恋は雨上がりのようにのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恋は雨上がりのように

[コイハアメアガリノヨウニ]
2018年【日】
平均点:7.33 / 10(Review 21人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-05-25)
ドラマラブストーリー青春もの漫画の映画化
新規登録(2018-03-30)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2018-07-13)【イニシャルK】さん
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監督永井聡
キャスト小松菜奈(女優)橘あきら
大泉洋(男優)近藤正己
清野菜名(女優)喜屋武はるか
磯村勇斗(男優)加瀬亮介
葉山奨之(男優)吉澤タカシ
山本舞香(女優)倉田みずき
濱田マリ(女優)久保
戸次重幸(男優)九条ちひろ
吉田羊(女優)橘ともよ
松本穂香(女優)西田ユイ
脚本坂口理子(脚本)
音楽北原京子(音楽プロデューサー)
製作市川南〔製作〕
久保雅一(共同製作)
細野義朗(共同製作)
東宝(映画「恋は雨上がりのように」製作委員会)
小学館(映画「恋は雨上がりのように」製作委員会)
博報堂DYミュージック&ピクチャーズ(映画「恋は雨上がりのように」製作委員会)
博報堂(映画「恋は雨上がりのように」製作委員会)
プロデューサー山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術杉本亮
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12
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21.《ネタバレ》 噂通りの快作! 小松菜奈さんという女優の2018年現在の姿をきっちりと画面のなかに収めた、正しいアイドル映画であり、かつオヤジ目線のファンタジー炸裂の「美少女」映画であるのは間違いない。あと、少し引いた遠景と接写の使い方が絶妙。「雨」と「雨上がり」の対照的な風景、学校のなかを動きまわるカメラで小松さんを追う絵、ファミレスの裏口まわりの外からの絵、このあたりはテレビドラマではできない映画ならではの風景の美しさ、「学校」や「バイト先」が持つちょっとしたノスタルジーを見事に描いてる。引いた絵が続いた後に、グッと小松さんに寄るカメラ。見てるほうもドギマギしてしまう。それでも、この映画が単なるティーン向け量産型恋愛映画ではないことは、序盤に大泉洋の店長が小松菜奈の「若さ」を見つめる視線を見ればわかる。結局映画は最後まであの視線に同化したまま進んでいき、最後まで見たところで、この映画が描いていたのは女子高生の青春というよりも、まっすぐな「若さ」に対して、かつて若者であった「大人」はどうあるべきかを描くファンタジーでもあったことがよくわかる。若者ぶるのでもなく、相手の言うことをただ聞くだけでもなく、自分の思う若者像を相手に勝手に期待するわけでもなく、そして自分の「古い」価値観をただ押しつけるのでもなく、若者と関わるとはどういうことかということを、大泉洋演じる店長はさりげなく見せてくれる。現実はきっとそうはいかないのだろうけれど、だからこそファンタジーとして描かれることに、やっぱり意味はある。ノスタルジックに「美少女」に期待して見ていたら、「大人」としての自分のあり方をグッと突きつけられる、いい作品でした。
ころりさんさん [インターネット(邦画)] 8点(2020-04-29 09:26:19)★《更新》★
20.人物造形も場面設定も台詞も、何とも説明的で、かつ作為的。ヒロインの言動は、「こうやって真っ直ぐな性格を体現していますよ」と言わんばかりなのがかえって真っ直ぐではないし、実は周囲との調和と段取りの中でしか行動していない(面白かったのは踏切手前の車中のシーンくらい)。大泉洋もほとんど口先の演技になってしまっているし、逆にいうと脚本がそのレベルにしか達していない。旧友・ちひろの登場場面のみ、妙に画面が引き締まっていた。
Oliasさん [ブルーレイ(邦画)] 4点(2020-03-11 02:39:20)
19.面白かった。大泉洋は何をやってもうまく演じる。
小松菜奈は妙な魅力のある女優だ。
少女漫画的な展開は当たり前だが、そうであってもちょっと切なくなる場面がある。
海牛大夫さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-02-11 16:12:39)
18.原作所持、アニメ版視聴済み。最初、大泉洋は合わない気がしたけど、観終わるとナイスキャスティングじゃないですか。こんな人間関係も良いなと思わせるラスト、爽やかすぎ。
真尋さん [インターネット(邦画)] 7点(2020-01-01 18:03:28)
17.《ネタバレ》 原作を読んでから映画を観ましたが、小松菜奈は「橘あきら」そのものになっていましたね。

ラストも、原作版よりも爽やかで、これはこれで良いなと思いました。ただ、原作を読み終わった後の「あああああ」という何とも言えない感情は湧きあがらなかったですが。
TMさん [DVD(邦画)] 7点(2019-12-15 22:51:55)
16.《ネタバレ》 「アニメ版はクソだったのにこの映画版はとてもよかった」(←このレビューの要約を先に書いておきます)

漫画なり小説なりを別のメディアで展開する事は、それがアニメであれ実写映画であれ相当に難しく、スタッフの力量差が如実に現れるものです。
原作への無理解が悲惨な結果を生む事も多く、伊達に原作レイプという言葉があるわけではありません。

この「恋雨」のアニメ版もそうで、原作は女性ならではの視点で描かれた繊細な傑作なわけですが、それが見るも無残なおっさん思考の駄作に成り下がっていました。
私自身、原作が大好きだっただけにアニメ版放送時、最初の3分で「これはダメだろう」と怒りに震えていたのを思い出します。
最初の3分で「クソ」をわかるレベルってのも相当なものですが、こいつのアニメ版に関しては監督の原作への無理解が画面の隅々から滲み出ていて本当に一瞬でわかったわけです。
だって原作を理解していたら、そもそもあのオープニングがありえません。センスがないにもほどがあります。そんな話じゃないんだよ、と。

と、まぁアニメ版への怒りを書きだすと5万文字でも足りないのでおいとくとして、本題である映画版の話。

先に結論を書くと1時間50分という厳しい枠の中に、原作のエッセンスきちんと放り込み手堅くまとめていて、少女とおっさんそれぞれの挫折と再生の物語としてこの実写映画は成功していると思います。

まずキャスティング、原作の「俺が高校生だったらあんな目で見られたら泣いてらぁ」という長身スレンダーのキツイヒロインを演じるのは、現時点で小松菜奈しかないわけでここは最適のキャスティング。
その2000年代のモデル系美人の傍に置くのが、1970年代感漂う清野というのもキャラの対比という意味では成功だったのかな、と。(清野の演技は昭和40年かよ!と思う事もちょいちょいありましたが)
大泉もまぁ普通にキャスティングすりゃそうなるよね、って感じなわけでおおむねキャスティングはよかったと思います。(〇〇なのね松本さんの同僚役もよかったですし)

シナリオはあの原作を1時間50分に収めるために大幅な改変が必要になるわけですが、原作のキモがしっかり押さえられていたため十分許容範囲で良くまとまっていたと思います。
(細かく観れば、たとえば、病院に連れて行ったとき足の傷を見られたくないんだと店長は誤解したけど実はネイルしてない指を見られたくないだけだった…という男性が思いつかない系女性視点小ネタはいれようがあったと思うしそれがある事でそのあとのチマメネタも生きるわけですが、でもまぁそういう事を言い出すとキリがない)


まあそんな感じで、このサイト的に点数つけるとマイナス10点(そんな点ないよ)だったアニメ版と比べるとこの映画版は非常によくできていて、別のメディアに置き換えるときにスタッフの力量というのは如実に作品に反映するんだな、と改めて思う今日この頃なのです。
よくアニメ化されたものが「原作のまんま」なんて言われる事がありますが、「原作のまんま」作られている(ように見える)というのはじつは凄い事なんですよ。
あばれて万歳さん [インターネット(邦画)] 8点(2019-12-13 10:45:55)
15.何とも気持ちの良い映画だ。店長目線で観てしまいました(同年代のおっさんなので)。そりゃ困るだろうと、しかし「何にもないただのおっさん」が相手を思いやる言葉をかける度に共感です。告白のシーンやそれを補足する回想も爽やかに描かれていていいです。主役の2人はもちろん、登場人物みんなを応援したくなるような映画になっています。観終わっても、これからの展開をポジティブに想像させてくれるところもいいです。小松奈菜は今まで観た映画で一番ハマっている。彼女の出てる映画をもっと観たいと思った。
ラグさん [インターネット(邦画)] 8点(2019-11-24 00:07:03)
14.《ネタバレ》 冒頭の教室、椅子に座っていたかと思えば気付いた時には彼女はもういない、そして颯爽と走り出している。客の忘れ物に気付いて、誰もが (観客たちも) 迷っている間に走り出し、気付けば自転車に追いついている。恋もそう、彼女は意を決したらもう躊躇わない。とても、小松菜奈の真っ直ぐな躍動感と魅力に溢れた映画。その年齢差は抜きにして、大泉洋のくたびれた感じ、まったりした居住まいと非常に相性がよい気はします。そして、歳の離れた男女の恋、と一言で片づけるにはもったいなくて、それを超越したもっと崇高な関係を二人に見た気がしました。キッカケを待つ者と与える者、人生につまずいた者同士が支え合い助け合い、そして出会ったこと自体が二人のこれからにとってプラスになるような・・。大泉洋が演じた分別のある大人も好きでしたが、やはりこれは小松菜奈の映画。確かに、おそらく映画では彼女が演じる最後の青春でしょう。その大切な瞬間を鮮明に切り取って、いつまでも記憶に残る爽やかな余韻を残して終わらせてくれたこと、とても感謝したい。
タケノコさん [DVD(邦画)] 8点(2019-10-12 17:33:02)
13.《ネタバレ》 あんな美少女から好意を寄せられるとは中年男の夢でしょうか。そして、受け入れたいのをグッと我慢して、かっこ良く彼女のために突き放す。「カリオストロの城」のルパンですな。これは、小松菜奈ちゃんを見るための映画でしょうね。
ぽじっこさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-08-02 16:14:28)
12.《ネタバレ》 小松奈菜の若くキラキラした輝きと美しさを全力で綴じ込んだ作品。原作は未読だが、作品が持つ文学性とキャスティングの妙で、人気漫画を実写化した作品の中では傑出した出来上がりになったのではないだろうか。

冒頭からこれでもかというくらいに小松奈菜という女優の美しさや輝きを際立たせようと工夫しているのが見て取れる。大泉洋を相手役に選んだあたりも、中年男と女子高生の交流という物語に変な厭らしさを出さないための工夫といえる。思春期の女子高生のまっすぐすぎる思いに困惑しながらも、真摯に誠実に接しようとする中年男性の演技は、多少ファンタジーが入った部分はあるにせよ、説得力があった。

漫画実写化、特に女子高生が主人公の映画となるとどうしても色眼鏡をかけて観てしまいがちだが、本作はそうした先入観をなぎ倒す物語のテーマ性の深さがある。全体を通して見れば物語は、一度大きな挫折を味わった主役二人がどのように関わり、どのようにそれぞれの道を進んでいくか、というもの。単に恋愛だけでない、人間ドラマ的要素もちゃんと盛り込めている。回想シーンの効果的な配置や、モノローグに頼らない脚本には好印象を覚えた。雨、陸上、図書館、レストランのシーンにおいてもリアリティバランスを何とか維持するよう工夫がされている。度々言及される芥川の羅生門の一節は、人生の雨宿りという題材に対しての暗喩であろう。これも本作の文学性を補強するのに良い役割を果たしている。これらを振り返ってみれば、巷間に溢れる女子高生が主役の恋愛映画にはない、プラスアルファの要素が盛り込まれているのがわかる。個人的にはこれが本作を突出した出来に押し上げた要因ではなかろうか。

ちなみに本作のマイナスポイントは主に2つ。タイトルロールあたりの実にマンガ的な描写。全体的にあそこだけ違和感があり、そこは写実的に撮ってよかったのではないだろうか。もう一つのマイナス点は、高校生役の俳優陣の演技力。清野菜名はちょっと高校生にしては老けすぎだが演技は及第点。京都弁を使いこなせていない山本舞香、終始平凡な演技の松本穂香は目も当てられなかった。主役を引き立たせるという意味では成功しているかもしれないが、さすがにレベルが低い。

本作の陰の功労者にも目を向けておこう。音楽担当の伊藤ゴローだ。映画音楽で彼の名前を見ることはなかなか少ないが、いつも通りのオーガニックでセンスの良い音楽を提供している。この手の邦画だと、やけに仰々しいかやけに無味乾燥としたBGMが多いのだが、伊藤ゴローを音楽担当に迎えることで、上品ながらも盛り上がりに欠かない音楽提供に成功している。知る人ぞ知るポップバンドであるスカートが本作に協力しているのも憎いところだ。この点、制作陣のセンスの良さが光っている。

全体としてみれば、漫画原作とは思えない”青春ドラマとしての素晴らしい出来を備えた映画”であった。おそらく小松奈菜が高校生役を演じるのはこれで最後だと思うが、その若さゆえの、ときに無鉄砲なくらいの輝きや美しさを綴じ込めることができた意義は大きい。
nakashiさん [DVD(邦画)] 8点(2019-08-01 11:51:56)(良:1票)
11.まあまあ楽しめた。大人になるといろいろ理屈っぽくなるのが嫌だね
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2019-06-16 05:54:54)
10.《ネタバレ》 すごく、爽やかでしたね。
女子高生も、おじさんも、自分のやりたいことに再挑戦。
そして女子高生はおじさんへの想いをあきらめてはいなかった、と。
実際問題、40超えて女子高生はきついよ(笑)
あきちゃさん [DVD(邦画)] 7点(2019-03-22 09:56:55)
9.《ネタバレ》 原作もアニメも未読。
恋は実らないけど、爽やかなエンディングだったと思う。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(邦画)] 7点(2019-01-31 22:10:12)
8.《ネタバレ》 女子高校生の恋愛ものだけれども、最後どちらかが不治の病とかで死んだりしないのが気に入りました。
紫電さん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2019-01-21 21:51:51)
7.《ネタバレ》 傑作。原作コミックから読んでいて、高校生がオジサンに恋をするというファンタジーな設定ながらも、なかなか惹かれるストーリーだった。アニメ化された作品もよく、流行りとはいえ実写映画はどうだろうと思っていたが、バッサリ捨てるところは捨てながらも、原作のエッセンスを損なうことなく、端折っているような印象もなく、単独の作品としてうまく再構成されていた。もともと“大感動作”ではないけれど、映像化に恵まれた作品だと思う。それにキャスティング。小松菜奈と大泉洋という組み合わせはもとより、脇役も原作キャラを彷彿させる人たちばかりだった。あえて気になる人を挙げるなら喜屋武はるか役の清野菜名くらいだけど許容範囲。コミックやアニメでは不自然な部分があっても“画”からの想像で補完してしまうところがあるのに対し、実写映画ではどうしてもリアリティを考えなければならないことはあるけれど、そういう不自然さも感じなかった。【ネタバレ注意】小松菜奈が疾走するシーン、ホンモノの陸上選手ではないけれど、ちゃんと疾走している印象があったのもよい。ファミレス「ガーデン」も、よく原作の雰囲気を損なわない店構えのロケーションがあったものだと思う(わざわざ建てたわけじゃないよね?) ラストも、状況が違っているけど、ちゃんと原作のセリフだったのはよかった。考えたんだろうな。
mohnoさん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-30 01:33:43)(良:1票)
6.《ネタバレ》  実のところ、コレって(作品を作る側の)おっさん目線で作られた映画よね。鼻に付く、おっさんの自虐的なギャグが散りばめられ、おっさんの夢とか願望とか救われたいキモチとか、そういうのが加齢臭の如く、じわじわと滲み出ていて。安心安定の大泉洋だからこそ、それでも成立しちゃうわけだけれども。
 おっさんのアンチ的ポジションに濱田マリを配するあたりも嫌味を最小限に抑えてる感じで、まあ、おっさんのファンタジーですわね。

 一方、ヒロインの青春映画としては、挫折と、そこから一歩未来へと踏み出す勇気がまっすぐに描かれていていいカンジです。彼女を取り巻く環境(母との関係や、親友やライバルの存在や)も大切な要素として機能していて。

 でも結局、小松菜奈が総て。その表情(基本は仏頂面)と、そのしなやかな立ち居振る舞いと。 彼女の所作、1つ1つが美しくて、だから冒頭で駆けるシーンはマンガ的に作り過ぎな感じで残念ね。そんな加工は不要でしょう。
 女優、小松菜奈の美がキッチリと収められているという点で、大変重要な作品。

 彼女が動いている、或いは止まっている事で意味が生じる映画。そして、それだけで十分なのでしょう。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 7点(2018-06-28 22:08:22)
5.《ネタバレ》 原作もそうなのですが、最後まで見終わった感覚がとても爽やかなんですね。恋愛は実らなかったにも関わらず。それは、高校生だろうと40歳代だろうと、人が人生をかけてやりたいこと・目標に向かって力強く踏み出す姿に共感を覚えるからだろうと思いました。良い作品です。ラストにあのやりとりが出てくるとは予想しませんでした。恋愛方面を期待する方々へのちょっぴりサービスといったところでしょうか。
次郎丸三郎さん [映画館(邦画)] 9点(2018-06-27 19:54:07)(良:1票)
4.小松菜奈さんの目力がとても印象的。
年の差の恋がテーマだけど、何故あきらが好きになったかは消化不良。人を好きになる事に理由はいらないって事か…。彼女のグイグイ来る感じにオジサンの胸はキュンキュンしました。
tonaoさん [映画館(邦画)] 6点(2018-06-17 09:00:09)
3.《ネタバレ》 こんなに良い意味で裏切られるとは思わなかった作品。ほろ苦い初恋を音楽で適当に色づけしているレベルかなと思ってました。ごめんなさい。の子の歌がラジオから流れてきて、見に行くか!となったくらいだけど、その感覚を持てた私を思いっきり褒めてやりたいです。見逃さなくて良かった。

なんとなく若者向けと思われてしまうかもしれませんが、とても大人向けの映画です。これは、年の差恋愛なんかじゃなくて、傷ついた二人が、悩みながら、お互いの夢に向かって、歩みだす作品なんですよね。

真っ直ぐなあきらに刺激され、諦めかけていた小説と向き合い始める店長、
反対に、自分が負った傷を抱きながら静かに諭す店長の言葉に、大事な陸上に戻っていく決意をするあきら。

これだけだって十分な作品なのに、店長とあきら、それぞれの友人との絆が描かれているのだから、もう涙腺崩壊です。
若者だからこそぶつかってしまう感情、大人だからこそ歩み寄れない溝。それぞれ違うもどかしさ。わだかまりが解けたときの温かい空気。
素直に泣けます。足掻き続けること、大切な人との絆を、少ない台詞と細やかな演出で、しっかりと描いてくれてます。

ラストも最高でした。あきらの涙が切なくて、美しくて、、爽やかで、素晴らしかった。

永井聡さんは、漫画の実写化が上手い監督さんなのかもしれません。帝一の國もよかったです。
うらわっこさん [映画館(邦画)] 10点(2018-06-16 19:33:23)(良:1票)
2.《ネタバレ》 原作は読んでいないが、アニメ版を観ていたために、良いのか悪いのか、流れは一通り頭に入っていた。できれば映画→アニメの順で観たかったが、録りためて我慢ってのができない性分だからなぁ…。それはともかく映画としてはとても良くできていたと思う。テンポがよく、ときどき笑いが起きて(そのための大泉洋起用かな)、キャスティングも脇役に至るまでバッチリ。九条ちひろに戸次重幸とか、役に説得力がありすぎるよ。そして大人としてのモラルが示されていて気持ちがいい。年の差カップルが悪いってことではないんだけど、相手はまだ高校生だし、実際問題としてはなかなか厳しい。その前提のもとで店長の振る舞いはおっさんとしてかっこよかった。厨房の加瀬さんが解説してくれてたけど、店長はあきらが人生の雨宿り中なのを知っている。だから突き放すことなく、もちろん近寄りすぎることもなく、適度な距離感を保った。そして然るべきときに「さあ、雨は上がったよ」と背中を押してくれる。意図を汲んだあきらが見せる笑顔… いいね。そして、はるかと一緒に練習を再開する場面のなんと美しいことか。さらに、さらに、ラストもまた素晴らしい。物語は、映画を観た人の心の中で続いていくはず。その後をどう想像しようと自由だ。この大いなる爽快感は良作の証。
リーム555さん [映画館(邦画)] 8点(2018-06-03 00:00:34)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 21人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
414.76%
500.00%
6419.05%
7523.81%
8942.86%
914.76%
1014.76%

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