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悼む人

[イタムヒト]
2015年上映時間:138分
平均点:6.33 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2015-02-14)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2015-01-27)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2021-10-04)【イニシャルK】さん
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監督堤幸彦
キャスト高良健吾(男優)坂築静人
石田ゆり子(女優)奈義倖世
井浦新(男優)甲水朔也
貫地谷しほり(女優)坂築美汐
山本裕典(男優)福埜怜司
麻生祐未(女優)沼田響子
眞島秀和(男優)
佐戸井けん太(男優)
甲本雅裕(男優)水口
堂珍嘉邦(男優)弁護士
大島蓉子(女優)
山崎一(男優)沼田雄吉
上條恒彦(男優)
戸田恵子(女優)比田雅恵
秋山菜津子(女優)尾国理々子
平田満(男優)坂築鷹彦
椎名桔平(男優)蒔野抗太郎
大竹しのぶ(女優)坂築巡子
大後寿々花(女優)
松原菜野花(女優)
原作天童荒太「悼む人」(文春文庫)
脚本大森寿美男
音楽中島ノブユキ
作詞熊谷育美「旅路」
作曲熊谷育美「旅路」
主題歌熊谷育美「旅路」
撮影相馬大輔
製作木下直哉
キノフィルムズ
木下グループ(「悼む人」製作委員会)
配給東映
特撮浅野秀二(VFX)
美術稲垣尚夫
編集洲崎千恵子
その他朝日新聞社(特別協力)
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3.《ネタバレ》 映画を見た段階ではわけがわからず面倒臭いだけと思ったが、その後に原作を読むと、小説の内容を手短にまとめた形になっているようではある。「悼む」ことの動機が何かということよりも、主人公の姿から何を感じ取るかが大事というのは映画でもわからなくはなかったが、しかし映画では観客の心に訴える事例の積み上げが不足している感じで、「悼む」ことへの共感度が高まらないまま物語が展開していく印象があった。
また主に序盤で見る者を苛立たせる類の演出が連続するのは不快でしかなく、特に息子を殺された母親の話し方が非常に耳障りで、これに耐えて見たことをありがたく思えと言いたくなる。加えて雑誌記者が父親の店で、自分の世界からしかものが見えない視野狭窄の傲慢オヤジに嫌味を言われて反省したように見えたのが非常に腹立たしく、そういう点で映画自体に反感を覚えたため、結局最後まで皮肉含みの感情のまま終わってしまった。
ちなみに映画で感動するところはなかったが、さすが原作には問答無用の説得力があって引っかかるところも特にない。ただし分量が多いのでかなり時間を食う。ほか映画では同行者の人物(石田ゆり子)に年齢なりの色気があって大変よかったが、主人公役もそれらしい感じで悪くなかった。

なお原作者インタビューでは原作の発端になった世界的事件のことが語られていたが、どうも社会問題の見方が皮相的というか、そもそも社会全体を視野に入れようとする意識が決定的に欠落していると感じられる。息子を殺された母親に関していえば、親の心境がどうあれ警察が身内の犯罪を隠蔽することが許されていいわけではない。個人の問題と社会の問題はあくまで別次元で捉えるべきものであって、自分が「悼む」ことに共感できるのは個人レベル限定である。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 5点(2017-05-01 19:57:33)
2.ああ見えて、性欲はあったのね・・・。
ケンジさん [DVD(邦画)] 6点(2016-12-26 22:28:34)
1.悪くない。
だが、もったいない。
なんかこう、もっと、あるだろう。
でもみんなに観てほしい作品ではある。
金子淳さん [映画館(邦画)] 8点(2015-02-15 20:17:00)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.33点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5133.33%
6133.33%
700.00%
8133.33%
900.00%
1000.00%

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