15.《ネタバレ》 監督ジョー・ライト×主演キーラ・ナイトレイのコンビ。悲恋の女性アンナ・カレーニナ、これで4本目の観賞なれどいずれも及第点に届かず。 【獅子-平常心】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-07-05 05:18:47) |
14.原作を読んだ直後に見ました。原作にある重厚感がなくて...ライトな感じになってました。どことなくミュージカルっぽいからかも? 【lalala】さん [DVD(字幕)] 6点(2020-04-20 00:11:40) |
13.《ネタバレ》 タイトルだけは知ってました、原作は知りません。 原作は大変な名作であることも知ってましたが映画化されたものを観るのは初めてです。 英国俳優総出演という感じのキャスト、撮影も演出も凝っていて拘りを感じるんですが、如何せん主人公のアンナに共感もなにも湧かずでは面白くないんですよね。 自己中というか情念というか、ひとりでかっかして自滅していったみたいな。もう少し奥ゆかしさみたいなのがあればまだよかったんですけどね。そこんとこはキティをうまく対比させているんですね。 アンナ・カレーニナとは聡明でたくましく生きた19世紀の女性のはなしという勝手なイメージを持ってましたがまったく逆でした、こんな不倫もののメロドラマとはね。ちょっとがっかり。 【envy】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-05-07 18:04:26) |
12.原作を読んでいないためか、アンナが単なる浅はかなバカ女にしか思えません。主人公に魅力を感じないのでは、どうしようもありません。どうも原作では、キティの夫が重要な役回りを演ずるような気がするのですが、映画ではそういうこともなくただ出ているだけのような感じで面白くない。トルストイだから何らかの思想性があると思うのですが、そういうものはほとんど感じられません。原作を読んでいれば何かわかるのかもしれませんが、一見さんお断りでは映画として失敗でしょう。舞台劇風の演出は面白いけど、効果的だったかどうかは疑問。 【アングロファイル】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-05-10 08:43:32) (良:1票) |
11.何かこう、演出も脚本も含めて、すべてがどうにも中途半端というか・・・ただやっぱり一番気になるのはキャスティングで、キーラ・ナイトレイは10年前だったらキティ役がぴったりだったろうし、逆にアンナの情念爆発暴走ぶりには合っていない。ジュード・ロウも、10年前だったらヴロンスキー側がぴったりだったのに、カレーニンの重厚さには及んでいない(うまく歳がとれていないように感じる)。超有名な原作があって骨はできているんだから、キャスティングはとても大事だったと思うのですが。その他の人達についても、いい俳優を揃えていながら、使い方が合っていないため、さしたる見せ場なし。もったいない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2017-03-12 22:24:49) |
10.《ネタバレ》 ◇有閑マダムのクソみたいな戯言を、約2時間10分、上品ぶって観る羽目になる、超豪華な昼メロ版ですなw◇原作は、1873年から執筆されたトルストイの有名な長編小説で、アンナのお話しだけでなく、実は、もう一人、コンスタンティン・リョーヴィン(アンナの兄の女房の妹、キティに求婚した彼ね。)の物語を同時進行することで、信仰や愛、人々の生き方について、総合的に問うていく超大作と言われている・・・が、原作は長編過ぎて、読んでませんw ◇映画を観る限り、どうしてもアンナの生き方に共感は出来ない。「例え、どんな理由があろうとも、”不倫”を”真実の愛”に変換する事は出来ない。」という、個人的な倫理観があるもんでw ましてや、充分に贅沢な暮らしをし、贅沢なドレスを身に纏い、その美しさを羨望されるアンナの不倫は、単なる”発情”にしか見えない。◇ないモノねだりの愚かな女。自滅してくれて清々したw ◇しかし、この作品を最後まで観られたのは、一風変わった撮影演出。これは、巧みでしたね。本来であれば、ドンドン泥沼化して、暗くなりがちな物語を、どこか軽やかに魅せました。アンナが纏う、豪華なお衣裳も良かったです。◇アンナの生き様に0点(笑)+演出に3点+お衣裳に2点の内容で、5点かな。 【蓮】さん [インターネット(字幕)] 5点(2017-03-07 16:38:38) |
9.ほほー、映画だけでもこちらは6作目(5回リメイクされている?!)のですね、ほか連続ドラマなどもある名作中の名作ですが、料理のし甲斐があるのでしょうね。さて、長回しのシーンや舞台からの展開などすばらしいのですが奈何せんわしゃ主演女優さんの口元が好かん・・・ちょっと残念なんだな。。 【HRM36】さん [DVD(字幕)] 5点(2015-04-21 15:34:48) |
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8.この手の話も21世紀では何も珍しくもなく、人間の欲望をお上品に描いたところで新しさもなく。作品的にはよく言えば現代的、悪く言えばノリが軽い。全体的にちょっとミスキャストの印象も。まだ、ソフィーマルソーの方がマシかな。それとも吹き替えで見たのがいけなかったのか。 |
7.登場人物の人間関係が混乱してきたので出だし10分くらいで初めから見直し把握しました。舞台劇のような場面転換の演出やバレーのような舞踏シーンが新鮮でなかなか良かったです。原作未読でトルストイの純愛小説くらいにしか思っていなかったので不倫の内容は意外でした。主人公の生き方には共感できませんが、退廃的な社会の中で本能の赴くままの人生を選択した思いは伝わってきます。 【ProPace】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2015-03-19 23:19:05) |
6.《ネタバレ》 伝統と外聞をもっとも重んじる、上流階級の華やかな社交界において不倫の恋に苦悩する若く美しい人妻アンナを襲う悲劇――。ロシアの文豪レフ・トルストイのこれまで何度も映画化されてきた超古典的な小説の再映画化、しかも原作は分厚い文庫本で上中下巻にも及ぶ長~いストーリーをどう2時間強という枠のなかに、それも不倫がさしてスキャンダルなものでなくなった現代社会において今回はいったいどんなアプローチで収めてくれたのだろうとワクワクしながら鑑賞してみました。冒頭から、劇場の舞台裏のような映像を随所に差し挟むというまるで劇中劇のような作風に面食らい、ちょっと嫌な予感がしたのですが、いつの間にかそんなに気にならなくなり、そればかりかあの長大な原作をちゃんとスムーズに見せてくれてなかなか効果的な演出となっておりました。おかげで、愛するがゆえの弱さや力強さが複雑に交錯する主人公アンナの人間的な魅力が深く描けていたと思います。何もかも失ってしまうかもしれないのに、それでもヴロンスキーの身体に抱かれたいと願うアンナのモラルや常識を超越した若さゆえの情熱はなかなか見応えありました。うん、若いっていいよねー(笑)。ただ、それに比べてアンナが最後、煩悶の果てに鉄道へと身を投げる心理描写が幾分か弱いような気が…。もう少し長くなってもいいから、そんな彼女の極限の葛藤をもっと丁寧に描いて欲しかったように思います。そこが少し残念ではありましたけど、それでもセンス溢れる美しい映像の数々や、小技の効いた冴えた演出、華のある役者陣の熱演等と、最後まで充分に堪能させてもらいました。うん、なかなかの良品です。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2014-01-04 18:29:19) |
5.《ネタバレ》 キーラ・ナイトレイは、確かに大変な美女だけれども、どうにもその笑い方に品がなく、また、致命的に色気がない女優さんである。まあ、ソフィー・マルソーのアンナもイマイチだったのだが、まだ彼女は男に惑い惑わされ、というのに説得力がある。・・・というわけで、キーラがアンナを演じるということと、過去に何度も映像化されていることを考えると、この演出は大正解であったと思う。非常に工夫された、それでいて無理がなく面白い方法だった。どこかコミカルな趣を感じさせてくれたのは有り難い。これでシリアス路線まっしぐらだったら、悲惨だったと思うので。ただ、あの社交ダンスの踊りは???であった。腕をうねうねさせて、あんなの初めて見たゾ。ああいうのが、当時のロシアで流行ってたのかしらん? それにしても、アンナという女性は、超が付く身勝手なお人。若い愛人に走るも、夫に戻り許しを請うたかと思えば、やっぱり愛人を愛していると言い、愛人の愛も信じられなくなり発狂、薬漬け、自死・・・、と、まあ当然のルートを辿るので、見ている方は同情も何もなく、ふむふむ、そらそーだろ、としか思えないというか。夫も愛人も、何だかなぁ、という印象で。しかし、「愛」って何なんですかねぇ。肉欲が盛んな頃は、単なる発情期であって、愛してる、ってのとはちと違う気が。発情期を過ぎた後、それでも、愛しい、会わずにいられない、その人のことを思わずにいられない、というのが愛情の芽生えでは。そういう意味じゃ、アンナは発情期を愛と勘違いしたまま、勝手に死んじゃった、ということもできるかな。随分意地悪な見方だけど。歳をとると、人を愛することって、そんな単純な話じゃないでしょ、とか思っちゃって、ダメだねぇ。勢いで突っ走る、そう、それも愛でしょ。そーでしょ。そう思いたい、若いころのように。 【すねこすり】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2014-01-03 03:13:19) (良:1票) |
4.《ネタバレ》 今まで多くのドラマや映画になってきた名作小説、今までのものとの違いを出そうとしたのか、舞台演出的効果を多用している、それが効果的な時もあるし、ちょっと話を見えにくくする場面もある、大体は面白い演出だ。俳優陣と、衣装、華やかな感じはいい。 【min】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-11-15 22:24:01) |
3.グレタ・ガルボ、ヴィヴィアン・リー、岩下志麻の日本版(NHKドラマ)の三つとどうしても比較してしまいます。NHK銀河テレビ小説だった日本版はもう見ることはできないけれど、これが一番好きでした。キーラ・ナイトレイの知的な風貌は不倫にのめりこむ奥様には向いていないと思うんですけれどね。女優として同じくらい知性を感じさせる岩下志麻が演じたアンナは非の打ちどころのない夫に対して「あなたが構ってくれないからよ。」という主張をしていたし、ヴィヴィアン・リーのアンナは情念と妻や母の地位を守ろうとする理性との葛藤を鬼気迫るほどの迫力で表現していました。もっとも、これは夫役のキャストに負うところも大きいです。本作の夫役も十分真面目で堅実な雰囲気を出していましたが(あくまでも主観的な意見ですが)ヴィヴィアン・リー版と岩下志麻版では中年の魅力がもっとたっぷりの俳優さんが演じていたように思います。本作の最初のほう、アンナとウロンスキーが出会う舞踏会の踊りの振り付けが全然社交ダンスっぽくなく、インドかアラビアのダンサーのように上半身(特に腕)の複雑な動きに終始していたのが良く言えば官能的、悪く言えば場違いでキモかったです。 コスチューム部門アカデミー賞に輝いただけあって視覚的効果は抜群でした。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-28 09:21:09) |
2.《ネタバレ》 トルストイの小説の内容は知らずに鑑賞致しました。 ははぁ~、こういうお話だったのですね。 自分の身分、そして時代が彼女の奔放で真実の愛を 許さない。その狭間で引き裂かれる、みたいな。 ただ、本作を見てる限りでは主人公アンナは ちょっと独りよがりと言いますか、なんだか どうしようもない女で夫は凄く知的でいい旦那みたいな 感じがするので、いまいち共感が持てないというのも事実。 あれだけの美青年に巡り会って目がハートになっちゃう 気持ちもわかるけど、、、、あぁ女の心は難しい。 映像的に変化をつけるためかそれとも予算の問題なのか、 たまに舞台風の展開になったりするんですけど、 あれは果たして成功していたのでしょうか。 そのへんも正直微妙。どうせやるならもっと多用するか 話と巧く織り交ぜてやるかすべきでしょうね。 昔のロシアの貴族衣装などは見てて楽しいものはありましたが。 【あろえりーな】さん [DVD(字幕)] 6点(2013-10-04 14:39:23) |
1.舞台劇のような独特の演出はすばらしく、音楽も大変良い。原作や過去の映画を知らなくても、自然と引きつけられる。キーラ・ナイトレイを初めとする女優陣は美しく、衣装も華やかで申し分なし。惜しむべきはヴロンスキーを演ずる男優が若すぎて若干軽い感じがすることだろうか。 【ESPERANZA】さん [映画館(字幕)] 8点(2013-05-13 16:30:24) |