ザ・スクエア 思いやりの聖域のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。 > english page

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ザ・スクエア 思いやりの聖域

[ザスクエアオモイヤリノセイイキ]
The Square
2017年スウェーデンデンマーク上映時間:151分
平均点:6.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-04-28)
ドラマコメディ
新規登録(2018-01-18)【皐月Goro】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【TOSHI】さん
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監督リューベン・オストルンド
キャストクレス・バング(男優)クリスティアン
エリザベス・モス(女優)アン
ドミニク・ウェスト(男優)ジュリアン
井上和彦クリスティアン(日本語吹き替え版)
脚本リューベン・オストルンド
配給トランスフォーマー
編集リューベン・オストルンド
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3.《ネタバレ》 「ザ・スクエア」は信頼と思いやりの聖域です。この中では、誰もが平等の権利と義務を持ちます――。伝統と格式を重んじる美術館でチーフ・キュレーターを務めるクリスティアンは、常に資金繰りと次々と起こる問題に奔走していた。そんなある日、彼は通勤中に掏摸に遭い、財布やスマホ、果ては祖父の形見であるカフスボタンまで盗まれてしまう。GPS機能を使い、犯人のアパートまで特定したクリスティアンは、ちょっとした思い付きから全ての部屋のポストに脅迫文を投函するのだった。「この泥棒め。僕の持ち物を返せ」と。だが、すぐに盗品が返ってくると思いきや、掏摸とは無関係の住民から面倒臭い事態が持ち上がる。そこに新たな展示作品「ザ・スクエア」の宣伝方法を巡り、世間から猛烈な批判を受ける羽目に。さらには、一夜だけの関係だと思っていた女性から責任を求められたり、破天荒な芸術家が過激なパフォーマンスを行ったりと、様々な問題が次から次へと持ち上がるのだった。果たしてクリスティアンは、無事に次の展覧会を開くことは出来るのか?上流階級に暮らすセレブたちの虚飾に塗れた生活をシニカルかつブラックに描いた、カンヌ映画祭パルムドール受賞作。何の予備知識もなく今回鑑賞してみたのですが、いかにもカンヌが好きそうな変な映画でしたね、これ。とにかく映画が終わるまでの二時間半の間、観客の神経を逆撫でするようないや~~~なエピソードをいちいち盛ってくるんですよ。それはもう徹底していて、例えばシーンの合間に必ず路上の物乞いの姿を入れ込んでみたり、トークショーでやたらと下ネタを連呼する神経症の客が居たり、セックスが終わった後に女性がひたすら使用済みのコンドームを欲しがったり、猿真似をする芸術家が暴走して暴力沙汰を起こしているのに誰もが面倒臭がって傍観していたり、極めつけは「ザ・スクエア」の宣伝のために物乞いの少女を爆破させたりと、もう細かなエピソードの一つ一つに至るまで極めて悪趣味で変態的。ここまで徹底していると逆に清々しく感じるくらいです。これらのシニカルなネタの数々を笑い飛ばすことが出来ればきっと楽しめるんでしょうけど、残念ながら僕は全然笑えませんでした。見れば見るほど不快感が高まってきて、最後の方は「もういいから早く終わってくれー」とかなりげんなり。特に暴走猿真似男と、大人に上から目線でぶちギレる子供には不快指数マックスに!ここまで徹頭徹尾人の神経を逆撫でできるのはある意味凄いと思うので、この監督きっと才能は有るんでしょうけど、僕はもういいです。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 5点(2020-03-12 22:31:02)
2.《ネタバレ》 崇高な理念を掲げる現代アートの欺瞞を暴く。誠実さと寛容さを掲げながらも、実は主人公自身がそれに当てはまらず、プライドの高さが仇となって、ドツボにハマるというもの。何度も出てくる物乞いのシーンを見ても分かる通り、普段は無関心なのに、利益になると見れば利用する尊大な態度があの炎上動画に集約されているのだろう。第三者が勝手に作ったとはいえ、本人は言い訳ばかりして、自分の愚かさに向き合えず、ひたすら周りに醜悪さを見せつける居心地の悪さ。一見社会的に進んでいるように見えて、個人主義と権利を重んじたために逆に綻んでいくヨーロッパの縮図のように思えた。
Cinecdockeさん [DVD(字幕)] 5点(2019-01-01 09:43:49)
1.《ネタバレ》  この話は現代アートへの風刺と聞いていたが、実際にはシリア難民についての問題が透けて、その意味合いが強かった。
 難民が目的地としたドイツよりも西のフランスだからこそ、罪悪感と自分たちの無力を苦笑するような空気があり、本作はそれを具体化している。
 話は初めからずっと、助けを求めたり求められたり、いやむしろ、知らん顔したり知らん顔されたりの連続。ホームレスは皆クローネを要求する。そしてフランスの言葉に不自由だ。食事の時間になるとシェフが料理の説明をしているのに、聞こうとしない記者たち。世の中は心遣いのない人たちであふれている。

 トゥレット症候群の男が野次をしてしまった記者会見。それを影で馬鹿にした記者の女アンと成り行きでセックスしてしまうと、後日、仕事場に現れて嫌な気分にされる。この時のひどい頭痛のようなスクラップの騒音は、若い広告屋の2人が仕掛けたひどいネット動画CMの後始末で記者会見をする時にも響いている。セックス後のコンドームの取り合いは映画史に残るシーンだ。
 トゥレットの男の野次の最中、「みんな怒らないであげてくれ」と良識ある人が諫めるが、映画の終盤になって、たびたび登場していた「モンキーマン」オレグがパーティー会場に現れるパフォーマンスによってその良識は破壊される。アートだか事件だか分からなくなったその状況で、人は社会的な恥をかかされる不安から徐々に動物的な恐怖に絡めとられていく。自分のテーブルだけを守ろうとし、さらには自分の身内すらも助けられない。いよいよ女性が強姦されそうになったとき、飛びかかったひとりの老人によって勇気をもらうと今度は多勢に無勢で殴りつけ「殺して」と声すらかける。
 無実の罪を着せられた少年はしつこく謝罪を要求するがクリスティアンは怒りのあまりに彼を突き飛ばしてしまい、その後助けを求める子供の声が続く。実際の呼ぶ声なのかそれとも幻なのかずっと聞こえているが、クリスティアンは助けない。後日罪悪感からもう一度謝罪しに行くが、その時にはその少年はいない。少年はどうなったのか最後まで分からない。怪我をして入院したのではないか。両親は少年をそれ以上責めたりしなかっただろうか。少年の両親はクリスティアンを責めるために姿を現したりしなかった。彼はどんな家庭に育っていたのだろう。そもそも、少年を知っている男の語る少年と、あのうるさい少年とは同じ人物だろうか。
 シリア難民に対する想いと、うるさい少年に対する思いはどこか似通っている。
hiroshikasugaさん [映画館(字幕)] 10点(2018-05-11 00:35:10)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 6.67点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
5266.67%
600.00%
700.00%
800.00%
900.00%
10133.33%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 10.00点 Review1人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
chart

【アカデミー賞 情報】

2017年 90回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2017年 75回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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