ケープタウン(2013)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ケープタウン(2013)

[ケープタウン]
Zulu
2013年上映時間:107分
平均点:6.14 / 10(Review 14人) (点数分布表示)
公開開始日(2014-08-30)
アクションサスペンス犯罪もの刑事もの小説の映画化
新規登録(2015-03-01)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2015-10-11)【DAIMETAL】さん
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キャストオーランド・ブルーム(男優)ブライアン・エプキン
フォレスト・ウィテカー(男優)アリ・ソケーラ
平川大輔ブライアン・エプキン(日本語吹き替え版)
立木文彦アリ・ソケーラ(日本語吹き替え版)
加瀬康之ダン・フレッチャー(日本語吹き替え版)
配給クロックワークス
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1
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14.《ネタバレ》 結構な製作費で製作されカンヌでクロージング作品にもされた作品なんですが、興行的には大ゴケした映画。

原題が「Zulu」なので、なんかズールー族関係とかアパルトヘイトとかの話がキモになるのかと思いきや全然そんな事はなく、たとえばこの設定のまま舞台をアメリカにしてインディアン…もといネイティブアメリカンな刑事が出てきてタイトルが「アパッチ」とかでもそのまま成立してしまう内容です。
つまりタイトルに深い意味はありません。
だからこそ邦題は「ケープタウン」というめちゃくちゃ雑なタイトルにされちゃったんでしょうね。

で、タイトルにたいした意味がない以上、内容にもそれほど深いものはありません。というかぱっと見ではバディ物の刑事ものに見えるんですが、実際の内容はマッドサイエンティストが開発した「人を馬鹿にする薬」を悪の組織が人体実験しながら流用して金儲け…って内容なので、すでに普通の刑事もののジャンル超えちゃってて相当に荒唐無稽です。

で、ラストも結局はただの私怨ですよね、これ。

シナリオをもうちょっと練りこめなかったのか…と観た後で不思議になるような映画でした。
そりゃ興行的に大ゴケしますよね…
あばれて万歳さん [インターネット(吹替)] 5点(2020-04-16 17:23:51)
13.命が安い国で生きるのは弱者にとっては過酷だね。オーランドブルームはこんな演技もできるんだね、見直した!!
センブリーヌさん [インターネット(字幕)] 6点(2019-02-27 22:40:11)
12.血で血を洗う。
表現としてはいささか綺麗なイタリアンマフィアのその法則を、
えげつない描写でこの映画は説いた。

特筆すべきは映画内の大抵の犠牲者が「事件に直接的な関与をしていない」ことだ。
事件の操作にすこし、関わっただけで死に至らしめられる、ころされる。

非情な街なかに、むしろオーランド・ブルームのような
直情的な人間が魅力的に写る。

母親をころされた瞬間から修羅となってしまった、アリ。
それは周囲からとめることは出来ず、
街の混迷は当面のあいだ収まらないことを示唆している。
元祖さん [インターネット(字幕)] 7点(2018-04-21 20:30:48)
11.《ネタバレ》 治安の悪いあの世界観は良く描けていると思います。でももうちょっと撮り方とか緊張感があってほしかった。淡々と話が進むので感情移入できず、ちょっと引いてしまいました。
Keytusさん [インターネット(字幕)] 6点(2018-01-27 01:13:43)
10.重い味わいの刑事もの。ハリウッド映画や、仏ものならリュック・ベッソン作品にありがちな、上っすべりな所がない。無駄な難解さとか芸術性もない。良作。
えぴおうさん [インターネット(字幕)] 7点(2017-08-01 23:17:18)
9.《ネタバレ》 人間の果てしない暴力性を芯まで叩き込まれる、それは恐ろしい映画です。
南アフリカの透き通った海の藍、空の青、白い砂浜。夢のように美しい舞台でいきなり起こる惨劇。このアンバランスな画が、特大の衝撃力を伴って脳幹に突き刺さる。
主人公の黒人警官アリはアパルトヘイトの暴力の被害者である。父を殺され自らも不具の身にされながら、崇高とも感じる理性の力で憎しみを封印してきた。しかし限度を知らぬ暴力に晒され続け、母すら失った時ついに彼の精神の拮抗は崩れ、アリは殺す側へとなるのだ。暴力とはなんと手ごわいのか。
アリがダークサイドへ堕ちるのを留めようと頑張るのが、これが意外や好演のオーランド・ブルーム。しかし白人の彼には、アリの絶望を完全に理解するのは無理だったのではないかと個人的には思う。
答の無い病んだ社会。最近心が浮ついてるなー、と感じた時などこれを見ればどすん、と気持ちが沈むこと請け合いだ。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2016-05-08 17:37:49)
8.《ネタバレ》 2013年、南アフリカ。いまだアパルトヘイトの影響が色濃く残る首都ケープタウンで警部をしているアリは、この国の先住民族である誇り高きズールー族だ。温厚で知性的な紳士であるそんなアリの相棒は、彼とは全く正反対の酒と女にだらしない自堕落なバツ一男、ブライアン。人間としては全く褒められたものではないブライアンだったが、刑事としての腕は一流だとアリは全幅の信頼を置いている。ある日、そんな彼らの管轄で、一人の少女が無残な惨殺死体となって発見されるのだった。すぐに捜査を開始したアリたちだったが、容疑者と思しき男を捜してバラックが立ち並ぶスラム街へと乗り込んだとき、そこにはとてもチンピラとは思えない重装備したギャングたちが待ち構えていたのだった……。一人の少女の殺人事件をきっかけにして炙り出される謎の麻薬を巡る闇社会の抗争、本作は南アフリカにいまだ残るそんな人種差別という名の闇へと立ち向かう全く正反対の2人の刑事の活躍をスタイリッシュに描いたクライム・アクションだ。胸に静かな怒りを秘めた寡黙な中年刑事を演じるのはフォレスト・ウィッテカー、私生活は酒と女で無茶苦茶だが犯罪を憎む情熱だけは誰にも負けない若手刑事にはオーランド・ブルーム。まあベタな組み合わせではあるけれど、殺人レイプ強盗など何でもありの極めて治安の悪いケープタウンという街を舞台にしたこともあって、なかなか緊迫感に満ちた作品に仕上がっていたと思います。特に、柄の悪い黒人たちが大量にうろつくスラム街へと主人公たちが乗り込むシーンなんて、一歩先に何が起こるか分からないから観ていて素直にハラハラドキドキ。南アフリカにいまだ影を落とす人種差別という社会問題の扱い方も、これ以上踏み越えるとテーマとして重くなる一歩手前で絶妙に抑えられていて、僕はエンタメ映画として最後まで面白く観ることが出来ました。ただ…、終盤で明かされる事件の真相がさすがにちょっと無理があったのが惜しい。アリの母親の扱いも、あのクライマックスへと向かわせるために無理やり紡ぎ出した感があってそこら辺もちょっと残念でした。結論。なかなかよく出来たクライム・アクションとして普通に面白かったですけど、あと一歩他の作品とは一線を画す新しい何かが欲しかった。6点。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2015-11-23 14:04:45)
7.《ネタバレ》 驚くような展開もなければ、スカッとするアクションがあるわけでもない。そこがまたリアルといえばそうなんだけど。オーリーのアウトローっぷりは良かったです。
lalalaさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-07-27 18:02:06)
6.二大俳優を起用して刺激的な映像で攻めていたが、何とも雑な脚本と描写が残念でした。
kaaazさん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2015-07-25 00:12:29)
5.《ネタバレ》 南アフリカの治安の悪さは有名。そこを舞台に描かれるバイオレンスは生々しく迫力がある。ブラジルを舞台にした『シティ・オブ・ゴッド』も生々しいバイオレンスだったが、本場?のバイオレンスは迫力が違う。警察を恐れるどころか平気で牙を剥く悪党がうじゃうじゃ。安全な日本のありがたさを実感する。
三人の刑事が捜査に当たるが、キャラがユニークで魅力的。美しい妻を持った温厚そうな刑事は早々に殺される。主人公の刑事は、家庭を顧みずに女遊びばかりしていたせいで、妻や息子に愛想を尽かされて荒れた一人暮らし。でも、仕事ではできるヤツで、停職を喰らっても悪の組織に果敢に切り込んでいく。ズールー族の黒人警部は、少年時代に白人からの差別で犬に急所を噛み千切られ、男としての機能を失った。そのため、女とベッドに入っても背中を撫でるだけ。理不尽なことにも我慢強く耐えてきた大人しい穏健派だけに、愛する母を殺されて線が切れたように復讐に走る姿は振り幅が大きかった。
事件の黒幕は、子供たちをモルモットにして禁断のドラッグを開発した白人博士。物語の背景には人種差別が横たわっていて、治安の悪さとともに南アフリカらしさが滲み出ている。ラストの墓石は、差別主義者だった父との軋轢をすっかり忘れていたので最初は何のことやらわからず。
飛鳥さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2015-07-06 00:13:13)
4.《ネタバレ》 差別主義者に父を焼き殺され、自身も犬に局部を食いちぎられて性的不能者になったズールー人・アリと、差別主義者を父に持つ白人・ブライアンがタッグを組むバディムービー。随所に南アフリカの難しい現実を投影したと思われるアイコンが登場するのですが、同国の情勢に詳しくない私にとってはイマイチ伝わらない点が多かったことが苦しかったです。フランス人が監督し、ハリウッドから俳優を呼び寄せて作った国際色豊かな作品なのだから、世界中の人が理解可能な内容にすべきだったと思います。
そんなわけで、作品に込められた裏の意味を理解できなかったので、あくまでバイオレンスアクションという表層部分に絞っての評価としますが、これがなかなかエグイ内容でビビりました。アリの父が殺害される場面から映画は始まるのですが、これがただの焼死ではなく、タイヤネックレス(ガソリンをかけたタイヤを首から被せ、そのタイヤに火をつけて焼き殺す。顔は炎に焼かれ、溶けた高温のゴムが体にまとわりつくという凄惨極まりない処刑方法)だったのでゲンナリ。本編がはじまると撲殺された女性の死体が登場するのですが、これがまた死ぬまで殴られましたということが一目で分かるほどのひどい傷み具合で、本作はハンパなバイオレンス映画ではないなと腹を括りました。
ソフトなイケメンというイメージの強いオーランド・ブルームが、本作でははみ出し刑事を熱演。ハリー・キャラハンとマーティン・リッグスを合わせたような狂犬ぶりを見事モノにしており、意外と良い役者さんだったのねと感心しました。他方、フォレスト・ウィテカーはブレない安定感。ブルームと違って強烈な演技は見せていないものの、難しい部分は彼が引き受け、縁の下の力持ちとして作品の土台部分を担っています。この二人のコンビがなかなか良くて、バディムービーとしては上々の仕上りでした。
残念だったのは、謎解きの答えに面白みがなかったこと。死体やアクションの見せ方等、ディティールにはリアリティへの目配せがあるのに対して、本筋部分には荒唐無稽な部分があって(黒人抹殺兵器ってのはさすがに…)、そこのバランスの悪さが気になりました。「アフリカではこういう酷いことが現実に起こっているのかもしれない」と思わせるような内容であればよかったのですが。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-07-02 00:48:33)(良:1票)
3.何がいいかってオーランド・ブルームだ。クズだけど正義感あふれるワイルドな刑事を熱演してた。エルフの王子とは、本当に別人のようだった。あんまりダラダラせずにスピーディな展開もいいですな。
でも、銃撃シーンや死体などグロテクスなので心臓の弱い人には、勧めません。
パオ吉さん [DVD(字幕)] 8点(2015-04-20 00:23:19)
2.《ネタバレ》 美しい自然と恐ろしい治安。これが南アフリカという国なのかな、、、というのが感想です。ゴロツキどものヤバさ加減がすごいですね。鉈で景観をサクサクっとやっちゃうとか。屍体もやたらとリアリティがあったし、本格的。やさぐれ刑事役のオーランド・ブルームがすごくはまり役でしたね。彼はこれまで、キレイめな二枚目役ばかりだったから、役者として幅を広げた感がありますね。
あろえりーなさん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2015-04-12 22:33:55)
1.《ネタバレ》 こういった映画を観ると、日本人として日本に生まれたことを、本当に感謝したくなります。それにしても恐ろしい化学兵器!黒人だけを殺すなんて。そのせいで父親は火だるまにされたのかな?でも母親は生きてるし、あと犬が襲ってきたのも分からないし、警官に蹴られたのも分からなかった。歴史的背景を理解していないとダメなのかな?そのへんが唯一気になりました。
Dream kerokeroさん [DVD(字幕)] 6点(2015-03-06 23:00:20)
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【点数情報】

Review人数 14人
平均点数 6.14点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5321.43%
6750.00%
7321.43%
817.14%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
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