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his

[ヒズ]
2020年【日】 上映時間:127分
平均点:8.00 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
公開開始日(2020-01-24)
ドラマ同性愛ものTVの映画化
新規登録(2020-01-04)【3737】さん
タイトル情報更新(2020-04-17)【Yuki2Invy】さん
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監督今泉力哉
キャスト宮沢氷魚(男優)井川迅
藤原季節(男優)日比野渚
松本若菜(女優)日比野玲奈
松本穂香(女優)吉村美里
中村久美(女優)野田文子
鈴木慶一(男優)緒方
根岸季衣(女優)吉村房子
堀部圭亮(男優)水野弁護士
戸田恵子(女優)桜井弁護士
配給ファントム・フィルム
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3.《ネタバレ》 なんて優しさに満ちた、優しさだけしかない作品なんだろうと思った。

最初は単純に同性愛者のラブストーリーなのかなと思って見ていたら、社会に対する性的マイノリティーの立場や偏見などをしっかりと描いていて考えさせられたし、さらには子供の親権を争う法廷ドラマ的側面や、その合間に挟まれる主人公のカップルと子供との愛に満ちたドラマ、さらには田舎町での他者の人々との交流等を描いていて凄くリアルな人間描写に引き込まれた。

主演の2人の演技も良いのだが、なんといっても子役がいい!
あの女の子の存在がなかったらここまでの傑作となり得なかったのではないか。
子供の素直すぎる発言がいちいち刺さった。「パパもママもじん君も皆で暮らせばいいのに」
その言葉通り、束の間全員で過ごすラストのシーンがとても素晴らしくて泣けた。

余談ですが、同監督の「mellow」も観たかったけど、北海道ではまだ公開されていないという悲しみ…。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 9点(2020-01-29 01:55:00)
2.《ネタバレ》 観て思い出したのは、「チョコレートドーナツ」と「クレイマー、クレイマー」。ついでにもう一つ、「ジョゼと虎と魚たち」(笑) とてもよい映画とは思います。ゲイ同士の愛と言うよりは、LGBTという生き方とその覚悟。そしてそこから波及する様々な問題について。それぞれぼやけることなく、少なくとも映画内では問題を全て起承転結しています。 ・・と褒めながらも、やはり今泉監督向きの脚本ではなかった気がします。監督らしさ (個性) が見当たらないし、内容が優等生すぎて笑えないんです。 (子役や犬のおかげで雰囲気は柔らかいですが) そして、イケメン同士というキャスティングは、私が知ってる監督のポリシーからすれば外れている感じ。本作限定で観るなら、これは迅と渚という二人についての物語、そして二人は顔もよい、だからそれはそれで理解できます。しかし、このテーマと容姿は関係ないのは承知した上で、毎回モデルさんのような好男子が主演なのはどうなんでしょう? と感じるところもあります。 「LGBTという生き方」 マイノリティとは言え、それが "フツーの生き方" なら、容姿がフツーの人、さえない人、ブサ〇クな人、誰にとっても。 総評。宮沢氷魚という逸材の発見。松本若菜の好演。そして、今泉力哉監督の新境地とその可能性。多才ぶりを見せつけてくれたので、これから映画各社による今泉監督の争奪戦が始まることでしょう。でも監督よ、サッドティー、パンとバス、mellowのユルさも、どうか忘れないでね。
タケノコさん [映画館(邦画)] 7点(2020-01-26 13:38:27)
1.《ネタバレ》 本作に登場する二人は、見た目や口調その他の「外見」は男性だが男性愛者、という性的マイノリティである。この二人を主人公にして、同性愛をテーマとする種々のトピックス(社会啓発的な内容を多々含む)をかなり広範に取り扱ってゆくが、トピックスも多いぶん全体的な描かれ方はだいぶオーソドックスで分り易い「初学者向け」な風にも感じられるし、また率直に演出が少しクサいor大仰だと感じる場面が部分的にあったのも確かである。しかしそれは、このテーマに対する製作者のマジメさ・真剣さを表しているように思う。少なくとも、映画のコンテンツの一つとしてこのテーマを「消費」するような作品では確実になかった。

幾つかの社会的な、またはプライベートな困難を乗り越えて、物語は比較的穏やかに進行してゆきつつも、やがてそれは一人娘の親権を争う離婚調停へと収束してゆく。この場面は相当にシリアスであると同時に、一作品の枠を超えて非常に考えさせられる内容であった。つまりはそれが、性的マイノリティのカップルが母親と同じように社会で子どもを育てられるのかという答えの出ない問いに帰着してゆくからだ。例え社会的認識が確実に向上しつつある現在であっても、これも確実に差別意識も残存している中で、子どもが本当に幸せに為れるかどうかという冷徹な現実は理想論とはかけ離れた次元に存在すると思うし、作中でもそのことは(いくぶん差別意識への批判を交えつつも)明確に描かれていた様に思う。最終的な彼の決断は、恐らく自身の「唯一の子」となるだろう娘との生活を手放すという極めて重いもので、そこには、感動するとか泣けるとかそういう感覚を超えた(共感したくても出来ないという様な)筆舌にし難い感情を覚えた。

愚直な映画であると思う。クソマジメだし、重いし、それを飾らずそのままぶつけてくるかの様な作品だと感じる。でも、そこに感じる青臭い真摯さは個人的にとても好きだし、素直に観て良かったと思う。

そして、本作のテーマ面の出来からすれば些末なことではあるが、まず離婚調停での葛藤を最大化している緻密な人間関係の設定は、色々とかなり良く出来ていたと思う。演技面でも、宮沢氷魚と藤原季節の主演二人は自然な演技で違和感もなかったし、また、実は葛藤という意味では、主演二人よりも種々の場面でより複雑な演技を要求されているようにも思われる母親役の松本若菜も、二人以上に素晴らしかった。
Yuki2Invyさん [映画館(字幕)] 8点(2020-01-26 04:26:41)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 8.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
600.00%
7133.33%
8133.33%
9133.33%
1000.00%

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