376.《ネタバレ》 初めて観たのは子供の頃だったのですが最初のサリエリ自殺未遂で一気に引き込まれたのを覚えています。 その後の天才モーツァルトと凡人サリエリの比較。 個人的には凡人というより秀才な気がするんですが努力するサリエリを なんともなしに超えてくるモーツァルト。 この映画を観てから映画が好きになったしクラシックも好きになった。 ただ、当時だからこそ、この評価ですが今観たらもっと低い評価かもしれない。 ラストの瀕死でのレクイエム作曲は名シーンではあるがやはり絵面が単調。 直前までの盛り上がりに比べて若干尻すぼみ感を覚える。 なお、史実ではモーツァルトは毒殺された可能性は低く病死と言われている。 匿名でのレクイエム作曲依頼者も判明している。 サリエリは生前のみならず死後も冤罪によって苦しめられていることになる。 【Dry-man】さん [DVD(字幕)] 10点(2019-10-05 21:47:30) |
375.虚構の塊。モーツァルトやサリエリを愚弄している。 人間はキャラクターではない。この程度の浅さで扱われてたまるものではない。 許されない。 【浅田荷葉】さん [DVD(字幕)] 0点(2019-03-29 11:18:58) |
374.《ネタバレ》 良く出来たミステリー作品。モーツァルトがスケベで、あのバカ笑い。この設定は秀逸。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-10 22:02:08) |
373.オペラ、衣装、時代、カツラ・・・。 全てにおいて拒絶反応がでた。 【へまち】さん [インターネット(字幕)] 3点(2018-02-28 19:10:35) |
372.『カッコーの巣の上で』での主要5部門受賞により世界的名声を得た 巨匠監督ミロス・フォアマンと、原作&脚色のピーター・シェイファーが タッグを組み、誕生した「奇跡の映画」です。 個人的には、半世紀に一度生まれるか生まれないかの名作中の名作だと思います。 90本近いアカデミー作品賞のなかでも、際立った出来栄えですね。 演技賞においては、サリエリ役のマーレイ・エイブラハムがオスカーを手にしましたが、 もう一人の主役であるモーツアルト役のトム・ハルスにも受賞してほしいくらいの差し迫った演技力でした。 これを見ずして死んではいけませんよ! 【ぶっちち】さん [ブルーレイ(字幕)] 10点(2015-11-29 13:21:25) |
371.数奇の人生をここまでまとめるのも大変でしたでしょうに・・・すばらしかったです 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 10点(2015-06-30 16:52:47) |
370.《ネタバレ》 この映画のサリエリは(映画の台詞でも示されているように)、すべての人間の代表なのだと思う。それゆえに、映画の内容が史実に照らして絵空事であっても、強く胸打たれるのだろう。 【えぴおう】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-06-03 21:56:25) |
369.《ネタバレ》 今まで何回観たか判らない映画で私がモーツアルトの音楽の虜になるきっかけとなった映画です。映画の面白さというのは監督よりも脚本家の力量で決まると言われますがこれはその最たる例だと思います。好きなシーンは3つありまして、1.コンスタンツエがサリエリに楽譜を見せに行くシーン「直譜」と聞き、直しの一切無いそれを見て打ちのめされるサリエリ、と同時に神への背信を決意し十字架を焼くシーン。2.魔笛「夜の女王のアリア」のシーン。3.サリエリが病床のモーツアルトの側で写譜するシーン。いずれもすばらしいシーンですが、もっと素晴らしいのはそれらが自然な流れでつながっている事です。ショックだったのは、3.の最も好きな写譜のシーンが「あの映画の中での唯一のフィクションである」という事を知った時でした。しかし何度も観ていくうちに「それも有りかな」と思える様になりました。というのはコレがモーツアルトの音楽を聴く映画だからでしょうか?。最後にストーリーの流れからみたらディレクターズ・カット版よりも最初に出たこっちの方が好きです。 【アマデウスga好き】さん [映画館(字幕)] 10点(2015-02-11 00:29:47) |
368.《ネタバレ》 クラシックにもモーツァルトにも中世文化にも大した知識も興味もない。そんな私が見てもこの作品は優れていると感じる。人によって色々な角度から見てしまう多様性を有した映画だと思うが、1000年に一人の天才vs10年に一人の秀才の、嫉妬と欲望渦巻く心理スリラーとして滅法面白い。と私は見た。 スケールは違えど、誰もがこういう無邪気で純粋な圧倒的実力者に翻弄されたことがあるのではないか。私も元同級生の○○君とか、元同僚の○○氏とかを思い出した。本人に悪意はない。しかし受け手にとっては嘲笑としか思えない態度、その反面努力もしてない(ように見える)くせに絶対追いつけないような能力…暗い過去が甦る…まあ、私の実力をサリエリに例えたらあの世から殴られそうだ。 多分史実をかなりデフォルメして娯楽にしてるのだろうし、ラストなどは迫力ある一方で、狙い過ぎの感もあった。しかし主人公二人の名演及び怪演と、美術の豪華さ、当然に音楽の凄み等、独自の雰囲気に持って行かれながら2時間余り吸引されたままの鑑賞となれば、「自分が死ぬまでずっと内容を記憶してる映画~しかも好意的な方向で~」の一席は占めますよね。 【カツルギ】さん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-18 22:20:31) |
367.空想のストーリーとしてはなかなか面白いですよ。真実など誰も知らないと前提して。"だった"かもね、"だった"ら凄いね、"だった"ら面白いよねって、さもノンフィクション風の伝記空想話がそもそも好きでない私は当時大流行りしたこの作品に触覚が伸びなかった。ようやく観てみたけれど、各演者の力(特にサリエリ役)と衣装美術以外はあまり関心しなかった。調べてみると脚本的には舞台版が先なんですね。確かに舞台ならすんなり入ってくるかもなぁ、個人が創造した生の作品として。本格的に歴史大作映画っぽくしちゃうと、捻くれ者の私は出だしから眉をしかめてしまった。『モーツァルトってこんな人生だったんだぁ、サリエリ怖ぁ~い!』などと感じてしまう方々も多いに違いない。しかし天才と秀才の壮絶なお話を物語るには、丁度いい歴史上キャラかもね。 【movie海馬】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-11-12 17:26:09) |
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366.《ネタバレ》 映画に音楽がなくてはならない要素だということが改めてわかる1本。おもしろい。 |
365.まさしく名作。ロードショーの翌年にはあちこちの小中学校で授業の一環として放映されました。(私の中学校も) でも正直なところ、子供には面白くない映画だったと思います。とにかく長いし内容も子供には難しすぎます。案の定、体育館は終始ザワつき気味だったと記憶しています。私は当時すでにかなりの映画ファンだったので食い入るように観ました。当然DVD、BDと順に購入してきました。 モーツァルトの人間描写が素晴らしいです。悪者として描かれているサリエリも人間味があって非常に良かったです。ホント、これほどの映画はなかなか無いと思います。いつになっても全然色褪せない、まさに名作です! (モーツァルトの笑い声は最高) 【アラジン2014】さん [ブルーレイ(字幕)] 9点(2014-05-03 12:41:16) |
364.《ネタバレ》 原作の戯曲および脚本を書いたのがピーター・シェーファー、どうりでミステリー色が濃厚なわけです。またこの脚本が、もう一部の隙もないという表現がぴったりな代物で、あまりに理論的でかっちりしたストーリーなところがかえってこの映画の弱みじゃないかと思えてきます。そこは「音ひとつでも欠けたら台無しになってしまう」というモーツァルトの音楽にも繋がるところがあるやと思いますし、ディレクターズ・カット版などはなんの意味があったのか理解できません。 恥ずかしながら、この映画を観るまでモーツァルトの天才ぶりや俗人としか言いようがないキャラについては、知識を持っていませんでした。楽聖モーツァルトにあのけたたましい笑い声をたてさせるなんて凄いアイデアです。でもトム・ハルスのモーツァルトはF・マーリー・エイブラムスのサリエリの演技には到底かなわなかったというのが正直なところです。このサリエリぐらい説得力のある演技は、滅多に拝めるもんじゃありません。まさに彼こそ、“凡人の神”だったというわけです。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-10-01 18:19:09) |
363.《ネタバレ》 ラストシーンが素晴らしいと思いました。牧師への懺悔を終え、凡庸な人間のトップを自称するサリエリが凡庸以下とも言える当時の精神異常者たちの間を車椅子で通り過ぎていきます。神の間から凡庸以下のさらに下に下っていくように見えます。モーツァルトの葬儀が行われなかったことで彼の残酷な計画は失敗に終わったわけですが、彼はそれに気がついていないようでした。それでいて神に向かってあの態度を示すのですから、仕方がありませんね。気持ちは痛いほど理解できますが、軽蔑せざるを得ないのです。観客の軽蔑を煽りつつも、カタルシスを生じさせるラストシーンに敬服します。 【カニばさみ】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-09-13 18:58:49) |
【K】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-21 14:57:53) |
361.《ネタバレ》 モーツァルトって凄い!全く予備知識も無く観たのを覚えてます。メッチャ「おばか天才」凄いですね~っ!サリエリは勝手に嫉妬し勝手にひがんでなんか命まで取っちゃってもう~っ。って感じです。私のチャラけた親友に学生時代ずーっと一番を取っていたのがいたが、いつも2番手を追っ手た奴が「ちゃらんぽらんにやってるお前には負けたくねぇっ」って息巻いてた奴がいましたが当の彼は「抜きたきゃ抜け」と全く相手にしてなかったのを思い出した。才能があっても色々な要素があってバランスが取れるんだと思う。逆に才能が無くても周りの引き立てによって成功する人もいる。でもモーツァルトはそんな域ではない。間違いなく「ブッチ切りの天才」だ。このような人が実在していたというだけでなんか感動する。私はこの映画ではなんかサリエリは殆ど視界に無かった・・・。モーツァルトに魅了されました。かといってサリエルが命を取ったということに対しても攻める気持ちにもなれなかった。何かに翻弄されてしまうのが人生の性。これを「カルマ」というものではないかとも感じた。 【レスポーラー】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-07-30 23:06:52) |
360.舞台だと日本人が日本語であちらの芝居をやってても気にならないのに、映画だと同じ西洋人がやってるのにヨーロッパ言語であるべきところが英語だと気になってしまうことがある(気にならないときもあるんだ)。フィルムの記録性に対する信頼がどこかに残ってるのかなあ。本作のモーツァルトやコンスタンツェのしぐさや口跡なんか、意図してアメリカ風にしてたんじゃないか(『ヘアー』のヒッピー?)。現代アメリカとの対比みたいな狙い。亡命者の視線がどうしても出てしまい、それが作品をややしぼめていた気がする。「神の悪意」というテーマだけで面白いんだから。サリエリを少年時代から回顧したのは良く、モーツァルトの楽譜を見たときのショックが生きた。面白かったところ。医師がアイネクライネをサリエリの作曲かと思ってホッとして口ずさむとこ。空中ブランコや馬が壁破って出てくる「ドン・ジョバンニ」の舞台。俗と聖の関係を一番単純にやってたのは、義母ががみがみ怒鳴ってるのが「魔笛」の夜の女王のアリアになっていくところ。精神病院好きの監督だ。今回は神による拘禁からの自由ということか。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-05-10 09:57:46) |
359.《ネタバレ》 ああー、サリエリ、貴方の心のありようが私にも手に取るようにわかるよ。嫉妬と、一方でモーツァルトの芸術を完全に理解できるのは自分だけという強烈な自負心。神は残酷なものだなあ。創り出せはしないけど、理解できる能力だけを与えるなんて。皇帝には“聴く耳”が無かった。完璧なオペラを前に欠伸をする皇帝を見て、うすく微笑むサリエリの暗い喜び。モーツァルトとの作曲に精魂を傾ける姿からもわかる倒錯した愛情。光り輝く稀代の天才の傍らにいたばかりに、その影となってしまった男。悪魔と取引したばかりに代償を晩年に支払うこととなってしまった。美術も演技も脚本も音楽も全てが濃厚で、息もつけないくらい。完璧。 【tottoko】さん [映画館(字幕)] 10点(2013-04-19 00:44:51) |
358.天才モーツアルトに対する宮廷音楽家サリエリの苦悩が見事に描かれている。 ストーリーに引き込まれて、160分の長さを感じさせない映画。 ディレクターズカット版より20分短いが、重厚なドラマになっている。 【飛鳥】さん [ビデオ(吹替)] 9点(2012-12-05 14:05:41) |
357.《ネタバレ》 すさまじい、、本物の天才とはこういうものなのか、、、。あまりクラシックには詳しくないけど、サリエリの苦悩・モーツァルトの輝かしい才能は十二分に伝わってきました。正直長い映画なイメージだったけど、観はじめたらあっという間で「え?もう終わり??」ぐらい。。。編集が上手で展開に飽きがこなくて、重厚な音の迫力に圧倒された160分でした。なにかすごく勉強になりましたね~、学校とかでみせてもいいんじゃなかろうか?(でも長すぎかw)お堅い学校の勉強よりよっぽどわかり易いと思うよ。人類史上最高の音楽家の一人のモーツァルト、その才能の片鱗に今触れた気がしてイマス 【Kaname】さん [DVD(字幕)] 8点(2012-11-16 15:46:52) |