2.《ネタバレ》 シリーズ初の劇場版だけあってオールスターキャスト(キャラ)と宇宙にまで翔ぶウルトラスケールな展開で、まさにファンのためのお祭りといったところ。
「アンブレイカブル」を下敷きにしたと思われるストーリーや「トロン:レガシー」「攻殻機動隊」あたりを意識したメカデザイン、アクション描写も映画っぽくて良かったです。
が、ストーリー展開が大雑把という言葉を通り越して辻褄が合っていなかったり、
人気キャラ全員に見せ場を与えようとしたクライマックスのまとまりのなさはちょっと厳しいものがあります。
あと、音楽や歌手の扱い方がちょっといい加減。
ストリートミュージシャンとして弾き語りで歌っていた鳴護アリサは明らかにシンガーソングライタータイプなのですが、
メジャーデビューしたとたんにアイドルっぽい衣装を着たダンスポップ路線に転向って・・・。
あまりの変わりようにビックリしました笑。
メジャーというコマーシャリズムに取りこまれた故の割り切りというシビアな現実を皮肉ったなんて考えてるわけでもなさそうだし・・・。
あれじゃあストリート時代からのファンはガッカリするでしょうね。