スノーピアサーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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スノーピアサー

[スノーピアサー]
Snowpiercer
(설국열차/雪國列車)
2013年【韓・米・仏】 上映時間:126分
平均点:5.85 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-02-07)
アクションSF漫画の映画化
新規登録(2014-01-11)【Carrot Rope】さん
タイトル情報更新(2016-05-09)【DAIMETAL】さん
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監督ポン・ジュノ
キャストクリス・エヴァンス〔男優・1981年生〕(男優)カーティス
ソン・ガンホ(男優)ナムグン・ミンス
エド・ハリス(男優)ウィルフォード
ジョン・ハート(男優)ギリアム
ティルダ・スウィントン(女優)メイソン
ジェイミー・ベル(男優)エドガー
オクタヴィア・スペンサー(女優)ターニャ
ユエン・ブレムナー(男優)アンドリュー
コ・アソン(女優)ヨナ
アリソン・ピル(女優)小学校教師
クラーク・ミドルトン(男優)画家
土田大カーティス(日本語吹き替え版)
山路和弘ナムグン・ミンス(日本語吹き替え版)
大塚周夫ギリアム(日本語吹き替え版)
一城みゆ希メイソン(日本語吹き替え版)
菅生隆之ウィルフォード(日本語吹き替え版)
最所美咲ターニャ(日本語吹き替え版)
原作ポン・ジュノ(原案)
脚本ポン・ジュノ
音楽マルコ・ベルトラミ
撮影ホン・ギョンピョ
製作パク・チャヌク
配給ビターズ・エンド
KADOKAWA
あらすじ
2014年、化学薬品「CW-7」を使った地球を人工的に冷やす実験が失敗し、地球は氷河期に突入する。2031年、唯一生き残った人類は永久機関で動く「スノーピアサー」と呼ばれる列車に乗り、厳しく管理された階級制度の元暮らしていた。後方車両に押し込められていた貧困層は、カーティス(クリス・エヴァンス)をリーダーに反乱を起こす。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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34.《ネタバレ》 観賞は数年前だが、純アジア系作品として初のアカデミー賞作品賞を獲得したポン・ジュノ監督を讃える意味で投稿したい。

この手の作品で設定の荒唐無稽さを突っ込むのは野暮と言うもの。
物語自体はラスボスを目指す一種のRPGの様で、各車両毎に異なる設定が有りそれを克服していく描写は飽きさせない。
ラストも希望を感じさせるものだった。

しかしながら、いまや正に「時の人」となったポン・ジュノ監督だが、私はどうにもこの人の作風が生理的に好きになれない。
本作の場合は、捕まった男が見せしめに片腕を凍結粉砕されるシーンや、ゴキブリ棒の謎が明かされるシーンなどがそう。

多くの人は生理的嫌悪感を感じる場に直面した場合、自分の手で顔を押さえるはずだ。
それでも人は好奇心(嫌らしい部類の)から、指の隙間からその場面を見てしまう。
「ほらほら、お前の観たいシーンはこれだろ?」と、その術中に嵌った人々を舞台の袖から監督自信がニヤニヤ眺めている様で、
なんとも嫌なのだ。

昨晩、前回(第91回)アカデミー賞作品賞を受賞した「グリーンブック」を観賞した。
とても素晴らしい作品だった。

昨年は「グリーンブック」、そして今年は「パラサイト」。アカデミー作品賞の振れ幅が大きすぎて正直混乱している。
だからここまで、「パラサイト」の受賞が歴史的快挙とされているのだが。

作品を観ないで批判するのは卑怯だ。
だから出来るだけ早く、「パラサイト」を観て正々堂々と批評したいと思う。
現時点のハードルの高さは約1km位、かってない位にハードルが上がりまくっている。
なんだかワクワクしてきた。
たくわんさん [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-12 11:17:50)★《新規》★
33.ポンジュノまずはアカデミー作品賞受賞おめでとう。
ここでは場違いか(笑)
虫の未来食プロテイン棒はまあ現実的であるが、そこ以外はとても現実的とは思えない未来フィクションで特に詰まるものも無かったな。
人もバッタバタ死ぬし、キャラクターに個性がない。窮屈な列車の空間が無理。サウナやダンスクラブを抜けて先頭列車とか無理すぎる。
この世界に娯楽なんて必要あるか?それよりも人間として生命維持ができる列車が必要でしょ。富裕層の寝床も気になるわ。
クライマックスに期待したがそこも残念ながらの結果。
Mighty Guardさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2020-02-11 23:26:19)★《新規》★
32.パラサイト公開記念に、ポンジュノ作品を観てみよう。ということで鑑賞してみた。
ハリウッド作品で原作ものってことで、韓国映画独特の情念みたいなのは大分薄味になってる気がした。作品そのものは列車の最前列を目指すという構造上、面クリア型でわかりやすかったです。
あのラストの先にどんなことが待ち構えているのか気になるな。
おとばんさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-18 10:15:39)
31.これは一種のシベリア超特急?
極度の階級社会である未来のディストピアを、走り続ける一本の列車内に設定している、というのが、誇大妄想というか、それとも誇小妄想とでもいうべきか、すでにやや陳腐なニオイを感じてしまうのですけれど、それはともかく。
この列車内という世界に、革命の動きが起こる。しかし、疾走する列車内、という感覚は、音からも揺れからもまるで感じられず、なのにいざ暴動が発生すると、これでもかと義務のようにカメラを揺らしまくり、ここまで律儀に揺らしてくれると、つい笑ってしまいます。
途中、段取り良く登場人物たちが一人また一人と斃れていくのは、『ポセイドン・アドベンチャー』も同じようなシステムでしたけど、あちらはそのシーンすべてが印象的だったのは、人物の描き方のうまさでしょう。本作のこの雑なキャラたちの雑な死に方とは大違い。一方では、死んだのかと思った実はヤツが生きている、どころか、自分がさっき刺されるなり撃たれるなりしたことを憶えてないんじゃないのか、と思えてくる場面もあったりして。
列車映画の楽しみってのは、列車の上を歩くとか・列車の側面にしがみ付いて窓から窓へと伝っていくとか・流線形の機関車前面にへばりつくとか、そういうシーンのヤミクモなカッコよさにあったりする訳で、せめてそういう楽しみが本作にあればもうちょっと見どころもあったのでは、と思うのですが、登場人物たちが車内に居続けて(しかもあまり車内には見えない)、列車の疾走する「勢い」のようなものがまるで感じられない本作、勿体なあとも思うのですが。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2019-12-30 10:35:28)
30.《ネタバレ》 詰め込みすぎ・・・ですね
勢いがあって、途中は楽しめはしましたが、
女の子の能力とか狙われてる理由とか、伏線?ぽいのに、
結局最後まで見ても、なんの説明もないのはいただけません。
スズメッキの魔女さん [CS・衛星(吹替)] 3点(2019-04-21 17:52:58)
29.見終わってもう随分たつのだが、いまだに記憶に残っているのは窓から出された腕が寒さでコチンコチンになってポンってたたいたらカチンって折れるという愉快な場面と、ティルダ・スウィントンの破天荒な怪演。

ティルダはもうね、魔女とか、女王とか、そんなの序の口で、背中に羽がはえちゃう現代に生きる堕天使とか、生き血を求めさまよう現代に生きるドラキュラとか、破天荒な役になればなるほど、さえわたる女優なんですね。

そんな彼女が、この映画ではもう完全にメーターの針ふりきっちゃってます。映画の中で走り続ける列車よりも、飛ばしてます。

地球をまわる列車が舞台ですが、一周まわってくる頃には、線路の上に大量の雪が降り積もってるだろうに誰が雪かきするんじゃい、雪かきせんで列車とおれるんかい、みたいなツッコミどころが大盛りサービスなんですが、この映画、ティルダを見るためだけに、また見直してもいいなと思う。
フィンセントさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-03-29 18:50:33)
28.《ネタバレ》 どうにもポン・ジュノ監督の良さがあまり出ていないような印象です。

泥臭く脂ぎった韓国映画の味が薄いとでもいうか。

慣れない環境などの影響もあったのでしょうが、
どうもこの監督はSF物は苦手なような気がしなくもあらず。

この手の閉鎖された社会というのはありがちなモチーフですが、
唯一列車という形で外界との接点があるというのが目新しい部分でしょうか。
とはいうものの、その設定を生かしているとは思えず。

設定にしても、ストーリーや見せ方にしても
スカスカな印象は拭えず。
kirieさん [インターネット(吹替)] 4点(2018-02-15 10:11:11)
27.《ネタバレ》 ポン・ジュノのハリウッドデビュー作というより、ハリウッドスターが出演する韓国映画という表現が正しいか。でなければ、ソン・ガンホも娘役のコ・アソンも、キャプテン・アメリカと最後まで活躍しないだろうし、ねちっこい暴力表現も、どこか珍妙な味わいもなかっただろう。フランスの劇画が原作とは言え、荒唐無稽な設定で、別に列車を走らせなくてもいいような・・・そんな部分を許容してしまうのは、次の部屋に何が待ち受けているのかのワクワク感に、維持し続ける社会システムの暗喩というのもある。踏みにじられた者たちの反逆という王道のテーマを掲げながらも、行き着く先は倒される権力側になってしまう皮肉さ。恐らく黒幕が作り上げた"ユートピア"を破壊し、新世紀のアダムとイブが現れても同じことが繰り返されるのだろう。現状維持が良いか、リスク覚悟で未来を変えるか、そんな現代社会と折り合いを付けるしかない。副大統領役のティルダ・スウィントンが儲け役。面白い。これほど滑稽で活き活きと演じている彼女が一番楽しそうだ。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 7点(2017-05-29 19:37:46)
26.《ネタバレ》 走り続ける列車の中をひたすら前に進む映画なのですが、実はこれ一応列車の体裁をとってはいるものの、要はダンジョンRPGでフロアクリアしてるだけですよね。
あるいは例えば死亡遊戯とかでもいいんですが、「何かの障害を倒す(マイルストーンを達成する、フロアをクリアする)と次の展開へ」という実はよくあるタイプの映画ではあるのです。

最後に「ループからの解放、そして若者の旅立ち」で終わるのは、同じ列車系である銀河鉄道999と全く同じ展開であり、要点だけを1行でまとめると実はほとんど同じ内容になるはずなのです。

でも何しろこの映画はその周辺ギミックがすごすぎて…
「地球中が氷漬けになってその中を永遠に走り続ける列車で」とか、しかもその列車の中が車両毎に謎のファンタジー空間でキャラも濃いしで、そういう映画でやってる事の本質がよく見えなくなってるんですね。

っていうか本質は実はどうでもよくて、各車両をどんなアイディアでまとめるか、どんなキャラを出すかという点に製作側の気持ちは集中してたと思えるので、あまりむつかしく考えず成り行きに身を任せて、馬鹿だなぁ…と気軽に楽しめばいい映画なんじゃないでしょうか。
あばれて万歳さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2016-11-09 00:21:34)
25.取り残された人類どうする?ってのは『復活の日』のようなパニック系でもあり、車両毎に戦う相手が変わるのは『死亡遊戯』のようなアクションでもあり、設定は中々面白いだのが、社会階層的な政治思想も出てきたり、アレコレ詰め込み過ぎなのか、粗も目立つし消化不良。でも、決してツマラナイわけでもないので、色々と惜しい作品ではある。
東京50km圏道路地図さん [地上波(吹替)] 6点(2016-01-20 12:58:53)
24.《ネタバレ》 主人公はキアヌだとずっと思っていました。「fallout3」や「RAGE」、「METRO2033」等が好きなので面白かったです。首相が久本で笑えました。オチも好みでした。線路を永久に整備・造成し続ける「BLAME!」のような巨大ロボがいれば良かったです。現実世界でも1%はわれわれが情報を共有し、団結する事を非常に恐れています!
DAIMETALさん [インターネット(字幕)] 8点(2016-01-13 02:59:14)
23.《ネタバレ》 最初は単にアメリカのB級映画だと思いなんも考えずにパッケージのイメージだけで観始めたわけです。なにやら、地球は全部が氷河で埋め尽くされ、残された人類はひた走る近未来列車の中のみで、最後尾車両はスラム化していて先頭車両グループに虐げられていて、そこからの反乱で先頭車両に向けて戦闘を始めるってゆう設定。なるほど、マッドマックス的な雰囲気のB級かーと思い観てると、ちょ、なに?この残酷すぎる描写は?、なにこのヘンテコすぎる描写は?、ソン・ガンホもおるし、B級にしては、なんなのこのトンデモな感じは!?と、ある疑惑が巻き起こり、橋を渡るとき、誰かの号令で、急にみんなが戦闘をやめて、新年を祝うとこで、ちょっとまって、このシュールすぎる描写は、なんかアメリカ産じゃない、これはどっちかゆーとやっぱ韓国っぽいと思い、一時停止で監督を調べてみたら、あーた、ポン・ジュノ監督じゃあーりませんか。列車内水族館、で寿司、列車内学校、で変な先生と生徒、サウナもあるし、ディスコもあるし、美容院もあるし、よくわからん銃撃戦もある。ヘンテコ列車は地球を走るよどこまでも。やっべぇっぞ!一番味があったのは、やはり、あのPTA代表みたいなおばさん首相ですかねー。キモイぜ。キモすぎて魅力的だぜ。あんた。
なにわ君さん [DVD(吹替)] 7点(2016-01-09 03:38:35)
22.氷河期で住めない地球を走る列車。しかも18周。描くなら1周目を描きなさいよ。18周してる設定だからツッコミどころが山ほどでるじゃないか。この列車の設定自体は悪くないのでもったいない。
真尋さん [DVD(吹替)] 5点(2015-04-05 23:47:26)
21.《ネタバレ》 昨今はいろいろ騒がしい世の中になっていますが、日本の寿司を最高の料理としていたり、所々に日本語を入れてきたりとつまらないお国同士のイザコザなんかにゃー興味がないよ僕は面白い映画を作るんだという監督の懐の深さが見えて良かったです。まあとんでも映画といわれれば否定はしませんが、監督もそんなのはわかりきった上で作っていてきっちり面白いものが出来てるいるので何の問題もございません。他の監督が撮ったら流されるようなシーンでも見せ場に変えてしまう技量はすごいですね。あの扉を開放するための突入のシーンはなかなか迫力があってよかったですし、一週回ったよ記念のシュールな場面や列車のカーブを利用した銃撃戦など印象深いシーンが結構多かったです。全体的には大満足の作品でしたが、エド・ハリスはいらんかったかな。エド・ハリスで少し引っ張りたかったのかあそこだけなんかやたらダラダラしちゃってるんですよね。(非常に気持ちはわかりますがw) ラストはああいうベタな感じでもいいですが、個人的には列車が脱線して人類滅亡みたいなシュールな感じの方が好み。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-12-21 21:29:21)
20.「設定に無理がある」と言われていますが、そんなことはどうだって良いんです。完成された体制に囚われてしまっている人間社会を表現するのに『列車』がピッタリだっただけです。列車の中で食べ物が供給されるのも現実的に考えたら確かに無理があります。しかし、これも他の生き物や野菜を統制的に飼育・栽培する人間の営みを表現しているに過ぎない。列車内には階級差があり、先頭に行けば行くほど豊かな暮らしが繰り広げられているなんて、めちゃくちゃ分かりやすいじゃないですか。物語は設定や事の成り行きが全てじゃないんです。それらは枠組みでしかなくて、本質を見落としています。これは『革命』の実態に迫った映画です。
Y-300さん [映画館(字幕)] 7点(2014-12-02 09:25:07)
19.《ネタバレ》 映画とはいえあまりに杜撰な設定。微塵の説得力もなし。細かいところを気にせず観られるほどのスリルもアクションも無いし役者にも魅力を感じない。E・ハリスがよく出演したものだ。吹き替え版でなくてもたまに日本語が聞こえるが、見事に良い役じゃない人たちのセリフなのは御愛嬌。
monteprinceさん [DVD(字幕)] 3点(2014-11-26 00:28:55)
18.《ネタバレ》 設定に無理がありすぎ。永遠のエンジンは仕方ないにしても、ぜ走り続けなければならないのか、食料はどうするのか、ゴキブリのえさは…。それを無視しても、最後は結局人類滅亡するでしょ。そもそも、なんで列車の外に出なきゃないのか。列車外に出たがっていた人なんていなかったでしょ。シロクマ?で?
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2014-11-24 22:01:34)
17.《ネタバレ》 地球温暖化を阻止するために全世界の上空に散布された人工冷却物質CW‐7の暴走により、超氷河期を迎えてしまった未来の地球。全ての地表は硬い氷と冷たい雪に覆われ、全生物が瞬く間に死滅するなか、生き残った一握りの人類は、永久機関を搭載し世界中に張り巡らせたレールの上を永遠に走り続ける高速列車〝スノーピアサー〟へと乗り込み、目的地を見失ったまま17年もの間走り続けていた。そして、そこは列車の開発者であるウィルフォード氏を頂点とする厳格な格差社会でもあったのだった――。最後尾車両で虫けらのような生活を強いられていたカーティスは、ある日、そんな理不尽な列車内の秩序を変えるため、とある計画を実行に移すのだった。皆で一致団結して叛乱を起こし、列車内のセキュリティを開発したという男を救い出すと、エンジンがある先頭車両をただひたすら目指す彼ら。だが、車両を進むたびに、カーティスたちは予想だにしなかった驚愕の事実を目の当たりにしてゆくのだった…。予告編を観て、「なんだか変な設定の映画だなぁ」くらいの予備知識だけで今回鑑賞してみたのだけど、予想外に面白かったっすね、これ。いやー、この監督さん、僕の勝手な予想だけど若いころのテリー・ギリアムが大好きなんだろうね(だって、最後尾の長老の名前はギリアムだし、「未来世紀ブラジル」へのリスペクトな映像がいっぱいあるし)。破綻寸前のぎりぎりで成立している荒唐無稽な設定と、列車内で濃密に構築される摩訶不思議な世界観、アクの強い個性豊かなキャラクターたち、グロと美しさが絶妙のバランスで同居しあう美麗な映像…。ギリアム・ラブな僕としては、そんな本作の溢れんばかりの魅力に最後まで酔いしれることが出来ました。それに、ちゃんとこの監督独自の美学のようなものも随処に感じられて、久し振りに次作が楽しみな才能に出合えたように思います。このポン・ジュノって人、韓国で活躍されていた方なんですね。普段、韓国映画ってまったく観ないのだけど、彼の過去の作品もあらためて観てみようかなぁなんて思ってみたり。取り敢えず、なかなかアクが強い(ゴキブリ羊羹の製造過程なんてヒェェ~!って感じでしたッッ笑)ので、観る人を選ぶ映画だとは思うけど、僕のようにギリアム好きな人にとっては充分楽しめると思います。うん、8点!
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2014-10-26 20:20:42)
16.韓国が誇る名匠ポン・ジュノの世界進出作品として、期待は高く、是が非でも映画館で観たかったのだけれど、地方の映画館では公開されず悔しい思いをした。ヒットに伴う順次公開を望んでいたのだが、どうやら興行成績的にも振るわなかったようで……。
思ったよりも良い評判も耳にすることがなかったので、失敗作なのかと危惧もしていたけれど、いざ観てみれば何のことはない、しっかりと面白かった。というよりも、しっかりと“変な映画”だった。流石、ポン・ジュノである。

SF映画としても、サバイバル映画としても、“ほころび”は多いが、それを補って余りあるポン・ジュノ監督らしい独特の“痛み”が全面に押し出されたエモーショナルなディストピア映画に仕上がっていたと思う。

舞台は近未来、進退窮まった地球温暖化を食い止めるために或る化学薬品が世界中に散布され、結果地球全土が雪と氷に覆われてしまった世界。生き残った僅かな人類は、永久的に世界中を巡り続ける列車“スノーピアサー”に乗り込み何とか生き延びている……。
という舞台設定は、何とも荒唐無稽で漫画的だ。それもそのはず原作はフランスのグラフィックノベルなのだから当然のことだろう。
原作は勿論未読だけれど、フランス産のSFグラフィックノベルの退廃感と絶望感は、この監督の作風に良い塩梅で合致したのではないかと想像できる。

列車の最後尾から先頭車両へ向かう闘いの中で、主人公が目の当たりにした“真実”の絶望と虚無は、そのまま現実世界の“真実”と重なり合い、とても心苦しく、おぞましい。

あまりに絶望的な真実を突きつけられた主人公は、そのまま虚無の深淵に陥りそうになる。
しかし、ぎりぎりのところで留まり、“希望”を繋ぎ止めようとする。
その様は確かに安直で、真実を携え生き続けてきた者から見れば、愚かにすら見えたろう。
ただ、「素敵だね」と、嘲笑を携えつつ発した最期の一言には、一抹の安堵感も垣間見れた。

どの場面においても突っ込みどころは多く、咀嚼し切れない“異物感”は終始感じる。
その“異物感”こそが、文字通りに地獄のような世界を生き続ける人間たちの殆ど崩壊しかけている精神を描き出したことの証明だとも思える。

それにしても、アカデミー賞女優ティルダ・スウィントンは、ほんとうに汚れることも老いることも惜しまない女優だな。
鉄腕麗人さん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-08-24 23:59:59)
15.たまにはアホみたいな映画も見ようと思って借りたが、意外とストーリーは面白かった。
黒ネコさん [DVD(吹替)] 6点(2014-08-09 23:20:55)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 5.85点
000.00%
100.00%
200.00%
3514.71%
4411.76%
5411.76%
6823.53%
7617.65%
8514.71%
925.88%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 2.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review1人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 3.00点 Review1人
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