1.ニック・フロストと言えば、今や売れっ子サイモン・ペッグの“相棒役”すなわち“名脇役”として有名ですが、本作では彼単独で主演を張っています。でも全く問題ありませんでした。キャラも充分に際立っていましたし、何より芸達者。動けるデブは素敵です。好感度の高さも立派な武器でしょう。ニックの体型の話ではなく、筋立てはもっと“絞れる”気がしますが、基本的にお気楽ラブコメですから、多少ユルいくらいのお話で丁度いいのかもしれません。サイモン・ペッグが0.5秒ほど出演していましたが、こういう顔出しが本物の友情出演という感じがして好きですね。