2.《ネタバレ》 1、2、3、4とどんどん下らなくなっていくような...。映像技術的にはまちがいなく進歩しており、映画館で見たら手に汗握るアクションシーンの連続ですが、感動を煽るストーリーも、大人が見ると冷めた目で見てしまうしらじらしさです。
シドの家族がシドを探しに来たのかと思えば、世話の焼けるおばあちゃんをシドに押し付けて逃げて行くというのが笑えません。
エンドロールでは、マニー家族とフクロネズミ兄弟以外には血のつながりのない動物たちが、We are family.と繰り返し歌うのが、もうお腹いっぱいです。
キャプテン・ガットとその手下たちがミュージカル風に歌うのも違和感あり。3まではそういうノリの映画じゃなかったのにどうしちゃったんだろう。中身が薄いから、時間をつぶすためか? ミュージカルが嫌いなのでとばしたくなります。
ディエゴの吹き替えはどうして変わっちゃったんでしょうね。
だいたい、地殻変動って、長い年月をかけて進んでいくものだと思いますが、あんなに急激に数日間に変化するのはあり得ないのでは。
あり得ないといえば、動物たちが氷山で船を作って、この海流に乗れば家につくはずと計算するのはもっとあり得ない。あり得ない、あり得ないといちいち指摘していると見られない映画です。