天気の子のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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天気の子

[テンキノコ]
Weathering With You
2019年【日】 上映時間:114分
平均点:6.79 / 10(Review 34人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-07-19)
ドラマSFラブストーリーファンタジーアニメ青春もの
新規登録(2019-05-05)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2019-09-16)【イニシャルK】さん
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監督新海誠
醍醐虎汰朗森嶋帆高
森七菜天野陽菜
小栗旬須賀圭介
本田翼夏美
倍賞千恵子立花冨美
平泉成安井刑事
梶裕貴高井刑事
木村良平キムラ
神木隆之介立花瀧
上白石萌音宮水三葉
花澤香菜カナ
佐倉綾音アヤネ
野沢雅子占いオババ
柴田秀勝神主
島本須美間宮夫人
成田凌勅使河原克彦
悠木碧名取早耶香
谷花音宮水四葉
市ノ瀬加那佐々木巡査
原作新海誠
脚本新海誠
音楽RADWIMPS
主題歌RADWIMPS「愛にできることはまだあるかい」「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」
三浦透子「グランドエスケープ (Movie edit) feat.三浦透子」
製作市川南〔製作〕
東宝(「天気の子」製作委員会)
コミックス・ウェーブ(「天気の子」製作委員会)
KADOKAWA(「天気の子」製作委員会)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
制作コミックス・ウェーブ
配給東宝
作画田中将賀(キャラクターデザイン)
新海誠(絵コンテ/イメージボード)
編集新海誠
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34.《ネタバレ》 ぎゃははははっ。

《ネタバレ》

気色が悪いとしか言いようがない音楽とか絵柄のセンスだが、ラストの「もっと自分を肯定しなさいっ」メッセージがすべてを吹き飛ばす。こんな物語はこれまで日本になかった。あらゆるエピソードもわざと大雑把に描いておいて、骨太の論理構築力によってすべてをぶっ飛ばす! ええどええど新海誠。これからも悲しみなんぞ描かんといてくれ。このまま行けるとこまで突っ走れ!
アンギラスさん [映画館(邦画)] 8点(2019-10-06 22:38:00)
33.展開は良かった。それぞれの行動に理由が掘り下げれていたら、もっとラストにかける展開に感情を揺さぶられた事だろう。映画にまとめずに長いスパンでじっくり描くアニメをこの監督さんにはやってほしいです。
Yoshiさん [映画館(邦画)] 6点(2019-10-02 06:46:19)
32.公開開始時には何も言ってなかった小学生の息子が今頃になって「見たい」と言い出したので、一緒に見に行ったのですが(むしろ当初興味を示していた娘は欠席)、映画が始まってみると、劇中に、最近息子が興味津々のオカルト雑誌『ムー』が登場(ホント、血は争えませぬ・・・)。さてはコレが息子の目当てであったかと、映画が終わって彼を問い詰めると「いや、まさか『ムー』が出てくるなんて、知らんかってん」とのこと。それだけならまだしも、続けて彼が言うには「でも、『君の名は。』にもちょっとだけ『ムー』出てきたで」。ってオイオイ、オマエはいつからそんなムー的都市伝説を語るようになったんだ? ⇒でもこれは事実なんです、ハイ。『君の名は。』にも、床に伏せて置かれた『ムー』誌が、一瞬だけ登場します。息子曰く、「見てたらたまたま見つけた」とのこと。トホホ。
前置き長くなりましたスミマセン。それにしても、前作に続いてまた、心をチクチクと刺すような映画を作ってきますねえ。災害にあうことなく生き続ける者たちは、災害にあって死んいった人々に対し、何ができるのか、同情だけはしつつも結局は忘れ去って日常を送るだけじゃないのか、という問いを前作では突きつけられたように感じたのですが、本作ではさらにストレートに、我々の原罪を糾弾しているかのようです。「今の我々のぬるま湯のような生活は、不公平の上に成り立ってるんじゃないのか、誰かの犠牲の上になりたっているんじゃないのか、それをみんな分かっていながらノホホンと分かってないフリをしてるんじゃないか」という、痛烈な問い。突き刺さるなあ。
作品は例によってスピード感があり、これは、間を省略したような断片的なシーンを積み重ねる構成によるもので、「もうちょっと間をとってじっくり描くシーンも見たいなあ」と感じなくもないんですけどね。でも、このやや軽い語り口であっても、登場人物たちを印象的に描くことでちゃんと物語を盛り上げていくし、クライマックスの主人公が走るシーンへと繋がっていくのが、いいんですねえ。ここはあくまで、走り「続ける」。その姿の持つ魅力。
舞台となっているのが、雨が降り続く東京の街。異常気象ってのは、騒ぎすぎるのもどうかと思いつつもやはり、我々にとって昨今の大きな不安となっていることは事実。その中で、雨、水、といったものがアニメーションの中で巧みに取り入れられていて(「風」はあまり出てこない作品ですが)、印象に残ります。その雨の中のネオンサイン、あるいは雲が切れて太陽が顔を出す、光の描写もまた印象的。一方、日が差さない「暗さ」をアニメでどう描くか、ってのは、少し難しいところがありますねえ。
鱗歌さん [映画館(邦画)] 9点(2019-09-28 00:25:51)(良:1票)
31.《ネタバレ》 前半から全然感情移入できんかったからなー。ラストは前作とおんなじ感じだし。個人的な当たりは「バニラ」と「東京農工大」。
すたーちゃいるどさん [映画館(邦画)] 5点(2019-09-26 19:57:41)
30.《ネタバレ》 良い映画なのかな?テンポはすごい良いけど。
たしかに、主要人物はみんな良いこと言ってるし、やってるし、良い映画なんだけど、表層的というか、心の奥までじわーっと沁みるものが無いというか。
まずいくら何でも、雨がそんなに降り続けるわけないじゃん…って思ってしまう。
君の名は。のときもそんな感じだったので、根本的に肌に合わないのかもしれない…。

あと、ここが熱い!ここで泣ける!みたいなシーンでRADWIMPSの楽曲が駆使される手法も、前作のまんまでしたね(笑)

新宿TOHOシネマズで観たのもあり、馴染みのある街並みがそのまま登場したりしてそれは面白かった。
言うまでもなく作画はキレイ。
雨の描写はリアルなのに、ホダカの涙の描写はマンガチックなところとかも、アニメっぽくて良いなと思いました。

主人公のホダカだけど、結局なんでわざわざ島から出て東京で暮らそうと思ったのかは謎。
闇を抱えてそうな設定の割には素直な良いやつすぎるし、でもいざとなれば人に向けて実銃をぶっ放すぐらいのクレイジーさはあるんだよな。
んで結局なんだかんだあって地元の卒業式出てるし。あんま感情移入はできなかった。
このへんは、物語のテンポの良さの犠牲になったという感じでしょうか。

今作で感情移入がしやすいとなれば須賀さんか。
小栗旬の演技が上手いなあと思った。
最初、クレしんのお父さんかと思った。
アーウーマンデさん [映画館(邦画)] 6点(2019-09-12 22:46:05)
29.君の名はと同じ点数ですが,若干前作より上かも知れません.9点10点付けるような傑作ではないが,酷評されるような映画でもない,その位がこの作品の順当な評価なのではないでしょうか.もう少し言えば,君の名はもその程度の内容で,作品の中身以外の何らかの要因で,動員とか興行収入とかいった数字との乖離が非常に大きくなってしまったというのが私の印象.
この作品は,主人公の行動が理解できない云々という意見をよく見かけますが,個人的にはどこにも違和感は感じられませんでした.
本田翼の声も,タレント起用としては,全然合格点,問題なしだと思いました.
全体の印象としては,ティーネイジャー向けのウブな青春アニメということかと思います.同じ青春アニメの例えば「時かけ」と比較すると,あちらには遠く及ばないという感じ.
コナンやドラえもんといった定番以外のアニメ映画がランキングを賑わせること自体は,個人的には大歓迎なので,新海監督以外のビッグヒット,期待しています.
マー君さん [映画館(邦画)] 6点(2019-09-04 12:52:56)
28.《ネタバレ》 なんか有名なアーティストが曲担当してるとか、前作を大ヒットさせた監督が作ってるとか、
絵のクオリティが高いとか、テレビでよく見る俳優が声担当してたりしてるとか、そんなことは
どーでもいい。
ただこの映画の最大にして最悪な点を見つけた。
それは最後のカットからタイトルがでてエンドロールが流れ終わるまでの時間が圧倒的に短いことだ。
こんな短い時間じゃオレの目からドバドバ流れ落ちている涙がとてもじゃないが収まりきらない。
まあ・・・・そういう映画ですw
クワイガン人さん [映画館(邦画)] 10点(2019-09-02 18:12:30)
27.《ネタバレ》  元々、新海誠監督の、青臭く、痛々しい、青春恋愛ものは大好きで、今回はベタベタのド直球で、しかも監督の得意な、青い空と、白い雲と、天候の表現に、シンクロ度の上がったRADWINPSの楽曲で、メジャーになって資金も潤沢になればそりゃまあ気持ちの良い映画ができるだろうと、期待したところ、期待を裏切られず、しかも「監督が信じるであろう所のハッピーエンド」にすることに、ためらいがなくなって、実に気持ちの良い、イイ作品と思いました!(5回も観に行ってしまいました……まだ行くかも)

 賛否の分かれるエンドについては、演出的に唐突感があるのはさておき(そこまでなるとは想像してなかったよ! という感じ)、このエゴイズムは1周回って、現代的に極めて正しい結末かなあと、私は非常に納得が行ったです。


 以下、かなりネタバレしますので、未見の方は注意。


--
 個人的にこの話って、ブラック企業の社畜の話かなあと思って見てしまったのですが(そのような演出も多々あるので)、だから、ヒロインが世の中を天気にするために命を投げ出す、というのは、某企業で過酷な業務で自殺したブラック企業の一従業員とかと同じだなあと。

 で、今の価値観では、そういうやり方は間違っている、という認識になっており、


「逃げればいいよ」


って言うんですが、それでも自分が逃げると「周りが迷惑する」とかの自己責任の呪いにかかって逃げられない人が現実にはあまりにも多く、この映画ではそれらの問題に対して明確に、


「(大切な)人1人の命の方が大切だ!」


と主張してるのがとても新しい、現代の理想的な「正しさ」に則った結末だなあと思いました。

--
 また、エンタメで、ヒーローとか自己犠牲とかを否定しつつ面白い話を作れるか? というジレンマがあるんですけど、この「天気の子」は「ヒーローや自己犠牲などなくても、恋愛ものなら面白いエンタメは作れる!」と言ってるところが革新的作品ではなかろうか?

--
 主人公の家とかの描写がないので感情移入しがたい、という感想はよく見ますが、幸か不幸か、私は、主人公みたいに逃げて、救われたような経験があるので、なんかよくわかるなあと思いながら観ておりました。最初にヒロインの部屋に主人公が訪れたときに、ヒロインが、

「そっか」

と一言だけ言って、何でもないことのように流してくれたことに主人公がどれほど救われただろうと思いましたし、元のところに戻ればすべて丸く収まるとわかっていても、戻りたくない、というのも、すごくよくわかります。

 「不登校」とか割と近い感じと思いますが、戻って学校に通えば周りは丸く収まるのでしょうが「そこに戻ることで私の心が死んでしまうことに対して何ら配慮はされないのでしょうか?」みたいな感じ。

 むしろ、最近、事件関係者の個人情報をわざわざ公開するのは非人道的なことではないか? という批判があり、この主人公の背景の話を明らかにするのも同様の下世話な野次馬根性的なところがあるかなーというのもあって、個人的には、あまり明らかにされなくてホッとした、という感じでした(よく見ると、回想エピソードや言葉の端々で結構色々語られてますが)。

--
 主人公は恩を受けた人に迷惑をかけまくる~云々については、そもそも健康で文化的な最低限度の生活すら満たされない境遇で恩義とかありえんし、私から見ると、主人公らって、どこからどう見てもガキんちょに過ぎないので、

「これくらいの迷惑くらい、どんと来い」

と言えるような世の中であると良いんだけどなあと思いました。

 それよりも「どうしても救わねばならない大切なものは何か?」を知らせて欲しい感じでしょうか(この作品はもちろん恋愛ものなので、それは「愛」になるに決まってるのですが)。

--
 この話で、個人的に唯一文句を付けるとしたら「終わりはもっとハッピーエンドにしてくれても良かった」というくらいでしょうか。

 東京が、あのような事態になったということは、大企業や官憲の地方移管が進んで地方で莫大な雇用が生まれ、実は、日本全土としては事件後の方が経済的に豊かになってても全然不思議ではない(笑)。

 唯一、須賀さんが、立派な事務所を持って職員も何人か雇えるようになって、事件後の方が経済的に豊かになった、悪いことばかりではなかったと、ささやかに主張してるくらいで、恋愛ものっていうものもあって悲壮感をぬぐい切れてないんですけど。

 もうちょっと大人というものの狡さやしぶとさを信じて、楽観的に描いてくれると嬉しいなあ、という感じでした。


 以上です(長文失礼)。
simさん [映画館(邦画)] 10点(2019-08-25 23:17:43)(良:1票)
26.《ネタバレ》 ★最後、東京を水に沈めたまま放置の「ブン投げラスト」はなかなか面白かった。お寺のじいちゃんの「観測史上なんてせいぜい100年」ばあちゃんの「(東京の)自分の住んでたとこはもともと海だった」というセリフはリアリティがある。 ★その反面、じゃあ日本や世界のほかの場所はどうなってるの?とか、天気の巫女って結局何なの?とかいろんな謎も同様に投げたまんま。 ★そもそもの物語の要因となった主人公の少年の家出の原因も語られずじまいなので(当然思春期の反抗期、ってのはあるだろうけど、それが家出まで発展する理由、どれ程のことがあったのか?)、「都会へ出て現代っ子らしく上手くやってるんだな」とは思えど感情移入は全くできない。 ★映像は前作同様きれいだった。雨の風景の中、一筋の光がさして徐々に晴れていくさまに人々が明るい表情になっていくのは「お日様っていいな」と子供っぽい(笑)感想を抱いてしまった。まあ最も最近お日様めっちゃ暴力的なんで、どっちかっていうと「東京8月なのに気温10度!」とか「記録的豪雨!」とか果ては「雪!」とかのシーンのほうが・・・避暑にはもってこいの映画だ(^^; ★あとそこかしこで歌流しすぎ、やかましい。感動強要してるみたいだが、全然感動なんかしない。 ★というわけで、つまらないとまでは言わないが、雰囲気だけの映画、こんな延々2時間もの長さにする必要もなかった。せいぜい異形の雰囲気を漂わせてラストでちょっと驚かせてくらいの短編映画でいいかな、と。映像はきれいなんで、「ビデオでもいいかな」とは思わなかったんで、5点ではなく、6点。
wagasiさん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-25 09:03:53)
25.ここの評価が低かったんで期待はしていなかったが、いや、なかなか面白かった。
100%晴れ女の設定の段階でリアリティは求めていなかったし、これはSF映画なんだからこの程度のことはファンタジーとして受け入れられました。
大好きな人がいて、もう会えないかもしれない。でも、すべてを犠牲にしても会いたい。
映画の王道ですね。あとは、好みの問題です。
変えたかった過去があって、「一瞬でも会えるなら、すべてを捨てる覚悟」を持てなかった人たちが、映画の中にそれを求めてしまうんだろうと思います
私もその1人です。
木村一号さん [映画館(邦画)] 8点(2019-08-17 23:41:31)
24.《ネタバレ》 極めて純粋なボーイミーツガールという点では、大ヒット作である前作と何ら相違はありません。また、2人の恋の障害が、恋敵等の対人ではなく、人智が及ばね天災に由来することや、それを意思の力で乗り越えて行く部分も。瀧くん三葉さんがゲスト出演していることも含めて『君の名は。』と本作は、テーマや世界観を共有する姉妹作品(または二部作)と捉えて良さそうです。ただし優等生タイプの『君の名は。』と比較すると、本作は随分不良と言えるでしょう。主人公は家出し、拳銃を人 に向け、警察に追われ、きっと所得税も払っていません(苦笑)。高い倫理観を求められ、教育的であることを是とし、損得勘定が優先される今日のご時世からは、まるでかけ離れています。要するに行儀が良くないのです。しかし、だからこそ、私は本作を支持します。”古き良き”なんて概念はそもそも幻想ですし、懐古趣味は持ち合わせていないつもりですが、かつて存在した”ある種の奔放さ”には、確実に意味があったと考えます。それはドラマにおいてリアリティより優先されること。物語の本質を際立たせる効果です。法を犯してでも、世界を壊してでも、守りたい人がいる。その強烈なメッセージを前にして、リアリティ云々だとか、理性や正義がどうかなんて、些細な事ではないですか。少なくとも、アンパンチに注文をつけるより、花形満がスポーツカーを乗り回しても笑って済ませられる方が、遥かに健全な娯楽の在り方だとも思います。何より、大人になることを恐れる子供が増えている最中、早く大人になりたい子供が主人公なんて、どんなに素敵なことでしょう。今回は小4次女に付き合って劇場鑑賞しましたが、特大の当たりを引いた気分です。『君の名は。』も素晴らしかったですが、私の中ではイレギュラー扱いでした。そろそろ新海監督を本気で認めなくてはいけないようです。
目隠シストさん [映画館(邦画)] 9点(2019-08-17 21:23:09)
23.《ネタバレ》 ここの評価があまり高くなかったので少し二の足を踏んでしまったが、結果として映画館に観に行ったのは大正解だった。
やはりこの監督が描く風景は美しい。雨ばかりの東京に日が差すシーンは、見慣れたはずの景色が輝いて見えた。空の広がりや雲のサイズ感は映画館で無ければインパクトが半減してしまうだろう。
帆高と陽菜の恋愛がこの映画の柱である事に疑いはないが、かと言ってメッセージ性が無いわけではない。劇中の「『観測史上』なんて精々ここ100年」「江戸時代には東京は海だった」という台詞からも読み取れるだろう。天候という地球規模の事象を、人間の短い短い物差しで測って正常だの異常だの大騒ぎする事がそもそも滑稽なのだ。恐竜が生きていた頃は今よりずっと暖かったし、氷河期はずっと寒かった。そんな自然をコントロール出来るのは神だけだ。人間が出来ることは、エンディングの船で通勤しているシーンのように、自然と折り合いをつけて付き合っていく事しかない。驕っても腐っても良い事など無いのだ。
alianさん [映画館(邦画)] 8点(2019-08-15 13:23:47)
22.《ネタバレ》 Boy Meets Girl的な展開は好きなんだけど、気象とかの設定には『う~ん。イマイチかな』
気象や水文が得意なわけではないけど、物理的におかしなところがあると思う。
エンディングで東京が水没している映像があるけど、海水面が上昇するか、広域地盤沈下するしか考えられない。海水面上昇なら地球規模の災害だから呑気に神津島で高校卒業なんて出来ないだろうし、広域地盤沈下なら原因がよくわからん。
ついでに言う、アニメ映画の声に俳優を使うのはやめたほうがいいと思うのです。
あきぴー@武蔵国さん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-12 18:39:19)(良:2票)
21.《ネタバレ》 うーーん。
「ラストに賛否」と聞いてはいたけれど,物語自体の構成が甘すぎてそちらの方が気になってしまいました。
(バッドエンドも好きなので,ラストはもっと酷いかとたのしみにしていたのに肩透かしでした)

・「雨が止まない東京」自体が異常気象だとも思うけれど,これは陽菜が(帆高に出会う前からちょくちょくと)祈ってしまったから?
・陽菜が透明になって消えてしまいそうになる=人身御供 なの? 人身御供というよりも「陽菜が世界を動かしてしまった代償」ではないかと思ってしまったので,「陽菜を連れ戻せばOK」という結末は,その理屈がよくわからなかった。
・「奇跡には代償がともなう」というバランスがあるからこそ,ストーリーにハラハラとするのであって,「最終的に取り戻しに行って帰ってこれてたからOK」「東京は雨に沈んだままだけど,雨以外に変わりないよ」というのは,とてもバランスが悪く思う。
・陽菜が祈った結果,雷が落ちるシーンがあるけれど,あれはそこそこの死傷者がいてもおかしくないのでは? その罪の意識もなく話が進むのも疑問。
・「自分勝手な結末」自体は別にいいと思うのだけれど,その結末になることへのバランスが悪すぎるというか……「自分の都合だけで世界を変えてしまうこと」の責任や恐怖がないため,その決断自体が薄っぺらく感じる。
・終盤の逃亡劇の要素となる「銃」「児童二人での生活」「天候を操ってしまう罪と罰」もバラバラで噛み合っていない。とくに「銃」は偶然性が高すぎて……うーん。
・「陽菜の母親の死」と「陽菜が天気の子になった時期」はかなり近いと思うのだけれど,その二つの関係の言及も特になく(実際特に意味はないのかもしれないが),とにかくエピソードがバラバラすぎでは。

結局,ボーイミーツガールの物語で,それ以外話は添え物に過ぎないのかもしれないが……
盛大に語られた添え物は,さすがに無視できないなあ。
プランクトンさん [映画館(邦画)] 5点(2019-08-05 18:42:42)
20.《ネタバレ》 歌が多すぎ…。「はい、ここで感動しましょうー」と言われてるようでヘンナリ。
モノローグが多過ぎるし内容も厨二っぽい。
3Dでの魚がアニメ絵とマッチしきれてない。
なんでそんな簡単にヒナとくっついてしまったのか…ご都合が良過ぎる。
警察殴った。なぜいきなりそんなレベルのバイオレンスシーンが。
ピストルは必要だったか?

東京が水に沈む、っていうのは良い。ナイス思い切り。
巫女が人柱で、でも特に戦いなく取り戻せるっていうのがなあ…。

でも積乱雲の上に野原があるのは、小さいお子さんの想像力を育むと期待したい。あれは小さい子にはきっといい記憶になると思う。

君の名は、が最高すぎた。
今回はどうしたんでしょう?広告代理店に「梅雨と夏にぶつけましょうよ先生!」とでも当てられて急いで作ったのか?
そんなもんじゃないだろう、新海誠はよ!
もっと自分の奥底にある幻想をフルに出せるぐらい丁寧に形作りして欲しかった…。
泣き所はまあ、あったけどもさあ…。
よこやまゆうきさん [映画館(邦画)] 5点(2019-08-04 20:13:13)
19.《ネタバレ》 新海誠監督の作品をNetflixで一通りおさらいして鑑賞。別に悪くはないです。いつもの新海誠の作品です。あれだけ特大のヒット作品を作っても自分の作風を変えないのはある意味ブレてないと言う事で良いと思う。心を動かされるほどの感動はないし相変わらず淡々としてるなぁとは思うが。水没してもベニスのようにいつも通りに暮らしている都民はリアルだった。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 6点(2019-08-03 17:57:39)
18.夏休みということで、小学高学年の娘と二人で観に行きました(特に監督や作品のファンというわけではありません)
見終わった後、妙な違和感が・・・
違和感の理由として、この作品は完全な恋愛映画で、もっと深い部分での感動を期待していた自分としては「ちょっと違うな」という感情が
その理由だと考えられます。
自分たち世代でいえばアニメといえば「ラピュタ」「ナウシカ」「もののけ姫」など作品の裏に隠された強いメッセージ性を映画に期待していたので、「天気の子」というタイトルから、異常気象による自然災害など、もっと深い所でのメッセージを感じたかったのですが・・・完全な恋愛映画です。
まぁ映像は綺麗でしたし、恋愛ものとして割り切って鑑賞すればそんなに悪くない作品ではないでしょう。
N.Y.L.Lさん [映画館(邦画)] 3点(2019-07-31 20:14:36)
17.『天気の子』私は好きです。

猫が妙に漫画チックに描写されてて
“これは青春の夢物語だよ” という寓話宣言だと思った。
だから、この映画には現実との不整合や歪曲
非常識やご都合主義、ゆらぎ、曖昧さ、雑味がある。
寓話的な映画で思い出すのは
『ストリート・オブ・ファイヤー』
『ブルース・ブラザーズ』
『ブレードランナー』
『ベイビー・ドライバー』
どれも、ロックンロールやR&B、アンドロイドの夢物語で
ボーイ・ミーツ・ガール と逃亡の映画。
強力な絵力 (えぢから) と音楽で、グイグイ持って行く。
主人公は、気恥ずかしいまでに子供っぽく一途で無鉄砲。

『天気の子』も思春期少年のデタラメな夢物語。
方程式に則った前作より、自由で人間らしく素敵だった。

ネット上のレビューは共感できる出来ないが極端に分かれている。
常識や構造にこだわる大人には聴こえない (響かない)
《モスキート音》みたいな映画だなぁと(笑)
今もどこか夢見て生きている人にだけ伝わる映画だと感じた。

宮崎駿監督も初期の頃は
「アニメーションは子供のものだ」と言っていた。
新海監督には、思春期の若者たちに向けて作り続けて欲しい。
あの光り輝く世界は、大人にはもったいないから...

明日は、雨でよろしく。
墨石亜乱さん [映画館(邦画)] 9点(2019-07-31 19:24:48)
16.「君の名は」をずっと食わず嫌いで最近見て、さすがロングランされるだけあるなって思ってこちらの映画は映画館で観てきました。他のレビューを見て、絵はいいがストーリーは・・とか、音楽はいいがそれだけ・・とか、いろいろ言われていて、確かにそうかもなぁって思いましたが、自分が観ているときはその絵と音楽に惹きつけられるものがあり、君の名は同様、まさかそういうストーリーにするかぁという部分も含めて最後まで飽きることなく楽しめました。細かいことを言えば色々と粗は見えてくると思いますが、映画を見ている間、自分は確かにこの映画を楽しんでいました。そうやって楽しめる映画であれば自分にとって良い映画なんだなって思います。
珈琲時間さん [映画館(邦画)] 8点(2019-07-29 13:53:45)
15.梅雨明けした週末、それに合わせるように封切りされていた本作を観に行く。
正直なところ“期待”は半々といったところだった。
新海誠監督の前作「君の名は。」はちょっと異常なレベルの社会的大ヒットとなり、これを受けての次作は、否が応でも注目を集めることは必至で、それは「独善的」なこのアニメーション監督の作風にいい意味でも悪い意味でも影響を与えるだろうと思えた。
案の定、公開前からちょっと節操がないくらいの企業タイアップの乱れ打ちが目立ち、注目度と製作資金の潤沢さを感じる反面、あらゆるしがらみに覆われた相当に自由の利かない映画製作になったのではないかと危惧していた。

酷評も辞さない構えで鑑賞に至ったのだけれど、その危惧は全くの杞憂だった。
善し悪しはまず別としても、そこで繰り広げられたのは、前作以上、いや過去作のどれよりも“独善的”で“独りよがり”な新海誠監督の「セカイ観」全開の映画世界だった。
危惧された不自由さはむしろ皆無だったと言っていい。美しすぎる精巧なアニメーションは無論健在だが、その美しさと表裏一体の生々しくリアルな描写が観る者の心情をじわじわと抉ってくる。
現実の具体的な企業名や商品名が作中の至るところで映し出され、「現実感」を効果的に演出していた。そう、節操なく思われた企業タイアップだったが、監督と製作陣はそれを最大限に活かし、アニメ世界の重要なファクターとして表現してみせている。

タイトル「天気の子」が表すとおり、この国のあらゆる「天気」を表現したアニメーションはあまりにも美しく、それだけでこの映画の価値は揺るがないとすら思える。
しかし、この映画で表された美しさは、いびつで残酷だ。
主人公の少年少女たちは、この美しい世界の“底”で、文字通りに生命をすり減らしながら、喜びと希望を見出そうと奔走する。
それは決して安直な綺麗事ではなく、心身ともに追い詰めされた彼らがギリギリのところで保とうとした生きる「意味」だった。

この映画が描き出したストーリーテリング、そして主人公たちの帰着に対して、受け入れられない人は多いだろう。
彼らの「選択」は極めて破滅的な行為であることは間違いなく、想像よりもずっとカオスで狂気的な映画である。

セカイの“しくみ”も“理り”も関係ない。
彼らは、あまりにも無責任に、あまりにも独善的に、そして「確信」をもって、「大丈夫だ」と言い切る。
ならば、それがすべてだ。
世紀の“わがまま”を押し通す、若い生命の猛々しさと瑞々しさ、最高密度の「青臭さ」に、少なくとも僕は、涙が止まらなかった。

梅雨明けのタイミングで観に行って、なんと“梅雨明けしない”顛末には面食らったが、今、この国の夏に観なければ、あまりに勿体ない映画だ。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 9点(2019-07-26 23:22:01)(良:2票)
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【点数情報】

Review人数 34人
平均点数 6.79点
000.00%
100.00%
200.00%
325.88%
425.88%
538.82%
61132.35%
725.88%
8720.59%
9411.76%
1038.82%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 9.33点 Review3人
2 ストーリー評価 6.00点 Review6人
3 鑑賞後の後味 7.60点 Review5人
4 音楽評価 7.00点 Review5人
5 感泣評価 6.60点 Review5人
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