1.《ネタバレ》 自分が世の中で一番嫌いな言葉がダブスタです。それを避けるためには、当然この映画には指摘しなければならない点が多々あるんですが………すごく残念ながら、上映が終わってから舞台挨拶中継をまつまでの周りのすすり泣き、あと「能年ちゃん可愛かったね」という若い女の子の声、そんなものによってこの映画に対する私の批判精神は一切封印されました。自分の内面にどんな思いが湧き上がっても、いわば同志を貶めることはでいませんから。
というわけで、この映画に対する私の評価は、「能年玲奈がひたすら可愛かった。」その一言にとどめます
ごく当然に発売当日に予約して購入していながら1年以上放置しておいたブルーレイで再鑑賞。
もういいでしょう。あの日映画館で「能年ちゃん可愛かったね」って言ってくれた子たちも、もう他の対象を見つけてくれてるだろうから。
ストーリーが実に下らない。ほとんど鑑賞に耐えられないレベル。よくこんなもの映画館で2度も見たなあ。愛情って強いわ(笑)
あまりの下らなさにゲームをやりながら能年ちゃんの映ってるシーンだけ映像として見るという鑑賞になりました。(音さえ消したかったけど、彼女の声が好きだから)
そもそも珍走団が大嫌い!実際に珍走行為をする人間も、それをネタに漫画や小説を書いて煽る人間も、倫理面から見ても、知性から観ても最低ランク。だからそんな連中の映画見てもひたすら不快感のみ。
喧嘩の理由も本当に下らなかったなあ、何らかの誤解とかあるいは利害の衝突ならまだしも理解できるんだけど、単に相手の存在が気に入らないからという、ほとんど野良猫レベルの争い。
で、一番下らないのが障害を残すような大怪我の原因。下らないなら下らないなりに上記の喧嘩が原因、あるいは誰かの命をかばってならまだ少しは余韻があっただろうけど、族の頭が抗争に遅刻((笑)して、警察の検問にひっかかりかけて(さらに笑)、Uターンしようとしてトラックにはねられるって間抜けにもほどがある(大爆笑) 実際この怪我のしかただけは初見でもちょっと唖然としてしまいました。
母親もまた下らなかったなあ、いい年こいて上品ぶってて頭の中はほとんど男と番うことばっか、しかもそれを娘に対して取り繕うとさえしない。そりゃ普通にぐれるわ、娘。娘を負ぶって病院に行くところ、多分感動するところなんだろうけど、思わず救急車は無理でも、せめてタクシーぐらい呼べよって突っ込んじゃいました(笑)
というわけで、思いっきりくさしたわけですが、点数は10点で変更なし。当然すべては能年玲奈に。表情も、しぐさも、声もすべてが愛おしい。今まで何人も何人もアイドルや女優を好きになってきたけれど、そういうレベルを超えて魅かれる。あまちゃん再放送終了からまだたったひと月、なんか随分観てなかったような、
個人的な感情で彼女から仕事を奪ってる人間に直接対面できたら、殴りかかりたいくらいの気持ち。
例えていうなら、素晴らしい芸術作品をただ単に自分が気に入らないという理由だけで、他人に見せず、くしゃくしゃにして押し入れに放りこんでる人間なんだよな、彼は
平成28年10月11日 能年玲奈という女優を一旦(あるかないかわからない完全復帰まで)、自分の意識の中で棚上げ状態にした以上、能年玲奈の魅力のみでこの作品が10点に並んでいることに他ならぬ自分自身が強い違和感を感じるのでとりあえず点数のみ10→5