2.《ネタバレ》 100日後に死ぬワニ
いわゆる社会現象にまでなったその作品は、何気ない日常がいかに尊いものかを感じさせる稀有な物語でした。
それが、どうしたことでしょう。
メディア展開に、商業主義に走ったか!とゆーよーなレッテルが。
そんな世間に辟易しつつも、わたしもこの映画のことはすっかり忘れてて、ようやく観る機会を得ました。
正直、タイトルからして変わってしまっていることから、あまり期待はしてなかったのですが、なかなかどーして、よい作品ではないですか。
オリジナルにはオリジナルの良さがあり、『その後』を効果的に見せたこの映画は優しさに溢れてて、オリジナルを昇華させたんじゃないかな。
オリジナルの最終回がどうやって終わるのか、メディアが盛り上がって大騒ぎしたのも、今は昔。
時が経って、新しい風(この映画でいうカエルくん)が吹いて、はじめて前に進めるんだなってゆー当たり前のことを示してくれました。
お見事な作品だったと思います。