この世界の片隅にのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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この世界の片隅に

[コノセカイノカタスミニ]
2016年【日】 上映時間:126分
平均点:8.30 / 10(Review 138人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-11-12)
公開終了日(2017-09-15)
ドラマ戦争ものアニメ漫画の映画化
新規登録(2016-10-20)【ユーカラ】さん
タイトル情報更新(2019-08-30)【イニシャルK】さん
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監督片渕須直
のん北條すず
細谷佳正北條周作
小野大輔水原哲
潘めぐみ浦野すみ
牛山茂北條円太郎
新谷真弓北條サン
小山剛志浦野十郎
京田尚子森田イト
佐々木望小林の伯父
塩田朋子小林の伯母
三宅健太ばけもん
原作こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)(双葉社 週刊漫画アクション 2007年‐2009年連載)
脚本片渕須直
音楽コトリンゴ
佐々木史朗〔音楽・アニメ製作〕(音楽プロデューサー)
作詞コトリンゴ「たんぽぽ」
こうの史代「みぎてのうた」
片渕須直「みぎてのうた」
サトウ・ハチロー「悲しくてやりきれない」
作曲コトリンゴ「みぎてのうた」/「たんぽぽ」
加藤和彦「悲しくてやりきれない」
飯田信夫「隣組」
編曲コトリンゴ「みぎてのうた」/「たんぽぽ」「悲しくてやりきれない」/「隣組」
主題歌コトリンゴ「みぎてのうた」/「たんぽぽ」/「悲しくてやりきれない」
挿入曲コトリンゴ「隣組」
製作朝日新聞社(「この世界の片隅に」製作委員会)
東京テアトル(「この世界の片隅に」製作委員会)
東北新社(「この世界の片隅に」製作委員会)
バンダイビジュアル(「この世界の片隅に」製作委員会)
双葉社(「この世界の片隅に」製作委員会)
MAPPA(「この世界の片隅に」製作委員会)
企画丸山正雄
プロデューサー真木太郎
制作MAPPA(アニメーション制作)
配給東京テアトル
作画松原秀典(キャラクターデザイン・作画監督)
美術こうの史代(劇中画)
録音柴崎憲治(音響効果)
片渕須直(音響監督)
東北新社(音響制作)
あらすじ
広島に暮らす18歳のすずに、ある日突然縁談話が持ち上がり、彼女は戸惑いながらも軍港の町、呉に嫁ぐ。折しも太平洋戦争は激化、呉の町への空襲も日に日に激しくなる中、周囲の人々に温かく支えられながら、彼女は気丈に生きる。しかし、ついにその日はやって来た…。こうの史代の漫画をアニメーション化。すずの声を女優のんが熱演。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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138.《ネタバレ》 原作はずいぶん前に読んでいて、実写ドラマも見ていた。アニメ版は人物の「揺らぎ」が気になって少々見にくかったように思う。が、こういうマイルドテイストが現代的にはウケルのかもしれない。戦時中の人々が不幸であったというのは現代人の妄想であって、その時代にはその時代の喜怒哀楽があるという歴史認識を広く提示できた事は本作品の功績であるように思う。客観的視点に立てば、呉は軍の町であって、軍と共に生きている人々という特殊性をどう相対化するべきか?という問題点はあり、これが一般的な庶民の暮らしかというとそうでもないようにも思える。所詮フィクションなのでリアリティーを求めるものではないが、一点気になったのは玉音放送直後に、大韓民国の国旗が掲揚されたシーンである。これは臨時政府の国旗だろうか?呉の山間地域で、しかも8/15の時点で即座に掲揚されるというのはかなりの違和感があり、ここに政治的意図が働いているとしたら作品を汚す残念なシーンである。
<追記>大韓民国の国旗掲揚は原作にもあったようだが、すずの台詞は変更されたようである。細かい点には気がつかなかった。本件については様々な論争があるようなので、興味のある方は検索してみるといいかもしれない。作中における最も問題あるシーンだと思うので。
東京50km圏道路地図さん [地上波(邦画)] 5点(2019-09-12 02:33:42)★《更新》★
137.アニメとコメディーには8点以下しかつけないことにしているわたしがこの点数というのはつまり満点でもないので申し訳ないのですが、もっと強烈なものをリアルな映像や本で読んでしまい、いちいちそちらと対比してしまったのでこの点数です。暮らしの手帖社から出ている「戦争中の暮らしの記録」でこの本は暮らしの手帖社がある限り絶版にならないし同社がなくなったら他社が版権を引き継ぐべき書籍です。かいつまんで言えば、この映画作品の中で主人公のすずがしている食べ物の工夫が書かれた分量にして何倍も掲載されている上に衣料、美容など、暮らしの手帖社の雑誌「暮らしの手帖」に網羅されている生活の工夫が戦時中にはいかにしてなされていたかが詳細に描かれているのがこの書籍です。この映画作品の原作者もおそらくこの本を手にして漫画作品中にどれを取り込もうか考えあぐねたと思います。一般の人々からの投稿による同書は映画作品中のすずと同じく戦時中の人々の生きるための精一杯の努力が描かれているのと同時にB29による空襲によって必死で支えた生活があえなく瓦解するさまも描かれています。そして本作品ですが、舞台は原爆が投下された広島の隣に位置する造船の街、呉市ですが、1945年8月の初め、「広島の実家に帰ろうか。」というすずを観客は皆、声に出しても出さなくても止めることでしょう。ここまで強く生きてきたすずの命が決してここで終わってはいけないと誰もが思うのです。これから広島と長崎への原爆投下を経て終戦に至るすずの生活は決して100%幸せではありません。これはもう、強い人間には神は耐えられるだけの試練を与えるとしか言いようがありません。でも、終戦の日を迎える前に国の内外であえなく命を落とした人も大勢いることを忘れてはならないと思います。
かわまりさん [映画館(邦画)] 7点(2019-08-25 05:06:35)
136.こうの史代さんのファンなので、原作は随分前に読んでいました。映画は原作にほぼ忠実に丁寧に描かれていて素晴らしい出来だったと思いますが、世間で大騒ぎされているほど衝撃を受けたりはしませんでした。ここまで騒ぎになっているのは原作があまり知られていないからでしょうか?過熱気味の評価にちょっとびっくりしています。原作のほうが映画よりも踏み込んだ内容だったので、内容に興味を持たれた方はぜひ原作を読んで欲しいと思います。
うしおにさん [映画館(邦画)] 8点(2019-08-24 14:30:53)
135.《ネタバレ》 やはり戦争は残酷で悲惨だ。暴力は人間の堕落だ。
絶対に許してはならない。
やさしくある事はある意味「強さ」だ。自分もこのような中で果たして強く生きられるだろうか。
片腕で何もないかのように洗濯や箒がけをする場面で、とてつもない強さを見た気がした。
チェブ大王さん [地上波(邦画)] 7点(2019-08-10 17:21:58)
134.《ネタバレ》 うぅ…アカンなぁ…こんな映画はアカンやろ(涙)今、この文字を打ちながらも涙がにじんでくる。すずが可愛がっていたお姉さんの子供、もちろんすずにもなついていた。しかしその子が爆弾で亡くなってしまう。すずも右手を失う重傷だ。なのにお姉さんは「人殺し」とすずをののしる。おいおいおい~それはねえだろ!と思うところだがそうでも言わざるを得ないのだ。すずには何の罪もないことは分かっている、むしろ傷ついた彼女をいたわらなくてはいけない、それも分かっている。それでもそうでも言わなければ自身の精神状態を保つことはできないのだ。そこまで言わせてしまう…それが残酷な“戦争”なのだ。
火垂るの墓はあざとい「お涙頂だい」だがこの作品は淡々と、時にはほのぼのとした笑いを含めた戦時中の生活を描くことにより、より戦争の悲惨な部分を訴えていると思う。
一番アカンのは片腕を失った母親に連れられてきた女の子。なんで転がってきたご飯を差し出すのよ…(涙)バクっと食べちゃえばいいじゃん(涙)食べていいよとすずに言われ、食べ終わった女の子はすずに抱きつく(涙)そこから先はもうグズグズの嗚咽状態、こんな姿誰にも見せられんわ。マジにアカン。

PS:空爆がピンク色なのは、別にほのぼのタッチで描いたわけではなく、実際の史実に基づいてのことです。この映画は当時の家屋、生活様式など細部まで忠実に再現しています。
イサオマンさん [地上波(邦画)] 10点(2019-08-08 21:30:24)
133.《ネタバレ》 年々戦争の時代は遠い昔のことになっていく。戦争体験を語ることができる人も少なくなっていく。
それは実際に戦場で戦い、過酷な体験をした男たちの話も、
物資や食糧が不足し、空襲にさらされながらも日々を懸命に暮らした女たちの話も。
本作はこれからも多くの人に観られて、戦争を考えるきっかけになる作品になっていくのではないかと思います。
声高に反戦のメッセージを訴えることはしませんが、庶民の暮らしが少しずつ厳しくなり、
食卓が淋しくなり、近所の若い男が徴兵にとられ、次第に空襲に日々の暮らしが脅かされる。
空襲で幼い命が奪われ、ついには原爆が投下され、日本は戦争に負ける。
丁寧に綴られていく庶民の日々の暮らしと戦争の描き方も、
「空襲のおかげで魚がようけ獲れた。」
控え目に挿入されるユーモアも素晴らしい作品です。
とらやさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2019-08-08 16:23:37)
132.《ネタバレ》 なんの予備知識もなく、絵柄で戦時中の恋愛モノかな、くらいに思って鑑賞したらガチな戦争映画でびっくりした。 いい意味で。

戦争によって、戦地に赴く兵隊さんはもちろん大変だけれど、故郷で待っている生活している人たちも大変だったことが、ひしひしと伝わってくる。
配給もどんどん少なくなり、物価も上がっていく中、すずさんがやりくりするところは、すずさんはただほんわかしているだけではなく、強さも持っていることがうかがえる。

場面が急に切り替わる、とレビューしていた人もいたけれど
鬼いちゃんが急に遺骨になって戻ってくるシーンとかは、戦争中に亡くなって戻ってくる人たちは あんなにあっけなくあっさり死んでしまうんだな、と逆にリアルに思えた。

空爆の描写もリアルで怖いし、空爆が過ぎ去っても時限爆弾が恐ろしい。
ここからが色々とつらい描写が続き、ここまでですずさんに感情移入していた私にも、とてもつらい状況となってしまう。

終盤、8月に入ってからすずさんが広島へ帰る、と言い出してセ〇ンやミ〇トのようなバッドエンド映画かと覚悟しました。
夫婦で広島入りしていましたが、放射能は大丈夫なのかとハラハラしてしまった・・・。
でも、当時の人たちは放射能のことなんて知る由もないですもんね・・・。
すみちゃんも・・・悲しい。

ラストの電灯から布を取るシーンで、あぁ戦争が終わったんだな、と思わせる少し安堵する演出でした。
( 電灯を布で覆うのは、夜間に家の明かりを爆撃機から発見されにくくするためですね。たしか )
戦争が終わったら映画も終わり、ではなく、映画が終わっても描写はされないけれど すずさんたちの生活は続いていくんだ、と感じさせてくれるいい映画でした。

戦争映画というくくりになりますが
火垂るの墓は、疎開先で耐え切れず逃げ出した主人公たちが死んでいく、あざといお涙頂戴映画。
かたや この世界の片隅に は、戦争で死んでしまうのは悲しい、でもそれだけではなく戦時中に生きていく人たちのたくましさを丁寧に描いている良作です。

毎年、夏に放送するのは「火垂るの墓」より、「この世界の片隅に」のほうがいいと思います。
みけらさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-08-07 14:58:12)(良:1票)
131.体験はしていないが、知らなければいけない日本の過去。
リアルに描けばエグすぎて見ていられなくなったり、距離感がありすぎて別世界にしか思えなくなることもある。この映画はアニメであることや 主人公の性格も含め、ほんわかした部分が緩衝材になって エグい内容に対する免疫が弱い人でも おそらく見続けられるだろうという点が非常に良い。
免疫が強い人には 他にたくさん代替品があると考えると、この作品の意義は大きいと思う。
くろゆりさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2019-08-05 13:32:36)
130.《ネタバレ》 日本人なら皆知ってる1945年の8月6日と8月9日、そして8月15日。
変な視点かもしれませんが、そこに生きる人々は、環境が違い、環境からくる行動が違い、環境からくる感情が違い、表現の仕方が違う。それでも根っこにあるものは今生きる人と変わらない。そんな印象を受けました。
本作のすずさんの日常的な感覚が当時の日常を生きた人の感覚と捉えれば、今の日常を生きる人の感覚と比べて何ら違いは無い。自分の信じた選択をしてガンガン前へ向かっていく人もいれば、ぼや~っとしてて周囲に流されるままの人もいる。頭ではゴチャゴチャ考えながらも、結局周囲に流されるままの人もいる。昔本当は好きだった人がいても、結局その想いは心に残したまま、全然別の人と結婚する。毎日毎日同じ作業の繰り返し。その中で自分とは折り合いがつかない人もいる。
歳と経験につれて死は日常になりつつも、自分の家族の死にはやはり涙する。
自分の選択を後悔する。しかし後悔しても何も変わらないという事にも気づく。
死んだ人が自分の息子だとは気づかなかった。遠くで突然光った光は「ん?何?」程度に思う。玉音放送に怒りを覚える。

なんというか、すごい「日常的なリアルな感覚」が詰まっていて、当時の人は現代の自分とは違う、と心のどこかで思っていた自分が凄く恥ずかしくなりましたね。違うわけないのに。

日本の戦争映画というジャンルにはまるで詳しくありませんが、見て良かった。
今は日曜日。自分はどうせきっと2日後にはそんな感覚も忘れて仕事してる。自分の日常に埋没する。でも、この映画を見るという選択をした自分を、少なくとも今この瞬間は褒めてやりたいね。
53羽の孔雀さん [地上波(邦画)] 9点(2019-08-04 18:48:11)
129.《ネタバレ》 <原作未読>前半はやや飛び飛びにも思えたが、空襲が始まってからというもの、正座して見ちゃうくらいのクオリティだった。日本人であれば8月6日に何が起きるかはよーく分かってるんで、そこに向けてだんだん緊張感が高まっていくんだけど、すずさんは運命のいたずらというのか、呉に留まっていたため助かる。そして終戦。あれだけ疲弊していたにもかかわらず玉音放送を聞いて「あー良かった~」と単純に喜べた人なんて殆どいない。日本が負けた悔しさもあるが、失ったものが大きい人ほど「じゃあこの戦争はなんだったの?」と怒りの度合いも大きくなるんだな。ほんわかしてたすずさんが見せた大粒の涙にはびっくりした。ただ、やっぱり人間の適応力って凄いもので、戦中、戦後と大変な時代にあっても全く笑顔が無かったわけでもないということ。占領軍の残飯雑炊を食べて「うま~」っていうシーンは最高だね。もう前を向いて歩き始めてる。毎年、この季節になるとあの戦争を振り返るのがもはやこの国の習わしだ。「火垂るの墓」を見て育った世代だが、あちらはちょっとつらすぎるんで、この映画が夏に流されるアニメ映画の定番になればいいな~と思う。最後になるが、主人公の声を務めたのん(能年玲奈)の貢献度は計り知れない。普通のトーンから喜怒哀楽に至るまで、すべてが素晴らしかった。
リーム555さん [地上波(邦画)] 9点(2019-08-04 13:45:04)
128.《ネタバレ》 一見、「戦時中」という日常のなかで登場人物たちに起こった数々の出来事と、そのときの心情を淡々と綴っているだけのように思えるが、それだけで十分伝わった。
一応はハッピー・エンドで、特別に反戦の色合いが濃いとか、特別にハードな表現がある訳ではないが、しっかり気持ちがザラついた。
特にラスト付近でのすずと妹との会話のシーン。妹が腕の痣を見せるところまでしか描写されていないが、2人はそれが何を意味しているかは知らないわけで、その分かえって重かったなぁ・・・
J.J.フォーラムさん [地上波(邦画)] 6点(2019-08-04 11:26:12)
127.映画終盤、空襲日誌で8月6日へのカウントダウン見せつつ「広島へ帰る」という展開がもう鬼。ただこの展開が演出じゃなくずっと変わらぬ時間の流れの中で展開し、8月6日もクライマックスではなく(ちょっと変わった出来事が起こった)1日の1つとして描かれている。戦局とすずらキャラクターの変化もその日々の積み重ねの上で変わっていく。そこがこの映画の良さである。
Arufuさん [インターネット(邦画)] 9点(2019-08-04 00:43:46)
126.《ネタバレ》 ほんわかしたタッチの絵でほのぼのとした日常描かれていたのが、段々と変わっていく様子は見応えがある。特に食事の変化は興味深い。食べ物が満足に無い中、創意工夫で乗り切る女性たちの逞しさには感心する。叫びながら片腕で防火バケツを運ぶシーンが好きだ。
登場人物に嫌味なキャラが居ないのがまた良い。最後も希望の持てる終わり方で好みだった。
alianさん [地上波(邦画)] 8点(2019-08-04 00:43:05)
125.最近も吉村昭の「戦艦武蔵」を読んでたら、この巨大戦艦を建造するという計画が極秘中の極秘なもんで、造船所の方を見てたというだけで一般人が片っ端から連行されてしまった、みたいな話が出てきて、巨大戦艦建造という一大プロジェクトの前には、個々の人間の運命なんて芥子粒みたいなものなんですけれども(そしてその膨大なエネルギーが注がれたプロジェクトの、果敢無い顛末)。
で、本作でもやっぱり、主人公がうっかり港の絵を描いてしまったばかりにどえらく叱られる場面がありますけれども、本作から受ける印象って、真逆なんですよね。戦時下だろうが何だろうが、あくまで市井の人々が中心にいて、その一人であるにすぎない主人公の姿が描かれる。その喜怒哀楽こそが、重大事件な訳で。戦時下には戦時下の暮らしがあって、「たくましく生きている」と単純には言えない、つらさ、恐ろしさとも向き合わなければいけないんだけど、やっぱり生きている以上は、生活していくしかない。そのとめどなく続いていく日常、ってのは、やっぱりこれは「たくましさ」なんだよなあ、と。
でも、かけがえのないものを失う悲しさ。物語の前半に登場する「指さし」の仕草が、印象的で。
鱗歌さん [DVD(邦画)] 9点(2019-08-01 22:00:28)
124.《ネタバレ》 良い映画。とても丁寧でクオリティが高い。戦時中の人たちの暮らしぶりがよくわかる。考証がしっかりしている様に思う。すず役ののんもよかった。ほんわりしたすずが戦争に突入し険しい日々を健気に乗り越えていく様をよく演じていたかと思います+絵の雰囲気にもよくあってた。ヒットしたのもうなずける良質な映画でゴザイマシタ
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 9点(2019-05-28 11:00:44)
123.《ネタバレ》 一言で言えば「太平洋戦争前後を舞台にものすごく丁寧に描かれたサザエさん」
丁寧に丁寧に独特の空気感で描かれたこの映画が絶賛されるのはとてもよくわかります。
製作者の熱意が半端ない事が、観ていてこれだけ伝わる映画もそうそうありません。

私の父は、この映画のヒロインより少し年下のはずなのですが、映画中にもそういうシーンがあるように実際に学徒動員で兵隊にとられていて、ただそのときすでに昭和20年。
タイミング的にはすずさんの旦那さんが兵隊に転換になった時期くらいで、実際に戦場に出る前に戦争は終わりました。
(もう沖縄まで落ちてたわけで内地の人間は本土決戦に備えるしかない時期だったわけですから)
そして父が戦場にいかなかったおかげで、今現在、私はこの世界の片隅ですごせているわけです。

映画中でも原爆のタイミングですずさんが呉にいたのか広島にいたのか…は本当に紙一重の運でしかありません。
そもそもすずさんがあの家に嫁入りしたこと自体、本当に子供の頃のただの偶然だし、時限信管の爆発に巻き込まれてしまうのも実は本当にささいな偶然です。

つらい事もあり楽しいこともある現在の自分の状況は、歴史の中で語られないレベルの本当にささいな偶然の連鎖の中で生まれたものにすぎないという事がとてもよくわかる映画だと思います。
で、そんな今の自分を前向きにとらえるか後ろ向きにとらえるか…それは全部自分自身で決める事なのです。
特別なヒーローなんかじゃない、この世界の片隅でほそぼそと生きている平凡で非力な人間に出来る事はそれくらいしかないわけですから、だったらせめてそこはポジティブに捉えた方が人生何かと幸せなんじゃないでしょうか。
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 9点(2019-05-17 15:38:38)(良:1票)
122.何と意外にあまり面白くなかった。とにかく一つ一つのシーンがぶつ切りで、しかもつなぎの脈絡もあまり考えられていないため、ただ時が過ぎているようにしか見えないのです。あえて戦争だ戦争だと強調しない描写をしたかった意図は分からなくもないですが、それならその中で主人公あるいは登場人物は何がしたかったのかというと、特に何も見当たりません。つまり、全体が一つのファンタジーのようにも見えてしまうのです。
Oliasさん [DVD(邦画)] 4点(2019-04-13 01:07:06)
121.《ネタバレ》 子供のころと違い大人になると中々アニメ映画を楽しめることが少なくなりましたが、この映画は開始早々からとても心地よい気持ちで観れました。ストーリーや絵のタッチも良いですが、のんの声がやっぱり良かったです。
珈琲時間さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-03-30 22:40:29)
120.「戦争はなんて悲惨なんでしょう」と言うメッセージを作中にこれでもかと言うくらい主張する映画が多い中で、この映画は異例の存在。本当に淡々と戦争がある日常が描かれている。
たろささん [インターネット(邦画)] 8点(2019-03-27 22:59:26)
119.戦争に関する代表的な作品になるのは間違いない。
面白みがあるわけではないが、説明し難い感動がある。優しく生きたいと思わせる映画。
simpleさん [インターネット(邦画)] 8点(2019-03-21 16:35:01)
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【点数情報】

Review人数 138人
平均点数 8.30点
010.72%
100.00%
200.00%
310.72%
432.17%
585.80%
653.62%
71813.04%
82518.12%
93525.36%
104230.43%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.41点 Review12人
2 ストーリー評価 9.27点 Review18人
3 鑑賞後の後味 9.05点 Review18人
4 音楽評価 8.73点 Review15人
5 感泣評価 9.06点 Review15人
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