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あなたを抱きしめる日まで

[アナタヲダキシメルヒマデ]
Philomena
2013年上映時間:98分
平均点:7.46 / 10(Review 26人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-03-15)
ドラマ
新規登録(2014-04-09)【shoukan】さん
タイトル情報更新(2019-06-30)【Olias】さん
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監督スティーヴン・フリアーズ
キャストジュディ・デンチ(女優)フィロミナ・リー
スティーヴ・クーガン(男優)マーティン・シックススミス
メア・ウィニンガム(女優)メアリー
バーバラ・ジェフォード(女優)シスター・ヒルデガード
ルース・マッケイブ[女優](女優)バーバラ院長
脚本スティーヴ・クーガン
音楽アレクサンドル・デスプラ
製作スティーヴ・クーガン
配給ファントム・フィルム
衣装コンソラータ・ボイル
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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12
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26.《ネタバレ》 本作について、奇跡の実話という紹介も目にしたが、それは映画や我々 (第三者) にとっての謳い文句でしかなく、当のフィロミナ (ジュディ・デンチ) を含む当事者たちにとっては、悲しくも数奇な物語。 彼女の修道女時代、つまり過去の場面に限って、年代モノのカメラで撮影したような古めかしい映像美。現代と過去を繰り返すことによる相乗効果もあるだろうが、実際にその時代 (1952年) に撮影したような重々しい空気を確かに感じさせるものでした。 さて、本題。 本作、ストーリーは壮大、でもテーマとしては、いたってシンプル。「赦し」のお話。フィロミナという、ただの人間であり、慈悲深い女性がわかりやすく教えてくれました。もちろんそこには、宗教 (神) への当て擦りや皮肉が込められているのでしょう。 しかし、、息子アンソニーの大出世と文明の進化 (インターネットの普及) は、人身売買を副業とする修道院と神さまの大誤算だったのではないだろうか (笑) なお、原題「 Philomena (フィロミナ) 」に対して、邦題は彼女が50年もの間、来る日も来る日も生きる糧にしてきた願い (思い) のこと。だから嘘ではないし、とても秀逸だと思います。
タケノコさん [インターネット(字幕)] 8点(2024-02-23 22:49:33)
25.《ネタバレ》 まさに「事実は小説より奇なり」、感動した
圧巻は終盤のマーティン、フィロミナ、ヒルデガードの息詰まる対決(言い合い)
マーティンはヒルデガードに「謝れ、せめて死んだ母子の墓をきれいにしてやれ」と迫る
ヒルデガードは「自制と禁欲によって神に近づける」と一歩も引かない
しかしフィロミナはヒルデガードに「私はあなたを赦す」と、
そしてマーティンに「赦しには大きな苦しみが伴う、私は人を憎みたくない」と言い部屋を出る
マーティンも後に続き部屋を出るが間際にヒルデガードに「僕はあなたを赦せない」と言い放つ


実に考えさせられる対決だ
私の共感ウェイトはもし20代30代ならマーティン90% フィロミナ10% ヒルデガード0%だが、
そこそこ年を重ね寛容(赦し)を学んだ今(72才)はそれぞれ30% 65% 5% だ
yoroshikuさん [CS・衛星(字幕)] 10点(2024-01-25 17:45:16)(良:1票)
24.《ネタバレ》 無駄のない脚本、テンポよく進む。その中で、神の存在という重いテーマにについて、揺れ動く様を主人公は見事に演じ切った。彼女を取り巻く人物は皆アンチテーゼに過ぎない。静かな怒りと感動が両存して終わる。
★★★1/2さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-05-30 23:12:04)(良:1票)
23.事実に基づいた話というのが驚きです。どこまで脚色なのかはわかりませんが。
序盤と中盤と終盤の3度、「ドキッ」とします。比喩的な意味ではなく、本当に心臓の鼓動が一瞬だけ激しくなりました。それだけ見入ってしまったということで。本来人を幸せにするためにあるはずの宗教の問題とか、昨今風に言えばLGBTの問題とか、いろいろ考えさせられます。
しかしけっして暗くならず、常に前向きな主役2人がいい感じ。
眉山さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2023-05-24 01:54:49)
22.《ネタバレ》 生き別れた息子を求めて、旅をする老いた母とジャーナリスト。実は死んでいた息子の生前を映したビデオ映像が切ない。実話に基づいた小品ドラマ。
獅子-平常心さん [DVD(字幕)] 6点(2019-09-29 00:04:58)
21.《ネタバレ》 かなり多くのテーマを内在しながらも、それらを重すぎないタッチで描き切った良作でした。タイトルと予告編を見る限りではかつて幼少期に手放した息子を探すヒューマンものかと錯覚しましたが、ふたを開けてみると宗教やジャーナリズム、移民、同性愛、といった様々なトピックが入り組んだ実話を、抑制の効いた展開で見せてくれる小品でした。
メインテーマはやはり規律と伝統を重んじるカトリック教会な犯してきた「罪」にありますが、人がおもしろがりそうなエピソードをとってつければ「記事」という名の商品を量産してしまう現代のジャーナリズムのあり方も描かれている点に、わずかながら興味と好感をもちました。ジュディ・デンチの安定感ある演技はもちろんのこと、当初のやっつけ気味なスタンスから想定外の展開に徐々に熱量を高めていく記者をスティーブ・クーガンが好演しています。
本作は「宗教など幸せな人生には必要ない」と言い切る記者の視点で進むため、宗教や修道院はいかにも閉鎖的で悪者として描かれていますが、本当に彼らを全面的かつ心の底から糾弾してよいものなのか、個人的には腑に落ちない部分もありました。私自身は無宗教ながら、宗教が人の生活に与えてきた影響や歴史は否定できないものがあります。破壊活動に手を染める盲目的かつ危険な集団が宗教の名のもとにいくつも結成されてきた一方で、人がもつ道徳観や秩序が様々な宗教の影響によって作られてきた歴史もまた事実です。
カトリックのように一見まともな宗教であっても、頑ななルールと判断基準をもつ信者やその行動が、移ろいの早い現代の時流に照らすと時代遅れに見えたり、異常に見えたりすることは出てきます。ただ敬虔すぎる精神を持ち合わせるがゆえに現代社会の中で正しい判断ができなくなっている宗教家もまた、ある意味では被害者なのかもしれないと感じる部分もあります。どう社会と宗教はギャップを解消していくのか、「裸足の季節」を見たときにも陥った虚無感が本作の鑑賞後にも残りました。
Thankyouさん [DVD(字幕)] 7点(2018-02-13 00:51:44)
20.《ネタバレ》 フィロミナは赦すと言うが、ジャーナリストであるマーティンは、彼女の言葉に折れることなく「許せない」と言いきった。神の名のもとに行われていた人身売買が、告発もされず見過ごされていいはずがない。フィロミナが体験した男女間の愛の営みを、カトリックでは罪であると断罪するのなら、同性と交わり業病に侵された彼女の息子は、シスター・ヒルデガードの目にはどんなふうに映ったろう。カトリックのあまりにも狭い視野には、いつも辟易させられる。
 放蕩息子やよきサマリア人など、聖書の有名なたとえ話を若い頃から読み親しんできたが、隣人愛を説くはずのキリスト教が、どうしてこれほどに狭義の枠の中でしか人間を認めないのだろう。右の頬を打たれたら左の頬を差し出しなさい、という類の教えを学んでいるはずの聖職者たちが、なぜ「人を愛する」ことを知らないのか。聖書に記されたイエスの言葉を読めば読むほど、この宗教でひと悶着起こしている各国の歴史は一体どうなっているのかと、信者でもない私は、本当にわけがわからない。少なくとも、この映画の修道者たちは、人の命の重さを犬猫ぐらいにしか扱っていない(今やペットのお墓だって人間並みに手厚くなっているというのに)。修道院は神の家とよく言われるが、全く悪い冗談だ。
tonyさん [インターネット(字幕)] 8点(2017-11-18 23:23:42)
19.《ネタバレ》 この設定で主演がジュディ・デンチとかだったら、それだけで期待が高まってしまうのですが・・・導入部からしてえらく説明的で、しかも拙速に進行してしまうし、その後も、頭で考えた以上のドラマが特にあるわけではない。ラストに元の修道院に戻っていく展開はなかなかでしたが、そこもほとんどそれだけで終わってしまいました。もっと、プロセスの描写においてはいろいろとできたと思うのですが・・・。
Oliasさん [DVD(字幕)] 5点(2016-03-25 21:21:45)
18.ドキュメンタリータッチで、興味深い映画。
カトリックへの意識も多少込められている。ただし、淡々と進む物語なので、印象に残るかは疑問。ちょっと哀しい作品だが何故か最後にはちょっとホッとする。
simpleさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-11-13 23:40:31)
17.《ネタバレ》 久しぶりに良い作品に出会い、思い入れが強いせいでなかなかレビューを書けず、放置していたらメモが消えてしまった(笑
印象的だった部分を箇条書きで。

・「幸せな人生に宗教は要らない」というような台詞。恵まれた人生を送ってきた主人公(男)だから言えるのか、知性があるから言えるのか… 恵まれない人や、知性の無い人々にとって宗教が拠り所になっているのは事実だと思うが、それすらも否定するのか…?

・主人公(老婆)は下流出身のおばあちゃん。低俗な本を読み、低俗なテレビ番組を見、宗教を盲信している…そんな下層で生きてきた主人公(老婆)と上層に属する主人公(男)との絡みは、面白くもあり問題提起でもある

・そんな下層のおばあちゃんであっても、ゲイ(や同性愛)に対する偏見はない。すんなりと、受け入れてしまう。日本という国がいかに遅れているのか、実感させられた

・おばあちゃんが何度も言う、「私の元に生まれていたらここまで上り詰められなかった」というような台詞。
実際、同じ才能(能力)を持っていても、どこに生まれるかによってその才能を活かしきれるか(伸ばせるか)は違ってくる…
実の親の元で育つのが一番だったと思いたいが、その場合、息子は高い地位に就くことはなかった(才能を活かしきれなかった)であろうことを考えると、何が幸せなのかはわからない(高い地位に就くことが幸せだとも限らないが…)

・宗教というすべてを許されるような権力を持ってして、子供をとりあげて働かせるのは、客観的に見れば「人身売買」で「奴隷労働」であるが、当事者が宗教を盲信しているとそれは罪にならない…
宗教という存在の絶対的な力とそれ故の怖さを感じた

宗教、同性愛、下層と上層(生まれによる違い)など、短い中に様々な問題提議が詰め込まれた、良作の社会派ドラマであった。
Sugarbetterさん [DVD(字幕)] 8点(2015-08-03 20:48:04)
16.《ネタバレ》 これが実話を元にした話だと思うと胸糞悪くなる。真実が明らかになったとき、何もせずただ赦すという決断をしたフィロミナは物凄いのだろうが、どうしてもモヤモヤしてしまう。マーティンが「僕はあなたを赦せない」って言ってくれたのがせめてもの救いだった。
Trunkさん [DVD(字幕)] 6点(2015-05-26 02:31:28)(良:1票)
15.しっかりした映画。
本当にあった話だけあってとっても考えさせられるる。
でもそれ以上の映画としても重みがなかったのも事実。
見終わってから2週間程度たった今、あまり記憶に残っていないということが
何よりのその証拠。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 7点(2015-05-24 01:18:38)
14.「あなたを抱きしめる日まで」なんて、再会場面が描かれるようなカンチガイ邦題でだまされました。原題どおり「フェロミナ」にしとけばよかったものを。「あなたを抱きしめる日まで何なんだよ?」と、その思わせぶりな邦題に対して、シスターヒルデガードの自己正当癖と勘違い信仰とカネ儲け主義と同じくらいイライラしました。本編のなかでマーティンの顔と、行方不明のアンソニーの幼少時代の映像がつながって出てくるので、見るものは「ひょっとしてマーティンがアンソニー?」と勘違いしやすいのでは。この邦題はひょっとしてよりその勘違いを促進させる魂胆だったのか。いずれにしても私はヒルデガードがほんとむかつくので(実在人物だし)、謝罪もせず、フェロミナに罵倒もされず、人権団体に訴えられることもないですんじゃってることに、ほんと、後味の悪いエンティングでした。”許される者の苦悩”なんて、あの、ねっからの神の名のもとでの自己正当化で100%凝り固まってるヒルデガードは、良心のカケラもないので、「許されて良かったーホッ」と思ってるとしか思えない。罪悪感がないものは、許されることの苦悩なんてないんです。そして彼女を許しちゃったフェロミナは、あれだけ修道院でイヤな目にあわされても神様を信じて、そしてヒルデガードを許しちゃうなんて、よっぽど修道院時代に、キチガイシスターどもに、「あなたは悪い人間だ。いのればすくわれるぞ」と、マインドコントロールされ洗脳されたんだろうなと、感じてしまう。最後でヒルデガードが悪魔にでも乗り移られたあげくに、稲津に打たれて爆死すればスッキリ見終えられたんですが。マーティンが「神はなぜ性欲を与えておいて、それを拒ませるテストをする?まるでひまつぶしゲームを楽しむみたいに」と言っていたが、そのセリフが一番共感できる。実際、神は人間を作っておいて、堕落したからって、人間作った自分の責任も感じず、反省して人間を正しい道に導くんじゃなくって、洪水起こして全員殺してキレイサッパリ、初期化!とかするような存在なので、神への信仰なんてくそくらえっていうマーティンだけがこの映画の救いだ。それにしても、アンソニー。家族にはアイルランドのことも実母の話もしなかったのに、ケルティックハープのバッジをつけ、最後は生まれた土地に埋めてもらいたがったなんて、ずーーっとフェロミナへの思いは抱き続けていたのですね。実話なだけに、なんてかわいそうだと思います。どの時代も犠牲になるのは子供ですね。(親がフェロミナを修道院に捨てたという意味で、フェロミナも同様に)
フィンセントさん [DVD(字幕)] 2点(2015-05-23 13:43:05)
13.赦すことの苦悩。赦さないことの苦悩。赦されることの苦悩。赦されないことの苦悩。
人生は時に残酷で、一つの“赦し”にまつわるすべての人々が、どの決断をしたとしても、苦悩に苛まれることがしばしばある。
果たして、真の意味で正しい人間、真の意味で強い人間は、自分の人生を通していずれの“赦し”を導き出すのか。


この映画には、様々な“ミスリード”が含まれていて、巧い。
実話を元にした感動物語風にイントロダクションをしておいて、実は非常に辛辣で罪深いこの世界の闇が描きつけられる。
そして、重いテーマ性に対して身構えてみたならば、紡ぎだされる語り口は極めて軽妙でユーモラス。
御年80歳の大女優ジュディ・デンチのコメディエンヌぶりに、心が鷲掴みにされる。

原題は「Philomena」。ジュディ・デンチ演じる愛すべき主人公の名前である。
原題が指し示す通り、この映画は主人公“フィロミナ”の人間的な魅力に魅了されるべき作品だと思う。

暗く悲しい時代の中で、生き別れになった母と子。50年の年月を経て、ついに母は子を探す旅に出る。
実話とはいえ、もっと安易に感動物語に仕上げることも出来たろうし、悲しい時代が犯した罪を掘り進めて、もっと暗く重い社会派ドラマに仕上げることも出来ただろう。
カトリック教会の渦巻く闇だとか、レーガン政権下のエイズ患者への仕打ちなど、暗に示されている題材は多々ある。
しかし、この映画はそういうありきたりで安直なシフトを認めなかった。
主人公のキャラクターを魅力的に描き出し、コメディとして仕上げた巧さと勇気に賞賛を送りたい。

もう一人の主人公であるジャーナリストは、ふとしたきっかけで出会った貧しい老婦人のことを、“無知で心が弱い人たち”と決めてかかる。
だが、彼女と旅をしていく中で、ほんとうに含蓄が深く心が強い人間が誰であるかを知っていく。
それは、浅はかな固定概念を払拭する旅路でもあった。


主人公“フィロミナ”が辿り着いた「真実」は決して喜ばしいことではなかった。
それでも彼女は揺るがない。相手を赦し、すべてを受け入れる。
それは、何よりも最初に先ず自分自身の罪を認め、そして苦悩と共にそれを赦してきた彼女だからこそ導き出すことができた“答え”だったように思えた。
鉄腕麗人さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-04-29 01:04:23)
12.《ネタバレ》 フィロミナ婆さんがすばらしい。田舎者丸出しで、相手にうざがられているのも気づかず長話。部屋で寝ているところを礼を言うために訪れて起こしてしまう。もう少し空気を読めよと思うけれど、悪気はこれっぽっちもない。マーティンも最初はうんざりしていたけれど、次第にその人柄に魅了されていく。
その純朴な善良さは、偏狭で醜悪なシスター・ヒルデガードとは好対照。死に瀕した息子と母の最後の対面も妨げたのも、神の名のもとに正当化して非を認めない。宗教は薬にもなれば毒にもなるものだけど、このシスターはマイナス要素の権化のような存在。
それを許したフィロミナの深い慈悲と、許さないマーティンの侠気に心を動かされる。何十年も生き別れになってお互い捜し求めていた母子が、再会を果たせなかったのはやるせない。ただ、フィロミナとマーティンに擬似親子のような情愛が生まれたのがせめてもの救い。

原作がノンフィクションというのも衝撃的。古今東西、宗教にたずさわりながら信じられないことをしでかす輩が絶えない。キリスト教の牧師が少年や少女を性的虐待したり、イスラム原理主義者がテロで残虐な殺戮を繰り広げたり。神を崇めながら、どうしてそんなことができるのかと不思議で仕方ない。アイルランドで起こったこの悲劇も、シスターに何の罪の意識もなかったことが怖ろしい。
飛鳥さん [DVD(吹替)] 7点(2015-04-25 00:32:59)
11.《ネタバレ》 神を抱くことができたのは自分を騙したシスターを許したフェロミナ。
生涯通して禁欲を貫いたシスターは、もう一つの行いのせいで神に近づくことができなかった。
レイブンのかなづちさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-20 00:30:45)
10.外から見ればフィロミナの息子は社会的成功を収め少なからず幸せな人生を送っていたように見える。それでも彼は母を探すためアイルランドの地へ戻り、そしてその地に骨を埋めた。血の繋がった本当の親にしか与えられないものが人生にはあるのだろう。そんな風に思った。
ばかぽんさん [DVD(字幕)] 7点(2015-02-10 06:20:14)
9.やるせない気持ちです。宗教とはなんとこわい。以前観た「野のユリ」という映画を思い出しました、人々の協力で教会が建てられたのに対し、シスターたちは「祈りが通じた、神に感謝!」としか言わず、人々には感謝しない。シスターたちは神だけを信じているのだ。「許すことはもっと苦痛」と言ったフェロミナ、確かに許すことも大事だが、許さないことも苦痛を伴うのだ。
HRM36さん [DVD(字幕)] 9点(2015-01-09 14:47:08)(良:1票)
8.《ネタバレ》 ちょっとあっさり息子さんの行方がわかっちゃった気がしたけど、とてもジュディ・デンチがいいですね~いやーほんと素晴らしい。地味な展開だけど実話ベースなだけに深く悲しい物語でゴザイマシタ
Kanameさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2014-12-13 11:29:34)
7.奇想天外な展開もSFXもない。淡々とストーリーは続くが、それでもぐいぐい引き込まれた。ジュディ・デンチがとにかく良い。
kaaazさん [DVD(字幕)] 10点(2014-11-28 22:59:53)
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【点数情報】

Review人数 26人
平均点数 7.46点
000.00%
100.00%
213.85%
300.00%
400.00%
513.85%
627.69%
7726.92%
81142.31%
927.69%
1027.69%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 6.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2013年 86回
作品賞 候補(ノミネート) 
主演女優賞ジュディ・デンチ候補(ノミネート) 
作曲賞(ドラマ)アレクサンドル・デスプラ候補(ノミネート) 
脚色賞スティーヴ・クーガン候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2013年 71回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演女優賞(ドラマ部門)ジュディ・デンチ候補(ノミネート) 
脚本賞スティーヴ・クーガン候補(ノミネート) 

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