コンプライアンス 服従の心理のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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コンプライアンス 服従の心理

[コンプライアンスフクジュウノシンリ]
Compliance
2012年上映時間:90分
平均点:6.25 / 10(Review 12人) (点数分布表示)
公開開始日(2013-06-29)
サスペンス犯罪もの実話もの
新規登録(2013-07-23)【miki】さん
タイトル情報更新(2019-06-08)【たろさ】さん
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監督クレイグ・ゾベル
キャストアン・ダウド(女優)サンドラ
ドリーマ・ウォーカー(女優)ベッキー
脚本クレイグ・ゾベル
製作クレイグ・ゾベル
製作総指揮デヴィッド・ゴードン・グリーン
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1
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12.《ネタバレ》  これが実話だってんだからもうびっくり。こんなのに騙される人がいるとは。オレオレ詐欺よりレベル低いでしょう。正直、『これだから低学歴は・・・』って思っちゃうレベルです。
 同じ中間管理職の立場ですから、サンドラの気苦労は身につまされる思い。店長という職が、その責任、重労働に対していかに薄給であるか。サンドラには共感できるし、その苦労はわかるんですけど、だとしてもこの対応はまずい。サンドラはいい歳した大人ですから。もっと冷静に対処しないと。頭悪すぎでしょう。
 『ベッキー、あなたのことを名指しできているんだから』って、いやいや、あなたが最初にベッキーの名前を相手に伝えたせいですから!サンドラは承認欲求のかたまりなので、ちょっとおだてられるとすぐに懐柔されちゃう。でも、電話の相手の所属を確認したうえで、警察に連絡してウラをとるくらいのことはしてくださいよ。
 被害者の方も全く身に覚えがないなら断固拒否しなさいよ。連行されたって怖くないでしょ。潔白なうえに物的証拠だってないんだから。もう終始イライラしながら見ていました。
 よー考えたら、『本部長に代わってください。』と最初に言えば済んだ話では?
 同様の事件が70件?アメリカ大丈夫か?
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 4点(2023-06-23 20:47:45)
11.《ネタバレ》 この映画が8年前だが日本も色んな手口の特殊詐欺が手を変え品を変え蔓延してること思うとゾッとする。
加えてここのレビューを見て「あ、あの不自然な構図ってフェラーリだったのか」と気付く鈍感な自分にもゾッとする。
果たして自分が同じ立場になった場合、管轄の署の名前を確認した上でそちらに確認の電話を入れる思考にあるかどうか・・・。
悲喜こもごもさん [インターネット(字幕)] 6点(2022-12-17 18:08:21)
10.《ネタバレ》 これ、かなり怖いです。自分も素直なタチですからこの店長の立場になったらどうしたやら色々考えてしまったけど、少なくとも「裸の女の子の見張りに男をつける」ことには抵抗していると思いたい・・。
人間がいかに権威に弱いか、この話は有名なドイツの実験とかでなく実社会で起こった実話であるということが恐怖を増します。
実事件の防犯カメラに記録されたことを下敷きに、各人物のキャラの肉付けや置かれた立場の説明が簡潔になされていてすんなり入り込めます。ダントツに上手いのが店長役のおばさん。初めこそ突然の警察からの指示に戸惑い、ターゲットの女の子に気遣いを見せていますが、犯人の口車にどんどん乗せられすっかり丸め込まれてゆく様子はこちらの絶望を増幅させます。気の利かないバイトを使う苦労への共感を示されたり、リーダーとしての資質をほめられたりするたび相好を崩すその表情、ああーすっかりニセ警官に心を開いちゃってるよ・・。外野から見てる分には引きますけど果たして自分ならあんな顔にならずに済むかどうか。 
「不服従の男」が現われ、騒ぎはあっという間に収束するけれど、それまでの長いこと。2時間も無かったのか・・。雑なホラーなんかよりオソロシイと思いましたよ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2019-10-14 00:51:19)(良:2票)
9.《ネタバレ》  これ、とんでもない話ですね。
 実話ネタという予備知識が無い状態で観ていたら、流石に呆れて「リアリティに欠ける」とツッコミを入れちゃっていた気がします。

 この手の「異常な状況下における人間心理」を描いた映画は過去にもありましたが、舞台となるのが大学やら疑似刑務所やらではなく、身近な場所であるファーストフード店であるという点も面白い。
 それゆえに、被害者である店員達が等身大に感じられるし、日常の中で起こった事件の異常性も、より際立ったように思えます。

 恐らくは映画オリジナルの要素として、冒頭部分に

・「従業員を、ちゃんと教育していない事」を責められる女性店長
・「今クビにされると凄く困る」と同僚に話す被害者女性
・両者には「婚期を逃した年増女」と「恋人が複数いる若い女」という溝がある

 という伏線を張ってあるのも上手い。
 ただでさえ現実味の無い事件なのだから、そういった細かい部分で少しでも物語に説得力を持たせようという、作り手の心配りが感じられました。

 被害者だけでなく、悪戯電話を行う犯人側の描写も、これまた丁寧で、いやらしいんですよね。
 「全ての責任を負う」「出来れば穏便に済ませたい」という台詞を、如何にも頼もし気に口にしたり、かと思えば「君なら警察官になれるよ」「店長の鑑だな」と煽てたりして、被害者達を巧みに操ってみせている。
 特に呆れたのが「誰がこんな事、好きでやるか。そんな奴どこにもいない」と、好きでやっている犯人自身が言い放つシーン。
 とびきり皮肉が効いている演出であり(本当に酷い奴だなぁ……)と思わされました。

 観客としては、そんな犯人が早く捕まってくれるのを望む訳ですが、中々そうは行かず、ついに「性行為の強要」という決定的な犯罪が行われ、気分がドン底に落ち込んだところで、颯爽と「冷静な第三者」であるハロルドが現れ、場の空気を一変させてくれる流れも良いですね。
 揺れ幅の大きさが快感になるというか、本当に安堵させられるものがあり「おい、あの男の命令はおかしいぞ」とハロルドが言い出した時には、もう拍手喝采したい気分になりました。

 その後「犯人には幼い娘がいて、家庭では良き父親である」「今回だけでなく、同様の事件が他の州でも起きていた」「犯人はセキュリティ関係の仕事をしている人間だった」と、衝撃の事実を次々に明かしていく訳ですが、ここであまり時間を掛け過ぎず「ようやく犯人から解放された」という安堵感の余韻を残したまま、最短時間で終わらせる構成も見事。

 欲を言えば「果たして店長は加害者だったのか? それとも被害者だったのか?」という問題提起だけでなく、犯人に決定的な厳罰が下される場面も欲しかったところですが、そこは実話ネタの悲しさ。
 逮捕を匂わせるシーンだけで終わっており、勧善懲悪のカタルシスを得られなかったのが、唯一残念でしたね。

 同事件を元ネタにした作品としては「LAW&ORDER:性犯罪特捜班」というドラマの第二百話「権力と羊」が存在し、そちらでも犯人が曖昧な最期を迎えたりするので、実にもどかしい。
 せめてフィクションの世界では、スッキリと事件解決させて欲しかったものです。
ゆきさん [DVD(吹替)] 7点(2018-03-01 08:33:59)(良:1票)
8.《ネタバレ》 まあ、この店長はアホだよな、という感想しか出てこないのだが、いろんな特殊詐欺がまだ横行している現状からすると、明日は形を変えて我が身に起こるかもしれないという危機感を備えつつ、どこでどうやったら事態を阻止できるのか、という脳内トレーニングをしながら見るという角度では、意味があるかもしれん。なお、映画としては、起こった出来事の追走に終始しており、それが起こった原因であるとか、その心理構造であるとかに踏み込んでおらず、全体が浅いのが気になりました。
Oliasさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2016-04-23 00:51:36)
7.《ネタバレ》 「こちらは警察官のダニエルだ。いいか、お宅の若い女性従業員のことで話がある。実は彼女は客の金を盗んだらしい。私がそちらに着くまで、店長の君には協力してもらう。逆らうことは許されない。まずは彼女の服を全て脱がして身体検査するんだ、そう、念入りにな…」。アメリカのとあるハンバーガーショップに掛かってきたそんな一本の電話によって、ある一人の少女が全裸にされ、あまつさえ幾多の男たちによって嬲りものにされたという、実際にあったセクハラ事件。これは、そんな胸糞悪くなるような信じがたい事実を忠実に再現してみせた作品である――。なんだけど、とにかく出てくる登場人物の誰も彼も――被害女性をも含む――が、あまりにも頭悪すぎて最後まで本当にイライラさせられる最低の映画でしたね、これ。ちょっと頭を巡らせて考えればすぐにおかしいと気付きそうなものなのに、どいつもこいつも犯人の言葉を簡単に信じちゃって結局こんな愚かしい事件へと発展してしまった。確かにそれはそれで悲劇ではあると思うのだけど、それをわざわざ映画として再現してみせ、さらには人々からお金を取って不特定多数のお客さんにあらためて見せる必要性ってなんですか?実際に被害に遭った少女にとっても何の得にもならないし、事件があまりにも特殊すぎて自分もこうならないために気を付けようという啓発の意味にもならないし、お馬鹿な人間を笑い飛ばそうというブラックジョークが利いているわけでもないし、ましてや胸を打つ人間ドラマがそこにあるわけでもないし…。誤解を怖れずに言えば、これって男性週刊誌の三文記事のなかの「世界の驚くべき実話」みたいなコーナーで取り上げられているのを読んで「なんてケシカラン事件なんだ!」と息巻きながら、それでもちょっぴり羨ましいと股間をもっこりさせている醜い中年男性の下品な需要に応えた下劣極まりない三流ポルノ映画だと僕は思います。こんな露悪趣味にまみれたくだらない映画を撮って、これで社会問題を告発したと得意になっているだろうこの監督の品性の卑しさに、僕ははっきり言って反吐が出そうです。うん、あらためて言わせてもらおう、これは〝はきちがえた正義感〟を隠れ蓑にして撮られた、極めて趣味の悪い「セカンドレイプ映画」だ、と。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 1点(2015-01-13 00:40:25)(良:1票)
6.《ネタバレ》 裸にされる娘が可愛い、それだけで10点計上、、、このての犯罪は、相手がみしつみたいなところなら、やばいよね、オレオレ詐欺にも通じるし、学校の意地悪集団にも通じるし、日本人の団体心理など、騙されそうな気がします。芸能人が犯罪したら、その作品も一気に信用をなくす、その仕組みと似ています。誰も作品に罪がないと言わない国が日本でしょう、この犯罪もはっきりとおかしいと言い出す人が現れるまで、何人もの人が彼女を調べる人を止められない、笑えますが、こんなに上手く誘導されたら、引っかからないといえるのだろうか、おれおれ詐欺でも、何人もの役割分担までして、一人の年寄りを騙す、この映画は、何人もの大人が一人の詐欺師みたいなやつに騙されて彼女をいたぶる、、、。笑えない映画だと思いました。
yasutoさん [地上波(字幕)] 10点(2014-08-22 21:32:43)
5.権力に服従してしまう人間心理を、巧みに利用した犯人が利口なのか

それともこいつらみんな馬鹿なのか?

とにかく胸糞が悪くなる事件ではある。
まんせるさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2014-06-20 23:49:06)
4.《ネタバレ》 作品中描かれる悪事の数々は、なんと実話。作品鑑賞後に事件の顛末を調べた結果、本作にはほとんど脚色がなかったことを知って2度驚かされました。さらには、実際の被害者のお顔は映画で主人公を演じた女優さんよりも遥かに美人だったし、世の中、信じられないことが起こるものなのだなぁとゾっとさせられました。。。
以上の通りのセンセーショナルな題材を選んではきているのですが、題材の面白さに依存しすぎることなく、要所要所で監督の見事な采配が見えたという点には感心しました。例えば冒頭、店舗内でのミスや本部からのプレッシャーによって店長はテンパっている状態にあり、当日は物事を俯瞰して判断する余裕がなかったという点が、簡潔ながら的確に描かれています。また、事件発生後にも、加害者達は一旦電話の主を疑い、戸惑い、反発する素振りを見せるという手続をきちんと入れているので、事件の経過に不自然さがありません。犯人による懐柔方法も論理的によく考えられています。まず「これは警察からの指示であり、起こることすべてについて警察が責任を負う」と言って電話の受け手を責任から解放し、その後、女性店長に対しては「あなたはよくやっています。優秀な管理者です」と褒めて自尊心をくすぐり、男性に対しては「今から若い女の子の体を触ってもらうけど、これは大義名分あってのことだから、建前上、あなたの私欲とは無縁ということになっています」と言ってスケベ心を刺激するという、なかなかうまい方法で共犯者を作り上げているのです。ちなみに、事件後の裁判の争点になったのがこの点で、店長とその婚約者は、警察からの指示を受けているという大義名分を隠れ蓑に使い、女性店員への虐待を個人的に楽しんでいたのではないのかという疑念を持たれました。結果、店長の婚約者は性的暴行の罪で服役したようです。。。
問題に感じたのは、店長の婚約者が被害者にオーラルセックスを強要するという、もっとも過激な部分がボヤかされていたことです。作品を低俗にしすぎないための配慮だと思うのですが、しかし、これこそが受身の共犯者が主体的な加害者に転じた瞬間であり、裁判の争点となった部分にして、作品の核心部分でもあります。行為そのものを描写する必要はないものの、普通の人がどんないきさつで暗黒面へと堕ちてしまったのかは見せて欲しいところでした。
ザ・チャンバラさん [DVD(吹替)] 7点(2014-04-02 03:13:52)(良:2票)
3.《ネタバレ》 バカは罪だ。世の中の不幸のほとんどはバカのせいだ。バカはイヤだ。そんなことを陰々滅々と考えながら、己の身を焦がすような思いで観続ける。こんなことはありえん、と思えないんだ。とてもイヤな本作ですが、冒頭から救いようのないある作中人物の世間話でこの物語を閉じるあたりに監督の並々ならぬ底意地の悪さを感じる。でも、傑作。
なたねさん [DVD(字幕)] 9点(2014-03-10 16:28:49)
2.《ネタバレ》 バカだ アホだ スカポンタンだ アンポンタンだ。
言いすぎではないだろ ほんとバカだ アホだ タコだ タワケだ バカ店長。
バカフィアンセも同罪。 いい加減にしたれや
大の大人が寄って集ってなにやってん 

ノーと言える日本人を見習うべきだ。
大阪のおばちゃん敬うべきだ。
マッチ一本火事のもと、電話一本バカのもと。
3737さん [DVD(字幕)] 7点(2014-02-09 16:35:31)(笑:1票)
1.《ネタバレ》 二十年くらい前であれば、驚きをもって評価できたかもしれないが、今更こんな小ネタをもって、「信じがたい事件」として紹介されてもインパクトが弱すぎる。服従の心理ネタでは、ミルグラム実験が有名。「人は権威に命令されると、倫理とは関係なく服従してしまう傾向がある」というような事を証明した実験だ。そのテーマの映画なら、「es」という傑作も有名である。
この前知識がある人にとっては、この映画は全く刺激がない。
しかし、前知識がない人にとっては、もっと納得いかない部分が大きいのではなかろうか。電話で高圧的に命令してくる警察官の身元を確認もせずに、服従をするだろうか?
田舎町では、当たり前のように悪徳警察官が我が物で振るまい、自分の気に入らない弱い人間は刑務所にぶち込むというのような事が日常的に行われていたのかもしれない(だとすれば、そういう描写が序盤にほしい)。
本作においては、服従の心理以前に、服従者の教養に問題があっただけにしか見えない。
その証拠に、一人まともな人間が介入しただけであっさりと事件は解決する。
事件自体が、ネタとして弱いのだから、それこそ「服従の心理」と「責任能力」をテーマに訴訟の話を広げていけば、興味深い内容になったのに…。
すべからさん [映画館(字幕)] 3点(2014-02-05 00:47:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 12人
平均点数 6.25点
000.00%
118.33%
200.00%
318.33%
418.33%
500.00%
6216.67%
7433.33%
818.33%
918.33%
1018.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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