6.《ネタバレ》 もうはちゃめちゃ。出てくる人間がクズばっかり。誰にも共感できないのはもちろんのこと、終始イライラさせられる人物ばかり。その筆頭は兄クリス。
妹思い?いやいや、自分を慕ってくれるのが妹だけなので、ただ手放したくないだけでしょう。
アンセルとシャーラは社会の底辺の人間ではありますが、まあクリスに比べればマシかと。それなりにドティのことも考えているし。と、思っていたのですが、最後でどんでん返されました。
まず真相がわかったときに、シャーラもクズ決定。こいつはとんでもない女だ。こいつがジョーにぼこぼこにされたときはスカッとします。
まともなのはアンセルだけかと思っていたら、保身のためにジョーがクリスを殺そうとするのに加担する。よく殺されそうになっている自分の息子の足を押さえつけられるもんだ。アンセルは周りに流されるだけのダメ人間。撃たれて当然。
ってゆーかどこがスナイパーやねん。邦題に偽りありすぎでしょう。
更には何一つ解決せず、なんの救いも示されないまま映画は唐突に終わりを迎えます。
正直ドティのかわいさ以外見るべきところがありません。
マフィアのボスが一番まともな人間に見えるんだから、とてもまともな映画じゃねぇや。