618.33%
7433.33%
8325.00%
9216.67%
1018.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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