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ラストレター(2020)

[ラストレター]
Last Letter
2020年上映時間:120分
平均点:7.33 / 10(Review 24人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-01-17)
公開終了日(2020-07-15)
ドラマラブストーリーミステリー青春もの小説の映画化
新規登録(2019-11-17)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2023-08-21)【イニシャルK】さん
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監督岩井俊二
キャスト松たか子(女優)岸辺野裕里
広瀬すず(女優)遠野鮎美/遠野未咲(高校時代)
庵野秀明(男優)岸辺野宗二郎
森七菜(女優)遠野裕里(高校時代)/岸辺野颯香
福山雅治(男優)乙坂鏡史郎
神木隆之介(男優)乙坂鏡史郎(高校時代)
小室等(男優)波止場正三
木内みどり(女優)遠野純子
鈴木慶一(男優)遠野幸吉
豊川悦司(男優)阿藤
中山美穂(女優)サカエ
原作岩井俊二「ラストレター」(文春文庫刊)
脚本岩井俊二
音楽小林武史
作詞岩井俊二「カエルノウタ」
作曲小林武史「カエルノウタ」
主題歌森七菜「カエルノウタ」
撮影神戸千木(撮影監督)
製作市川南〔製作〕
東宝(「ラストレター」製作委員会)
朝日新聞社(「ラストレター」製作委員会)
毎日新聞社(「ラストレター」製作委員会)
WOWOW(「ラストレター」製作委員会)
東宝映画(製作プロダクション)
企画川村元気
プロデューサー川村元気(プロデュース)
山内章弘(エグゼクティブプロデューサー)
配給東宝
美術都築雄二
編集岩井俊二
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12
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24.岩井監督の「Love letter」の世界観が凄く好きなので今回も満足できました。
広瀬すず、森七菜というフレッシュな若手女優を使っており、あいかわらず美少女を撮るのが上手だなと感じました。
仙台の美しいロケーションも良かったです。
全編ゆっくりと過ぎていく中で心地よい時間を味わうことができました。
中山美穂、豊川悦司は友情出演程度の扱いでしたが、中山の劣化が酷くて正直出てほしくなかったかな。
とれびやんさん [インターネット(邦画)] 7点(2023-10-18 11:22:39)
23.《ネタバレ》 配役や雰囲気も良質なものを感じる。
良い映画だと思うが、最後に無限の可能性と未来を感じさせながらもその言葉を発した当人にとっては悲しい未来だったのだろうか、ということが気にかかる。哀しい作品。
simpleさん [インターネット(邦画)] 6点(2023-05-28 21:45:34)
22.《ネタバレ》 手紙って、時間がゆっくり流れる感じ。
そういえば、しばらく書いてないが、もう何年になるだろう。
乙坂が送った手紙を、ずっと大事に持っていた未咲。
未だ咲かないって名前、切ないなあ。
その手紙を読んだ娘の鮎美が、「もうちょっと早く来て欲しかった」とこぼした涙もなんと切ないことか。
鮎美への遺書は、乙坂が自分を訪ねてくることを予感していたのかな。
大人になった未咲を出さず、昔の写真だけにしたのは良かった。
あらためて広瀬すずなる女優の存在感が際立っていることを感じた映画。
彼女は日本映画界の宝だと思う。
roadster316さん [インターネット(邦画)] 8点(2022-08-02 12:34:20)(良:1票)
21.《ネタバレ》 初めはなんだか受け入れづらい展開でした。姉の元に届いた同窓会の案内をどうするのかと思いきやしっかり着飾って出席して、姉と思われたままスピーチもして、姉の名を語りながらLINEして、文通して…。人気者の姉になりかわってかつての初恋の男性を手に入れようとしてるのかと。そんなふうに見えた序盤の話が嫌で、一旦鑑賞を止めてしまいました。
その後少ししてからリスタートしたのですが、段々と空気が変わっていきました。色々な偶然が交錯しての、乙坂と裕里の文通、乙坂と颯香・鮎美の文通、義母と義母の先生との文通。。。色々な形の文通を見て、内容はそれぞれですが、ああ、手紙っていいなあ、と、久方ぶりの感覚を感じることができました。2020年に製作されたような映画なのに、スマホやLINEを使うシーンが全然無くて、逆に今の時代に貴重なお話だと思いました。今の子に見せたら、LINEでいいじゃん、人にも見られないし、とか言われそうだ(笑)
乙坂さんが早いうちから裕里が未咲のフリをしていることに気づいてくれていたのが、見ている方としてもホッとしました。ああ、わかってた上で文通してたんだって。じゃなかったら見てる方もなんだか後味悪かったので、良かったです。

初恋の人だった未咲の人生をボロボロにした阿藤さんとかいう人のシーンは必要だったのかな。あれで何を伝えたかったのだろう。何者にもなれない人間の苦悩を描きたかったのか。飲み屋での彼のひとり語りは聞いていて気持ちいいものでもないし、なんでこんなの聞かされてるんだろうと感じた。そんな人間もいるから受け入れてやれってことなのか、そんな人間には近づかないようにしろというメッセージなのか。私も、自分は大したものでも無く、何者でもないと思っているのですが、だからといってあんな風に世捨て人のようなことはしませんが。

乙坂さんが鮎美と会い、未咲の仏壇で鮎美が独白するシーンは胸が熱くなりました。何も悪いことしてない母が自殺したことをなんだか周囲に忌避されてるような雰囲気を嫌った発言に、そうだよな、と強く共感した。

小説になるようなくらい誰かにラブレターなんかもらえたら、嬉しいですよね。ところどころ嫌なシーンもありましたが、「手紙」という点において、なんだか気持ちを入れ替えることができて嬉しかったです。
TANTOさん [インターネット(邦画)] 7点(2022-03-31 01:03:14)
20.《ネタバレ》 「ラブレター」を観たのが高校生の時。そして、本作は25年後。ちょうど現代と過去の同年代だ。そんな風に思いながら観始めた。序盤の展開は気持ちが悪いというか、無理矢理な展開だと感じてしまった。しかし、高校時代の描写からはガラリと変わってくる。この構成の仕方はやはり上手いですね。ストーリーとしては、重苦しい出来事を元に展開しているのにどこか爽やかさが残る、「ラブレター」と同じです。手紙が配達される時の森七菜が印象的、あれは大事なシーンですね。
ラグさん [インターネット(邦画)] 7点(2021-07-18 18:15:13)
19.《ネタバレ》 初恋の相手をずっと想っている小説家。これは福山雅治さんやから許されるのであってブサイクな人ならば一発アウトな事案です。それにしても豪華なキャスティングと広瀬すずさんのビジュアルが光ってます。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-06-11 10:12:06)
18.《ネタバレ》 君にまだずっと恋してると言ったら君は信じますか――。精神疾患を患い長年闘病生活を続けてきた姉を自殺で失った、裕里。娘とともに実家での葬儀に参列した彼女は、姉の荷物の中から同窓会の招待状を見つけるのだった。かつてのクラスメートに事実を知らせるため、同窓会の会場へと向かった裕里だったが、暖かく迎え入れてくれた姉の同級生たちにとても言い出すことが出来ず、彼女はそのまま姉の未咲としてスピーチまでしてしまう。そして裕里はそこで、姉の初恋の相手である売れない小説家、乙坂と出会うのだった――。互いの近況を知らせるために、何気なく始まった乙坂との文通。裕里は姉の未咲として彼へと手紙を書き、ちょっとした手違いから、乙坂は未咲の一人娘である鮎美へと返事を書くことに。そうして始まった三人の一方通行のやり取りはやがて、彼女たちの隠された青春の日々を蘇らせるのだった……。日本が世界に誇る天才映像作家・岩井俊二監督の最新作は、そんな詩情豊かな映像と繊細な心理描写が光る恋愛ドラマの傑作でありました。いやー、この人の才能っていつまで経っても色褪せないばかりか、歳を経てますます芳醇になってゆきますね。抒情性溢れる映像と音楽、最初から最後まできちんと分かりやすく構築された脚本、そして役者陣のキラキラと輝くような繊細な演技…、どれを取っても素晴らしいとしか言いようがありません。制服姿の女子高生を美しく撮ることにかけては、この人、もはや世界一なんじゃないですかね。小雨がそぼ降るなか、森の中で広瀬すずと森七菜が傘を差して二人で佇む映像は涙が出るほど美しかったです。そして、自殺した姉と偽って手紙を書く妹、初恋の相手と思って過去を振り返る男、自殺した母親の過去を知るために手紙を受け取る娘、この三人の思惑が複雑に絡み合う文通も、お互いの気持ちが痛いほど分かりなんとも切ない。あと、豊川悦治と中山美穂をこんな形で使うなんて、なんという心憎い演出!名作『ラブレター』のファンとしては思わずニンマリしちゃいますね。最後、未咲が娘に遺した〝ラストレター〟の内容なんて、あまりにも切なすぎて涙無くしては見れませんでした。多少ストーリー展開に強引なところもありますが、期待に違わぬ素晴らしい出来。岩井俊二監督、これからもたくさんの傑作を世に送り出してくださいね。
かたゆきさん [DVD(邦画)] 9点(2021-03-06 00:00:37)
17.《ネタバレ》 岩井俊二らしさがよく出てた。
さわやかで、それでいてヒリヒリと・・

初恋の傷に、塩を塗り込むように、ヒリヒリと・・
でもそれを女性全部で受け止めるといった感じ。

「Love letter」のさわやかさと「スワロウテイル」のヒリヒリさ。
なんて新人が現れたろうと思ってたら、その二面性を保ったまま、
どんどん新作を発表していく、不思議な感じの作家だ。

「リップヴァンウィンクル」てドンと構えたかと思ったら、
本作で、またさわやかな風を吹かしてくれた。

本当に次回作が楽しみです。
トントさん [DVD(邦画)] 10点(2021-02-20 03:06:00)
16.《ネタバレ》 岩井俊二がぜんぜん変わってなくて安心しました。
今日本で一番描写の美しい監督さんじゃないでしょうか。
「花とアリス」見た時に感じた、この監督さんの女性的で非常に淡い描写の
上手さを思い出しました。

生まれ育った故郷の変わらぬ情景を見て、懐かしさに浸るあの感覚。
誰しも持っている幼い頃の甘酸っぱい思い出とシンクロさせて観てしまいました。

そして出演者、特に女性は皆ナチュラルで伸び伸びとした演技で好感が持てました。
「この恋あたためますか」を観てから、森七菜ちゃん目当てで遡って見ましたが、
清潔感と透明感がありまくり、輝きまくっておりとっても素敵でした。

しかしなんで遺書として遺すほど好きだった高校~大学時代それほど好きだった人と
別れてしまったのだろうか。不幸な生活の中で鏡史郎に相談できなかったのだろうか、
何とかやり直せなかったのだろうか、と、なんとも言えないもの悲しさを感じました。
(あの時にああしていれば・・・)という後悔が主題ですね。

ただ脚本も比較的淡々と進む話でもあり、大きな展開もさほどないので、
岩井監督の美しい描写、出演者の自然な演技、俳優さんのファンとか何かが刺さらないと
物足りない作品に感じるかもしれません。私は岩井監督の描写に心地よさを感じるので
とても満足でした。
まさかずきゅーぶりっくさん [ブルーレイ(邦画)] 8点(2021-01-16 17:16:05)
15.《ネタバレ》 思い出をとても大切に扱っている。
同窓会から始まるのも、その一つの現れ。
松たか子の背中はおばさんだけれども、彼女の中には美しい学生時代の思い出がある。
先輩に片想いした美しい思い出。

同じく福山雅治も、在りし日の広瀬すずの姿をひたすら追い求める。
その記憶を薄れさせまいと小説に記した。

誰しも、心の奥底に思い出を隠し持っているもの。
それを映像化したのが、この作品の魅力の一つ。
ラストレターの文面は、まさしくそれを表している。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-12-15 06:28:04)
14.手紙が生み出す数奇な運命…は、良かったんだけど。
「ラブストーリー」としては肝心の中身がすぽっと抜けてる感覚。
恋愛モノとして見るとちょっと惜しい感じがする。消化不良。

並み居るベテランの役者の中、ひと際輝く森七菜の存在感に驚いた。
抜擢した監督すごいな、と思いました。以上。
愛野弾丸さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2020-12-13 22:50:15)
13.文通という、今や消えつつある文化、手段を通して物語は進んでいく。これが確かに風情があって良いんだ。キラキラした高校時代パートを交えながら、裕里と乙坂の関係が分かってくると前半部分の捉え方もまた違ってくるというもの。10代の裕里と、颯香の二役を演じた森七菜のセンスも光った。多分、意図的に幼さを醸し出すようなアプローチもしていて意外と芸が細かい。乙坂役の福山雅治は神木隆之介からの繋がりを意識して演じたと思われ、同じ人物としてすんなり受け入れられた。総括すると、岩井俊二の映画を観たーって感じかな。デビュー以来の個性を失うことなく、今も岩井俊二であり続けている。かといって古さは全然感じないのが凄い。「唯一無二の映画監督」と賛辞を送っておきます。
リーム555さん [CS・衛星(邦画)] 7点(2020-11-30 01:08:45)
12.ノスタルジーな雰囲気はよかったが、若干気持ち悪い・・・と思うところもある。
へまちさん [インターネット(邦画)] 6点(2020-11-23 20:40:46)
11.《ネタバレ》 良かったです。ファンタジックで、ロマンチックで、爽やか。
いつもの如くこの空気感や映像美、カメラの動きや撮り方など一目で岩井俊二の映画だなぁってわかる。
彼のこの作家性に唸らされますねぇ。
みんないい演技してたと思うけど、特に森七菜さんがすごい巧かったなと思います。とてもナチュラル。
鑑賞中ずっと学生時代のことを思い起こしてしまって、自分はあまりいい青春を過ごしてないと思ってましたが、
そういうほろ苦さこそまさに青春というものなんだなと痛感しました。
あろえりーなさん [ブルーレイ(邦画)] 7点(2020-11-04 16:07:40)
10.《ネタバレ》 美咲に対する哀惜の思いが胸を抉ってくる。
二人の少女たちのシーンが美しく印象的で、特に雨のなか傘をさして二人佇むところは失われた時への愛惜の情をかきたて、忘れがたい。豊川の演技もたいへんな存在感と迫力があり、久々によい映画を見せてもらった気になれた。

しかし、他の方も指摘されているように、美咲はなぜ阿藤のような男と結婚し、さらに留まったのか、全く理解できない。
仮に結婚したとしても、美咲ほどの知的でしっかりした女性なら子供を守るためにさっさと逃げ出すのではないだろうか。また、せっかく逃げたのに子供を残して自殺するというのも、PTSD等考慮に入れてもどうもよく分からない。ストーリーのこんな大事なところでいったい何をやってるんだろう。
もう一つ気になったのだが、美咲が死んだというのに、皆、悲しそうに見えないというのはどういうことなんだろう。妹は男と会って浮かれているし、娘は従妹と一緒に楽しそうに夏休みを過ごしている。見ている観客の私は悲しくてしょうがないのに、いったいどうなってんだこの映画。
駆けてゆく雲さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-08-01 23:19:05)
9.《ネタバレ》  ちょっと期待しすぎて、ミステリ的サプライズを期待してしまったせいか、私にはあまり刺さりませんでした。

 話のたくらみとしては結構面白いことをやってると思うんですけど、オチが薄味でインパクトに欠けるのと(またそれ系オチですか……と、ちょっとガッカリ)、オチの弱さを、おそらく原作小説では、作家を視点人物にすることで強化してたと思われるのが、映画版では岸辺野裕里(松たか子)の視点で見るので「それほどでも……?」となってしまう。

 中盤~終盤の幻惑感や、トヨエツ阿藤のトリックスターぶりとか、ところどころハッとする見どころはあるのですが、基本ラインが普通の日常的な話で、いわゆる『良い話』に、味付け程度に幻想的な要素を付け加える程度の塩梅になってて、これがもうちょっとガチなミステリ物として構築されてたら、姉妹は絶対双子トリック的に入れ替わっててほしいとか、過去の場面なのか現在の場面なのか不明な場面が出現して視聴者に解釈をゆだねるみたいな挑戦的試みが入って欲しいとか、いろいろあるんですけど、終わりの「良い話」に収束させるために、中途半端に手を出しただけでそこまで深みにハメる気はない的な、ちょっと浅い感じに終始してるのが物足りませんでした。

 結局現在のメインヒロインが最初から最後まで登場しないのが弱いと思うんですけど、小説だと章立てとカチッとした構成の妙でうまく見せていたのではなかろうか、というのが映画だとそこまでキッチリ作るシビアさがやりづらくフワッと処理されるので、より、ヒロイン不在の欠落感が悪い意味で強く出てしまってる? というか。

 ……小説版を見て、そのあと映画を観ると良かったのかもしれません。うーむ。

 ただ、こういう方向性の話は好きなので、今後、もうちょっと外連味のある尖った、この監督作品が出たら観てみたいなあという感じはあります。
simさん [映画館(邦画)] 6点(2020-02-01 08:44:00)
8.《ネタバレ》 ここの評価が高かったのでLove Letterの感動を再び期待したのですが、
Love Letterと比べるとプロットの切れが今一つでした。今の時代に手書
きの手紙をやり取りする必然性の説明は必要ですが、そこに至るお膳立て
がかなりまだるっこしかったです(2匹のアフガンハウンドは必要だった
のだろうか)

基本的な設定が都合の良いように進められてしまったのが物足りず今一つ
感情移入できませんでした。
乙坂と未咲はなぜ分かれることになったのか、そもそも乙坂少年は未咲
をなぜそこまで好きになったのか(マスク姿に一目惚れだけ?)、未咲に
とって阿藤はおびえるような存在だったのに乙坂を捨ててなぜ駆け落ちしたのか、
阿藤が消えた後精神不安定になった未咲を救う為に裕里はなぜ乙坂を探さ
なかったのかなどなど、全く説明がなく表面的な事実だけが羅列されてい
るだけのようで話が薄っぺらく感じました。

すずちゃんは、これだけのキャストの中に入ると演技が見劣りしてしまう
のはしょうがないところですかね。

エンドロールのバックに流れるカエルノウタはエンディングにマッチして
いるようには思えず、映画の余韻を台無しにしてしまったのでは。

それにしても木内さんは映画中では元気そうだったのに、これが遺作に
なってしまったのは残念です。合掌
キムリンさん [映画館(邦画)] 6点(2020-01-29 21:52:53)
7.《ネタバレ》  福山雅治がトヨエツに語りかける疑問「あんたは一体何者なんだ?」。
 アタシ、トヨエツは「時の悪魔」みたいな存在だと思ったのね。

 「この瞬間が永遠に続けばいい」って想い、それを容赦なく奪い、破壊する時の流れ、その残酷さ。トヨエツは変化をもたらすこと=時間を動かすことで総てを変えてしまって。
 それに抗えるのは書くこと。時の流れは止められなくても、この世界に記憶を残し、心を残すことで、その瞬間を留めることはできて。
 写真も同じ。そして映画も同じ。

 映画に永遠の一瞬を刻む岩井俊二ならでは、なのだと思うわ。ビニール傘を差して立つ二人の夏の少女の写真、あそこに岩井俊二という作家と、広瀬すずと森七菜という女優と、この映画の描くテーマと、この映画の在り様そのものと、そして過去と現在と未来を結ぶ「永遠の一瞬」が収まっているのね。
あにやん‍🌈さん [映画館(邦画)] 9点(2020-01-20 21:34:03)(良:1票)
6.《ネタバレ》 ラストレター、それは25年という時間を越えて、「Love Letter」に認めた (最初で) 最後の恋文。 現代劇でありながら、頑なにインターネットやメールが登場しません。想いを込めて、手紙を書くこと。期待と愛を込めて、手紙を投函すること。首を長くして、手紙を待つこと。こんな気持ちが懐かしいけれど、廃れつつある今となっては逆に新鮮に感じるから不思議なものだ。岩井俊二監督は、直筆 (という行為) にいつまでもこだわり続ける・・。 そして、、あのトヨエツと中山美穂さんが、何ともやさぐれた役でご登場します。「Love Letter」の二人とは縁もゆかりもない役ですが、私はどうしてもあの茂と博子のその後の姿にも思えてなりません。 (でなければ、こんな役にあえてこの二人をペアで使う必要は全くない) 「お元気ですか? 私は元気です」 忘れられないあの感動から25年、振り返れば時間とはただただ残酷だった。 ・・いや違う、その逆かもしれない。きっと時間のおかげ、なんだろう。過ぎゆく時間とともに、その一瞬がいつまでも輝きを増すのだ、きっと・・。
タケノコさん [映画館(邦画)] 8点(2020-01-19 01:00:10)(良:1票)
5.《ネタバレ》 遅すぎた邂逅は、それでも何かを癒し、未来を生む。
いびつで、拙く、寓話のように非現実的だけれど、それは僕自身が「Love Letter」から25年来、愛し続けた世界観そのものであり、“優しい嘘”は、あの時と変わらずに心を揺らした。


僕が中学生の頃、「スワロウテイル」を観て、岩井俊二という映画監督の存在を初めて知った。
「映画」というものを自身の趣味として積極的に観始めたばかりの頃で、見識が浅い子供だった僕は、映し出されている映画世界のどこまでが現実で、どこからが非現実なのか、その境界線を判別できなくて、大きな戸惑い共に衝撃を受けた。

無論それは、あの“イェン・タウン”という異世界に対してリアリティを感じたというわけではなく、エキセントリックな「寓話」として映し出された空間に妙な生々しさと、現実世界と地続きの真理めいたものを感じたからだと思う。
以来僕は、二十数年に渡り、この映画監督が生み出す“世界”の虜になり、憧れ続けてきた。

時間は瞬く間に過ぎ去り、中学生の男子は、アラフォーのおじさんになった。

2016年の「リップヴァンウィンクルの花嫁」以来4年ぶりの最新作に対しては、少々気が引けていた部分があった。
「Love Letter」の二番煎じとまでは言わないまでも、何となく懐古的な雰囲気を携えたイントロダクションに懸念を感じていたこともあるが、何よりも僕自身が、“ラブストーリー”というものに対して、とんと縁遠くなってしまっていたことの影響が大きい。

四十路前のおじさんになってしまった自分が、中学生時代から憧れ続けてきた映画監督が新たに生み出したラブストーリーを目の当たりにして、照れずに、素直に受け入れることができるだろうか。そういう「危惧」が無意識下にあったように思う。

でも、そんな危惧や懸念は、序盤の何気ないシークエンスに触れた途端に消え去っていった。
少年少女たちの他愛もない台詞回し、どこか無防備な役者たちの自然体の演技、ただひたすらに美しい映像世界、ファーストカットからの一つ一つに対して、「ああ、岩井俊二の映画だな」とストンと腹に落ちる感覚を覚えた。

松たか子、福山雅治が演じる主人公たちは、奇しくも高校卒業から二十数年を経た“おばさん”、“おじさん”。
この上なくセンチメンタルで、ロマンティックなラブストーリーであることは間違いないけれど、この映画は、まさに「Love Letter」から25年が経った“僕たち”のための作品だった。

二十数年の年月は、劇中の登場人物たちにとっても、現実世界の僕たちにとっても、同じように長く、一口で語れるものではない。
色々なものを失い、色々なものを得るには充分な時間であろう。

過ぎ去った時間のあまりにも眩い「光」を愛するあまりに、逆にその呪縛から抜け出せずにいた売れない小説家の男。
不意に訪れた邂逅により、彼が突き付けられた“現実”はあまりにも厳しく、尽きせぬ悔恨と共に容赦なく「闇」の中に突き落とされる。

けれど、その邂逅は、男を呪縛から解き放ち、「闇」の中から新しい「光」へと導いてもいく。

“幻影”のように美しく光り輝く二人の少女に対峙した彼は、決して取り戻すことができない時間の無情さを痛感したと同時に、悔恨も、贖罪も、悲しみも、感謝も、すべてひっくるめて歩むべき「未来」を見出したのだろう。


“信奉者”としての贔屓目は多分にあろうとは思う。
ただ、岩井俊二の映画作品と共に、僕は僕なりに、二十数年の“紆余曲折”を経てきたわけで。
その上で得られたこの新たな感動を否定することなどできやしない。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 9点(2020-01-18 23:31:44)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 24人
平均点数 7.33点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
61041.67%
7520.83%
8312.50%
9312.50%
10312.50%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.66点 Review3人
2 ストーリー評価 8.00点 Review3人
3 鑑賞後の後味 8.75点 Review4人
4 音楽評価 7.33点 Review3人
5 感泣評価 8.50点 Review2人
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