エンド・オブ・キングダムのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 エ行
 > エンド・オブ・キングダムの口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

エンド・オブ・キングダム

[エンドオブキングダム]
London Has Fallen
2016年ブルガリア上映時間:99分
平均点:5.27 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-05-28)
アクションサスペンスシリーズもの犯罪もの政治もの
新規登録(2016-06-01)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2023-06-15)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
キャストジェラルド・バトラー(男優)マイク・バニング特別捜査官
アーロン・エッカート(男優)ベンジャミン・アッシャー大統領
モーガン・フリーマン(男優)アラン・トランブル副大統領
アンジェラ・バセット(女優)リン・ジェイコブス長官
ジャッキー・アール・ヘイリー(男優)メイソン副主席補佐官
メリッサ・レオ(男優)ルース・マクミラン国防長官
ラダ・ミッチェル(女優)レア・バニング
ロバート・フォスター(男優)エドワード・グレッグ将軍
宮内敦士マイク・バニング特別捜査官(日本語吹き替え版)
井上和彦ベンジャミン・アッシャー大統領(日本語吹き替え版)
坂口芳貞アラン・トランブル副大統領(日本語吹き替え版)
斉藤貴美子リン・ジェイコブス長官(日本語吹き替え版)
西村知道エドワード・グレッグ将軍(日本語吹き替え版)
佐藤しのぶ【声優】ルース・マクミラン国防長官(日本語吹き替え版)
湯屋敦子レア・バニング(日本語吹き替え版)
原作クレイトン・ローゼンバーガー(キャラクター創造・原案)
脚本クレイトン・ローゼンバーガー
製作ジョン・トンプソン〔製作・(I)〕
レス・ウェルドン
ジェラルド・バトラー
製作総指揮トレヴァー・ショート
ボアズ・デヴィッドソン
配給ショウゲート
衣装ステファニー・コーリー
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
22.《ネタバレ》 うーん・・・アクションものとしてはとても面白かったです。
ただロイヤルガードに敵が紛れ込んでいたり、マリーンワンが何故か標的にしてくださいと言わんばかりの低空を飛んでいたりと、設定が結構ザルです。
あとロンドンってあれだけ敵が紛れ込んでるのに、治安機関がほぼ機能していないのも笑った(おかげであんなに時間があっても何故か大統領が孤立無援に)。
まあでも前作同様ドキドキハラハラする展開は面白いです。
わたたさん [インターネット(吹替)] 7点(2024-06-19 11:21:25)
21.《ネタバレ》  ははは、評価ひっっっく。
 私はこれぞエンターテイメントって感じで、存分に楽しんじゃいました。
 舞台がホワイトハウスからロンドンに移っただけで、やってることはほぼ同じっていうのも良かったです。
 ロンドンに集まった各国首脳を同時多発テロで一網打尽。ここでまず観客の度肝をぬいてから、マイク・バニングの『ダイ・ハード』モード突入。今回は大統領のおまけつき。いや、もう2作目にして早くも安定の面白さです。
 意外だったのはリン・ジェイコブス長官の死。『まさかあなたより先に死ぬとはね』、いや、ほんとそうです。基本『死なない側の人間』だと思っていたので、驚きました。
 実は事前に次作のキャストだけちらっと見ちゃってたので、次作の大統領がモーガン・フリーマンになっているということは知っていました。・・・・つまり、もしかして大統領やられちゃうんじゃないの~、って、終始ハラハラしながら見られました。なぜならリン・ジェイコブス長官が死んじゃったことで、もう誰が死んでもおかしくないって思ったからです。
 途中でⅯI6の美人工作員と合流するので、一緒に戦ってくれるのかと思ったのですが、それはナシ。残念です。
 そして最後まで映画を見終わると、結局アメリカが一番怖ぇよ、っていう結論に至る次第です。
 それにしても今作のレビュー拝見しますと、みなさまのこの作品に対する切れ味鋭いつっこみが本当に面白くて、お腹抱えて笑っちゃいました。
 
たきたてさん [ブルーレイ(字幕)] 8点(2023-07-29 00:49:44)(良:1票)
20.《ネタバレ》 『アメリカ人以外は全て哀れな弱者か愚かな敵!』と言う清清しいまでにアメリカ万歳な映画。
各国首脳人が集まるような大イベントだろうが『イギリスの警備体制は限界、敵は年単位で準備してきた』の台詞だけで、『絶対に準備段階でバレるだろ!?』と言う大掛かりな暗殺計画を(ヒーローなアメリカ大統領を除き)見事に成功。
そもそも首脳陣が集まるきっかけになったイギリス首相の死も『よく調べたら暗殺だった』と、『それ一番先に気付かなきゃダメなヤツじゃん!?』と、アメリカ人ではないゆえにさらに無能を加速。
SAS隊員も、昨今の映画では『特殊部隊』と付けばそれなりにプロっぽい動きや活躍をするのだが、本作では残念ながらアメリカ人ではないので、無能な突撃を行ってバッタバッタとやられていくと言う90年代のようなノリ(一応全滅はしなかったのでアメリカ人で無い割には健闘したほうだろう)
そんな素晴らしい手腕を発揮した敵のボスも、アメリカ人ではなかったばっかりに、『複数あるペーパーカンパニーの内、全く機能していないのにやたら電気を使っている廃工場がある、ここがアジトだ!』と、『そんなツメのあまい奴がこんな大規模な暗殺計画を秘密裏に成功できるとは思えないが』とご都合弱体化。哀れ非アメリカ人。
あまりに圧倒的ではつまらないとスタッフも感じたのか、申し訳ない程度に倒されるモブアメリカ人、主人公や大統領(もちろんアメリカ人)も申し訳ない程度には負傷する(ただし元気に動きまくる)が、全ては『たとえ傷付けられようが立ち上がる!』と言うアメリカンスピリッツを表現する土台になっている。
そして最後は無事大統領を救出し、主人公もモブたちも大歓喜。アメリカ以外の国はトップを暗殺されてお通夜状態だろうが関係ない。だってアメリカ人じゃないし。
・・・と言った感じの、80年代や90年代に良くあった『アメリカ凄い!アメリカ最高!』路線を愚直に貫いた作品。
ストーリの粗や満載な突っ込みを気にせず、ひたすら『スーパージャスティスアメリカンスピリッツ』を感じたい方にはおすすめ。
ムランさん [インターネット(吹替)] 4点(2023-03-30 04:25:28)(良:1票)(笑:1票)
19.すぐに忘れそうなので見たら速攻レビュー書かないと!

強すぎるし、もっと複雑だろうに、と思うが終わり良ければ総て良しってやつです。
まだまだシリーズありますんで、すかっとしたいときにみてよいかと
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2022-05-04 15:41:19)
18.各国の首脳陣を次々と暗殺するために、長い年月をかけて周到に準備してきたであろうテロリストさん。そのおかげあってか計画は順調に進んだ。がしかし!なぜかアメリカ大統領にだけは、その周到さをいかしきれてない。あれだけの兵力と武器がありながら・・・。てね、そんなことを言ったらこの映画自体が成立しなくなるんですけどね。最後もあっけなくやられちゃってさ。このシリーズって最初はめちゃくちゃド派手で、一体どうなっちゃうんだ!てなるのに、段々と尻つぼみになっていくんですよね。アクションシーンもそう。ラストに凄い見せ場でもあるのかと期待しちゃいますもん。まあお気楽ノーテンキ映画ですね。

もし実際にあんなことが起きたら、テロリストの潜伏を許してしまったイギリスが責任問題を問われるんですかね?わからんけど。
Dream kerokeroさん [インターネット(字幕)] 5点(2022-01-04 19:08:34)
17.《ネタバレ》 不死身SS &大統領が今度はロンドンで不運に見舞われる!しかし今度は大統領も一緒に大暴れ!主人公側以外はとにかく虫けらのように死んでいく(たとえそれが国家首相であっても)というものすごく大味というか大胆な味付けがされている本作。
前作は占拠されたホワイトハウス内での攻防がメインだったので結構メリハリがあったのだけれど、今回はロンドン全域、とまではいかないにしろ少し規模が大きくなった反面場面場面がざっくりし過ぎて薄い感じを受けました。
ただ、後半、暗闇の中をナイトビジョン装着して一人一人葬り去っていく場面はゲーム「スプリンターセル」のようで個人的によかったです。
クリムゾン・キングさん [インターネット(字幕)] 6点(2021-09-05 02:02:36)
16.ロンドンを舞台にマイク・バニング、アッシャー大統領コンビの大立ち回り一大絵巻。リアリティのカケラもないストーリーでの害虫駆除のように殺しまくる姿はサイコパスそのもの。守られるべき大統領も逞しい身体能力で乱射するのが何ともはや。絶対安全緊迫感ゼロの二人を半笑いで眺めていました。何一つ考えないぶんにはストレス発散になるかも。トランプ前大統領がお好きそうな作品ですかね。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 4点(2021-08-02 12:03:22)
15.《ネタバレ》 絶対生還できる安心感があります。そういう作品と割り切ってアクションを楽しむことに専念したいのに、暗闇でのアクションは状況が分からないのでやめて欲しいところ。
いっちぃさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2021-06-06 01:13:21)
14.続編があったなんて知らず、何となく観ちゃいました。しかし設定も何もメチャメチャですが、「ランボー」みたいに、アクション映画はここまでやってくれると逆に面白いです。
木村一号さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-10-13 09:49:32)
13.《ネタバレ》 「フォールン」シリーズ第2弾。

凄腕の米シークレットサービス、マイク・バニングが舞台をホワイトハウスからロンドン市街に移し、今回も大暴れ。

今回は朝鮮半島のテロ国家に代わり、イスラム圏の武器商人一族を中心としたテロ組織が相手だ。

それにしても、こんな脚本でイギリスは怒らなかったのかと思うくらい、ゆるゆるの警察や諜報組織のため、敵のトンデモなテロ攻撃(6か国の首脳を同時に殺害しようとするなど)を易々と許してしまう展開に、興ざめした。(よく見たら米英共同製作だったみたいだが)
スターウォーズの「オーダー66」じゃないが、味方の中に敵があんなに紛れていたら、さすがのジェダイといえども全滅は免れなかった訳で。
ていうか、中東とかならともかく、G8の先進国の首都で、あれだけの緻密かつ大規模なテロ活動を数年掛けて準備しつつ、情報が全く漏れないなんて万が一にもありえない。

今回も元特殊部隊というバニングの能力が炸裂し、不可能と思える状況から大統領を救うわけだが、二人が生還することは最初から分かっているので、リアリティなど気にしないで、スティーブン・セガールの「沈黙」シリーズを観るが如く、安心しながら無敵アクションを楽しめばよいのかもしれないが。

特にバニングの容赦ない攻撃や、最後のトランブル副大統領による敵アジトの殲滅シークエンスは、「アメリカを敵に回せば最後は必ず後悔するぞ」という、おぞましい「アメリカファースト」主義が見え隠れしており、現在の某大頭領が観たらとっても喜ぶのでは、とか思ったりした次第。
田吾作さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2020-06-22 14:24:22)
12.《ネタバレ》 冒頭のけだるいシーンを越えたら、あとはお約束の怒涛の連続。
いや、スピード感が凄まじい。
まさか各国首脳が殺されないだろって安穏に観てたら、容赦の無い展開に。
日本の首相はなぜかタクシー感覚の運転手とともに海中へ。不必要に橋を落とすという方法は、同盟国の首相に敬意を表してかな。
それにしても、アーロン・エッカートはいい声だなあ。
これ、配役が逆でも全然いける。
有事に備えて、要人には有酸素運動と筋トレを義務付けるべきだね。
roadster316さん [インターネット(字幕)] 7点(2020-03-16 17:11:57)
11.無双の殺戮マシーン(シークレットサービス)マイク・バニング再降臨。
「えーと、“シークレットサービス”のお仕事ってこういうことだっけ?」という疑問などはもはやナンセンス。ジェラルド・バトラー扮する主人公が、前作以上に、熱情を通り越した異常さで、「大統領警護」という名の殺戮ショーを繰り広げる。

前作「エンド・オブ・ホワイトハウス」では、想定外の主人公の常軌を逸した無双ぶりに面食らってしまい、完全にドン引いてしまった。
先に見た類似映画「ホワイトハウス・ダウン」の分かりやすいザ・エンターテイメントに対して、「エンド・オブ・ホワイトハウス」の凄惨なまでの無骨さは“地獄絵図”そのもので、「これじゃない感」が物凄く強かったことをよく覚えている。

続編である本作においても、そういった映画的なテイストと主人公のキャラクター性はまったくぶれていない。
むしろ、前作の「ホワイトハウス」から「ロンドン市街」へと“バトルフィールド”が拡大したことで、無双の主人公は、さらにのびのびと戦いを楽しんでいるようにすら見えてくる。(恐らく、ヘリコプター撃墜の瞬間から“スイッチ”が入ったと思われる)

前作では、僕自身が、その主人公のキャラクター性そのものに引いてしまったまま、戻ってこられなかったわけだが、今回は映画が始まった瞬間から「こいつはああいう奴」という免疫が付いていたこともあり、存外に楽しめた。

特に、怒涛の連続テロにより、国葬に集まった主要各国の首脳がことごとく殺され、ロンドン市街がまさに地獄絵図と化した序盤の展開は、絶望感に溢れスリリングだった。
首謀者であるテロリストのボスすらその大成功ぶりに驚きを隠せなかった様には笑ってしまったが、この序盤の絶望的かつ非現実的なスペクタクルシーンによって、本作は効果的にリアリティラインを下げて見せたのだと思う。
即ち、もうここまで無茶苦茶なことが起こっているのだから、この先に何がどうなっても怒るのは「野暮」だよということだ。

結果、主人公はのびのびと心ゆくまで「大統領警護」に邁進し、子どもの誕生を控えてらしくなくもやもやしていた感情も霧散する。そして、アメリカは性懲りもなくドローン爆撃を繰り返す。
ああ、めでたし、めでたし……なのか?
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-09-04 23:37:45)(笑:1票)
10.前作のジェラルド・バトラー演じるマイクの無敵っぷりに惚れたので
今作も見てみましたが、いやいやこうなるともはや無敵モードのアクションゲーム観てるようで。
最後はアレでしたけど、まぁでも楽しめました。
movie海馬さん [CS・衛星(吹替)] 5点(2019-05-12 23:15:03)
9.《ネタバレ》 前作同様容赦なく人が殺されていきます。
pokobunさん [DVD(吹替)] 6点(2019-05-02 23:05:21)
8.《ネタバレ》 最近のジェラルド・バトラーの充実っぷりといったスゴいが、なかでも殺戮マシーンがヒーローなこのシリーズはバトラー映画のまさに王道。ヘリが落ちようが、車が大破しようが、痛そうなのは一瞬。数秒後には全速力で走り回る驚異の回復力。万事がこんな感じで前のシーンで起きたことが後につながることは皆無で、すべての伏線が振り切られる。そして、考える時間を一切与えず、質より量の怒濤の展開で押し切り、99分にまとめてしまうという離れ業。必要ないのに何度もナイフで刺しまくるサイコとしか思えない主人公。こんな男が仕事辞めてフツーのパパになるとか絶対無理だろう・・というか、この映画の世界では閻魔様とか因果応報という言葉など存在しないかのように、主人公側(&アメリカ側)の大殺戮をなんの躊躇もなく正当化してしまう。とくにラストのラスト。ひとり善人風だったモーガン・フリーマンが、敵の黒幕ボスに下した仕打ち・・・。「暴力の連鎖」なんて言葉をせせらわらうような展開に絶句するしかない。この世界観でいけば、たぶん数年後には地球は破滅してますよ。なんだか、ジェラルド・バトラーが『デビルマン』に見えてきた。
ころりさんさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2018-05-20 22:53:48)(笑:2票)
7.《ネタバレ》 前作の登場人物のほとんどが再登場するためやたらと登場人物が多い本作。
ぶっちゃけこんなに登場人物が必要ではなく、しかもリンシークレットサービス長官は(いかにもそうなりそうな予感はあったけど)案の定途中退場。
あのルックスで(この映画時点で)57歳という奇跡の美貌も作劇の適当なご都合でジエンド。
ぱっと見はどう見ても30代なのに…すごいぞ、この女性。
そういえばハルベリーもいつまでも若く見えるけど、黒人系の美女はそういうもんなんだろうか?

さて映画の内容、前作は「ホワイトハウスという閉鎖空間&シークレットサービスと大統領」という内容だったものが、今回はなぜかロンドンを駆けずりまわる大統領一行。
いやそれ、登場人物が大統領とシークレットサービスである必然性がまったくないよね?…という事で、本作はめちゃくちゃ凡庸なアクション物に成り下がってしまいましたとさ。

あと制作予算はそれなりにありそうなのに劇中のCGがめちゃくちゃチャチなのがね…

とりあえず褒めるところがあまり見つからない残念な映画。とはいえめちゃくちゃけなすほどでもないっていう…実にどうでもいい映画。
あばれて万歳さん [地上波(吹替)] 5点(2018-03-08 22:55:05)
6.いったい何人いるんだよってくらいの内通者とテロリストがいます。こんなテロ計画がばれずに実行されるというのは若干リアリティに欠けます。
クロさん [地上波(吹替)] 5点(2018-03-08 15:56:51)
5.《ネタバレ》 前作も観ているはずなのだが、全く覚えていない中で観ました。
テロリスト(警官も含む)がロンドンで大規模テロ(と言うより暗殺か?)を実行し、あとは主人公がランボーばりに一人で戦う内容であり、非現実的で面白さに欠ける。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(吹替)] 4点(2017-01-12 01:05:58)
4.余計なものも必要なものもすべて削ぎ落したコンパクト設計、大規模テロでロンドンが壊滅状態(って程でもないけど)という一大スペクタクルを、正味90分ほどの小品に仕上げたという、その奥ゆかしさ。そんなに遠慮しなくても、ねえ。
そもそも、主人公が大量の敵と必死で戦う理由がどこにあるのか、職業に対する矜持なのか、大統領への友情なのか、あるいはテロリストへの憎悪なのか。そういうメンドくさいことはもう描かない。「主人公はもうすぐ父親になるらしい」っていう設定も楽チンで、うん、これなら、主人公と家族の関係をわざわざ描くこともなく、何となく主人公の人物像に肉付けできたようなフリができる(ただ、年齢的に言ってもジェラルド・バトラーにもうひとつ似合わない設定だけど)。テロに襲われるロンドン、これも点数で70点前後かという微妙な完成度のCGを乱発し、サラリと仕上げる。もちろん、パニックに襲われた人々、などというのもメンドくさいから描かない(街が破壊され、さらにカーチェイスまで展開されてるのに、皆さんフツーに歩いてます)。
そこまでメンドくさがって一切合財削ぎとして、じゃあ何を描いてるんだよ、と言えば、ひたすら敵が襲ってきて、ひたすら主人公が戦い続ける、それだけ、ですね。そういう意味では『コマンドー』魂が注入されてます。ただ『コマンドー』の方がよほど、アクションごとに趣向を凝らしていて芸達者。本作は、主人公が無数の敵を撃ち殺しまくるだけ、やってることは派手でも、印象としては地味になっちゃう。特に敵のキャラが立ってる訳でもなし。「誰が敵かわからない」という設定のハズも、基本的にほぼ全員敵だと主人公が承知してるので(笑)、サスペンスにならない。主人公は敵を淡々と撃ち殺し、敵は淡々と撃ち殺される。敵が迫りくる危機感とか、敵との駆け引きの緊迫感とか、なーんか無いとやっぱり、寂しいですね。
長回し(疑似か?)の使用も、それ自体の驚きは薄れてきている訳だし、ああ「恒例の」長回しね、と見られているようでは盛り上がりに繋がりません。頑張ったその気持ちはワカリマスけれど。
さて。次作では(次作があるとして)そろそろ、テロリストが地球自体を破壊するのでしょうか。
鱗歌さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-12-11 08:56:00)(笑:1票)
3.《ネタバレ》 エンド・オブ・ホワイトハウスの続編。ただし物語的なつながりは全くないので、実質上は単品作品であります。舞台はイギリスですけど、ロンドンの街でのテロには、ちょっとビックリしてしまいました。ありえねーって、あんなテロ。でも、そのやりすぎ感に、なんか、逆に映画の世界に引き込まれました。次々、殺される各国のエライさん達。その中には、日本の総理もいて、なにーーー!やっちまったなー、てゆーか、やられちまったなー。その後は、もうおきまりの展開で、主役ががんばってアメリカ首相を助ける物語で、特に目新しい部分はないんだけど、テンポがわりといい方なので、頭空っぽで普通に観てられます。ただし、前作ほどのクライマックスのカタルシスとかはないかなー。前作は建物内ってゆう限定された空間の攻防で、そんなかで色々あたので、面白かったんだけど、街全体がテロにさらされちゃうってのは、ほんと舞台を広げすぎでしょ。説得力にかけるってゆーか、途中から街に人々が全くいなくなっちゃうってのも、なんか非現実的。ミサイルでヘリコプターが落ちても乗っていた主役と大統領は無傷ってゆう荒唐無稽さが気にならなければ観てもいいかも。
なにわ君さん [ブルーレイ(字幕)] 5点(2016-09-21 16:32:18)(良:1票)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
12
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 5.27点
000.00%
100.00%
200.00%
314.55%
4418.18%
5940.91%
6522.73%
729.09%
814.55%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 3.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 Review0人
5 感泣評価 Review0人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS