6.《ネタバレ》 終った人・・ジョン・ウー監督の評判 その通りでした。
てか、コレは香港映画なのか、日本映画なのか・・。舞台になる土地の現状を全く考察しない脚本家が問題かも。
日本で起きている事件なのに、あれは日本の警察ではない。日本国内で、殺し屋が標的と一緒に一般人を乱射とか
ありえないのに、警察も政府もマスコミもパニックにならない? そんなの日本じゃない。
女一人殺害嫌疑で逃亡中の犯人よりも、乱射した殺し屋の捜査に99%反応するのが日本だ。
どこを切っても違和感だらけの映画。日本でロケして、日本人が多数出てきて、変な日本語が飛び交い、
間違った価値観が充満する画面の向こうは、もはやSFなのかも。 いやSFに失礼だったか・・
次から次から登場する銃器、いくら郊外の牧場とはいえ、銃撃戦で死体の山なのに、警察の来ない別荘。
違法薬物の開発に励む製薬会社が、普段から殺し屋を雇い邪魔者をこれまた派手に排除? で、警備員は
悪事に加担して銃も所持してる? そんなこんなで、研究所で普通にドンパチが起きる脚本に絶句。
アメリカが舞台だったら、気にならないかもですが、そのまま日本で日本人がやると、超ウソ臭くてダメ。
日本人がそれに似合うとか以前の違和感。 苦笑したままラストシーン。 「あれ?その女とくっつくの?」
いやいやいや、田中圭君と違い過ぎでしょ。それでイイんかい? アゴが外れました。
廻りが全部変なので・・・ 福山君のいつもの浮いた雰囲気は、逆に中和されてました。まともに見えた。
※殺し屋に人生観とか語らせないで貰いたい。特に一般人の巻き添えに無関心な輩はゴミです。
その辺のモラルが制作サイドに無いと、映画は無価値になる。