悪名桜のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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悪名桜

[アクミョウザクラ]
1966年上映時間:86分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1966-03-12)
アクションドラマシリーズものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2012-08-18)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2013-05-06)【イニシャルK】さん
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監督田中徳三
キャスト勝新太郎(男優)朝吉
田宮二郎(男優)清次
市原悦子(女優)菊枝
須賀不二男(男優)後藤
藤岡琢也(男優)
守田学(男優)
沢村貞子(女優)房枝
多々良純(男優)沢村亀之助
酒井修(男優)
南条新太郎(男優)お咲の亭主
堀北幸夫(男優)
北野拓也(男優)
西岡弘善(男優)
近江輝子(女優)
高杉玄(男優)大隅
浜田雄史(男優)新聞記者
原作今東光
脚本依田義賢
音楽鏑木創
撮影宮川一夫
企画財前定生
配給大映
美術西岡善信
編集菅沼完二
録音大角正夫
照明中岡源権
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【クチコミ・感想】

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1.こういうシリーズものを観ておりますと、作り手の側としてはマンネリ路線の中にも多少の変化を、と趣向を凝らしたりするところなのでしょうけれど、観る側にはそれが結構気になる変化だったりもします。このシリーズは、「悪名」と言いながら実際はまるで聖人のようなイイ人、しかも腕っ節は滅法強い、という朝吉親分が、悪を懲らしめるオハナシ。悪を懲らしめると言っても、単なる鉄拳制裁だったりする訳ですね。世の中がよくなったのやらならなかったのやらよく判らなくても、観てる我々はとりあえず溜飲を下げる。とにかく、“任侠界の出来杉クンこと朝吉親分の悪者退治”ですから、いわばここで描かれているのは一種のユートピア。ところが本作、ちょっと感じが違う。まずそもそも、朝吉親分はいきなりカタギの商売人になっている。「八尾の朝吉」という“悪名”も本作ではあまり通じない。親の死に目に逢えなかった悔恨より、とあるチンピラを更生させようとするも、殆ど空振りで救いも無く。ユートピアとしての本シリーズを感じさせないまま、やるせない怒りをぶちまけるように、ヤケクソのように、クライマックスの殴り込みへ突入しますが、それとて、敵役の藤岡豚也じゃなかった琢也に「自分たちを倒してもまた別の連中がのさばるだけ」と捨てゼリフを吐かれてしまう訳で。シリーズ中の異色作と呼ぶほど異色ではありませんが(正直、マンネリですが)、ちょっとひっかかる作品ではあります。
鱗歌さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2013-04-30 13:31:33)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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