日本で一番悪い奴らのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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日本で一番悪い奴ら

[ニホンデイチバンワルイヤツラ]
2016年【日】 上映時間:135分
平均点:6.40 / 10(Review 20人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-06-25)
犯罪もの刑事もの実話ものヤクザ・マフィア小説の映画化
新規登録(2016-05-10)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2018-11-03)【イニシャルK】さん
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監督白石和彌
キャスト綾野剛(男優)諸星要一
YOUNG DAIS(男優)山辺太郎
矢吹春奈(女優)田里由貴
瀧内公美(女優)廣田敏子
田中隆三(男優)
中村倫也(男優)
斎藤歩(男優)
青木崇高(男優)
音尾琢真(男優)国吉博和
ピエール瀧(男優)村井定夫
中村獅童(男優)黒岩勝典
松岡依都美(女優)
地曵豪(男優)稲嶺
音楽安川午朗
津島玄一(音楽プロデューサー)
作詞谷中敦東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama「道なき道、反骨の。」
主題歌東京スカパラダイスオーケストラ東京スカパラダイスオーケストラ feat. Ken Yokoyama「道なき道、反骨の。」
製作遠藤茂行
日活(「日本で一番悪い奴ら」製作委員会)(製作幹事)
東映(「日本で一番悪い奴ら」製作委員会)
ポニーキャニオン(「日本で一番悪い奴ら」製作委員会)
木下グループ(「日本で一番悪い奴ら」製作委員会)
企画日活
配給東映
日活
美術今村力
衣装宮本まさ江
録音柴崎憲治(音響効果)
照明金子康博
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20.《ネタバレ》 なるほど、タイトルの「日本で一番悪い奴ら」ってのは、北海道警察全体のことを言っているのか。。。
rain on meさん [インターネット(邦画)] 7点(2019-08-26 20:59:18)★《新規》★
19.綾野剛はちょっと無理してる感があって、柔道チャンピオンにも見えないしミスキャストかと。警察もノルマで大変だな。
nojiさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-06-17 00:54:47)
18.最後まで飽きずに楽しめました。 なんかもっと悪いやつが他にいっぱいいそうな気がします。悪いというよりセコイ感じです。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 6点(2019-05-02 18:16:34)
17.いやいやいやいや、まったく笑えない!なのに、笑えて笑えて、困る!!
実際の警察不祥事事件をモチーフにしたこの犯罪映画は、想像以上に胸クソが悪くて、想像以上に面白くて、とても困った映画だった。

こういう“感覚”を、日本の映画ファンが体感する機会は少ない。
その理由は明確で単純だ。こういう映画があまりにも少ないからだ。
現代社会において実際に巻き起こった事件、事故、スキャンダルを映画の「題材」とすることはあっても、それらを真正面から捉えた上で“エンターテイメント化”する文化的土壌が、この国の映画業界には備わっていない。
その昔は、そういうことをまかり通すだけの肥えた土壌があったのかもしれないけれど、今はすっかり痩せ衰えていると言わざるを得ない。
それは何も映画業界だけの問題ではないだろう。この国の文化的な民度とリテラシーそものもが矮小化し、弱体化してしまい、許容し得る度量がないのだ。

そんな中で、今作と、これを描いた白石和彌という映画監督は、明らかに特異な存在と言えよう。
事実を事実として捉えた上で、「娯楽映画」としての暴力性、可笑しさ、エロさ、猥雑さ、それらすべてをひっくるめたエンターテイメント性から逃げない姿勢が先ず素晴らしい。

日本の映画業界と比較し、映画文化の土壌が肥えているハリウッドでは、作品の善し悪しは別にしてこの手の映画作品で溢れている。
マーティン・スコセッシの映画などはその頂点の一つであろう。決して過言ではなく、今作は、かの巨匠の作品の空気感を彷彿とさせた。近年の作品で言えば、序盤の主人公が悪徳メンターと交流するシーンをはじめ、「ウルフ・オブ・ウォールストリート」に映画的な展開と性質がすごくよく似ていると思えた。

看過できない社会性と、直視しづらいほどの毒性、そして観る者を釘付けにするエンターテイメント性の混在。
それはまさに映画的「快楽」であり、日本でもこういう映画が作られるようになったことがとにかく嬉しい。


公開当時から観たい作品の筆頭であったが、劇場鑑賞の機会を逃したまま、期待値が高まるあまり鑑賞のタイミングを掴みそこねてきた。
ようやく鑑賞に至った動機は、この国の映画ファンにとってあまりに悲しい「ピエール瀧の逮捕」だった。
ピエール瀧が俳優としての類まれな存在感と価値を爆発させた最大のきっかけこそ、白石和彌監督の「凶悪(2013)」だったと思う。
今作においても、彼は序盤の少ない登場シーンで、前述の悪徳メンター役を嬉々として見事に演じ切っている。

無論、彼が犯した罪を擁護する気持ちは毛頭ない。一報を聞いたとき、一ファンとして、憤りと悲しみで打ちひしがれそうになった。
「作品に罪はない」という意見は概ね正しいと思うが、それがイコール「作品の価値が下がらない」ということではない。ピエール瀧の逮捕後に今作を観て、少なからず彼の演技を訝しく観てしまったことは否めなかったし、それはたとえ“過去作”であっても、この映画にとって決して小さくないマイナス要因だった。

ただそれでも、この映画がエネルギーに満ち溢れた良作であることは揺るがないし、今作に限らず、一人の演者の罪によって作品自体が蔑まされたり、日の目を見ないなんてことは間違っていると思う。
詰まるところ、重要なのは我々受け手一人ひとりの「意識」のあり方なのだ。
先に呈したこの国全体の文化的リテラシーの低下にも関わることだけれど、この社会の文化意識そものもがもっと成熟しなければならない。
その上で、「現実」と「作品」との境界線をきちんと認識し、個々人が適切な判断と評価をするべきだ。
そうでなければ、アグレッシブでオリジナリティに溢れた創造活動などできるわけもなく、結果本当に面白い映画なんて生まれるはずもない。

これからも、今作のように「現実」を「娯楽」で笑い飛ばすような映画が生まれ続けてくれることを切に願う。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-03-17 11:48:18)(良:1票)
16.《ネタバレ》 タイトルと、ポスターと、キャスティングで、少々失敗した模様。
一番悪い奴は誰なのか? ← この疑問符があれば意味は通じるが それでもダサい
柔道のチャンピオンに見えないし、ポスターもコメディなのかドキュメンタリなのか意味不明。
ただ、この最低野郎を演じられる俳優って、人気俳優では少ないので綾野君は偉いとも思う。

で、中身はというと、スポーツ優遇で警察に入ったものの、仕事も出来ずオロオロしてたら
悪徳刑事の舎弟になり、悪の道へ。師匠が逮捕されて、代わって悪徳刑事のアタマになり、
更に道を外れて行く。廻りの刑事も上司も、そんな諸星を利用して点数稼ぎするから、もはや
歯止めは効かず、ついに協力者に裏切られ、大金持ち逃げされて一大事へ・・もうグチャグチャの展開へ

「銃器の取り締まりで成果を出せ」と責められた道警の面々、「普通に捜査したって、1丁も出ないよ」は
本音なんだろうな。別件でガサ入れで偶然発見とかならまだしも、後は命がけの潜入か、スパイを使うしか・・。
それでも結果出さないと、立場がヤバいとの理由で、「警察官が銃を買って来て押収した事にする」という
「ヤラセ・捏造」が横行していくという、本末転倒な警察組織への変貌。
銃を買う金が足りないからと、麻薬の販売で資金調達に至っては、もはや魑魅魍魎の組織へ・・
最後は、自分も麻薬常習者になり、逮捕されてしまうが、回りや上司の多くは逃げ切ってしまう。
恐ろしいのは、破綻のキッカケになった自首したスパイが、留置所で自殺した事になってる件。
警察内部のヤミの力で、口封じされたとしか思えないトコ。ここは背筋が寒くなった。

まあ、元が実話なのでストーリーはさておき、端々のコメディ調の音楽がどーなのか? 女性との
性行為のシーンがしつこい。Vシネマかと思った。 それでも諸星がダークサイドへ転落する動機や
「軽率な判断力の持ち主」を象徴した音楽だったのかも。
良く「事件が起きてからしか役に立たない」と警察は言われるけど
「事件が起きる前の捜査」は非常に難しいという事を、考えさせられる映画だった。
グルコサミンSさん [インターネット(邦画)] 6点(2019-03-01 13:22:19)
15.諸星がころぶの早かった。まぁいいけど。
センブリーヌさん [インターネット(邦画)] 6点(2018-10-23 10:30:32)
14.《ネタバレ》 明らかに「本末転倒」になっているのにどんどん深みにハマって行ってしまう、いかにもな組織のなかの論理を描いたものとしては秀逸。冒頭の真面目な体育会系バカの主人公には微笑ましさすらあるのに明らかに「道」を外していく過程は、真面目で「規範」には忠実だけれど「倫理」を欠いた結果として何が起きるのかを示してそら恐ろしい。劇中、主人公が自分のやってることがおかしいってことに気づくチャンスはいくつもあったのに、その都度間違った方向へとフルスロットルで舵を切ってしまう。その結果としてのラストの面会シーンは空虚で怖いホラーだった。綾野剛は、体育会っぽい風貌ではないし、好きな俳優ではないけれど、間違った方向へと全力で向かってしまう感じは見事に演じていたと思う。「エス」の3人も、本当の「一番悪い奴ら」の北海道警の面々も個性的でよかった。一方、作風的にしょうがないんだろうが、女性陣がセクシー系一辺倒だったのがちょっと残念。まあ、それも含めて、日本的な「組織文化」を描いてるんだとすれば(でも、あんなセクシー婦警、現実にいるんかな?)、それはそれで成功しているのだろう。
ころりさんさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2018-07-14 10:26:29)
13.完全にタイトル倒れで拍子抜け。
もっと悪い奴はいくらでもいる。
飛鳥さん [DVD(邦画)] 4点(2017-08-28 20:20:02)
12.《ネタバレ》 確かに悪い奴らではあるが、本当に一番悪い奴らであるのかは疑問。悪いやつは必ず生まれてくるってところが人間という種族の本質を表しているような気がします。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2017-08-28 01:47:35)
11.ノンフィクションが原作と言う事だけど。コミカルに仕上げたせいか
綾野剛のキャラクターが定まって無い。内容も思ったより平凡でしたなぁ。
デミトリさん [DVD(邦画)] 4点(2017-07-31 16:36:16)
10.《ネタバレ》 原作は北海道警察の不祥事である稲葉事件の真相を書いた同名のノンフィクション。その映画化。どこかコミカルタッチに描かれているが、いやはや、どこまでが本当か知らないが、これがマジなら、北海道警察、ヤバすぎでしょ。そして主人公の諸星、どんな性格してねんねん。オモロすぎでしょ、こんな奴。ある意味、純粋とゆーか、頭のネジがぶっ飛んでるとゆーか、銃で点数上げるために、薬とゆうリソースを消費するその感覚、金で銃を買い漁るその感覚、本末転倒すぎでしょ。これ。すげーなー、主人公、そして北海道警察。ものすごくヤバイ事してんのに、普通に警察署で会議してるのが、しかもヤバイ事の全てを、普通にそこでみんなでお話してるのが、日常と非日常のごったまぜとゆーか、なんなんやろこの世界観。税関まで巻き込んでの薬の大量密輸にいたっては、おいおい、大丈夫か日本と、この国の倫理観が心配になってきます。もちろん映画として、退屈はしませんでしたが、最後まで見ると、悪徳でもうお腹いっぱいって感じになりました。役者はみな素晴らしく、特に主役の綾野剛、この変なキャラを魅力たっぷりに表現してて、本当にお腹いっぱいになりました。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 7点(2017-05-18 17:00:36)
9.《ネタバレ》 スピード感があって長く感じない。やってることは本当にクズなのに、どこか憎めなくて笑える。私のハイライトは昨年より下回ってりゃいいんじゃないからの、幹部の落胆と諸星のそれはどうでもいいだろうの対比です。
ラグさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2017-04-29 00:31:08)
8.こち亀の両さんが模範警官に見えてきた。
タケノコさん [映画館(邦画)] 6点(2017-04-19 21:56:56)
7.綾野剛の演技が凄くて引き込まれる。初めてヤクをやるシーンは鬼気迫るものがあった、というよりむしろ上島竜平に似てた。
ヴレアさん [DVD(邦画)] 7点(2017-04-12 00:29:36)
6.車やバイクを運転したことある人なら一度くらい、キップを切られた経験があるのではないでしょうか。その時おそらく、この点数稼ぎ野郎が、と内心思ったはず。この映画はまさにそれを証明してくれてるかのようで、所詮警察もサラリーマン、成績がものを言う組織だということがよく分かります。ま、一応フィクションらしいですが。

どうでもいいけどこの映画を観たら、誰も警察官になりたいなんて思わなくなっちゃうかもね(笑)
Dream kerokeroさん [DVD(邦画)] 5点(2017-02-05 17:46:27)
5.135分もあるんですね。物語はそれほど起伏がある訳ではないのですが、全然長くは感じませんでした。
事実を知らなくても展開は簡単に予想でき、そしてその通りに進んでいくのですがそれでも観続けられるのは綾野剛の演技あってのものですね。
東京ロッキーさん [DVD(邦画)] 7点(2017-02-02 15:54:55)
4.《ネタバレ》 綾野剛がとにかく素晴らしく、日本映画界にはこれだけ出来る役者がいるのかと驚かされました。脳筋風からチンピラ風、大物ヤクザ風、しがないおじさん風と絶え間なく姿を変えながらも、純粋無垢な彼の根本部分は常に同一であるということを見事に表現できています。また、笑わせる間の取り方のうまいこと。中村獅童演じる黒岩とのファーストコンタクト。詫びに来いと言われ内心はビクビクしながらヤクザの事務所に入り、案の定、黒岩に怒鳴られて困った諸星。何やら口をもにょもにょ動かし始めて何をするのかと思いきや、次の瞬間「かー、ぺっ」と痰を吐き、黒岩に負けじとあることないこと大声で叫び始める場面には涙が出るほど笑わされました。それに続き、黒「お前が気に入った!この鮫エキス食ってみろ!」、諸「おお!(瓶一本分の鮫エキスを全部口に入れる)」、諸「まずい!」、黒「そうだろ!全然売れねぇんだ!」。まったく理解不能ですが、初対面でさっきまで対立していた二人が、次の瞬間にはとても気が合うベストパートナーになったということが一発で分かる見事な掛け合いでした。
演出のテンションも絶好調。『ウルフ・オブ・ウォールストリート』や『グッドフェローズ』などのスコセッシ作品とよく似た作風となっているのですが、本家スコセッシと比較しても遜色ないほどのエネルギーに溢れており、やや長めの上映時間中にもダレ場は一切なし。その絶倫ぶりには恐れ入りました。
気になったのはタイトルであり、「日本で一番悪い奴」ではなく「日本で一番悪い奴”ら”」なんですね。複数形。すなわちこのタイトルは諸星ではなく、諸星に不正をやらせていた北海道警を指したものだと考えられます。ものすごく間違った成果至上主義が敷かれており、「俺のだぁ!」と言いながら犯人を刑事同士で取り合う、拳銃の押収件数を増やしたいのでヤクザから拳銃を買ってくる、それでもノルマを達成できなければロシアにまで銃を買いに行かせる、さらには拳銃の密輸ルートを作るなど、そもそも論を無視した行為を組織ぐるみでやっているのです。上司:「諸星、今月の数字何とかならんか?」、諸星「はい、何丁か買ってきます」、こんなやりとりをしているのです。これには驚かされましたが、本作は諸星のモチーフとなった稲葉圭昭氏自身による著作を原作としており、かつ、捜査や裁判過程でその内容の一部は裏づけられていることから、これは実際にあった話。さすがに驚きました。しかも諸星に指示を出していた上層部はお咎めを受けておらず、それどころか出世した人間までいるようであり、まさに「日本で一番悪い奴ら」。こんな面白い話をなぜ他のクリエイター達やジャーナリストは放置してきたのだろうかと不思議になったほどです。
ザ・チャンバラさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2017-01-14 15:50:17)
3.《ネタバレ》 綾野剛。すごい役者だ。中盤のシャブを打つシーンはディカプリオを超えたのではないか。後、中村獅童。「はいこんちは〜」から退場まで魅力抜群。彼のベストアクトだと思う。俳優陣のテンションに引っ張られたのか、映画自体のテンションも終始フルスロットルで飽きずに一気に観れた。日本映画で全盛期のスコセッシみたいな映画が観れるなんて、こんなに嬉しい事はない。
bolodyさん [映画館(邦画)] 8点(2016-09-24 01:29:55)
2.《ネタバレ》 組織の中でポイントを稼ぐべく必死の綾野剛ら刑事と、追われる被疑者が路上で乱闘紛いの捕り物を繰り広げる。
引きの長廻しでかなり本格的な擬斗を行っているので、怪我もあったかもしれない。
アスファルト上で柔道の投げ技をかけられて、かなり危険な受け身のとり方をしているし、ナイフの振り回し方も本気に近い。
総じて、乱闘シーンの気迫が映画の主たるパワーでもある。
その合間合間に、チームの面々が埠頭で黄昏たり、薬中毒となったホステスの薄暗い部屋で性交したりのいいショットも出てくる。
中村獅童らのヤクザ、ピエール瀧の悪徳刑事像も堂に入っていて、綾野との丁々発止のやりとりが楽しい。

ただ綾野のメイクの中途半端さが、少々混乱を招くところがある。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2016-07-02 23:33:39)
1.《ネタバレ》 「凶悪」とは一転してのコメディ色が強い本作。
それもこれも映画内で綾野剛がほぼ全てのシーンに出続け、常に主人公視点で話が進むため、綾野剛の人物描写がそのまま作品の性質となるからだろう。
ただそれが一本調子、緊張感の欠如にも繋がる。
銃の取り締まりの潜入捜査から、事が次第に大きくなり、状況としては緊迫していく。
しかし、作品全体の空気が緊迫するかと思えば、どこか緊張感を欠いたまま話しは進む。
幼児性を持ち純粋な存在である綾野剛が、緊迫化に歯止めをかけているからだろうし、それは意図的なものと取れる。
それに加え、アクションで魅せるでも、殺人描写があるわけでもない為、物語はアンチカタルシスの構造を保ち続ける。
そして銃が中心の物語であるにも関わらず、終始銃が道具として機能せず役割を失ったままで終わる。
機能しない事で不在の中心であり続ける銃、アンチカタルシスな物語が、煮え切らない居心地の悪さを生み出す。
その居心地の悪さこそがこの事件の本質であり、機能しない銃は良くも悪くも古くからあった男性性の消失を象徴しているのだろう。
そしてそれがドラマではない現実ということ。
終盤の、馬が走る→人が走る→自殺という、より動的なものから究極の静的なものへのスムーズな移行。
映画の観客=一般市民に向けられた挑発ともとれる、綾野剛の逮捕場面でカメラにぶつけられるペットボトル。
そのような細かい描写も魅力的だった。
ちゃじじさん [映画館(邦画)] 6点(2016-06-26 01:37:04)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 20人
平均点数 6.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4210.00%
515.00%
6735.00%
7735.00%
8315.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review1人
2 ストーリー評価 6.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review1人
4 音楽評価 4.00点 Review1人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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