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ドリーム

Hidden Figures
2016年【米】 上映時間:127分
平均点: / 10(Review 15人) (点数分布表示)
ドラマ実話もの小説の映画化
[ドリーム]
新規登録(2017-07-15)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2017-08-27)【+】さん
公開開始日(2017-09-29
レビュー最終更新日(


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監督セオドア・メルフィ
キャストタラジ・P・ヘンソン(女優)キャサリン・G・ジョンソン
オクタヴィア・スペンサー(女優)ドロシー・ヴォーン
ジャネール・モネイ(女優)メアリー・ジャクソン
ケヴィン・コスナー(男優)アル・ハリソン
キルスティン・ダンスト(女優)ヴィヴィアン・ミッチェル
ジム・パーソンズ(男優)ポール・スタフォード
マハーシャラ・アリ(男優)ジム・ジョンソン
グレン・パウエル(男優)ジョン・グレン
オレク・クルパ(男優)カール・ジーリンスキー
脚本セオドア・メルフィ
音楽ハンス・ジマー
ファレル・ウィリアムス
撮影マンディ・ウォーカー
製作セオドア・メルフィ
ファレル・ウィリアムス
配給20世紀フォックス
美術ウィン・トーマス(プロダクション・デザイン)
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未見の方は注意願います!
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【クチコミ・感想】

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1
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15.《ネタバレ》 こんなに素晴らしくても、最優秀賞を逃すなんて”ムーンライト”恐るべし!!!、、、、。さてさて、この作品の前半最大の山場!主人公キャサリンが、現在の自らの置かれた職場環境の窮状を、みんなの前で、涙ながらに訴えるシーン!(もう、涙ちょちょ切れ!吐きそう!!トータルで、俺、このシーンがこの作品の一番の山の頂上だとおもった。直後、劇場内は俺を含め、かなり大勢の”花粉患者出現!”で騒然!あんなの映画館で初めて!)

しかーーーーーし!!俺は後で思った。俺が超感動したこのシーン!ムスリムは、アラブ人は、ロシア人は、シリア人は、北朝鮮人は、東洋人は、白人は、黒人は、ヒスパニックは、中国人は、インド人は、プエルトリカンは、メキシカンは、インディアンは、どう思うのだろうか、どう感じるのだろうか?と思った。。。。。。。合衆国の贖罪か。裏を返せばアメリカ人の優位性の誇示か。単に真実の歴史の再現か、、、、、、、。まあ、それにしても、やはり”計算王キャサリン”の才能は素晴らし過ぎ!カッコ良過ぎ!ぜひとも、現代日本のテレビ局に来てもらって、ゴールデンタイム等でニッポンのガリ勉さんたちと”クイズ王、頭脳王”を競ってもらっても良いでしょう、、、、、、。あとそれから、超優秀なこちらの黒人女性3人。仕事だけでなく、なにげに私生活のほうも、超充実していましたねえ、、、。それにしても、アメリカの航空宇宙分野はすげーなあ!かっちょいいなあー!
男ザンパノさん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-29 01:23:40)
14.《ネタバレ》 『ライトスタッフ』のスピンオフ作品とも言えるんだけど、そんな小さな枠に収める必要がまったくない、かなりの良作だった。 宇宙開発という国家レベルの最先端プロジェクトが進行していたあの時代に、人々の生活の中で、まだあれほどの人種差別がまかり通っていたという恐ろしいまでのギャップ。 アメリカという国の偉大さと、国家としての矮小さが歪な形で浮き彫りになってはいるが、主人公たちの明るく前向きに困難を乗り越えていく姿に救われる。 ドロシーを先頭に、女性たちがスローモーションでIBM演算装置の部屋へ向かうシーンは『ライトスタッフ』の名シーンの引用(『モンスターズインク』なんかでも使われてた)だよね。 そういう意味でも、製作スタッフの『ライトスタッフ』に対するリスペクトがちゃんと表現されてたところが、さらにイイ!
チャップリ君さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-23 12:38:37)
13.「私には差別意識なんてものは無いのよ」

と、キルスティン・ダンスト演じる白人女性管理職のミッチェルが、それが自分の本心だということを疑わずに言う。
それに対して、黒人女性としてNASA初の管理職を目指すオクタヴィア・スペンサー演じるドロシーはこう冷静に返す。

「分かっているわ あなたがそう思い込んでいることを」

愕然とするミッチェルのみならず、僕自身を含め、観客の多くがドキッとした台詞だったろう。
世界のあらゆる「差別」における最大の問題点は、あからさまなレイシストをどう排除していくかということではない。
「私は差別なんてしていない」と平然と生活をしている我々大衆の根底にある無意識の差別意識を、どう根絶できるかということだ。

「差別なんてしてない」と信じている人間に、実は存在する差別意識を認識させること程難しいことはない。
たとえそれの存在に気付いていたとしても、「知らないふり」をしていた方が、ずっと楽だし、正義を気取れるからだ。
自分自身の中に巣食う差別意識に対面し、それを認めることは、実は最も勇気が必要なことなのかもしれない。

社会に蔓延る人種差別を描いた映画を多々観てきたけれど、「“差別”が何故愚かなことなのか」という普遍的な問いに対する、分かっているようで分かっていないその「答え」を、これ程まで明確に、そして娯楽性豊かに示した映画を他に知らない。

この映画が示すその明確な答えは、あまりに潔く、的確だ。
即ちそれは、「差別」の存在が人類の進化においてあまりにも“非効率”であり、その歩みを留める致命的な“エラー”になり得るからだ。
本当に優秀な人材が、当たり前のように根付く差別意識とそれに伴う愚かな仕組みのせいで、ただ「トイレに行く」だけのために、無意味に駆け回らなければならない。
人類全体の新たな「1歩」のために、1秒、1ミリ、1グラムを追求するべく職に就く人間が、愚かな非効率を強いられることの罪深さをこの映画は圧倒的な雄弁さで物語る。

言わずもがな、キャストの演技はみな素晴らしい。
特に主要キャラクターとなる3人の黒人女性を演じた女優たちの魅力的な存在感は圧巻。原題「Hidden Figures」が表す通り、歴史の中に隠れた人達の輝かしい功績を燦然と体現している。

同年のアカデミー賞を勝ち獲ったのは、今作と同じく、社会的マイノリティの葛藤を叙情的に描いた「ムーンライト」だったわけだが、今作の映画としての非の打ち所の無さは同作を遥かに凌駕する。
世界中の誰が観ても、心から楽しめ、提示される問題の根深さを理解することが出来るこの映画の価値は極めて高い。


クラシックな車と同じく、古い「時代」とそれに伴う間違った「価値観」は時に立ち往生する。
悲しくて悔しくて、先行きままならないことも多々ある。
でも、ならば車の底に潜り込んで直せばいい、正せばいい。
彼女たちが示した勇気とプライド。そのあまりにも尊い価値に涙と多幸感が溢れ出る。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2017-10-21 22:52:07)(良:2票)
12.人種差別をテーマとした、サクセスストーリーでした。2つの要素を組み合わせて面白い映画になったと感心しました。主役3人のうち、メインの話のロケット打ち上げについてが、1番メインテーマから外れてしまっていると感じられましたが、それでも面白さが損なわれることはありませんでした。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-20 23:01:17)
11.《ネタバレ》 1960年代に生まれましたが、先進国と思っていたアメリカでこの様な人種差別があったとは。
もっと進んだ国と思っていたので、とても驚きました。

そんなだったとしても、ぐちぐち言って我慢しようと思うでしょう私なら。
三人の才能溢れた女性たちはそんなでは収まらない。
努力とガッツと持久力、諦めないそんな生き方は輝いて見えました。
心から拍手、拍手です。
素晴らしい!

辛いテーマを扱いながら、軽やかで爽やかな雰囲気でお話しが進んでいくのもとても素敵。
エンドロールのご本人たちも見られて良かったです。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-20 11:17:43)
10.《ネタバレ》 素晴らしい完成度の映画でした。1960年代の世界に、このような事実があったことを知れて素直に嬉しいです。
宇宙船計画の舞台裏で、努力と奮闘を重ねる黒人女性3人の姿が勇敢であり美しく、幾度も感涙しました。
人種差別が根強く残る州での肩身の狭さは納得させられましたし、そのような逆境下でも屈せず、仕事面や家庭面で幸せを掴んでいく彼女たちの誇らしく感じられ、勇気づけられました。
カジノ愛さん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-15 15:45:11)
9.《ネタバレ》 素晴らしいドキュメンタリームービーです(実話を元にしているので演出込みであえてドキュメンタリーと呼ばせていただきます)。予告編を見た時点では人種差別をテーマにした映画と思っていましたが(それは間違っていないのですが)宇宙開発も充分メインテーマでありました。宇宙開発史映画としてもアポロ13やライトスタッフなどと問題なくタメを張れるレベルにあります。また、この映画を見れば当時の人種差別の実情がわかって非常に興味深いです。例えば白人側と黒人側で意識が違うこと。白人側は人種「分離」といい黒人側は人種「差別」という。COLORED(有色人用の)のトイレがなかったり、COLOREDのコーヒーサーバーの中身を入れてなかったりしても悪いとも何とも思っていない。WHITE(白人用の)のサーバーを用意するときについでに入れるだけなのにそれすら思い浮かばない。白人側は差別しているつもりがないから。私は、白人側が自分たちが差別しているということを意識しながら行っていると思っていたのでこの発見は驚きでした。それでもNASAはマシなほうで、ケビン・コスナー演じる室長がキャサリンの魂の叫びを聞いて(ここは胸のすく思いがしました)トイレの区別を無くしたり特別な会議に出席させたりしたのも、実力があるのに人種のせいで生かされていないことに気付いたからでしょう。アメリカでこの映画が公開されたとき、特に白人以外の人たちが子供達をこの映画を見せに連れ出したと聞いています。納得です。また、黒人女性がアメリカの宇宙開発に重要な役目を果たしていたことをほとんどのアメリカ人が知らなかったことも、もしかしたら人種差別の影響の残滓なのかも知れません。できるだけ多くの人に見てもらいたい映画です。

以下、気になったことを箇条書きで。
・最近は20世紀FOXをTwentieth Century FOXと書く他にFOX 2000と書くのね。
・邦題のミスマッチが話題になり『ドリーム 私たちのアポロ計画』が単に『ドリーム』となったが、そもそも『ドリーム』という邦題もセンスないよね。原題の"Hidden Figures"を生かすべきだった。
・全てCGではなく当時の映像をあえて使用するのもドキュメンタリー要素を増やす結果になり良かった。
・ケビン・コスナーが一時ほどの人気がなかったなんて信じられないなぁ。演技が下手なわけでもないのに。
MASSさん [映画館(字幕)] 9点(2017-10-10 09:56:52)(良:1票)
8.◇実話を軽快なタッチで描き、見るものを惹きつけ、すんなり感情移入させる脚本が素晴らしい。
◇人種差別が合法の時代に、その中でしなやかにしたたかに闘う女性たち。実力で勝ち取る。前例になる。先を読む。
◇IBMコンピュータの導入のくだりは、AIブームの今、私たちにも当てはまる。
◇仕事したい!という想いが湧く、良作です。それにしても、三人とも素敵な旦那様&家族がいて、ワークライフバランス取れてるのもスゴい。(羨ましい...)
ハクリキコさん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-07 14:55:41)(良:1票)
7.《ネタバレ》 ケヴィン・コスナーからタラジ・P・ヘンソンへと手渡される白いチョークが二人を繋ぐ。その慎ましいクロースアップが
不思議と心を揺さぶってくる。
これは冒頭の少女時代の教師から手渡されるチョークのアップショットとも呼応するのだが、
こうした様々なモチーフのさりげない反復や変奏が非常に豊かな映画である。
閉じられるドアと開かれるドア。コーヒー。ネックレス。見上げる行為。歩く行為。走る行為。
ガラス張りの本部長室とトイレの鏡。

オクタヴィア・スペンサーとキルスティン・ダンストとの対話もトイレの鏡像(虚像)として交わされるシーンを
一旦挟むからこそ、ラストの二人が活きてくる。

クライマックスである打ち上げ直前の再計算のシーンは実際なら内線電話一本で済む話だが、
そこをあえてドアからドアへとヒロインを走らせ、ドアを開けて迎え入れさせるというのが映画の演出である。

ケヴィン・コスナーに怒りをぶつけるヘンソンの叫びは、言葉の意味以上に声音そのもの響きと震えで心を打たずにおかない。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 8点(2017-10-06 23:04:44)
6.《ネタバレ》 ハリウッドが創る人種差別をテーマにした作品は重過ぎて鑑賞後精神的にに引きずるか、軽すぎて肩透かしを喰らうかどちらかだったが、本作はその中間と言うか、上手くバランスさせた構成になっている。
それにしてもタラジ・P・ヘンソンは素晴らしい女優さんだ。
「ハッスル&フロウ」や「ベンジャミン・バトン」等々毎回良い演技を見せてくれるが、本作は常に分厚いレンズの眼鏡を掛けていたので、眼の演技がいまいち判り辛いシーンが多く、そこがマイナスポイント。
また、「マン・オブ・スティール」と同様にケビン・コスナーも素晴らしい。
彼は絶頂期に見られた「どう、俺ってカッコいいっしょ?」的な軽い雰囲気が消えて本当に良い俳優になった。
それにしても、あのマーキュリー計画の陰にこの様なドラマがあったとは!
「ライト・スタッフ」に10点満点献上し、トム・ウルフの原作も読破した私は、映画で描かれた才女達の事を全く知らなかった。
本作は彼女達の功績を広く世に知らしめたという点で素晴らしい価値がある作品といえる。
また、恐らくアメリカ近代史に於いて、世に知られている事柄の陰には、本作同様に「埋もれた事実=Hidden Figures」が他にも沢山有るはずだ。
その様な知られざる歴史に光を当てる作品をハリウッドはもっと沢山創るべき。
そうする事で人種差別主義が公然と語られる様になってしまった今の哀しいアメリカに、少しでも明るい光が当る様にして欲しい。
たくわんさん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-05 13:04:35)
5.ちょっと期待しすぎたかも知れません.個人的には8点付けるほどのインパクトはありませんでした.
非常にオーソドックスな逆境克服モノという感じ.悪く言うと,Based on ・・・にありがちなイマイチ盛り上がりきらない感じ.
一番印象に残ったのは,キルスティン・ダンストが異様に老けていたことかな.スパイダーマンの時は綺麗でセクスィーだったのに...
それと映画と関係ないですが,予告で,数学の天才の女の子や,政治を裏で動かす凄腕女の映画がありました.「ワンダーウーマン」があちらのトレンドなんですかね.
私も頼もしい女性の三歩後ろからついて行きたいと思う今日この頃です.
マー君さん [映画館(字幕)] 7点(2017-10-03 12:37:47)
4.《ネタバレ》 冒頭における三人の愉快なやり取りから察するように、黒人差別をテーマにしながらも、そこまでの重苦しさはなく軽快なタッチで描かれています。(さじ加減は数年前の「ヘルプ 心がつなぐストーリー」に近い感じ) 三人の職場における差別や苦境はしっかりと描きつつ、でも私生活では三人揃って明るく笑い飛ばすという、映画全体のバランス(明暗の緩急)に長けていたように思います。なお私は数学音痴なので、ロケット軌道計算や着水地点解析の難易度がどれほどかは想像もつきませんが、キャサリンが数学の地球代表であるすごさは伝わってきました(笑) 脇役も総じてよかったですが、特にK・コスナーは絶品でした。90年頃の全盛期からキャリア低迷もありましたが、その苦労と経験がいい感じでにじみ出ていて、むしろ昔よりいい役者になったように思います。(今の彼で主演映画が観てみたい、と心から思いました) 有人宇宙飛行「マーキュリー計画」という大きな歴史。その歴史の主役はロケットでもコンピュータでもなく、"人間たち"であり、男も女も白人も黒人も(ポジションも)関係なく、担った全員が主役であったことを実感します。同じ題材を取り扱った「ライトスタッフ」と比べても面白いかもしれません。興味深いのは題材は同じでも全く別の映画になっていて、人間を軸にその姿を変える映画の無限の可能性を感じました。誠実に丁寧に作られた、本当に胸のすく映画でした。しばらくはいい夢が見れそうです。
タケノコさん [映画館(字幕)] 8点(2017-10-01 18:51:37)
3.《ネタバレ》 傑作だと思います! まあ、この手の史実に基づいた作品を作るのは、ハリウッドは得意ですからね。 さりげない当時の環境や建物・車両などがとても美しい。 そして、避けられないことが当時の人種差別。 「白人」と「有色人種」に分けられていた環境。 トイレやコーヒーサーバーなどでも分けられていて、それに疑問を抱かずにいた舞台の白人社会(NASA)。 スクリーンを観ているだけでもイライラしてしまいます。 最もわかりやすいのが冒頭の警察官の態度。 主人公の黒人の女性3人がNASAに勤めていることへの驚きと、愛国心か公務員の自覚からか彼女たちのクルマを先導して送っていくシーンなどは、ここ数年の映画の中でも秀逸の描写だと思います。 鑑賞後よくよく考えたら、差別が横行していた時代ながらもNASAは優秀な黒人女性をたくさん雇用していた(要職には置かなかったが)あたり、それなりにフェアだったんじゃないでしょうか。 本当に差別するなら雇ってないですからね。 とにかく傑作です!
ミスプロさん [映画館(字幕)] 9点(2017-10-01 18:48:07)(良:1票)
2.《ネタバレ》 ケビンコスナー演じる気概溢れる上司、ハートがイケメンな宇宙飛行士、自覚なき差別を振りかざすキルスティンダンスト、そしてキャサリン直上のステレオタイプでわかりやすい嫌なリーダー…と何しろそれぞれの役どころがわかりやすすぎるのがまずこの映画を成功させている一因。
「この人はどんな人なんだろう?」なんて悩む必要ナッシング!
劇中には良い奴と嫌な奴しか存在せず、そして嫌な奴は最後は折れるという安心の展開に観客は喝采を送るわけです。

キャストがわかりやすければ演出もわかりやすく、例えばそれまでずっとキャサリンが走り回されていた「白人棟」と「黒人棟」の間を、いざキャサリンが求められたときについにそこを逆に白人男性が走るっていう。
いやぁなんてわかりやすい演出なんでしょうか。

そして、そういうわかりやすい演出、わかりやすいキャラクターで描かれる物語だからこそ、この物語は誰でもが理解できて誰もが喝采を送れる素晴らしいものになっているんだと思います。
またこの映画のようなテーマを扱う場合、とかくシリアスで重苦しい話になりがちですが、私のようにその手の映画を「つまらない」と嫌う人間もいるわけで、そういう人でも広く楽しめるように作ったことはすばらしいと思います。

私は試写会で観たのですが、上映後、客から自然に拍手が起きていました。
試写会のあと拍手が起きる事はごく稀にあるのですが、しかしとてもめずらしく(20本に1本程度?)、本当にいい映画でしかそんな事は起きません。
その事実だけを見ても、この映画が多くの人に受け入れられる本当にいい映画だという事がわかると思います。

このような素敵な映画が沢山作られ、それを多くの人が観てくれることを切に願います。
あばれて万歳さん [試写会(字幕)] 9点(2017-09-20 14:26:01)
1.《ネタバレ》 遅すぎる日本公開を待ちきれずに原語版で見た。邦題をめぐってあれこれあったけど、映画自体はなかなかの良作です。まだ人種隔離が違法化されていない時代、黒人と白人とでトイレもコーヒーも共用しないのが「当たり前」とされた時代には、NASAだって例外ではない。さらに、黒人社会のなかにも、女性に対する差別も偏見も存在する。主人公3人の黒人女性たちが直面する壁は、絶望的に厚くて高い。でも、この3人がそれぞれの才覚と努力と情熱で、少しずつその空気を変えていく。この映画は、人種というシリアスな素材を扱っていながらも、映画自体がポップで前向きでポジティヴな雰囲気に満ちていて、そのすがすがしい気持ちよさが何よりも魅力だ。ファレルの音楽もそんな雰囲気に一役買ってる。映画が公開されたのは、2016年の大統領選挙の後であったけれど、この映画が描くようなマイノリティが持つ「明るさ」は、間違いなく新しい分断の時代に立ち向かう武器になる。個人的にも、もう少しドラマティックでシリアスなほうが好みではあるけれど(とくに、マハーシャラ・アリ演じるジム、ケヴィン・コスナー演じる上司、そして宇宙飛行士たちの「ものわかりの良さ」は、ちょっと肩すかし)、人種をめぐるドラマが全部シリアスである必要はもちろんない。この時代をあえて軽妙なコメディ・タッチで描く懐の深さこそ、かの国の映画産業と黒人文化の底力なのだろう。
ころりさんさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2017-08-20 15:36:48)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 15人
平均点数 8.13点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7213.33%
8960.00%
9426.67%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 3.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人

【アカデミー賞 情報】

2016年 89回
作品賞 候補(ノミネート) 
助演女優賞オクタヴィア・スペンサー候補(ノミネート) 
脚色賞セオドア・メルフィ候補(ノミネート) 

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