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この世界の(さらにいくつもの)片隅に

[コノセカイノサラニイクツモノカタスミニ]
In This Corner (and Other Corners) of the World
2019年【日】 上映時間:168分
平均点:9.18 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-12-20)
公開終了日(2020-09-25)
ドラマ戦争ものアニメ漫画の映画化
新規登録(2018-08-18)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2020-07-08)【イニシャルK】さん
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監督片渕須直
のん北條すず(旧姓:浦野)
細谷佳正北條周作
小野大輔水原哲
潘めぐみ浦野すみ
牛山茂北條円太郎
新谷真弓北條サン
京田尚子森田イト
小山剛志浦野十郎
佐々木望小林の伯父
塩田朋子小林の伯母
三宅健太ばけもん
花澤香菜テル
原作こうの史代「この世界の片隅に」(双葉社刊)(双葉社 週刊漫画アクション 2007年‐2009年連載)
脚本片渕須直
音楽コトリンゴ
佐々木史朗〔音楽・アニメ製作〕(音楽プロデューサー)
作詞コトリンゴ「たんぽぽ」
こうの史代「みぎてのうた」
片渕須直「みぎてのうた」
サトウ・ハチロー「悲しくてやりきれない」
作曲コトリンゴ「みぎてのうた」/「たんぽぽ」
加藤和彦「悲しくてやりきれない」
飯田信夫「隣組」
編曲コトリンゴ「みぎてのうた」/「たんぽぽ」/「悲しくてやりきれない」/「隣組」
主題歌コトリンゴ「みぎてのうた」/「たんぽぽ」/「悲しくてやりきれない」
挿入曲コトリンゴ「隣組」
製作朝日新聞社(2019「この世界の片隅に」製作委員会)
東京テアトル(2019「この世界の片隅に」製作委員会)
東北新社(2019「この世界の片隅に」製作委員会)
バンダイナムコアーツ(2019「この世界の片隅に」製作委員会)
双葉社(2019「この世界の片隅に」製作委員会)
MAPPA(2019「この世界の片隅に」製作委員会)
企画丸山正雄
プロデューサー真木太郎
制作MAPPA(アニメーション制作)
配給東京テアトル
作画松原秀典(キャラクターデザイン・作画監督)
美術こうの史代(劇中画)
録音柴崎憲治(音響効果)
片渕須直(音響監督)
東北新社(音響制作)
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11.2016年版が10点以外にない作品なのに、さらにシーン追加とは、贅沢な時間を過ごしました。メインの登場人物はもちろん、その周辺の人びとにも、これまで歩んできた人生が垣間見えるのがすごいと改めて思いました。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 10点(2020-10-07 23:33:48)《新規》
10.いやあ、これは‥。ようするに2016年版の「ディレクターズ・カット」、「特別編」、「完全版」のようなものなんでしょ、ってタカをくくってというか、少々見るのが億劫な感じで見始めたんですが、しかし。観終わった今、2016年版は長すぎる予告編だったのだなと思っています。(大げさか?)あいや、すずさんとその家族の身の上に何が起こるか知っているから、初めから切なくってしょうがないんだ。「みんな、笑ろうて、暮らせりゃあ、いいのにね。」これは、見るべし。
なたねさん [DVD(邦画)] 10点(2020-10-07 22:00:44)★《更新》★
9.気持ちの整理がつかない。
あまりにも圧倒的すぎて、僕のキャパシティでは受け止めきれない。どれくらい凄い映画なのか計り知れない。(120キロまでしか計れない体重計に象が乗って踏み潰したかのような)
言葉にならない。どうしよう、どうしたらいいだろう。
映画開始直後から泣きっぱなし。
no_the_warさん [映画館(邦画)] 10点(2020-03-23 15:51:36)
8.正月などに親族で集まると、決まって、もう何年も前に亡くなった祖母の話題になる。
孫から見ても、なかなかパワフルな人だったので、エピソードには事欠かないのだけれど、このところは特に、戦中戦後のあの時代に、農家の嫁として苦労したであろう話を、父や伯母連中からよく聞かされる。

祖母は農家に嫁ぎ、子を授かったが、生まれたのは3人続けて女子だった。
「時代」と「環境」を踏まえると、肩身が狭かったことは明らかで、あらゆる角度からあらぬ非難も受け続けただろう。
4人目でようやく長男(父)が生まれたことによる祖母の喜びというよりも、「安堵」は想像に難くない。

ものすごく理不尽で、愚かしいことだけれど、当時の女性にとって、特に“嫁”として嫁いだ女性にとって、“跡取り”を生むことは「義務」であり、社会にとっても、女性本人にとっても、その価値観の絶対性は揺るがないものだったのだと思う。
現代の価値観で、当時のその“常識”を非難することは容易だけれど、それこそ、「時代」も「環境」も異なる“ものさし”で推し量ったところであまり意味はない。

ただ唯一確かなことは、“農家の暗い納屋の片隅”で、“小さな借家の狭い炊事場の片隅”で、いくつもの世界の片隅で、涙を流し続け、それでも生き抜いた「彼女」たちの人生の上に、僕たちは生かされているということ。

映画の中の“すずさん”も、その「時代」に嫁いだ女性の一人として、自分の中にも知らず識らずの内に根付き、蔓延っていた“常識”にぶつかり、思い、悩む。
生来の呑気な性格も手伝って、ゆらゆらと風の吹くまま気の向くまま生きてきた彼女だったけれど、“リン”という一人の女性との邂逅を通じて、自らの女性としての存在意義に対して目を向けざるを得なくなる。

そこには、疑念や嫉妬や怒りを含んだ感情も渦巻くけれど、喜びや慈しみも生まれ、一人の女性として人生を深めていく様がありありと映し出されていた。

「この世界に居場所はそうそう無うならせんよ」

と、遊女のリンは、すずに語りかける。
人は誰だってこの世界で必要な存在であろうし、たとえどんなに辛くても人は“生き続けるための場所”しか与えられていない。
友に対する“優しさ”も、自身の生い立ちを踏まえた“厳しさ”も、等しく含んだこの台詞は、彼女たちの人生の機微を雄弁に物語り、深く深く、心に染み入ってきた。



この映画は、「この世界の片隅に」で意図的に“間引かれていた”エピソードを追加し、前作の「行間」に在った感情を紡ぎ直した「新作」である。
「この世界の片隅に」は“完璧な映画”だった。
そして、この「この世界の(さらにいくつもの)片隅に」は“また別の完璧な映画”だった。

人間が人間らしく、ただ「生活」を営むということの、強さと、儚さと、眩さ。
それはあまりにも普遍的な輝きだからこそ、強引に奪われたことによる闇はより一層に深まり、傷つく。

悲しかったでしょう、悔しかったでしょう、怖かったでしょう、痛かったでしょう、辛かったでしょう。

でも、それでも、泣いて、怒って、笑って、「貴女」が生き続けてくれたから、僕たちは“今”生きている。
そのすべてをひっくるめたこの映画の高らかな愛しさに、また涙が止まらない。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 10点(2020-02-01 22:40:52)
7.オリジナルから約40分追加されたようですが、正直よくわかんなかったです。
こんなところ無かった気がするな~って思いながらみてました。
スクリーンで見ると、絵は綺麗だし、空襲の時の音の迫力にびっくりしました。やっぱり映画はスクリーンだなぁと。。。
へまちさん [映画館(邦画)] 8点(2020-01-25 21:00:07)
6.《ネタバレ》 ◇前作鑑賞後、「リンのエピソード」の多寡について感想を述べる方が多かったので、原作も既読。今回は満を持して鑑賞しました。
◇今回、あらすじも分かったうえで見に行ったことで、登場人物たちのセリフがグッと心に響きました。
「居場所はのうならせんよ」「秘密も一緒になくなる」「見つけてくれてありがとう」
◇自分で道を選ばずとも常に前向きに歩んできた主人公が、日常生活で時に苦悩しながら、自分の居場所を運命を選ぶという成長と覚悟が描かれていました。
◇改めて、前作は「原爆までのカウントダウンと、丁寧に描かれた市井の暮らし」に自分の意識が集中し過ぎてしまっていたことに気付けました。もったいなかったことに気付けて、見に行って本当に良かったです。
ミルアシさん [映画館(邦画)] 9点(2020-01-06 18:49:11)(良:1票)
5.《ネタバレ》 前作は視聴済、原作も既読のファンです。
名作はやはり名作だった。

前作では原作よりカットされたシーンが大ヒットにより追加されたのが今作。
126分だったものが約40分追加され168分になった。
元々2時間だったものが3時間近くなったのだからシーンごとの印象も変わったりして
体感的には1時間半の再視聴と1時間半の新作を見た印象だ。
これで監督が当初構想していた通り原作を完全アニメ化した事になる。

正直言うと今作はスルーするか迷った。
でも観に行って良かった。
キャラクターが動き声が付くとまた違った良さがある。

今作では前作で脇役だった遊女のりんがメインキャラの一人として出てきている。
周作が惚れてたりんが出たことにより周作とすずが橋の上で互いに昔好きだった相手を思い起こしながら
昔想像していた幸せな未来像とは違ったものになったが
今こうして幸せでいられるのも伴侶のおかげだ。
そしてすずが「世界の片隅に私を見つけてくれてありがとう。」と言うシーンが生きてくる。

ただ一般的に3時間はやはり長い。
自分を含め映画好きならこっちの方が楽しめるとは思うし長く感じなかったが
万人受けし易いのは2時間バージョンだろう。
Dry-manさん [映画館(邦画)] 9点(2020-01-05 10:57:08)
4.《ネタバレ》 元の作品は3つ県の映画館で8回鑑賞。
DVDも買いましたが、今回の長尺版は待ちくたびれて、やっと今日見れました。
予定では満点のはずだったのですが、どーも長くなってヨカッタ部分だけとも言えず微妙な感想。
元々戦争がメインテーマではなく、あくまで当時の世相の中での、女性すずの人生がメインの映画。
今回の追加シーンは、すずと水原の幼なじみからの恋、周作と遊女リンとの恋、という四角関係を、
より強化補足するのが目的だったと聞きます。実際その通りの仕上がりでした。
ただ、セリフが原作マンガ本の通りなのに、なんだかしっくり来ないんですよね。
文字で見た印象と、声で聴いた印象がこんなに違うとは逆に驚きましたが・・。
もし、自宅でDVDで字幕出して見ていたら気にならないのかもしれません。
マンガ本だと、前のコマのセリフを読み返せるので、意味が分からずに進む事は無いのですが、
映画館では不可能。その辺は映画的に修正してみても良かったのではと思ったりして・・。
いずれ、若い男子にあるあるの、「好きな子には意地悪してしまう」のシーンは新鮮でした。
気になっていた周作とすずの夜の営みのシーンも、追加されました。ほぼ原作通りですが、
すずが、周作に握られた手をそっと払うシーンは、原作には無いもので、ここは映画的修正でしょう。
音楽も若干の変更があります。特に違うのは、エンディング曲。「タンポポ」は新しいアレンジ。
その後のエンドロールの曲は初耳。 前は「すずさん」という曲名でしたが、白木リンのエピソードの部分。
曲名が違うのを、監督は気にしていたのかなあ・・。サントラの「りんさん」名義の曲は30秒でしたが
あの曲を長くしたのか、全くの新曲なのかは、まだわかりません。前の方がしっくり来るような気が・・
いずれ、当時の女性の暮らしや恋愛事情を更にクローズアップする目的は成功しています。
より原作に近いものに仕上がっています。
どちらが正解だとか、どちらが上出来なのかとか、比較すべきものではなく、どちらも良い映画に変わりは
ないと思います。
年寄りには、トイレが心配な上映時間でしたが、客席の20人程の同輩の面々、皆持ち堪えたようです。
ただその中で1人、イビキかいて寝てたジーサンが残念でしたが・・(笑
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 9点(2020-01-03 18:40:17)
3.《ネタバレ》 大ヒット作「この世界の片隅に」に新エピソードを加筆した完全版。マイペースで何だかほのぼのしたアタシ。気の抜けたようなホームドラマとラブストーリー展開から徐々に戦時色が濃くなってゆく。大事なものを失ったけど、アナタに見つけられて感謝。ちょっとクセのある作品だけど、明と暗に落差があり、心動かされた。良作。
獅子-平常心さん [映画館(邦画)] 7点(2019-12-30 02:43:30)
2.《ネタバレ》 本作は遊郭のシーンが大幅に加筆されたと思っていた。だから「えー、それで168分?ディレクターズカット版かよ」と思っていたが、見たら全般的に加筆されていた。全く予期していなかった新事実もあった。完成度はさらに高まり1本の作品として見応え充分な傑作であった。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 9点(2019-12-29 00:09:36)
1.《ネタバレ》  2016年版の感想でも書いたが、この作品は映像表現の革新を実現した作品であることを再確認出来た。公開日は奇しくもSW最新作と同じ日。片やCGによるファンタジーの極限を極めた映画、それに対して手描きアニメという表現手法としては究極の対岸にあるのが本作品。アニメという極端にシンプルな記号化により余計な情報を排除することで逆にリアリズムが純化され、かつてないほどのリアリティを再現できている。それを観客はまるでタイムマシーンのように感じている。
 前作はその手法の有効性を確認するための実験的な作品であったように思う。前作の成功を受けて、舞台装置(タイムマシーン)はそのままに、物語としての完成度を高めたのが本作品であり、その試みはこれ以上ないほどに成功している。すずさんとリンさんのエピソード、テルちゃんのエピソード、枕崎台風のエピソードを追加することですずさんの人生に対するリアリティが圧倒的なものになっている。その意味で、この映画はすずさんの人生そのものを観客に突きつけており、それは前作よりとても重い。前作は反戦、反原爆映画として理解することは容易であったが、本作はすずさんの人生の青春期についての物語である。この映画を観たあなたにとって、この映画は正に「あなたの一部になる」のである
けごやさん [映画館(邦画)] 10点(2019-12-28 21:13:21)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 9.18点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
719.09%
819.09%
9436.36%
10545.45%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 7.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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