パラサイト 半地下の家族のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パラサイト 半地下の家族

[パラサイトハンチカノカゾク]
Parasite
(기생충)
2019年【韓】 上映時間:133分
平均点:8.22 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-01-10)
ドラマホラーサスペンスコメディ
新規登録(2019-09-08)【LOIS】さん
タイトル情報更新(2020-01-17)【Cinecdocke】さん
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監督ポン・ジュノ
キャストソン・ガンホ(男優)キム・ギテク
チョ・ヨジョン(女優)パク・ヨンギョ
脚本ポン・ジュノ
配給ビターズ・エンド
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【クチコミ・感想】

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9.《ネタバレ》 某ラジオ番組でDJが絶賛していました。あまり映画を観ない人は圧倒されるでしょうけど、私はいつもながらの韓流節に感じました。
まあとにかく巧いもんです。社会の格差を描くにしても、こんな風に毒と笑いにまぶした作品を他に知りません。前段のコメディタッチから一転、企みがバレてにっちもさっちも行かなくなり、状況はどんどん煮詰まってゆく。この「ヤバい感」を煽る技は天下一品。演出としての土砂降りと水害(ただし下層部の住民に限る)も精神的な追い詰め剤として一役買っており、翌日に涼しい顔で子供の誕生会なんぞを催そうというセレブ奥様への反感も増すことになるのです。
上流層とそうでない者との間の超えられない壁を「匂い」で表したのも鋭いなあと思いました。たしかに体に沁みついた生活臭は、いくら服装や経歴といった表層を繕っても消し去ることは難しい。よその家の匂いが気になるように。
クライマックスの「持たざる者の怨念炸裂」は意外でした。あまりに高い前評判を聞いていたので、もっとnot韓流な展開になるかと期待したのですが。これではまんま韓国映画テイスト。毎度のことながら死人を出さなきゃならんかなあ。ちょっと安くなっちゃうんだよなあ。
破綻不可避と思われた家族の計画が、どうにかしてそこそこ上手く着地しました、という方が意外だし観てみたかったです。
tottokoさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-16 18:35:55)★《新規》★
8.《ネタバレ》  韓国映画は久々に観たのですが、数年前と比べて、とてつもなく洗練されて極めて完成度の高い作品となってました。
 以前よくあった、泥臭さやグロテスクさも、うまいことするりと見せるなあと感心しきり。

 雨の場面が、わりと日本的に、シャレにならなくてえげつなかった。
 あいかわらずエンタメに社会性を組み込むのがうまい。

 ネットに情報が上がってますが、作中に出てくる韓国の社会的状況とか風物が分かってると、より一層理解が進む感じですね。

 話の仕掛けは、すごい! なるほどー!!! と、かなり衝撃的で面白いんですけど、これ系の先行作はいくつかあるなと思って、技巧的には完璧だけど、ちょっとこう、美しさが足らんかなあ、と感じました。

 あと、「インディアン」ってどうなのか。

 そんなところです。
simさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-16 01:28:57)★《新規》★
7.《ネタバレ》 「無計画」な逃避と、あり得ない希望を抱く「計画」。一寸、対比しているように見える、父と息子が最後の最後に辿り着いた決意は、実はまったく同意で、あまりにも悲しい。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 10点(2020-01-15 21:59:02)《新規》
6.《ネタバレ》 "臭いの視覚化"。これが上流と下流の分断を象徴する。いくら賢くて努力をして、金持ち一家に取り入ったとしても、永遠に彼らとの距離が縮まることがない。身なりを整えても洗い落せない臭いが、存在しない"地下の住人"が加わって浮上し、寄生一家の計画は破綻していく。地上と半地下、そして中盤からの地下を含め、3つの家族が3つの階層で構成されるが、高台の家族からしたら、下の存在には無関心も同然。悪意はないにしろ、レトルトのジャージャー麺でさえ作らせるくせに高台から下へ流れていくスラムの大雨被害なんてどうでも良いのだ。災害も被災者もいなかったことにされるパーティーで貶められた者たちによるサイコホラーさながらの惨劇。計画を成功させるには役に徹し切るしかないが、生きていくことで手一杯な寄生一家の父親には、理想だったはずの世界における妬みに思考が耐えられなかったのだろう。自ら地下に堕ちた彼を、息子は救い出す計画を立てる。希望であり、明るい未来として挑む正攻法ではどう足掻いても打ち砕かれる余裕のなさと諦観が雪と共に埋もれていく。こうならないためにさらに高い壁を築いてAIでも雇って排除するのか。もはや自分達が良ければそれでいい、見返りのない面倒臭いことをする意味の無さが、無意識に蔓延していく恐怖をポン・ジュノは警告する。
Cinecdockeさん [映画館(字幕)] 9点(2020-01-13 21:17:05)(良:1票)《新規》
5.前評判の高さにハードルを上げてしまいました。見始めてすぐ「はいはい。このパターンね。」と誰もが想像するでしょうね。やがて「あれ?」と角度が変わったストーリーに混乱します。飽きずに楽しめる面白い映画ですが、韓国社会の問題点云々とは違う様に思います。社会性のある映画ではなくフィクションとして普通に楽しめる映画だと思います。
東京ロッキーさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-12 18:25:25)《新規》
4.《ネタバレ》 史上最悪とも言われる日韓関係の中にあっても傑作があると聞くと気になって仕方ない。それが韓国産であろうとも…(別段、ポン・ジュノ監督のファンというわけではない)。というわけでちょっくら鑑賞。一言で、やはり面白かった。しかし、思っていた感じとは結構違って驚きもあった。割とコミカルだし、寄生が完了した後はドタバタもしてる。パルムドール=静かな作品というイメージがあったから、こういう作風でも行けちゃうんだなって…。取っつき易く、観る者を楽しませることを忘れない作り。それでいて最後に残る感情はこの映画の凄さを証明する。確かにキム一家は悪いことしてきたし、金持ちパク夫妻にムカッとしたのも事実だ(子供たちは最後まで純粋でいてくれてホッ)。だけどあの惨劇を目の当たりにして、因果応報!などと喜べるはずもない。どうしてこんな事になっちゃったんだ…。そんな虚しさが支配する。最悪の事態を招く前に考える必要がありそうだ。そういう段階に来ているとも思う。
リーム555さん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-12 01:34:44)《新規》
3.《ネタバレ》 もともと、犯罪を生業とするような家族だったのね。半地下の家族が苦しい貧乏生活のなかで、悩み悩んだあげくに、こういった犯罪行為に染まっていく物語、と勝手に思っていたので、楽しそうに金持ち一家に "寄生" していく様子を、半ば呆気に取られて観ておりました。前半の展開は (不謹慎な) 笑いを交えたコメディタッチ、でも後半は展開が激変して、期待通りのポン・ジュノ節が楽しめます。秘密の地下室に住む男とか、白昼の惨劇などはとにかく正気の沙汰じゃなくて、いかにもポン・ジュノらしい。そして、「殺人の追憶」や「母なる証明」あたりの重苦しい雰囲気はなくて、作りとしては血みどろのブラックコメディ。何となくですが、初期の園子温監督を思い出しました。映画全体としては、とにかく階段や坂が登場します。古今東西に映画においては、富裕層は高台で貧困層ほど低地という描写はセオリーであって、それを意図しただけの高低差かしら? と思っていましたが、もう一つとても重要な役割を担っておりました。それは雨です。アタリマエですが、降りしきる雨が下へ下へと流れていくんです。高台に住む金持ちや半地下の家族だろうが関係なく、彼らが流した血と汗と "臭い" も全て一緒くたに混ざり合って、汚物と一緒に側溝に洗い流していきます。それはまるで、都会 (という格差社会) にこびりついた垢を浄化するように。
タケノコさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-11 17:41:48)《新規》
2.(観終わってしばし、放心状態)

これは…ポン・ジュノによるポン・ジュノ好きの為のポン・ジュノ度満点の映画だ!(意味不明)

底辺の人々を描きながら、現代社会に対する風刺を交えたシニカルな笑い。その辺はいつものポン・ジュノ作品に通じるテーマ性と言える。

ただ、今作品が突き抜けているのは、とにかく全てにおいて洗練されている事。
道以外の殆どをセット組んで撮影したと言うが、舞台設定からしてとても細部まで作り込まれていると感じた。
脚本も無駄がなく伏線の張り方も巧くて全く飽きさせない。

とにかく、ひたすら笑えて、怖くて、先が読めなくて、楽しい。
これぞまさに映画。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 9点(2020-01-10 20:14:18)(良:1票)
1.《ネタバレ》 北米の映画館にて英語字幕版を鑑賞。話題の作品ということもあって映画館はほぼ満員。笑ったり、驚いたり、感度のよい観客のみなさんも最後は不思議な静けさに。ポン・ジュノ監督らしい格差社会の「寓話」です。絶対的・絶望的なわかりあえなさを描いたという意味では、監督の達観した「毒」が見事に発揮された一作だと思います。序盤の貧乏一家がどんどん金持ち一家に入り込んでいくプロセスは、それぞれが自分の思考の枠組にいいように考えるプロセスをコメディタッチで描いて、どんどん引き込まれます。大雨の日から一転する物語は、「パラサイト」、モールス信号、臭いなどをメタファーに、これでもかと貧乏一家を追い詰めます。とくに半地下の家が水没するシーン、その後の避難所のシーンは、ちょうど同時期に日本を襲った台風・大雨のニュース映像を思わせ、そこに浮き彫りにされる格差の現実は韓国だけの話ではないのだと痛感しました。韓国映画らしい凄惨なシーンに続くラストは、それでも貧乏一家が見せる人間性の力強さをじんわりと伝えてくれて大満足。大雨のシーンを思えば、来年1月と言わず今すぐに日本で公開してほしいと思います。
ころりさんさん [映画館(字幕)] 8点(2019-11-07 19:31:23)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 8.22点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7222.22%
8444.44%
9222.22%
10111.11%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 10.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 7.00点 Review1人
4 音楽評価 8.00点 Review1人
5 感泣評価 8.00点 Review1人
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【アカデミー賞 情報】

2019年 92回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞ポン・ジュノ候補(ノミネート) 
脚本賞ポン・ジュノ候補(ノミネート) 
美術賞 候補(ノミネート) 
編集賞 候補(ノミネート) 
外国語映画賞 候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2019年 77回
外国語映画賞 受賞 
監督賞ポン・ジュノ候補(ノミネート) 
脚本賞ポン・ジュノ候補(ノミネート) 

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