1.《ネタバレ》 ロブファンです。昨年夏公開予定のはずが震災のため延期に....やっと見れました。かなり良かった~! 正直に申し上げます...!これは主演がロブじゃなかったとしても、大好きな映画になったでしょう!ロブファンとしてこの作品を知り、原作「サーカス象に水を」も読んだのですが。原作がとても良くて、ちゃんと映画にできるのか不安でしたが、とても丁寧にできていました。まぁ、映画の邦題にはひっくり返りましたけど....
1930年代、獣医学部卒業間近の主人公がサーカス列車に飛び乗り、色んなことが起きる物語です。原作では主人公ジェイコブが期せずしてストリップを見てしまったときの興奮振りなど、作者は本当に女性なの?と思うほど男子の気持ちがしっかり描かれていて、映画ではあからさまにできないところも、読んだ人にはわかるようにうまくできていました。時代背景として悲しい部分もありますが、そこは深く掘り下げすぎず、夢中になって見れました。家族で見ても支障ないと思います。原作中で唯一気になった点も映画では自然な流れになってたし。ヒロインのマーレーナ役をもっと若い人がやってくれたら9点つけたかった。あと1点分は...ロブの人の好さがちょっと出すぎなところ。素に近い。でもレトロな雰囲気や服装がよく似合っていました。リースもサーカス学校に通って特訓したらしく、動物との映像は素晴らしいです。CGは意外と少ないそう。途中、色んな事件が起きますが、見た後はいい気分になれます。みんなに勧めたいのに、東京と大阪しか上映してないなんてビックリです....