1.《ネタバレ》 「ウルトラマンギンガS」の最終回のその後を描いた劇場版。10人のウルトラマンの共演や、ギンガとビクトリーが合体したギンガビクトリー(ネーミング、そのまんまかよ。)の登場などメインターゲットの子供を飽きさせないイベントが目白押しで目まぐるしい展開。ヒカルとショウがパワーアップをするためにゼロから特訓を受けるシーンは「ウルトラマンレオ」を意識しているんだろうなと思っていたら特訓終了後にウルトラマンキングのイメージ映像が挿入される分かりやすさ。(しかもキングの左右にレオとアストラが控えているあたり芸が細かい。)エタルガーにUPG隊員たちがそれぞれが恐怖心を抱いているものを見せられるシーンはコミカルに演出されているが、アリサ隊員の恐怖の対象として出てきた幻がキョンシーだったのはなんでキョンシーなんとついつっこんで笑ってしまった。10人のウルトラマンがエタルガーのいる時空城に突入するクライマックスはRPGのようだが、城の各階にそれぞれのウルトラマンのかつてのライバルが待ち構えているという展開も小学生の頃によくプレイしていたスーパーファミコンの「ナイトガンダム物語」にこんなのあったなと妙に懐かしく思えた。