1.《ネタバレ》 実写として始まったシリーズもラストの長編。まるで2の焼き回しのような内容に見えるけどちょっと違う。
ズケズケと己の道を行く後藤隊長に比べ、どこか後藤田さんは控えめ、出来るなら関わりたくないが、どのみち二課が潰されるならやっちまおうという具合。
それに正義の見方とは決して思えない三代目第二小隊の連中、そしてやってくるのは暴れん坊のステルス戦闘ヘリ娘。
面白いのは公安の高畑が後藤田を食う勢いの主役っぷりどーみてもヘリを落としたのも彼女、真相に迫ったのも結局彼女、二課は殆ど彼女の駒扱いでしたね。
それにしても相変わらずレイバー残念すぎるくらいお荷物で敵をおびき寄せる以外に殆ど役に立っていないのがパトレイバーらしいというかなんというか…。
そのかわりカーシャの肉弾戦は圧倒的迫力!ここまでキレッキレのアクションはハリウッド並!でも画面がちょい暗い!
そして今回のDC版でやっと頭のモヤモヤ晴れる。通常版はなんだったのかと思うくらいのまさに完全版。
カーシャのスピーディなアクションは更に増え、謎多き灰原零の正体、そしてその裏側もサラリと語られている。
どこか歪だった通常版とは違いこれが本当の首都決戦でした。