新・御宿かわせみ<TVM>のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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新・御宿かわせみ<TVM>

[シンオンヤドカワセミ]
2013年上映時間:82分
平均点:6.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
ドラマ時代劇TV映画
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タイトル情報更新(2020-01-12)【イニシャルK】さん
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演出黛りんたろう
キャスト真野響子(女優)神林るい
渡辺大(男優)神林麻太郎
松田悟志(男優)畝源太郎
三浦貴大(男優)小林嶋次郎
前田希美(女優)神林千春
結城美栄子(女優)お吉
川野太郎(男優)勝三
不破万作(男優)長助
本田博太郎(男優)定之助
小野寺昭(男優)神林東吾
山口崇(男優)畝源三郎
笹野高史(男優)嘉助
小林きな子(女優)
徳井優(男優)
津川雅彦(男優)養源寺住職 (特別出演)
岸恵子(女優)神林香苗 (特別出演)
原作平岩弓枝『天が泣く』(文春文庫刊『新・御宿かわせみ』所収)
脚本中島丈博
音楽住友紀人
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1.《ネタバレ》 平岩弓枝の時代小説シリーズを原作にして1980~83年に放送されたNHKのTVドラマ「御宿かわせみ」の続編で、旧作から30年後の製作になる。このドラマも同じ著者が2007年から発表している同名シリーズが原作で、その原作自体はこの後も続いているがドラマの続きは実現しておらず、現時点ではこの単発ドラマで終わっている。旧作は幕末だったが今回は明治5年とのことで、名前が東京になって建物や風俗は欧風化してきているが実はほとんど江戸のまま、という微妙な時代を映像化している。

もとのドラマはほとんど見たことがなく、宿屋を舞台にした人間模様という程度にしか思っていなかったが、実際は毎回何らかの事件が起こって解決して終わる短編シリーズのようなものだったらしく、このドラマもその作りを踏襲していたようである。もとからそうなのだろうが少し古風でわかりやすい時代劇を目指したようで、「あら茶柱が」には笑ってしまったが「下郎」というのは好きだ(3回も言っていた)。
登場人物の多くは旧作から引き継いでいるが、今回は主要人物の息子・娘に当たる若い世代がドラマを動かす形になっている。前時代から生き延びてきた極悪人を縛につかせるため奮闘し(叩き斬ればよかったが時代が明治)、同時に登場人物がこれまで引きずってきたものにも片をつけ、それぞれが新しい時代に向き合う覚悟をした物語ということらしい。
ちなみに若い世代に関しては、青春ものらしく男2人女1人の緩い三角関係(時かけパターン)ができていたように見える。実際は母親の違う兄妹が入っているので三角関係にはならないが、ラストでじゃれ合っていた姿には和まされた。また主人公の娘にとっては、今回は通りすがりの青年にちょっと心惹かれたエピソードという意味合いがあったらしい。

キャストに関しては、物故者を除き以前の役者がほとんどそのままなので往年のファンには嬉しいだろうが、年齢も一斉に+30になっており(60代中心)、その分若い世代を新鮮に見せる効果を出している。若手も名のある役者だが、その中で前田希美という人はちょっと異色な感じで、これは以前からNHKの番組に出ていたことの流れかも知れない。周囲がベテランぞろいの中で、時代劇の少し改まった物言いや立ち居振る舞いは大変だったのではと思うが、主人公の娘にふさわしく可憐でいじらしい表情は見られた。また結城美栄子という人も久しぶりに見た気がする。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 6点(2020-01-11 00:20:23)
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 6.00点
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