万引き家族のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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万引き家族

[マンビキカゾク]
Shoplifters
2018年【日】 上映時間:120分
平均点:6.93 / 10(Review 42人) (点数分布表示)
公開開始日(2018-06-08)
公開終了日(2019-04-03)
ドラマ犯罪もの
新規登録(2018-04-07)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2019-01-23)【イニシャルK】さん
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監督是枝裕和
キャストリリー・フランキー(男優)柴田治
安藤サクラ(女優)柴田信代
松岡茉優(女優)柴田亜紀
樹木希林(女優)柴田初枝
池松壮亮(男優)4番さん
緒形直人(男優)柴田譲
森口瑤子(女優)柴田葉子
山田裕貴(男優)北条保
片山萌美(女優)北条希
柄本明(男優)川戸頼次
高良健吾(男優)前園巧
池脇千鶴(女優)宮部希衣
蒔田彩珠(女優)柴田さやか
脚本是枝裕和
音楽細野晴臣
撮影近藤龍人
製作石原隆〔製作〕
ギャガ
フジテレビ
配給ギャガ
美術三ツ松けいこ
衣装黒澤和子
編集是枝裕和
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【クチコミ・感想】

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123
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42.《ネタバレ》 ケン・ロ―チ監督の『わたしは、ダニエル・ブレイク』同様、見えない貧困を初めとする社会問題に対する無関心への静かな怒りを発した作品だと解釈した。劇中で声を張り上げたり、暴力をふるうことを一切せず、グレーゾーンでひっそり生きる"家族"が皮肉にも血が繋がった家族よりも家族らしくて、ひたひたと心に沁み入ってくる。万引きといった犯罪行為が許されるわけでもない、だが盗みによって救われた命があり、正論だけでは何も解決できない。それでも犯罪で作られた家族の幸せは末長く続かない、終わらせなければならない。多様な視点で善悪の垣根を揺り動かす。仮に超監視社会になって、劇的に犯罪が減っても、都合の悪いもの、汚いものを切り捨てるだけの"美しい日本"を炎上に加わった人たちはその未来を望んでいるのだろうか。自分を含めどこかしら誰かを見下して、他人事のように見ているのかもしれない。"息子"がバスから見たのは最後まで走り続ける"父親"なのか、エンドロール後に"娘"は助けられたのか、本作は世の中を変える力があるのか。"母親"の安藤サクラの涙が印象に残る。格差による断絶が進むだろう令和の時代において、虐待死のニュースを見ても当たり前すぎて何も感じない時代が到来する無情さを感じてしまう。面倒臭いから蓋をする。
Cinecdockeさん [DVD(邦画)] 8点(2019-05-17 00:34:07)★《新規》★
41.《ネタバレ》 各世代がきちんと揃っている疑似家族、とにかくお風呂場の汚さには参ったんですけれども日常の会話はいつもどおりリアルで面白い。安藤サクラのだらしなさは感動ものです。それらしい風情は秀逸でディテールへの拘りは毎度すごいなと思います。
「万引き家族」なんてタイトルのわりには特に万引きを強調しているようには感じず、ワザと捕まるということで祥太自身に善悪を示させているわけでそれはそれで納得できました。
この映画を観ていると、ほんとに何がいいのかわからなくなりますね。あの一家がやっていることはよくないことばかりです、けれど正論だけじゃ生きていけないのも確かです。おばあちゃんは死ぬまで仕返ししてるんですよね、思えばこれがいちばん怖い。
私が拘るのは警察で調書をとられていても、りんが自宅に帰ったと聞いても、どうしてひどい虐待を受けてたことを誰も言わないの?
自分の子どもがいなくなったのに警察に届けない親をどうしてもっと追及しないの?あの虐待夫婦が野放しっていうのがこの映画でいちばん矛盾と怒りをおぼえる部分です。「三度目の殺人」の時に感じたモヤモヤ感が残ります。
envyさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-05-12 17:16:12)《新規》
40.《ネタバレ》 大家族から核家族、引きこもりなんかを経て、ついには他人と家族をつくる時代に突入か?
絆とはなんぞや、を問うには『万引き』はいささか邪魔な要素だったのかな。
キャッチーな感じで集客とか宣伝には良かったのかもしれないけど。
是枝監督の作品はこーゆー感じ、というのをわかった上で観て、見応えがあるんだからたいしたものです。
リリーさん、サクラさん、希林さんは流石です。
高良さん池脇さんの取り調べは、蛇足な感じもしたけど、避けては通れまいか。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-05-12 09:17:08)《新規》
39.なかなかおもしろかった。またこういった映画を期待したい。
ホットチョコレートさん [CS・衛星(邦画)] 7点(2019-05-11 06:25:16)《新規》
38.賛否両論の本作..細かいところを言えばきりがないが..駄作、愚作、勘違い映画、のたぐいでは決してない..今の世相を反映した リアルな作品..少し手を加えれば もっと良くなる作品..一つだけダメ出しをするなら、タイトルが最悪..インパクトのあるタイトルとしては 正解 だが、映画として、作品として、かなりマイナス..「万引き」というフレーズに 観客が引っ張られてしまい、「万引き」ありきになって観ているはず..制作者のメッセージが 観ている人にちゃんと伝わってないと思う..そこが とても残念...
コナンが一番さん [DVD(邦画)] 7点(2019-05-03 16:38:36)
37.《ネタバレ》 これは「誰も知らない」の続編ですね。
是枝監督は、「誰も知らない」の子どもたちが
どうなるか、きちんとしておきたかったんだと思います。

ラストは痛切ですね。
あの家族の絆は、本物だったのか?そこまではあまり描かれてなかったように思います。
多分、是枝監督のことだから、この作品のような家族の「絆」について、また別の設定で作品を創るんだと思います。
トントさん [DVD(邦画)] 7点(2019-04-29 09:26:19)
36.《ネタバレ》 賛否あるかもしれませんが
リリイフランキー 安藤サクラ 樹木希林。
やっぱり演技すごい。
子役二人もなかなか。 

汚く、ずるくもあり、悲しくもあり、正論では説明できない優しさもある。
安易にお母さん!お父さん!と言わせなかったラストは良かったのか、悪かったのか?
私はベタだが言わせて終わったほうが良かったと思うけど…
まっかさん [DVD(邦画)] 7点(2019-04-28 22:00:50)
35.《ネタバレ》 家族が借りたのを機に視聴。開始から是枝監督、センスないなと思いながら見ていた。一番つらいのはCMかと思うほどのカットの切り替えテンポの速さ。下品にも程がある。
映像作品としては本監督の過去作通り程度の低いものだが、問題を問いかけるというより露骨に善悪観念を皮肉っている姿勢には好感を持った。
脚本についてはかなり陳腐ではあるものの、良くできていると思う。
浅田荷葉さん [DVD(字幕)] 5点(2019-04-20 18:59:56)
34.《ネタバレ》 疑似家族は「家族とは何か」を問うには格好の題材だし、個人的にもこの手の作品にはとにかく弱い。その設定だけで傑作認定したくなる本作でしたが、出来は期待以上でした。社会の見えない隅っこで、ギリギリのバランスで成立している疑似家族。この家族を成り立たせているのは嘘と打算とカネ。一見ノスタルジックな家族関係を描いているようで、実は互いを利用し合う疑似家族の怖い側面。でも、そのなかに一片だけれども存在する人間らしさ。だからこそ、一つ一つの場面で交わされる気持ちの交流が美しく心地よい。孫につい「慰謝料」と言ってしまう樹木希林とか、年金を持って帰ってきたおばあちゃんに嘘くさい優しい言葉を投げかけるリリー・フランキーとか、水着を買うシーンから安藤サクラの顔が変わるところとか、フランキーと安藤の情事のシーンとか、一つ一つのシーンに多義的で複雑なメッセージが込められていて見ていて全く飽きることがない(・・・というか、最近の是枝作品は情報過多で少し疲れるくらい)。工事現場でのリリーの大ケガやクリーニング店の「ワークシェア」など、この家族が生きていく基盤がいかに弱く脆いかが丁寧に描かれ、おばあちゃんの死(そして駄菓子やの店主の死)によって、そんなギリギリのバランスは脆く崩れ去る。それは、このような家族が生きることができる社会の「隙間」が、どんどん失われていることの象徴でもあり、終盤の警察官たちが繰り返す「正論」は、社会が完全に「余裕」を失ってしまったことを示しているのだ。でも、父親や母親はともかく、ショータやユリはその社会を生きていかなくてはいけない。そんな彼らの成長と危うさと強さとほんのちいさな希望を、この物語はきっちりと描いて幕を閉じた。そんな映画が、「余裕」のない人たちによって、わけのわからない論争に巻き込まれてしまったのは、本当に皮肉としか言いようがない。唯一、ちょっと残念だったのが、米国上映版を英語字幕付きで見たため、登場人物たちの言ってるか言ってないかわからないような台詞(浜辺のおばあちゃんとか、バスでのショータ君とか・・)にタイミング悪く「字幕」が出てしまって趣を台無しにしてしまったこと。両方とも名場面だっただけに・・・。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 8点(2019-03-20 09:35:46)(良:2票)
33.《ネタバレ》 トウモロコシ
風呂
車上荒らし
安藤サクラの涙
ラストシーンはスクリーン右側を向く少女
no_the_warさん [映画館(邦画)] 9点(2018-12-27 22:48:47)
32.《ネタバレ》 この家族を見ていると、
実の家族を失った者たちがバラックの家に寄り集まって暮らし
盗みや違法行為で命を繋いでいた時代・・
昭和20年代、終戦後の貧困状況下の日本を連想してしまう。

(自分が体験した訳でも、日本人全員がそうだった訳でもないが
記録映像などで私たちはそれを知っている。)
この映画の家族にリアリティとノスタルジーを感じるのは
“あの頃の日本人”の姿がそこにあるからかも知れない。

さらに言えば、この映画が世界中で共感された理由・・
国が経済的に発展するという《光》と、それが生んだ《陰》
その陰に(自ら望んだ訳ではないのに)陥ってしまった “普通の人々”
その姿を描いているからに違いない。

そして、普通=光であり《善》であるはずの官職たちの言葉が
《偽善=闇》に反転して見えるラスト。
そこには「豊かさを得るために人が失いつつある何か」がある。

私がこの物語に、悲しさと同時に “恐ろしさ” を感じる理由だ。
墨石亜乱さん [映画館(邦画)] 7点(2018-11-03 13:46:39)
31.たとえば自分の家族は、なんの絆で繋がっているのだろうか。
安藤さんの演技がものすごく良かった。
小星さん [映画館(邦画)] 8点(2018-09-20 23:20:29)
30.先行公開の初日に観に行く。
三度目の殺人がまったく面白くなかったし、海よりも〜もそれほどだったので
不安だったけど、とてもよかった。いい映画。
miumichimiaさん [映画館(邦画)] 9点(2018-08-15 15:26:43)
29.《ネタバレ》 中国(蘇州)の劇場で鑑賞、中国語字幕(読まないけどw)
こちらだと日本映画は公開されない事が多いんですよね、カンヌ受賞でもしないと公開されないのかもしれないです。
こちらの人には、日本映画=アニメなイメージが強いかもしれません。
リリーさんのクズおやじっぷりが良いですよね「万引きしか教えれることが無かった」ってセリフが切ないですね。
警察の誘導自問というか追及が、正論すぎるのも切ない感じがしました。
家族が集まったいきさつやなんかが、セリフによる語りだったと思うのですが、アホな僕にはわかりにくかったです。
まあ、あんまり直接的な表現をすると受賞に至らないかもしれんけど。
ないとれいんさん [映画館(邦画)] 6点(2018-08-13 16:15:32)
28.《ネタバレ》 ◇誰かが捨てたもの、誰のものでもないもの。「所有からシェアへ」と良く言われるが、これはもともと所有の概念がない、誰のものでもなかった人たちが寄り添った物語。
◇寄り添う毎日は、同じなようで違う。大人には同じ一日。でも、子どもは日々成長し老女は日々老いる。
◇何気ない日常の会話や触れ合い、ハグ。誰かに大事にされた記憶。正しさ(戸籍や法律)よりも彼らには必要だったのだと思う。
なんとなく、借りぐらしのアリエッテイを思い出した。
ハクリキコさん [映画館(邦画)] 8点(2018-08-08 05:46:01)
27.土手を歩いていて、下校途中の同い年くらいの男の子たちとすれ違ったときに「学校は勉強できないヤツが行くところだ」と呟く祥太。
家のすぐ隣で楽しげにボール遊びをする父子の声を聞き、空気を溜めたビニール袋をサッカーボールに見立てて祥太と戯れる空想を始める治。
こういう『一般的』とされる人たちと、本作に描かれる『特殊』な主人公たちを対比する演出がさりげなくて自然で好き。
そのときに『一般的』とされる人たちの顔をあまり映さないのがポイントだと思った。一般的な生活を営む人からすると、この家族はあまりに異質で、交流するきっかけもなく、自分たちからは『見えない存在』となっている。もっといえば、異質すぎる故に交流することを拒み、わざと見ないようにしているのかもしれない。
その一方で、この万引き家族のような『特殊』な側に立つ人たちも、他人から知られてはいけない秘密を抱えている故に、社会から目をつけられないように『見えない存在』として生活することとなる。

見えない現実。見たくない現実。
それを優しいトーンで僕たちに見せてくれる是枝さんの変わらぬ意思に感銘を受けるばかりです。
Y-300さん [映画館(邦画)] 9点(2018-08-07 23:55:12)
26.《ネタバレ》 是枝監督作品なのに、あんな風にわかりにくく、後味の悪い作品だったかなというのが第一印象でしたね。

PG12…12歳未満の方は、保護者の助言・指導が必要です。

この映画を11歳の娘が観たいと言うので、一緒に映画館に行きましたが、

松岡さんのお仕事のシーンで主人に強制目隠し。後から「どんな仕事してたの?」と聞かれ、どう説明していいかわかりませんでした…。

勝手な思い込みで、ある貧乏でも暖かい家族の中で助け出された女の子のお話だと思っていて、

最後には全員、赤の他人だった…とはびっくりしました。

深く考えさせられたな〜と思ったのは、

樹木希林さんが言った「血の繋がりがない方がいい。期待しないから…」的なセリフ。

はっきり覚えてなくてごめんなさい。

あとはじゅりちゃんが、捜索願い出さない家庭に帰しちゃうのかぁ〜ってガッカリ。

更に池脇さん「子供には母親が必要なんですよ」とか、

何言ってんだー!ってムカムカしてしまいました。

あとは桐本明さんの「妹にはやらせるなよ」と…。わかっていてやらせていたんだなーと感動。

安藤さんからの「潰れなければいいんじゃない?」を受けての喪中…つぶれちゃったのかな…

車のガラスを割っている時「それは人のものじゃないの?」

城くんの成長。

ただその男の子を助けた過去と、リリーさんが転がり込んだいきさつをもう少しだけ、わかりやすくしてほしかったかな。(わかんなかったの私だけ?)あと誰が殺して埋めちゃったのかとか…イマイチわからなかった。お馬鹿でごめんなさい。
新しい生物さん [映画館(邦画)] 7点(2018-08-06 15:43:15)
25.《ネタバレ》 特殊な同居人構成の擬似家族を通じて「家族とは何か」を丹念に描いていますが、カンヌ受賞もむべなるかなな傑作だと思いました。
映像のトーンがやや昔の映画のようにざらついていて、海水浴や花火、雪だるまのシーンなど誰にでもある家族との思い出を呼び起こすシーンが随所に散りばめられ、観ていて切なくなりました。一つ屋根の下に暮らすどの家族もいつかは誰かが死んだり、家を出たりで同じ形ではいられなくなりますから。
BGMも殆ど無いため過剰な盛り上げもなく、映像に集中出来ました。
最後の方の取り調べシーンなど、本作でも安藤サクラの存在感・演技は圧倒的でしたが、子役二人も素晴らしかったです。
クリプトポネさん [映画館(邦画)] 8点(2018-08-03 23:54:50)
24.《ネタバレ》 個人的に、同監督作品の「誰も知らない」の続きと思って観てしまってたのですが、そう思って観ると終盤の少年の行動は当然そうするでしょう! と共感しました。

あと、是枝監督作品にしてはかなりエンターテインメントしていて(一般的には全くエンタメしてないかのように見えるでしょうが)、話のエンドはともかく、『救い』が多く描かれ、それらを描くために各役者の演技を極限まで引き出す演出、編集がされてて非常に良い出来で、これでパルム・ドール受賞は、それは取るでしょう、という充実した作品だったと思います。

実のところこの話のモチーフって、とても古めかしい、子供を拾ってきて居ついてしまいましたよとか、育ての親と生みの親のどちらが子供にとって良いのか? というコテコテの人情噺で、前世紀だとハッピーエンドで終わって、いい話だったねと終わるところが、今世紀では、それは単純に犯罪になってしまうし、法律によって生みの親に子供を託すのが何だか知らんけど社会的に正しいことだとされている(各種フィクションでそんなことねーよ! と指摘はそこらじゅうでされてますが)という風に、世間の方の価値観が変わってしまってることに対して、今のおまえたちはどう想像するんだこの結末を、と叩きつけるようなエンドになってるのが、視聴者に対する挑戦なのかなあと思ったりなんかしました。

例えば、主人公の親父と少年がわかれて最後に親父が追っかけたところで、映画の中ではカットされた、バスが止まって少年と親父が抱き合う場面が視聴者であるあなたは想像できますか? とか、女の子の最後のベランダの場面は、話の冒頭にあえて戻した演出をしてるんですけど、あそこで、「万引き家族」と言われて主人公の家族は違法とわかってるけれども助けることを選んだ。視聴者であるあなたの目の前に全く同じ状況が映画のエンドで提示される。そこで、あなただったら助けますか? とかいうところです。

この作品で描かれる貧困はリアルなようでありながらわりとファンタジー(そんなに悪い人は出てこない)という認識なんですが、この世間の想像力の欠如に対する訴えかけについて、

「他に教えられる事がなかったんですよ」

と、主人公が金を稼ぐために万引きしか教えられなかったことについて、教育もなく追い詰められて困窮した人だったら、それは仕様がないないよね、ととらえられるか、そんなのあり得ないだろうと拒絶するしかできないか、というようなところも問うてるかなあと思います。ホームレスなどの困窮者が表向き見えるところから排除されたことで(今はむしろ格差拡大で増えてさえしているかもと想像しますが)、そんなもの想像もできなくなってるだろうなあとか、自己責任論とか、あるいは裁判員裁判でそういった想像力の欠如があるので、困窮者でアル中まがいの状況になってる人がそんなつじつまの合ったまともな証言などできないだろう、ということに対して、裁判員に選ばれた人が驚くほど冷酷な反応をするとか、そんな話を伝え聞いたりしてると、こういう話に共感しがたい人も増えてるかなあと思ったりなんかもしました。
simさん [映画館(邦画)] 8点(2018-07-22 18:39:58)(良:1票)
23.《ネタバレ》 リベラルな嫁の希望によりレイトショーで鑑賞。公開前の前評判に政権批判を絡めたようなものや逆に感情的に叩くようなものが散見されたので、どんなもんかなと少し引き気味に観に行きました。リリーさん、期待通りのクズ感出してていいなー。樹木希林さん、あえて入れ歯なしのババア感出してて、おお、ぐいぐいきてるな。安藤サクラさん、クソだらしない食い方喋り方、うんうん。ちゃんと最低なモノは最低として撮してる。暖かい、でも下品、無責任。家族ぽいけど、どこまでが血縁なのかな…と、なかなか種明かしはされないまま。コソ泥的な罪をいくつも重ねながら、でも『〜であるべき!』みたいな価値観の押し付けはなく、『まあ、いいじゃん』ていう刹那的空気が流れ、やがて来る破綻の予感。初枝(樹木)の死を見越したように、みんなで海に。そして初枝の死とともに様々なものが崩れていく。そう、祥太にはわかってた。この安らぎはいっときの逃げ場なだけ。その先には何もない。だからゆりまでコソ泥の仲間になんて出来ない。終わらせなきゃいけない家族だったんだ。
パンフにあったと思ったけど、これタイトルはあくまで仮だったはずで、監督は『声に出して呼んで』みたいなのにしたかったのにプロデューサーの希望で『万引〜』になったとか。なんか色々、映画作るのも大変だ。治(リリー)が「おとうさん」てよばれたかったって下りがあったけど甘いよなぁ。最後に祥太を見送ってバスを追いかける場面あったけど、引きずっててるのは治。祥太は未来を見てる。ほんとは会いに行っちゃいけないよ。そして祥太もゆりも普通の世界に戻っていく。
この映画について、作品の中身と乖離したようなレビューやらインタビューやら様々に垂れ流されていますが、私が見る限りそういうイデオロギー論争を喚起するような内容ではないかと思います。パルムドールって言われてもピンときませんが。うーむ、点数辛いかな。
ごりちんですさん [映画館(邦画)] 6点(2018-07-22 16:20:48)(笑:1票)
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【点数情報】

Review人数 42人
平均点数 6.93点
037.14%
100.00%
200.00%
300.00%
412.38%
537.14%
637.14%
71228.57%
81126.19%
9819.05%
1012.38%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review2人
4 音楽評価 5.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2018年 91回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2018年 76回
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

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