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結婚しない女

[ケッコンシナイオンナ]
An Unmarried Woman
1978年上映時間:125分
平均点:6.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1978-08-05)
ドラマ
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タイトル情報更新(2018-02-22)【S&S】さん
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監督ポール・マザースキー
キャストジル・クレイバーグ(女優)
アラン・ベイツ(男優)
マイケル・マーフィ〔男優・1938年生〕(男優)
マイケル・タッカー〔男優〕(男優)
レイモンド・J・バリー(男優)
ヴィンセント・スキャベリ(男優)
脚本ポール・マザースキー
音楽ビル・コンティ
撮影アーサー・J・オーニッツ
製作トニー・レイ
20世紀フォックス
ポール・マザースキー
配給20世紀フォックス
衣装アルバート・ウォルスキー
編集スチュアート・H・パップ
録音マイケル・ミンクラー
レス・フレショルツ
字幕翻訳清水俊二
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10.男、女、若者、老人・・・作品ごとに様々な事情を抱えた決して器用とは言えない主人公が登場しますが、いつもマザースキーの映画は優しさがありますね。

本作では夫の浮気が原因で離婚した女性が自立していく姿を描いていますが、女性映画の秀作がいくつも生まれた70年代の時代の空気を感じる作品です。

主演のジル・クレイバーグが実に良かった。僕にとっては馴染みの無い女優さんで、女優としては地味な印象の人ですが、スケートリンクのシーンでの彼女の笑顔を見ているとマザースキーが主演に彼女を選んだ理由が分かるよう様な気がします。

大きな大きな絵を持って街を行く彼女の姿で作品は終わりますが、よろめいたり、風にあおられたりしながらも絵を抱え街を行く彼女の姿からは、これからも困難はあるかもしれませんが、彼女は力強く人生を歩んでいくだろう。そんな希望を分かりやすく感じさせてくれる、爽やかさのある素晴らしいラストシーンでした。
とらやさん [DVD(字幕)] 7点(2013-08-21 16:28:17)
9.《ネタバレ》 ポールマザースキーって良いですね。安定した生活から一転、いろんな模索の末、自立する人生を選ぶようになる、そんな女性のこれからの人生がラストの大きな絵を持って歩く彼女の姿に現れてて、とても良い映画だと思います。日本も結婚しない女性が増えましたが、彼女のようになるのかと思うと、ちょっと違うのかなと思いました。自由と自立。この二つはアメリカの個性ですが、アメリカ化している日本でも、この二つの概念はそう簡単に受け入れられるものではないと思うのです。やはり日本は共同体というのが強いと思うのです。島国だし、やはりアメリカと違う。日本はやはりみんなで助け合う国のような気がします。それでいいんじゃないでしょうか?この主役の女性のように、実験的に色んな男性と寝る。そして、男性に頼らない生き方を選んでいく。今、日本でも勝ち組の離婚が多いようですが、この映画のようにその後、自立を選ぶのでしょうか?再婚し、また同じような過ちを繰り返すような文化は創っちゃいけないと思います。映画を愛する者には時として、「現実」の孤独に耐えかねて、「勇気」を出して、過ちを犯す人もいるかもしれません。でもここは日本です。自立できるような強い人間ばかりじゃありません。縁を大事にし、大切な人生を送ってください。などと映画好きな自分(中年)は、徒然に同好の士を心配するのです。今宵はアメリカの自由と自立を考える上で、もう一本、この映画と同時期に創られた「ミスターグッドバーを探して」を今から観るつもりです。
トントさん [ビデオ(字幕)] 6点(2011-04-02 20:51:09)
8.《ネタバレ》 これも観たな~独身だったけれど、いちいちリアルでいちいち納得できてしまう展開でした。これは私が女だからなのか、テーマが普遍的なものだからなのか、なんでしょうかね。
でも監督も脚本も男性というのがびっくりです。
離婚後に現れた男がいろんな面でかなりポイント高く、うまくいっちゃうあたりが映画だなぁ、甘いなぁとは思うけど、あのラストシーンにもっていくには必要不可欠な展開でしょうね。
でっかい額縁を抱えて危なっかしくちょっとよろめきながら人の間をぬうようにして歩いていく、彼女の選んだ人生を象徴している良いラストシーンでした。
一緒に運んでくれる人がいないとか、しょうがないから一人で運んでいるのではない。誰かに手伝ってもらえばラクだけど、それじゃいつまでたっても成長しないしね。
「一人で運べよ」と笑顔でこたえた画家の彼氏もまた成長したといえると思う。この二人って結婚しないからもうおしまいってわけじゃなかったですよね?このままいいパートナーとして続いていくみたいに記憶してるけど、どうだったかしら?ここだけちょっとうろ覚えです。
envyさん [ビデオ(字幕)] 8点(2010-04-22 14:43:29)
7.女性が観ればいろいろあるんでしょうけど、男には特に何がいいのだかわからん映画です。女同士の会話シーンは結構リアルに感じました。
nojiさん [地上波(吹替)] 4点(2010-04-21 13:00:00)
6.《ネタバレ》 自立とは何か、自立した大人とは何かということを考えさせられる良作です。特にソウルがヒロインを自分の庇護の元に入れようとする部分、今まで私がしてきた恋愛そのものでした。自主性を奪い、相手の個を尊重しないことだと解っていても優位に立ちたいばかりに相手を依存させようとする。思い通りにならない相手に苛つきをぶつけたことも思い当たります。男性は誰しも多少は持っている欲とはいえ、保護欲という名の傲慢さを相手に押しつけていたと考えると反省しきりです。ですが今現在そのような部分がないとは言えないのもまた事実、未だ自立にはほど遠い自分を顧みて複雑な心境になってしまいました。
kirieさん [地上波(吹替)] 7点(2010-02-10 13:06:32)
5.「結婚していない女」でしょうか。どんどん自立していくヒロインに共感しつつ、ソウルのような相手に出会えることに羨望してしまった。32年前の映画ですが今も同じ問題をかかえている女性が多いのではないでしょうか。
HRM36さん [地上波(吹替)] 7点(2010-02-09 20:33:08)
虎尾さん 6点(2003-10-28 04:31:21)
3.上映時10代で観れず、今40代で観れてラッキーです。よーーくわかる。 安定してると思ってた時の下着姿、奥様方とのホンネ会話、大ショック後の苦悩、女の弱さ、ほんとリアルです。女をバカにされてるよなとこまで、悔しくなく共感できる描写!  大きな荷物は二人で持てば楽だけど・・同じ方向に歩かなければ運べないよね。。
かーすけさん 10点(2003-05-15 19:26:53)
2.うーん、何だかこの映画の主人公には、共感を覚えなかった・・・。旦那に捨てられて、ひとりで強く生きていくのかと思いきや、やはり男に頼って生きることを選んでいるような。
にっきーさん 4点(2002-06-09 13:42:43)
1.夫に裏切られ、娘とも断絶している主人公は、もはや結婚という形式だけの愛には踏み切れないでいる。その知り合った画家が旅立つ記念に残した大きな画を、女手ひとつでしっかりと支えて街頭を歩いていくという象徴的なラストシーン。彼女の人生はまだまだこれからで、きっと自立のきっかけを掴んだのだろう。テーマ曲が実に爽やかな余韻を残す。
ドラえもんさん 8点(2001-06-03 16:57:30)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 6.70点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4220.00%
500.00%
6220.00%
7330.00%
8220.00%
900.00%
10110.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 1.00点 Review1人
chart

【アカデミー賞 情報】

1978年 51回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ジル・クレイバーグ候補(ノミネート) 
脚本賞ポール・マザースキー候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1978年 36回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ジル・クレイバーグ候補(ノミネート) 
監督賞ポール・マザースキー候補(ノミネート) 
脚本賞ポール・マザースキー候補(ノミネート) 
作曲賞ビル・コンティ候補(ノミネート) 

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