ヒメアノ~ルのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 作品
 > ヒ行
 > ヒメアノ~ル
 > (レビュー・クチコミ)

ヒメアノ~ル

[ヒメアノール]
Himeanole
2016年【日】 上映時間:99分
平均点:6.76 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-05-28)
サスペンス犯罪もの青春もの漫画の映画化
新規登録(2016-02-25)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2016-06-01)【DAIMETAL】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督吉田恵輔
キャスト森田剛(男優)森田正一
濱田岳(男優)岡田進
佐津川愛美(女優)阿部ユカ
ムロツヨシ(男優)安藤勇次
駒木根隆介(男優)
山田真歩(女優)
大竹まこと(男優)
原作古谷実「ヒメアノ~ル」(ヤングマガジンコミックス)
脚本吉田恵輔
撮影志田貴之
配給日活
美術龍田哲児(美術・装飾)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
21.《ネタバレ》 原作既読。惜しい映画だと思う。
タイトルバックのタイミングは最高。ただ他の原作からの改変・オリジナル要素がイマイチ。
原作だと後半からストーリーが完全に森田視点へとシフトするのだが、この映画はあくまで岡田のまま。
なのに森田の殺人シーンが妙に多いのでどっちが主人公なのか、チグハグ感が拭えないと思う
ラストで森田が交通事故で大怪我を負い、肉体的苦痛という制裁を受ける展開も安易なガス抜きだと思った。
それに高校生時代の夏服を着た森田・岡田が妙に老けて見えるのもツメが甘い。
Nigさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-11-16 08:19:31)★《新規》★
20.《ネタバレ》 佐津川愛美を大事に丁寧に可愛く可愛く、これでもかってほどにカワイク撮った末に、最後にボコボコ 使い捨て。
嫌な気分にさせられるシーンなんですが、この監督作品に鼻血は付きものなんでそこは想定内だったということにしておこう。
(とは言っても、鼻血どころの騒ぎじゃないですが)
ただ森田剛の残虐性はとても凄まじく、吉田恵輔作品どうしちゃったの 
なんでこんなブラックホラーな世界と 前半、濱田岳たちが作り上げたプスッとコメディなラブロマンスなファンタジーワールドをくっつけちゃってしまったの という奇妙な気持ちにさせられる。
ただし、そこは大人コミック発祥の原作に従っての事だと思われますので 原作がそうであったのならばそれは致し方ないコト。
ならばというか、前半コミカルに、そして後半、中途半端にすることなくブラックに割り切った切り替えが素晴らしかったというか それもこれも濱田岳から森田剛への見えない所での主役交替の引き継ぎが上手く出来ていたからなんだなと思えます。開始45分を過ぎた頃に不意に不気味に現れたタイトル挿入がその象徴です。

しかし、意外だったのは ジャニーズ在籍中の彼がよくもこんな役を引き受け、また見事にやりきってくれたもんだね そこは素直に恐れ入りました。
そしてさすがの吉田恵輔監督、濱田岳と佐津川愛美のミニマムカップルのお取り扱いがとてもお上手でした。出来れば彼らの初々しくも生々しい恋愛発展途上をずっと見ていたかったという思いがすごく残ってしまいます。
3737さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2018-05-04 23:00:13)(良:1票)
19.《ネタバレ》 全体的に登場人物の間が抜けているくだりが多く、苛々を感じないではなかったのですが、それでも最後まで緊張を切らず見せ続ける技はなかなかだったので、一応点は甘め。ところで森田に関しては、単調に連続殺人を行っていく場面よりも、最初の公園での煙草の会話の方がよほど怖い。そういうシーンをもっと見たかったのですが。あと、後半の展開は、「陰気ストーカー状態になった安藤が、ガチストーカーの森田とどこかで対峙し、オタクパワーで森田を破ってしまう」か、「実は一番の悪人はユカであって、森田が行ったと思われた犯行のいくつかはユカのものだった」のどちらかと勝手に想像していたのですが、まさかのそのまんまな展開でした。それと、佐津川愛美ちゃんは、いい感じの脱ぎっぷりで、岡田のドキドキ感に観客を同一化させることに成功しています。
Oliasさん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2018-01-23 01:05:42)
18.《ネタバレ》 「ヒミズ」もそうだが、古谷実原作の独特のテイスト。
ギャグ路線の稲中卓球部と同じ作者とは思えないシリアスさ。
どこか闇と狂気、ヒリヒリと乾いて荒廃した世界を感じさせる。

タイトルの意味がわからなかったが、ヒメトカゲという造語で、強者の餌食になる弱者を指すようだ。
強者に虐げられた者は、より弱い者に捌け口を求める。
自分が辛い思いをしたら、他人にはそんな思いはさせない――そんな道徳的な人間ばかりじゃない。
むしろ、より弱い者へと捌け口を求めるケースが目立つ。
同級生のイジメ、親の虐待、先輩の理不尽なしごき等、負のスパイラルが多く見られる。

冴えない童貞男の岡田が、清楚でかわいいユカに一目ぼれされるという思いもかけない幸運。
ところが、そのユカをストーカーしていた安藤が、岡田の高校時代の同級生でシリアルキラーだったという不運。
佐津川愛美と濱田岳のラブシーンがいい。
清楚に見えた女が実は結構経験豊富で、そこに引っかかる男の器の小ささがコミカルでクスッと笑える。
と思えば、一転してシリアルキラーの血生臭い凶行で、緩急めまぐるしい展開。

このシリアルキラーを演じる森田剛に、どうしようもない違和感。
イジメてた側ならわかるが、どう見ても元イジメられっ子には見えない。
さらに致命的なのは、サイコキラーの狂気が感じられないこと。
ここが違えばストーリーは面白かっただけにもったいない。
ミスキャストだと思ったが、だったらこの主役を演じきる役者が誰かというと、探すのがなかなか難しい。
興行ということを考えて、話題性スター性のある俳優の中から主役をとなるとなおさらだ。
この手のものが得意な韓国映画では、本当に気持ちの悪い、身の毛もよだつ狂気を感じさせるのだが、邦画ではそこまでのものは感じない。
日本では演技派で聞こえる役所広司でさえ、「渇き。」では役の上での狂気や不気味さをまったく感じずガッガリしたくらいなので、本業が歌手の森田剛に多くを求めるのも酷な話なんだろう。
いくらフリをしても、その目や顔つきからは、本物の持つ闇の深さとか邪悪なものは滲み出ない。
日本でも実際に事件を起こしてニュースになったサイコキラーが何人もいたが、皆、滲み出る負のオーラが違う。
こいつ本当にサイコキラーの資質があるんじゃないか――と思わせたら勝ちだが、残念ながらそこまでには至らなかった。
嫌悪感を催す不気味な役と子役の演技に関しては、天性の何かがあるのではと疑うほどに韓国との歴然とした差を感じる。韓国だけでなく欧米にも及ばない。
オタク的な気持ち悪さをコミカルに上手く演じる役者は、この映画でのムロツヨシ以外でもいろいろ思い浮かぶのだけれど。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 6点(2018-01-17 00:44:30)
17.主演はとてもよかったけど
リアリティに欠けるところが散見されて気が散ってしまった。
もう少し説得力があるととてもいい映画になったと思う。
miumichimiaさん [DVD(邦画)] 6点(2017-10-07 20:16:52)
16.《ネタバレ》 基本的には面白い映画だけど、警察の無能ぶりは水を差したかな。邦画洋画問わず、この手のジャンルでよくあることだけど、警察の無能ぶりが目に余ると途端に醒めちゃう。むしろ有能に描いて、その上を行く犯人って構図にした方が良さげ。あとはムロツヨシが演じた安藤ってキャラだけど、原作未読で、展開を予想しながら観てた立場からすると、森田vs安藤は予想というか、期待してたくらいだったから、意外とあっさりで残念だったり…。まあ、しかし濃い奴らの共演で楽しかった。森田剛は今でも一応アイドルグループのメンバーだけど、よくやったもんだ。しかも上手いし。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-07-19 00:06:24)
15.原作同様見てて不快で胃が痛くなる鬱展開ですがそれでも引き込まれてしまう作品にきちんと仕上がっていました。俳優陣が全員良かったですね。昔ドラマで見てた月下の棋士の時から思ってましたが森田剛は演技上手いです。もっといろんな作品でみてもよさそうな気がします。
映画大好きっ子さん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-03-20 17:23:06)
14.《ネタバレ》 は~、なんかすごい映画。あんまりこういうのは好きじゃないなぁ。前半のホノボノ路線は良かったけど、タイトルがでる後半からの構成は不気味かつ残虐度が高くてみてらんない。まぁ森田君よくやったねに2点。
Kanameさん [DVD(邦画)] 2点(2017-03-20 08:51:37)
13.《ネタバレ》  悪趣味な映画。殺人シーンとセックスシーンをシンクロさせて描くとか、面白いと思ったりするのかなぁ? ブラックユーモアとかなの? 気持ち悪い。

 森田が壊れちゃってる訳じゃないですか。殺人を犯す事に対してなんの躊躇もない。自分の気に食わなければ殺す、気に入っても殺す。でも、そこに言い訳が入っちゃう。森田だって本当は普通のよいコだったんですよ、って。同情してください、って。
 その森田に殺される人々は心を抜かれちゃってるのはなんで? 森田には同情しても、森田に殺される人々については同情しないようにしてくださいね、って? それともそこは想像力でフォローしてください、って事? 森田に対してはヤケに説明的なのに?

 このテの映画の定番、とても間抜けな警察官の皆様。優秀な警察官じゃ成立しない物語。

 全てが一人の殺人鬼のための装置としてしか機能していない、そんな映画。森田を否定的にしか見れない私には、イコール映画自体も否定的にしか捉えられないのでした。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 4点(2017-03-02 21:44:24)
12.《ネタバレ》 一言でいえば狂気の作品である。現実離れしたストーリーではあるが、今の日本においてはいつでも身近に起こりうることが何よりも怖い。R15指定ですが、グロではなくてエロの方で規制して欲しかったですね。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2017-03-02 15:51:52)
11.《ネタバレ》 予備知識ゼロで見てしまった。
前半40分ぐらいまでは面白く見られたのでそういう映画だと思ってお気楽に見てた。
幸せの絶頂の向こうに佇む森田からのタイトルを見るまでは・・・怖い。
色々突っ込み所はある、用意周到に逃げ回るキャラではないのに捕まえられない、
警官が殺されて銃を奪われているのにしばらく気がつかない警官の無能さ。
無差別に近い殺人が繰り返されているのに緊急配備もされないであるとか諸々。
しかしもうそんな事はどうだっていいのかもしれない。
ひたすら怖い。今までも狂気でグロテスクな作品も見てきたが
これほど怖いと思った作品は無かったかも知れない。まず怖いと思うのは
表現が直接的で痛々しいのもあるが、それ以上に怖いのは誰でも被害者になり得る恐怖だろうか。
あれほど酷いイジメはともかくとして自分の学生時代を思い出すと
風の噂なども含め多かれ少なかれ思い当たる節がありはしないだろうか。
虐めて居たあいつ、傍観していたしていたあいつ、いじめられていたあいつ。
今どこで何をしているのだろうかと頭をよぎってしまいはしないだろうか。
自然とどこかで自分を重ねる事でより近くで見ているような臨場感が恐怖をかき立てる。

そして本当に怖いのは森田は感情が表に出すぎる事もなく感情が外から見えない事。
これには森田剛君の配役が良かった。そして演技・演出もたいした物だと思った。
どこにでも居そうなヤワな青年だが心が死んで居る様を見事に演じていると思う。
狡猾で暴力的で強いタイプやサイコパスの話にありがちなIQが高くて利口な人間では無い。
森田がパチンコ屋で15万勝ったが、その帰り絡まれ、あっさりその金を奪われる
(その描写はないが以後金がない事がその事実を物語っている)その弱さは今までの
殺人鬼とは少し違うと言う事を想像させる。

「人は皆不満なんだ、不安や不満が無いと生きて行けない、だから君は変じゃない」と
ムロツヨシが浜田岳を諭すシーンからこの話が始まる。
人は概ね幸せを求め生きている。より良い生活の為に働き、欲求を満たすために恋人を作り
生きた証を残す為に結婚して子供を作って死んで行く。この社会にある漠然とした
幸せと言う価値観が自分とは別の世界の話になった時、生きる事の喜びや死への恐怖に
意味を見いだす事が出来なくなるだろう、森田には不満も不安もない生も死にも興味も執着も無い。
まして社会にも他人にも自分も。もはや空虚で何もない心は他人が考えて理解できる物では無い。
なぜなら空っぽでそこに心がないから。
森田の一連の行動は、性の対象は求めても単純な快楽殺人でも暴力的な衝動でもない。
社会の雰囲気が作りだした価値観に縛られた側から森田を見ても
彼の行動は理解も想像もできない、うかがい知る事が出来ないものなので
人間が理性で押さえ込んだ本能的に持つ暴力的な衝動や性的衝動の直接的な恐怖よりも
もっと深くて暗い直視できない恐怖に、ただただ怯えるだけだ。

そしてこの話の質が悪いのは、ただ怖いだけではなく様々な感情をぐちゃぐちゃにかき乱してしまう。
もしイジメを助ける奴がいたら、いや、そもそもいじめが無かったら・・・
森田にも違う人生があったかもしれない。
だがそんな事は正当化される理由にもならない。同情の余地さえも踏みにじる残虐性。
そもそも森田にとって違う人生や幸せとはなんなのだろうか。
見終わった後も捕らえどころのない嫌な余韻を残す映画でした。
本来ならこのようなバイオレンスで気を引くような作品にはあまり高得点は
付ける気がしなかったりするのですが、この作品にはそれだけの力とメッセージがあった気がします。
一つ残念な所は佐津川愛美さんの脱ぎっぷりが中途半端な所でしょうか(笑)
中途半端にしか脱げないなら脱がないで良いかな。自身か事務所か監督の判断かは分かりませんが。
せっかくここまで拘った作品なのに行くなら行ききって欲しかったですね。
デミトリさん [DVD(邦画)] 8点(2017-02-22 00:50:34)(良:1票)
10.《ネタバレ》 なかなかの怪作。
痛いのなんの。かなり過剰な演出ですが、人の気持ちを想像できずに
イジメとかしてる人に向けては、これぐらいショックを与えた方がよいのでしょうか。
まぁそのせいでR15になっちゃってますが。
森田くんを前にして恐怖に立ち尽くすのみの人々。
そら、まぁそうですよね。
慣れてないもん。
まさか、そこまでする?ってとこですけど、イジメもそこまでする?レベルまで来てるようです。
ラストに少々ドラマ要素がありますが、ほぼ実録犯罪ドキュメンタリーのような内容。
そう思わせた森田さん頑張りました。
ムロさん、佐津川さんもよかったですね。
濱田さん羨ましすぎ(笑)
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 8点(2017-02-19 17:52:12)
9.ダラダラ時間を使わず、短くまとめたところが良いです。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2016-12-21 21:02:23)
8.《ネタバレ》 ここまでずっとアヴァンタイトルだったのかよ!という衝撃。本番はタイトルが出てから。日本映画もやる時はやります。
カニばさみさん [映画館(邦画)] 7点(2016-12-13 00:16:06)
7.邦画も本気を出せば良い作品が出来るのが判る作品ですね、現代の事件にマッチした内容で殺人・強姦やりたい放題の作品ですがその裏には日本独自のいじめが温存しているのだと言わせたい作品でした。撮影も演出もかなり凝った作品なのが本作品の特徴でしょうか。
SATさん [インターネット(字幕)] 7点(2016-12-11 21:54:19)
6.《ネタバレ》 幸福の絶頂から、この先は真っ逆さまにおちていきますんでと言わんばかりに、物語ちょうど折り返し地点で登場する不穏なオープニングタイトルは確かにかっこいい。実は森田がメインで、岡田とユカは狂言回し。いい年こいてオマエはと浴びせられるのを覚悟で、本作は虐げられたものの絶望のお話とワタシは言いたい。だから終幕間際で日和っちゃったのが惜しい。最後まで、容赦なく躊躇なくいって欲しかったと思っているオレは、いま、あんまり良くないかもしれない。
なたねさん [DVD(邦画)] 7点(2016-12-02 23:28:36)
5.《ネタバレ》 終わったあとの映画館の雰囲気忘れられません。だれもすぐには立とうとしませんでした。オープニングタイトルのでるタイミングが最高です。
今年一番の映画ではないでしょうか。でも、殺され方が痛いです。
エイドリアン・モンクさん [映画館(邦画)] 9点(2016-07-18 10:27:28)(良:1票)
4.《ネタバレ》 話は前半と後半でがらっと変わり、その展開は良かった。前半は笑いありだけど後半は一気に落とします。でも前半も後半も救われないですね~。森田の最後の嘆きが救いでしょうか。
Banjojoさん [映画館(邦画)] 7点(2016-06-23 00:22:57)
3.《ネタバレ》 今の日本に起こりうる、フィルムノワール。
ファム・ファタール的な存在である、ユカも今の日本ではありふれているリアルな女性像。恋愛経験が乏しく、人生に傷ついた男性が、幻想を抱きそうな女性。
しかしその実は強かで、ごく普通な女の子であり、勝手な妄想を抱く男達(安藤、森田)の世界への微かな望みを打ち砕く存在でもある。
その現実との地続き感が故に、この物語が生々しく、辛い。
安藤が踏み留まった線を越えてしまった森田。その対比も痛々しい。
いじめという過去が原因と決めつけるには、あまりにも短絡的に思えてしまうほどの、逃れられない負の連鎖、日本社会の閉塞感を感じる。
物語中盤におこる思わぬ視点移行は、そのまま話しに推進力を与え、ジャンルの横断にも繋がる。そして世界が持つ多面性、無常感を痛烈に提示する。
計算されたカメラアングル、カット割りによる生理的に不快な殺人描写も洗練されている。
登場人物への容赦ない追い込みは、そのまま強制的に自分の人生をも振り返らされる辛さも備えていた。
ちゃじじさん [映画館(邦画)] 8点(2016-06-15 00:28:30)(良:1票)
2.《ネタバレ》 直近の作品はともかく、監督デビュー作の『なま夏』のじんわりホラーテイストを思い起こすと、この類の作品こそ本領かな、とも思える。

通り魔的にアパートの女性を襲うエピソードをまず事前に配置し、今度は佐津川の帰宅シーンをもってきて緊張を高めていく。
何事もなく玄関口を上がるが、彼女が台所で微かな風音に気付き、見上げると窓が割られているというシーンなど、実にサスペンスフルであり、
ギリギリまでカットを割らずに打擲や刺殺や銃撃をされる側を捉えるカメラもなかなかに非情である。

濱田岳らの性交と森田剛らの殺傷をアクションで繋いだクロスカットなどはあまり類例を見ない、と思う。

森田のささくれだった佇まいと所作も絶品であり、その分ラストの回想の中でみせる半逆光の彼の横顔がなんとも切ない。
『さんかく』でのコンビネーションに続き、ラストはやはり印象的な光で決めている。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2016-06-01 23:08:19)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 6.76点
000.00%
100.00%
214.76%
300.00%
414.76%
500.00%
6523.81%
7838.10%
8419.05%
929.52%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review2人
2 ストーリー評価 6.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 5.50点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 4.50点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS