4.ロードムービーはけっこう好きです。
現実からの逃避、自分探し、笑いあり、涙あり、ハラハラありのすったもんだあった後の清々しさ。
残念ながら本作にはロードムービーのそういう醍醐味が薄かったかなあ。
まずヒロインの女優がアクが強すぎて好みじゃなかった、化粧を落としてみたら別人のような
あどけなさや透明感が。。。なんて意外性もないし
旅をしながらしていたことに対して何も共感もなければ憧れを感じるものもなかったです
ラスト、二人がそれぞれの家族の元へ戻っていくことになる根拠というか悟りみたいなものも
あやふやで、遊んだことのない中年男の非現実的な願望を見せられただけみたいなね。
なんといってもロードムービーにしてはロケーションが魅力的じゃなかったですね。