フォードvsフェラーリのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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フォードvsフェラーリ

[フォードバーサスフェラーリ]
Ford v. Ferrari
2019年【米】 上映時間:153分
平均点:6.78 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-01-10)
ドラマ
新規登録(2019-11-28)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2019-12-06)【イニシャルK】さん
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監督ジェームズ・マンゴールド
キャストマット・デイモン(男優)キャロル・シェルビー
クリスチャン・ベール(男優)ケン・マイルズ
ジョン・バーンサル(男優)リー・アイアコッカ
カトリーナ・バルフ(女優)モリー・マイルズ
トレイシー・レッツ(男優)ヘンリー・フォード
ジョシュ・ルーカス(男優)レオ・ビーブ
レモ・ジローネ(男優)エンゾ・フェラーリ
レイ・マッキノン(男優)フィル・レミントン
脚本ジェズ・バターワース
配給20世紀フォックス
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【クチコミ・感想】

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1
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9.《ネタバレ》  私は仕事がら、中間管理職であるシェルビー(マット・デイモン)に感情移入して観たのですが、そうすると、この映画ってタイトルに偽りあり! で、フォードvsフェラーリというのはフレーバーに過ぎなくて、本当はフォード vs クリスチャン・ベイル&マット・デイモンなんじゃないかと思いました。

 なので、レースの話はおまけで、メインはフォードという、どうしようもなく腐敗した巨大組織の話という認識(レースに勝つ・名誉を得る、という観点で)。

 ぶっちゃけ、あのさんざん嫌がらせをしてくるレオ・ビーブって、現代の価値観で言えばパワハラ上司以外の何者でもないのですが、いちおう映画上の言い訳は、ケン・マイルズ(クリスチャン・ベイル)が技術は素晴らしいがとても独断的で合わない人にはとことん合わない性格で、加えて、レオ・ビーブとの最初の遭遇が最悪の印象になってしまったのを引きずって、あの映画中のような対応ばかりになってしまったのは、巡り合わせと人の相性の問題で仕方ない、という見せ方になってて、今だと明らかにパワハラで労基の監査を入れる案件と思うんですけど(証拠がバリバリあるし)、まあ当時はそういう権力の横暴が放置されてたのでしょうがなかったのかなあと、思えなくはない。

 で、この映画で一番のハイライトと思うのはシェルビー(マット・デイモン)が、上が埒が明かないので、会長のフォード氏に直談判したところと思います。

 これが、普通のエンタメであれば、上の経営者層の人は、人格者で、しかし常に多忙を極めて主人公側に配慮できてなかったが、直訴で状況改善される、とかになると思うんですが、この話では全然そうならない(笑)。上司がろくでもないパワハラする組織で、なんでそんなひどい上司がまかり通るのかといえば、その上の上の経営者層がろくでなしだからである(ただし、人前に立つ関係で、体裁を取り繕って偽装するのだけはうまい)、という現実の腐敗組織のあるあるがまさに体現されていて、それが毒素のようにじわじわ効いてきて、最終的に悲劇的な終わりになる。

 シェルビー(マット・デイモン)も、あまり良い管理者とは言えなくて、自らル・マンに優勝した経験があり、命がけでやる気概のある者でないと勝利できないとわかってるのに、いざ管理職になると、上からの支持を唯々諾々と受け入れて初回のレースではケン・マイルズを外し、最後のレースではやっとケンが仕事に専念できるよう防波堤の役割をするよう、かなり改善するんですけど、最後のいざという決断の時に、自分では何も決断をせずに、上からの支持をケンにすべて伝えた上で、最終決断をケンに丸投げする。

 いちおう

「担当者に決断を任せる、という決断をする」

という言い訳をしていて、以前の、担当者に話を聞きもせず決定するのよりは改善しましたが、本来、管理者のやるべき仕事って何かっていうと「決断すること」であり、担当者はその決断に従って全力で問題解決するという役割分担があり、それができない場合はせめて担当者と話し合うべき(特にシェルビーは、どうするのが良いと思うという意見を述べるべき)……ということを何もせずに結局決断を担当に丸投げしていて、現代の価値観だとそういう一番やるべき仕事の決断をせず、丸投げする、仕事しない管理者のことを「土管(俗語)」とか言うんですが、まさに仕事しない無能な上司をやってる。

 ただ、当時だとあそこまでの譲歩が限界だったのかな、というのはわからなくもないです(一応後で悔いてはいるし)。

 その腐敗しきった組織の中で、記録に残らない最大の功労者のケンの話を掘り起こしたのは、すごいと思って、終わりもあれ以上ないかっちょいい終わりで、良かったです。

 いろいろグダグダ書きましたが、組織の話として非常に面白かったということです。
simさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-25 05:39:57)★《新規》★
8.《ネタバレ》 アメリカの映画館で観ました。何も考えずに楽しめました。ただこの映画に関しては映画館で観てなかったらもっと点数低かったかもしれません。
なすさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2020-01-25 04:13:29)★《新規》★
7.この映画、前評判が高くて、そういうのに限ってつまらなかったりするんですけど、評判どおり面白い。特に車好きでない自分でも、レースシーンは手に汗握ってしまいました。物語全体が、割と明るい雰囲気で、見ていてハッピーな気分になれるところも良かったです。
shoukanさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-24 22:54:37)★《新規》★
6.《ネタバレ》  判るわー、ル・マンはしばらく走ってないけれど、ミュルサンヌコーナーでのブレーキングはかなり勇気が試されるわよねー(もちろんゲームでのハナシ)とか、そんなに回転数を上げたいならHONDAのVTECエンジンを使えばいいじゃない、9000回転なんか楽勝よ(登場はこれより25年くらい先のハナシだわ)とか、アホなコト考えながら楽しんでたけれど、でも楽しめたけど色々ひっかかった、みたいな映画だったわ。

 まずいちばんひっかかったのがフェラーリがただのマヌケな悪役。あんた、フォードなんてマスタングとフェスティバくらいしか知らないわよ、ってゆーかフェスティバ作ってたのはマツダだわよ、フェラーリなんかテスタロッサとかF40とかF355とかエンツォとか名車いっぱいあるのに、そのフェラーリをバカにしてるの?みたいな。まあ、市販車じゃなくてレースでのハナシだし、フォードも企業としては悪として描かれてたのだけどもね。
 でもフェラーリのピットクルーのバカっぷりは、デイモンがいちいちやらかす小賢しいマネ(ストップウォッチとかナットとか)も含めて見ていて決していいキモチはしないわ。
 この映画はそういうノイズがいっぱいあって、ストイックなベールと対比させ存在を浮き上がらせるための手段ではあるのだけど、あくまで雑音は雑音なので鬱陶しいのよね。
 それは彼を取り巻くもの総て、そう、フォードの姿勢やフェラーリの在り方、デイモンのキャラだけじゃなくて、彼の奥さんや子供の存在にまで及ぶわ。夕暮れの親子のシーンなんて素晴らしい空気感だったりするのだけど、基本は彼の周囲がいちいちしゃしゃり出てきてノイズとなって翻弄されてるの。なんだか気の毒だわ。
 そういうゴタゴタしたシーンを置くのなら、一方でもっともっとベールとマシンが対話するシーンに拘りまくって欲しかったわ。
 エグゾーストノートとロードノイズに包まれたコクピットで感じる高速の世界、それは音響過剰気味な109二子玉川のIMAXでも満足できるレベルではなくて。彼が独り解放される世界の美しさ、それをキッチリ対比できていたら、って。もっとフェティッシュで良かったと思うの。

 CGであり得ない走り方してまーす、って状態ではなくて、キチンと路面を捉えて走行してる画です、って、そういうのはとても良かったのだけど、全体的には「会社の意向」で娯楽映画としての作りを求められてるようなカンジがして、まあ及第点的実話映画でしたわね。
あにやん‍🌈さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-23 20:11:35)(良:1票)《新規》
5.《ネタバレ》 MX4D・4DXは個人的に別に嫌いではないのだが、基本的に乗り物映画(特に航空機・航宙機の類い)の場合に選択肢になるかなという程度なのである。今作はクルマの話で、教習車しか運転したことのない私にとっては優先度が決して高くはないのだが、近場でイイ感じの時間にMX4Dの回が配されていたので、軽いノリで参上してきた。結果の方は、レースシーンの臨場感は否が応でも高まって良いが(特に急加速したりするシーンではこっちも加速度が感じられて良い)、割とどーでもいい場面でも車乗ってると必ず椅子が動くってのは(特にラスト付近の情感高まるシーンでは)ハッキリ言って邪魔なだけで、かなり興醒め。まだまだ発展途上の技術だと感じる。

映画の内容の方は、ひたすらレースで勝つのが目的な話で、この題材の映画としても結構単純な内容だとも感じる。とは言え、デイトナでの勝利と、それに引き続くル・マンでのフェラーリとの激戦・劇的な決着までは最高に盛り上がった。がしかし、個人的にはどうにもそこからのル・マンの結末にはただ盛り下がるしかなく、その一点のみで本作の個人的評価はかなり下がってしまったというのが正直なトコロ(ここの部分は完全に実話らしいので、何ともしょーがないのではあるが)。

ただ、更にそこからの哀愁漂うラストまでのつくりは決して悪くないし、つーか上記の場面以外は全体としても長尺ながら全くダレずにとても面白く観れたし、十分に良作と言ってよいクオリティは有る。加えて、C・ベールの眼光一閃で3人くらい殺せそうなレース中の鋭い目付きは超迫力で、あんまり観たことないくらい物凄かった。これのためだけに観る価値が有るレベルだと思う。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-21 23:31:05)《更新》
4.《ネタバレ》 速さとは強さ。
男という生物の大半はけたたましいエンジン音とタイヤの燃える臭い、そして猛烈速さの虜だ。
フォードの逆境に駆り出された2人の男に課せられた任務はル・マン24時間耐久レースにフェラーリを出し抜き勝利する事。
車作りのプロフェッショナルと運転のプロフェッショナルのタッグでフェラーリにアッと言ってもらおうじゃないか。

男の友情物語はどこまでも荒削りで泥臭くそして熱い。
特に熱いのはやっぱり中盤のデイトナでのケンの猛進。もう音楽も相まって最高のシーンです。
そしてル・マンでは心臓が止まるかのようなクラッシュに手に汗握る攻防とドキドキが止まりません。
レーザーIMAXの力も加わりもう映画というより半分アトラクションのような気分で見る事ができました。

しかし後半はやっぱり現実的な話になり、レーサーという商売柄の不幸といい、副社長の邪魔っぷりといいテンションが落ちる終わりかをしてしまったのがちょっと残念です。まぁ実話だからしょうがない。
にしてもシェルビー演じるマット・デイモンの男っぷりといい、クリスチャン・ベールの狂犬っぷりといい最高でしたね。2人とも良い役者です。ホント。

そんなわけで本作はかなり気合の入ったモータースポーツものとして文句無しの名作です。いやーこれは劇場で見なきゃ損だぞ!
えすえふさん [映画館(字幕)] 7点(2020-01-14 23:54:31)
3.《ネタバレ》 十分面白い映画なんだけど、タイトルには偽りありかなあ。
無敵のフェラーリに対し、果敢に戦いを挑むフォードのレーシングチームの熱い物語!ってのを期待していたんですが、とにかくフォーカスはひたすらケン・マイルズ(と家族)にあたっており、映画冒頭で主役然として出てきたシェルビーの描写すら、中盤以降は足りないのでないかと感じるくらい。
いわんや、なかなか貫禄あって良さげだったフォード2世やエンツォの両社長の出番においておや。
チームのメカニックの人々や、ライバルレーサーの描写などももう少し織り込めればもっと面白くなったような気がします。
Northwoodさん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-13 17:20:57)
2.《ネタバレ》 マット・デイモンとクリスチャン・ベイル、二大スター共演。仏ル・マン24時間耐久レースで打倒フェラーリを志す、米フォードの凸凹コンビ。前半はビジネスドラマ中心。終盤の本レースは盛り上がった。フォードの三台同時フィニッシュでフェラーリを打ち負かすも、まだまだ挑戦を続ける。相棒を亡くしても前へ進み続ける。おいらは、おいらは。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2020-01-11 23:57:39)
1.めちゃくちゃ熱い映画だった。
フォードがル・マンで優勝する為に雇ったのは優勝請負人シェルビー。彼は友人のマイルズをドライバーに任命し、共に最強の車を作り上げて行くというもの。
大まかなあらすじを聞いただけでもう面白そうなんだが、迫力のあるレースシーンと共にじっくりと人間ドラマを描いているので凄く引き込まれた。
ただ、モヤモヤしたのはフォードを必ずしも正義として描いている訳ではなく、大企業故の奢りや汚ならしい部分もあったり、主人公であるシェルビー達との軋轢なんかも描かれていて、仲間同士での揉め事が次第にメインになって行ったのがちょっと不満ではある。
ただ、これは実話らしいのでそれが本当にあった事なのだとしたら文句は言えない。
とにかく、2時間半もの間全くだれる事無く楽しめたのでかなりオススメである。
ヴレアさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-11 20:40:58)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.78点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6444.44%
7333.33%
8222.22%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 0.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review2人
4 音楽評価 7.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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