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BLAME!

[ブラム]
2017年
平均点:7.25 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
公開開始日(2017-05-20)
アクションSF漫画の映画化CGアニメ
新規登録(2017-08-05)【スケベニンゲン】さん
タイトル情報更新(2024-11-21)【イニシャルK】さん
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監督瀬下寛之
弐瓶勉(総監修)
櫻井孝宏霧亥
花澤香菜シボ
雨宮天づる
山路和弘おやっさん
宮野真守捨造
洲崎綾タエ
島﨑信長フサタ
豊崎愛生統治局
早見沙織サナカン
梶裕貴アツジ
武内駿輔村人
畠中祐シロウ
森なな子フク
原作弐瓶勉
脚本村井さだゆき
音楽菅野祐悟
キングレコード(音楽制作)
制作ポリゴン・ピクチュアズ(アニメーション制作)
配給クロックワークス
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4.モノとしてはハードSFなんだが、押井作品のような観る者を選ぶヒネた作りではないことに好感が持てる。むしろ難解にも思える原作を上手く整理し、アレンジして分かり易くまとめてあるし、独特な世界観も作中で何度か説明してくれるので期待以上に面白く観ることが出来た。
お話としては、『ゴーメンガースト』的なその規模や作りさえ分からない巨大都市を舞台に、『マッドマックス2』的攻防戦が展開される感じ。ふらっと現れ、最後は自分の目的のために去っていく霧亥や、最後のづるの孫のナレーションも『マッドマックス2』を彷彿させる。
また、CGに寄り過ぎず、かと言ってべったりとアニメ絵でもない画は、キレイだしすごく見易くてこれも好印象。
TERRAさん [DVD(邦画)] 7点(2021-05-25 16:21:27)
3.原作のごく一部のエピソードを抜粋して再構成し、上手く2時間のエンターテインメントに仕上げている感じ。
原作と映画との関係ではナウシカみたいな感じかな。原作とは別物として面白かったです。づるがここまで萌え化されようとはw
霧亥の声は意外と太い。シボが「ボッコちゃん喋り」なのは意表で上手いなと思いました。ただシボのインパクトが強すぎて、後半登場した上位セーフガードのサナカンが普通のキャラみたいになってしまった感じ。もっと人間ではないらしさを強調する為、合成音でも被せたら良かったかも。或いは最初はわけわからない合成音がだんだん調整されて人間の声になるとか。
劇場用のアニメをまともに観るのは本当に久しぶりで、絵柄や動きのリアルさの進歩に驚きました。
個人的に少し残念だったのが、一方の主人公である都市構造物の表現。リアルさを追求したゆえなのか製作者の志向なのか、何か今時ハリウッド映画のような雑然とした工場の廃墟風。もう少し心象風景的な、巨大ビルや人気のないホテルが連なっていくような感覚が欲しかったです。何十世紀(何百世紀?)未来の話なのだから外壁や内装仕上げの建設技術も凄まじい進歩を遂げてる筈で、現代のリアルさに囚われる必要はないと思う。
珪素生物は今回登場なし。是非ともこのクオリティで続編を作ってくれたらいいな。
番茶さん [DVD(邦画)] 8点(2017-12-16 19:04:11)
2.《ネタバレ》 傑作。コミック原作はだいぶ前に1巻のみ読んで難解だった記憶しかなく、2週間の限定公開ということで、「シドニアの騎士」ファン向けの作品かと思っていたが、ちゃんと面白い作品に仕上がっていた。【ネタバレ注意】原作の設定を借りて、ストーリーが大きく組み替えられているらしい。原作者がちゃんと絡んでいるそうだが、原作1巻を読んだ限りでは、ある意味“こんなに分かりやすい話”になるとは思わなかった。ただ、最初の“探検”はともかく、希望が見えてきた時点での探検に(若い)女を連れて行くかな、とは思った(子孫繁栄的に)。小さなことではあるが、色々注意深く設定されているように見えるだけに気になる点だった。
mohnoさん [映画館(邦画)] 8点(2017-11-07 20:56:50)
1.原作版「風の谷のナウシカ」を崇拝するという共通項を持った古い友人が、人生において最も影響を受けた漫画として教えてくれたのが、今作の原作である弐瓶勉の「BLAME!」だった。
そこまで言うならば是非読んでみようと思っていた矢先、この映画化作品がNetflixオリジナル作品として配信されていることを知り、原作未読のまま鑑賞に至った。

成る程、友人が好むのはよく分かる。物語の世界観は、超ハードSFアクション版「風の谷のナウシカ」という風合いだった。
人間社会崩壊後の黄昏の時代を舞台にし、少女戦士の活躍、救世主の登場と、類似点は多い。

映画版「風の谷のナウシカ」と同様に、濃密な原作が持つ一部分を映画化したようで、原作者が生み出した物語の世界観が実は孕んでいるのであろう深い全容は掴みきれないが、精密なアニメーションによるハードSFの雰囲気は堪能できたと言える。

この映画作品の構造自体が、壮大な物語の“番外編”的なニュアンスで語られていることからも明らかだが、今作のみでストーリーの委細を理解しようとすることは無意味だし、製作者側もそういう意図では作っていない。
文字通り「多層的」に孕んでいる膨大な情報量から漏れ伝わる物語の雰囲気を堪能しつつ、濃ゆい原作漫画に触れてみるのが得策なのだろう。
鉄腕麗人さん [インターネット(邦画)] 6点(2017-09-16 20:05:34)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 7.25点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6125.00%
7125.00%
8250.00%
900.00%
1000.00%

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