10.《ネタバレ》 前後編に分けると見事に後編は失速するというVシネ版『呪怨』の伝統を引き継いでしまった今作。
エレベーターでの“俊雄だらけ”のシーンには、リアルで「やっちまったなあ!」と声が出てしまいました(苦笑)
今回のリブートでは全ての元凶は俊雄というコトになってしまったため、伽椰子タソは完全に“使い魔”ポジションにランクダウン!まぁ今回は、伝統芸“階段降り”をキッチリ披露してくれたのでソコはヨシとしましょう。
剛雄役の緋田康人さんは前回「ありゃ~ビシバの人かぁ~ちょっとイメージ違うんだよなぁ…」とも思ったのですが、今回の俊雄に逆襲されるシーンでのヤラレ顔(逝き顔)には「ああ!これは正解かも!」とちょっと納得(笑)。
後半、おのののかとお母さんが延々とパニくる場面は少し長すぎてバランスが悪かったような気もします。「大丈夫、大丈夫よ!」「何が大丈夫なのよ!」のシーンは身もふたも無くて笑いました。しかし、身寄りのなくなった親戚の子を引き取っただけのお母さん、娘にあんなに罵倒されて可愛そう…。また、病室の女の子と俊雄の交流(?)には「まさかハートウォーミングな展開?」とも思いましたが…『悪魔っ子』(ウルトラQ)から『ヒドゥン』になったダケのハナシでしたね(笑)この辺は『グラッジ3』っぽくもありました。ちなみに平愛梨が決然と家に乗り込んで行くシーンで、脳内で『21世紀少年』のテーマが鳴り響いたのは俺だけでしょうか?
旧劇場版2作の主演女優二人はその後にウルトラスキャンダルに襲われてしまいましたが、今回のお二人は大丈夫なのかとちょっと心配だったり。いやいや、今後も御活躍を期待していますよ。アモーレ!
というワケで…Vシネ版からず~っと追いかけてきた『呪怨』シリーズも遂にファイナル…『学校の怪談G』から『ファイナル』まで、アメリカ版も含めて『呪怨レビュー』皆勤賞を達成してちょっと満足なのでありました!あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”…
あとは…『VS』だな(複雑な笑い)
(追記)アモーレ平さんに続いて、佐々木希さんも…末永くお幸せに!←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建)
2020/06/12追記
佐々木希さんにも遂に伽椰子さんの【Ju-on】が…。←えっ?なにかあったんですか?←ネット見ろッ!((C)渡部建)