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アイリッシュマン

[アイリッシュマン]
The Irishman
2019年【米】 上映時間:209分
平均点:7.50 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(2019-11-15)
ドラマ政治ものヤクザ・マフィア伝記もの小説の映画化バイオレンス
新規登録(2019-11-08)【カワウソの聞耳】さん
タイトル情報更新(2019-12-31)【イニシャルK】さん
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監督マーティン・スコセッシ
キャストロバート・デ・ニーロ(男優)フランク・シーラン
アル・パチーノ(男優)ジミー・ホッファ
ジョー・ペシ(男優)ラッセル・ブファリーノ
ハーヴェイ・カイテル(男優)アンジェロ・ブルーノ
アンナ・パキン(女優)ペギー・シーラン
ジェシー・プレモンス(男優)チャッキー・オブライエン
ボビー・カナヴェイル(男優)フェリックス・スキニーレザー・ディチュリオ
スティーヴン・グレアム(男優)アンソニー・プロベンツァーノ
ジャック・ヒューストン(男優)ロバート・F・ケネディ
アレクサ・パラディノ(女優)メアリー・シーラン
レイ・ロマノ(男優)ビル・ブファリーノ
ジェイク・ホフマン[男優](男優)アレン・ドーフマン
バリー・プリマス(男優)ユーイング・キング
ボー・ディートル(男優)ジョー・グリムコ
沢木郁也フランク・シーラン(日本語吹き替え版)
山路和弘ジミー・ホッファ(日本語吹き替え版)
樋浦勉ラッセル・ブファリーノ(日本語吹き替え版)
内田直哉アンジェロ・ブルーノ(日本語吹き替え版)
石田圭祐ビル・ブファリーノ(日本語吹き替え版)
小林さやか〔声優・1970年生〕アイリーン・シーラン(日本語吹き替え版)
脚本スティーヴン・ザイリアン
撮影ロドリゴ・プリエト
製作マーティン・スコセッシ
ロバート・デ・ニーロ
特殊メイクマシュー・W・マングル(デニーロ担当)
衣装サンディ・パウエル
編集セルマ・スクーンメイカー
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1
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8.《ネタバレ》 とても長い作品です。
脇役のギャングたちの多くはろくでもない死に方を遂げていることがテロップで示されます。古くからの盟友を自らの手で殺め、悪行のせいで娘たちにも冷たくされたデニーロは、ラストで施設で孤独に死を待つばかりです。
今まで少しカッコよく描いたりもしたけれどもギャングなんてろくでもないものなんだ、と言っているようにも感じられましたし、仕事人間だったお父さんの老後の孤独という普遍的なテーマを示してるようにも感じられました。
クリプトポネさん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-16 22:10:19)★《新規》★
7.真面目なトラック運転手だった主人公がある事をきっかけに裏社会でのし上がっていくというスコセッシ映画お馴染みの展開にぐいぐい引き込まれる。

ただ、普通のトラック運転手があんな急にプロの殺し屋みたいになれるのかな?という疑問もあったが、そこはデニーロなので既に只者ではない貫禄を見せつけてくるので納得させられてしまうから不思議。
あれだけ派手に殺しまくって警察に全く捕まらないのも不思議。

また、そのデニーロがCGで若返っているというのも違和感が無くて凄かった。

面白いことは面白いのだが、後半やや展開がダレ気味に感じたので、もう少し短くまとめてもよいような気がした。
ヴレアさん [インターネット(字幕)] 7点(2020-01-12 19:06:51)《新規》
6.一言、凄い。
「映画」という“表現”と“歴史”が内包する「過去」と「現在」と「未来」を濃縮したような凄い映画だった。
この映画の“凄さ”は幾層に折り重なっていて、とてもじゃないが一度の鑑賞のみで語り尽くすのは困難に思う。

マーティン・スコセッシ監督が、自身のフィルモグラフィーにおける盟友(+名優)たちを集めて、ある種“懐古的”に製作されたギャング映画かと思っていた。
無論、その想像通りに、老いたデ・ニーロがスコセッシ作品で再びギャング役を演じるだけだったとしても、映画ファンとしての興奮は揺るがず、きっと良作になっていたに違いない。
だがしかし、この映画作品が孕むテーマとクオリティは、そんな安直な想像を容易に飛び越えて、遥かに高尚で、圧倒的に面白い映画の境地を見せてくる。

“マーティン・スコセッシの新作で老いたロバート・デ・ニーロがギャング役を演じている”
そのこと自体に間違いは無い。が、そこに映し出されたものは、決して単なる懐古主義などでは留まるわけもない“新しい映画表現”そのものだった。

CG技術によって俳優の実年齢を大幅に変えて若返らせたり、老け込ませたりする“映像処理”の手法自体はもはや珍しくもなんともないことだけれど、今作のそれは、“映像処理”などという表面的な範疇を遥かに超えて、監督の演出と、俳優の演技に密接にリンクする「表現」として昇華されている。
そこで感じられたものは、ビジュアル的に違和感が有るとか無いとかのレベルではない。
稀代の名優たちが、スコセッシ監督が言うところの「CGによるメイク」を施されることにより、それぞれのキャラクターの人生を圧倒的な演技力で表現しきっていることに他ならない。

きっと、この映画を観た若い俳優たちは、驚きと共に、“恐れ”と“喜び”で、震え上がったに違いない。
なぜなら、避けられぬ老いと共に、一線から引いていたに見えた偉大な名優たちが、映画の新しい表現方法により再び新たな可能性を得たことを目の当たりにしてしまったのだから。
それは俳優としての機会損失の危機であると同時に、映画史の過去と未来が現在進行系で入り交じる、より多様性を孕んだ新しいキャスティング時代の幕開けに他ならないと思える。

そしてこの新しい映画表現が「実現」したフィールドが、「Netflix」という新時代のメディアであることも、当然ながら看過できない。
今の時代、通常の映画興行では“3時間半”に及ぶ長尺で、“ギャング映画”を製作し、公開するなんてことはほぼ不可能だろう。
巨額の製作費的にも、観客側のニーズ的にも、インターネットによる世界同時配信だからこそ成立した映画企画だったことは明らかで、この作品の“勝利”をきっかけとして、世界の映画人たちの“軸足”は益々変遷していくに違いない。

映画ファンの一人として、映画を「映画館」で鑑賞することの幸福は決して揺るがない、と思いたいけれど、本当に面白い映画を観ることができる「場所」が変わってしまうのならば、僕たち観客も“軸足”を変えざるを得ないだろう。
鉄腕麗人さん [インターネット(字幕)] 9点(2020-01-03 00:51:38)
5.《ネタバレ》 決して面白くなくはないし、長尺ながら全く退屈した時間も無かったのだが、どこかこう(淡々としてるとまでは言わんが)少し抑揚を欠き、なんか平坦だなあという印象。例えばそれは、この手のギャングの一代記によくある「血気盛んな若造時分のエピソード」を殆ど描いていないことが原因だったりするのかも知れない(CGその他も使っているようだが、70過ぎたデニーロが演じるには40代が限界ということだろう)。あと、特に暗殺その他の犯罪シーンでは逆にデニーロの「手際が良過ぎる」ようにも感じる。何と言うか一本調子で、3時間も掛けてるのにゴールまでノンビリ一直線、という印象が拭えない。これで3時間半つーのは正直限界に近く、Netflixで好きなタイミングで止めながら観るのが前提?とか思ったりもする。同じマフィアの話でも(しかもキャストも激似だが)「グッドフェローズ」のテンション高くてノリの良い感じの方が映画としては大いに好みだが、それよりも更に晩年のヤクザを描くというのが全体のコンセプトということなのだろう。その意味ではややシニア向けの映画であり、一応まだ若者な私には少し早いとも言えるのかも知れない。

しかし、何回目だよと思わせるデニーロ&パチーノ御大のヤクザ芝居は円熟味も増して実に結構(演技の強度もそこそこ高く、年の割りに超頑張ってると言えるし)。また三顧の礼で出て貰ったジョー・ぺシの眼力も健在で、凄い迫力。加えて、どの場面も十分に金を掛けて細部まで精密かつ豪華につくり込んでいるのが一目瞭然なゴージャスさ。これらだけでも観る価値は十二分だと断言できる。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 7点(2019-12-31 11:54:28)
4.《ネタバレ》 なんて寂しいのだろう。裏社会を暗躍した男たちは次々に消され、或いは全てを失い、老いに向かって死を迎える。無法の限りを尽くした者には例外はあれど大方報いがやってくる。生き残るため、家族を守るために板挟みにあっていたアイルランド系のシ―ランもそうだろう。ブファリーノとジミー・ホッファのどちらかを選ぶように、両者に出会わなければ運命は違ったものになっていたに違いない。偶然が重なって、殺し屋として生きていかざるを得なかった男の悲哀が滲み出ており、3時間半の時間を使ってでも、CGで若返りさせてでもやりたかったことがここにある。大作でありながら会話劇主体の内省的な内容であるため、メジャーな製作会社から渋られたのも分かる気がする。それは居場所を失っていく古き良き映画を作り続けるスコセッシと重なる部分があり、テーマパーク的な単純明快さを求めるマーベル好きの若者には到底理解できないことだ。いつかは彼らに取って代わられるだろう。衰えた身体に鞭を打って棺桶と墓場を選び、牧師に懺悔をして部屋に一人残されるシ―ラン。家族や友人といった大切なものを失い、自分たちのしてきたことは一体何だったのか、と分断で混迷する現代社会に問いかける。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-28 12:23:11)(良:1票)
3.《ネタバレ》 Netflixで見ました。トラック運転手であり殺し屋でもあるフランク、兄貴分のラッセル、そして組合活動家のジミーの3人の関係を稀代の名優3人が演じるわけだから、演技合戦は見応え十分。とくに3人の関係が破綻し事件へと流れていく過程は、制約の少ない配信系映画だからこそ描けた丁寧さと描き込みにうなるしかない。個人的には、スコセッシといえば『グッドフェローズ』や『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に代表される早送りのようなスピード感ある演出が好みだけれど、この映画はスロー再生したような演出で、重厚ではあるけれどさすがに3時間半は長かった。ただ、最終盤に、この作品がある種の「終活」映画であることが明らかになってくると、そのゆったりとした流れやスロー再生的な演出の意味もわかってくる。そして、ラストの見事な引きの画から見えてくるのは、前出2作品のような「駆け抜けた」感ではなく、家族や友人などさまざまなものを失ってきたフランクの孤独感と寂寥感だけであり、それがギャングと暴力の映画を撮ってきたスコセッシ御大がたどり着いた境地なのだとすれば、それはそれで納得感もありました。それから、若い時代も特殊メイクなのかCGなのかデニーロやペシが直接演じていて、映像技術の進歩には目を見張るけど、顔は若いのに動きがおじいさんなのはちょっと不自然・・・。とくに、娘を小突いたグロサリーの親父を懲らしめるシーンのデニーロの動きは年齢相応で、別の意味でなんだか寂しい気持ちになりました。
ころりさんさん [インターネット(字幕)] 7点(2019-11-28 23:20:02)
2.シネマート心斎橋へ喜び勇んで出かけました。物語は戦後米国裏社会ギャングものとしてあるある話であります。
パチーノ>ペシ>デニーロ>>>>カイテル。
ホッファを演ずるパチーノはお下品で退く事を知らない唯我独尊振りで、「パチーノと言えばスピーチ、スピーチと言えばパチーノ」面目躍如のシーンには「アル様素敵!!!!」叫びたい衝動に。いやぁ、こういうお姿を拝めただけでも鑑賞の値打ちがあります。
ブファリーノを演ずるペシは往年の狂犬の如き切れ味は無い静かな面持ちながら、絶対服従を強いる凄味は物凄い存在感。
二人の板挟みに身悶えるシーランを演ずるデニーロは流石の名演だけど、何かが物足りない歯痒さがありました。
ハーヴェイ・カイテルの影の薄さが残念なところ。
無法の限りを尽くしたギャングが心身ともに老い衰えて孤独のうちに廃れ行く姿がうら悲しい。
VFXで若返ったお顔を観ながら、70代レジェンドの面々は100まで現役を続ける事が可能である事に嬉しくなっちゃいました。
The Grey Heronさん [映画館(字幕)] 9点(2019-11-24 22:16:21)
1.《ネタバレ》 東京国際映画祭にて鑑賞。3つのエピソードが並行して描かれる。主人公フランク・シーランがマフィアに気に入られ、仕事を次々とこなしてのし上がる半生。年老いて、施設で過去を振り返る晩年。そして、ボスであるラッセル・ブファリーノらと知人の結婚式に向かう旅。この旅がどの時点なのかは、映画の終盤に明かされる。映画が始まってからは、フランクがラッセルに気に入られて、裏仕事を請け負う様子が描かれる。テンポはいいが、予定調和でもあり、この時点では全部で3時間半という上映時間に気後れした。しかし、ジミー・ホッファが登場してからは、一気に緊張が走り、物語に惹き込まれる。デ・ニーロ、パチーノ、ペシの三角関係が動き出すのだ。友人となったパチーノの“動”と、ボスであるペシの“静”の間で挟まれる複雑な心境を演じるデ・ニーロはさすが。家族との関係は、末娘との関係にだけ絞って描かれており、この関係が晩年シーンの締めくくりに重要な意味を持つ。全体として、満足のいく作品だった。「スコセッシ、デ・ニーロ、パチーノ、ペシの映画だ」と聞いて少しでも心が躍った人は、劇場で楽しめる作品だと思う。それにハーヴェイ・カイテルも出ていると知って手を叩いた人は尚更だ。難をいえば、俳優陣の年齢もあったと思うが、体の動きが少なく、会話劇になっている。そのため、笑いを散りばめるなど脚本に工夫されているものの、なんとなく観た人にとっては退屈な映画で終わってしまう可能性があるだろう。ネット配信前に、限定での劇場公開が決まったばかり。公開拡大は、昨年の「ROMA ローマ」の例を考慮すると、賞レースの行方次第だろうか。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 8点(2019-11-09 22:16:14)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 7.50点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6112.50%
7450.00%
8112.50%
9225.00%
1000.00%

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