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彼らが本気で編むときは、

2017年【日】 上映時間:127分
平均点: / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマ
[カレラガホンキデアムトキハ]
新規登録(2016-11-25)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2017-03-14)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-02-25
レビュー最終更新日(


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監督荻上直子
演出飯島奈美(フードスタイリスト)
キャスト生田斗真(男優)リンコ
桐谷健太(男優)マキオ
ミムラ(女優)ヒロミ
小池栄子(女優)ナオミ
門脇麦(女優)佑香
田中美佐子(女優)フミコ
りりィ(女優)
脚本荻上直子
撮影柴崎幸三
製作電通
ジェイ・ストーム
パルコ
編集普嶋信一
照明上田なりゆき
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3.《ネタバレ》 荻上監督と言えば、今までは"脱力系"の作風が売りでしたが、本作はトランスジェンダーといった、難しいテーマに真向から向き合っています。でもそこは監督らしく、テーマの割には重すぎず、やっぱりほどよい脱力系なのですが(笑)。主演の生田斗真はその出演作を多くは観ていないので、その役柄に違和感はなかったです。逆に桐谷健太は今まで多く演じた破天荒なイメージが強くて、誠実キャラをやや作りすぎ、といった印象を受けました。(ゴメンナサイ) 良くも悪くも本作は監督と役者たちが新境地に挑んだ映画、と思ってます。一番印象的だった場面。スーパーでトモがママレモン?で攻撃したところ。たぶん、リンコやマキオなら我慢したでしょう。彼らは、自分たちの奇行が偏見や差別をさらに助長することを知っています。そしてそれが周りの大切な人たちに迷惑が及ぶことを承知しています。編むことによって、その怒りを鎮める。思えば近年の「舟を編む」でもそうであったが、"編む"という言葉、この根気のいる作業は、日本人が持つ忍耐や我慢強さを象徴している気がします。この映画を観ても私は何もできません。怒らないことが、人と違った生き方を選んだ人たちの"覚悟"だということを知っただけです。でも、何も知らないまま、でいるよりはよかったです。108個のちょんぎった"あそこ"、送られてきた巨大な"おっぱい"。これは男が撮った映画であれば、やりすぎだ、という声があってもおかしくなかったと思う。でもこの小道具は、彼ら(彼女たち)の心の叫びを我々の心に伝えるために、絶対に必要であったはず。監督の、女の自分がこれを撮らねば、という強い信念と覚悟を感じました。きっと監督は、「彼女が本気で撮るときは、」の含みを題名に込めた、と思っています。
タケノコさん [映画館(邦画)] 8点(2017-03-05 17:06:48)
2.《ネタバレ》 荻上監督作品の持ち味であるのんびりとした雰囲気が、どうしても暗くなりがちな作品のテーマを上手く中和している。
マキオ(桐谷健太)が、リンコ(生田斗馬)に惚れたきっかけを語るシーン、
私はリンコが凛とした横顔のサユリ(リリィ)の背中を優しく拭いてあげる描写に何故だか涙が出てきて仕方が無かった。
何と言う優しさ・慈愛に溢れたシーンなのだろうか。
他にも名シーン(例えば、児童相談所の調査員がリンコが優しくトモを慰めるシーンを見て通報が誤報だった事を理解し、表情を和らげる描写)は多々有れど、このシーンだけでも私は劇場に足を運んだ価値が有ると私は思った。
トモ役の柿原りんかは逸材。将来が楽しみだ。
たくわんさん [映画館(邦画)] 9点(2017-03-01 13:35:04)
1.《ネタバレ》  ふんわりとしたタッチの中に偏見や差別、育児放棄といった問題が編み込まれていて、その弱者であるがゆえの脆さが心に痛い映画。

 LGBTのカップルと育児放棄された子供の共同生活というと『チョコレートドーナツ』を思い出しますが、この映画では登場人物達は差別や偏見と戦いません。ひたすら耐え忍ぶ、逃避する、やり過ごす・・・当然、勝利する事はありませんし、ゆえに勝利のカタルシスもありません。
 途中でトモが台所洗剤で攻撃するシーンに爽快感を覚えたりするものの、それは間違った事として否定されますし、リンコが男性病棟に入れられた事を差別だとして怒るマキオに対しても何の対応もされません。自殺未遂のトランスジェンダーの少年に未来が開ける事もありませんし、最終的に誰かが救われる事もありません。
 もっと世界と戦っていいんじゃないか? あまりに被虐的なんじゃないか? とも思うのですが、この中で勝利した事で現実の世界で何かが変わる訳ではありませんからね。カタルシスはそこで完結させちゃうためのものですし。

 リンコと母、マキオと姉、その姉、トモと母、少年と母、それぞれの関係を通して、家族だけは理解し、味方になってあげなければならない事が強く示されます。社会や世間がいかに無理解で、牙を剥いてこようとも、家族が理解し、居場所があれば生きてゆける、と。徹底的に父性が排除されている点にどんな意図があるのかはちょっと理解し難く気になりますが。男はマキオや老人ホームの年寄りを見てもただのガキとしての立ち位置しかないような感じ。

 残念ながら生田斗真が『予告犯』や『グラスホッパー』や『秘密』の生田斗真その人、リンコというキャラを演じてる人にしか思えなかったのは、私の想像力の欠如が原因かな。でもそういう人の「演技」はそうだよね、っていう感じで、ナマのそういう人の感覚がどうにも薄かった気がするのですよね。

 世界が理解を示してくれればいい、けれどそれはあまりに遠い道、ある意味絶望的、ならば理解ある人だけで繋がる世界であっても仕方ない・・・って、それは色々な偏見や差別と同じ地平に繋がっている訳ですね・・・
あにやんさん [映画館(邦画)] 7点(2017-02-28 23:26:11)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
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100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8133.33%
9133.33%
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