3.《ネタバレ》 オリンピックを目指していた女性が辿る数奇な運命を題材にした実話の映画化。
それにしても、アメリカの方々は本当に博打(特にポーカー)を題材にした映画を創るのが好きだと思う。
私は実話をベースにした映画を観るのが好きなので鑑賞したが、そもそも私は博打・ポーカーに全く興味が無い。
なので中盤以降はストーリーの詳細は敢えて深く追わずに、豪華絢爛な出演陣の演技を楽しむ事にした。
イドリス・エルバ
⇒相変わらずの磐石な演技、終盤の司法取引での迫力に満ちた台詞の連打は流石。
背中で演技が出来る数少ない俳優。 彼くらいスーツが似合う様に私もなりたい。
ケビン・コスナー
⇒鉄板の渋い演技。年齢を重ねた事がかなり大きくプラスに働いている稀有な事例ではないかと思う。
(若い頃の作品は自意識過剰過ぎて木っ恥ずかしくて観ていられない)
ジェシカ・チャスティン
⇒以前から演技の上手い女優さんだとは思っていたが、正直、女性としての魅力には欠ける女優さんだと思っていた。
ところがどっこい(←死語)、本作はアップが多い事と女性的なファッションが多かったせいも有り、
「あれ? なんだよ、いい女じゃん」と素直に思ってしまった。(男とは本当に馬鹿だ笑)
いずれにしても、「彼女が主演ならば・・・」と言う映画鑑賞の一つの「きっかけ」がまた増えた次第。
余談になるが、本作を観てモデルとなった実在の人物、モリー・ブルームに興味を持った方は是非、
Google等で写真を確認して頂きたい。
なんとまぁ、ジェシカ・チャスティンとはタイプは違えど、こりゃまた魅力的な女性。
こりゃ非合法のポーカークラブが盛況になる訳だし、映画の中でモテモテなのも納得。