X-MEN:ダーク・フェニックスのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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X-MEN:ダーク・フェニックス

[エックスメンダークフェニックス]
X-Men: Dark Phoenix
2019年【米】 上映時間:120分
平均点:7.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-06-21)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2019-04-04)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2019-06-15)【イニシャルK】さん
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監督サイモン・キンバーグ
キャストジェームズ・マカヴォイ(男優)チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX
マイケル・ファスベンダー(男優)エリック・レーンシャー / マグニートー
ジェニファー・ローレンス〔女優・1990年生〕(女優)レイヴン・ダークホルム / ミスティーク
ソフィー・ターナー(女優)ジーン・グレイ / フェニックス
ニコラス・ホルト(男優)ハンク・マッコイ / ビースト
タイ・シェリダン(男優)スコット・サマーズ / サイクロップス
アレクサンドラ・シップ(女優)オロロ・マンロー / ストーム
コディ・スミット=マクフィー(男優)カート・ワグナー / ナイトクローラー
ジェシカ・チャステイン(女優)
エヴァン・ピーターズ(男優)ピーター・マキシモフ / クイックシルバー
内田夕夜チャールズ・エグゼビア / プロフェッサーX(日本語吹き替え版)
三木眞一郎エリック・レーンシャー / マグニートー(日本語吹き替え版)
能登麻美子ジーン・グレイ / フェニックス(日本語吹き替え版)
内山昂輝カート・ワグナー / ナイトクローラー(日本語吹き替え版)
浅野真澄謎の女(日本語吹き替え版)
脚本サイモン・キンバーグ
音楽ハンス・ジマー
配給20世紀フォックス
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1.《ネタバレ》 20世紀FOXが制作するX-MENの最終作。(MCUとの合流もありホントに最後。けど延期を続けている「New Mutants」は?)

海外での低評価に加え、興行的にも「ペット2」に敗北した本作だが、映画は観てみるまで分からない。
僕は本作をとても楽しめたし、ヒーロー映画としても相当ヤバい領域に踏み込んではないかという衝撃を受けた。

監督は同じくダーク・フェニックスを扱った「ファイナル・ディシジョン」からX-MENに加わり、以降はシリーズに携わるサイモン・キンバーグだ。

超大作にしては上映時間が短く、唐突さを感じる構成だが、これはお家事情が原因か…

実は「ファイナル・ディシジョン」がX-MEN史上最も短いのだが、そこはブレット・ラトナーの鮮やかな演出によるところが大きい。

シンガーの後に制作されたブレット版は、大量のミュータントとレベルの概念を持ち込み、壮絶なバトル大作に仕上げられた。対して本作はシンガー版の陰鬱さを更に掘り下げたような暗い作風だ。(両作ともジーンの実家にX-MENが押しかけるシーンがあるが、アクションかドラマかの違いが出ている)

ちなみに監督更新に伴い、音楽のジョン・オットマンは降板。残念ながらアガるテーマ曲&OPはオミットされてしまった。代わりにハンス・ジマーがスコアを提供していてコレはコレで良い。(ジマーは以前にもうヒーロー映画は担当しないとか言ってたけど…)

作品の方は、監督によればリアルさとダークさを突き詰めたとのこと。思うに狙った着地点には到達できているようだ。
いや…到達しすぎている!
本作には一線を超えてしまった描写が散見され、僕はガチで恐怖を感じた。

それは悪役が強すぎて怖いとのレベルじゃない。

例えば、ジーンがエリックに殺人について相談するシーン。
「悪役を殺害すること」についてフォローのないヒーロー映画が少なくない中、彼を大量殺人者と明確にした上で、助言を求めさせるとは。恐ろしい。

中盤ニューヨークのシーンもヤバい。
ジーンは葛藤したくないからと、全ての力を吸収させることを選ぶ。責苦から逃れるべく自殺を図る心境など辛すぎる。

またここでのチャールズへの仕打ちは前代未聞の恐怖。
「歩いて来なさいよ」と冷酷に言い放ち、身障者を無理矢理歩かせるなど残酷極まりない。こんな非道な拷問を誰が平然と見れようか。
その痛々しい映像と「お願いだ、やめてくれ」と懇願するマカヴォイの熱演が恐怖と悲しみに拍車をかける。

終盤では、マグニートーが敵を車両ごと潰すという恐ろしい大技まで繰り出してしまう。ふっ飛ばして画面から退場とかの話ではない。
今回の敵は性質上から擬態するため、ハタから見れば一般人であり、その画作りがマグニートーの明確な殺意に凄みを持たせた。

荒唐無稽ながら、その中で描けるリアルさ、ダークさは一線を超えてしまっていると言える。怖すぎるのだ。

無論、アメコミの先入観を脱却した作品はある。ノーラン版バットマンや「ローガン」などは大人向けの感触だ。
問題は、これらはハナから「これはいつものアメコミ映画じゃないよ」という雰囲気なのに対し、本作はいつものX-MEN映画のツラをしながら、その中に凶暴な演出を内包している点だ。

個人的にはこういう尖った部分は評価するが、やりすぎなのでは?という気持ちもあった。
多くの観客がその陰鬱さににたじろぐのも理解できる。

マンネリを感じさる構成もマイナスか。
ジーン対Vuk、つまり吸収系の能力との闘い。
同一ユニバースで思い付くだけで、ショウ対ダーウィン、サンスポット対センチネルがあるため、攻略法についても新鮮味はない。まぁここはジーンが自分から回答を出せるように工夫しているのでウマいところでもあるが。
エリックについては、またも大事な人を奪われブチ切れパターンである。流石に既視感は禁じ得ないか。

更にはいくつかのエピソードもウヤムヤに解決されてしまい、全体的に歪な印象は否めない。
レイブンとチャールズの確執や、調子乗りチャールズの件はしっかりと解決させて欲しかったところか。

とはいえジーンのドラマは、シリーズ共通のテーマである「希望」を絡めて無難にまとめ上げられている。これからの未来に希望を持たせられるような余韻のある幕引きだ。

アクションも数こそ少ないが力強い出来。各々が能力を発展させて繰り出す奇想天外な見せ場はまさにX-MENの真骨頂。複雑な思惑が絡んだバトルが熱い。エモい。

X-MENを支えてきたキンバーグが演出する本作は、一般的な評価こそ得られなかった。しかしシリーズの陰鬱さを爆発させたパンチのある作品だ。
サムサッカー・サムさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2019-06-12 21:21:39)《新規》
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 7.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
71100.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

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