ドライブ・マイ・カーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ドライブ・マイ・カー

[ドライブマイカー]
Drive My Car
2021年【日】 上映時間:179分
平均点:6.45 / 10(Review 22人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-08-20)
公開終了日(2022-02-18)
ドラマ小説の映画化
新規登録(2021-07-18)【にゃお♪】さん
タイトル情報更新(2022-03-31)【イニシャルK】さん
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監督濱口竜介
助監督大江崇允(監督補)
キャスト西島秀俊(男優)家福悠介
三浦透子(女優)渡利みさき
霧島れいか(女優)家福音
岡田将生(男優)高槻耕史
原作村上春樹「ドライブ・マイ・カー」(短編小説集「女のいない男たち」所収)(文春文庫刊)
脚本濱口竜介
大江崇允
製作ビターズ・エンド(製作幹事/「ドライブ・マイ・カー」製作委員会)
朝日新聞社(「ドライブ・マイ・カー」製作委員会)
配給ビターズ・エンド
あらすじ
家福とその妻は人も羨む仲睦まじい俳優夫婦だったが、幼児の愛娘が呆気なく亡くなった後に夫婦共にキャリアと夫婦関係の調整と模索を迫られる。共に成長していくつもりだった妻までが志半ばで病魔に倒れてから2年が過ぎ、チェーホフの「ワーニャ伯父さん」を多言語で演じる国際演劇祭のプロデューサーとして広島に赴いた家福は亡き妻の昔の共演者の高槻を主演に抜擢し、家福と高槻は家福の亡き妻が自分には見せなかった面を仕事後に語り合う近しい関係になる。また、亡き娘と同じ年に北海道で生まれた影のある若い女性が”ベテラン”運転手として瀬戸内海の小島にある家福の仮住居と広島の仕事場の間の送迎をすることになった。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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12
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22.《ネタバレ》 内容に対してとにかく長い、苦痛でしかない。演劇というものにも特段思い入れがないからか、全体を通して退屈。
そして、なんだかみんなタバコを吸う。見ているだけで煙たくなってくる。
あと、運転手は、お客様が乗降するときはドアを開けるもの。それも仕事のうちでしょう。
総じて、賞をとったりノミネートされたり、というのが全く理解できない。多分私の修行が足りんのでしょう・・・
チェブ大王さん [インターネット(邦画)] 0点(2022-05-13 23:48:36)★《新規》★
21.3時間の長尺だが、確かに長いと感じさせない内容だった。退屈にはならなかったが、見終わってみれば印象はあまり強く残らない作品でもあった。劇中で取り上げられている演劇についての知識があればもう少し面白く見ることが出来たかも。手話の韓国人女性と、素行不良俳優ぶりの岡田将生が印象的だった。
スワローマンさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-05-02 16:28:43)
20.《ネタバレ》 嫁さんが、観てみたいと言ったので、なんの前情報も調べずに、9歳の子供が横でスイッチをしてるリビングでアマプラ鑑賞。子供時代、親と一緒にテレビ観てて、エッチシーンがあって、なんかバツが悪くて、一緒にいるのがメチャ苦痛状態になった時、親も同じ気持ちなんかなーって想像したんやけど、その親の気分を思いっきり味わえました。んなことはどーでもいっか、とりあえず、2回のエッチシーンが終わり、妻が死んで、よーやくタイトルロール、さすが179分の映画。長い映画で淡々としてるのですが、不思議と退屈感はなかったです。妻も子供も失くしてる男って、想像するだけで恐ろしい絶望しかなく、でも淡々と日々をこなす主人公に対して、心の中はどーなってるか、それを考えてるだけで、時間が過ぎていき、僕自身も演劇をチョットかじってるので、役者を集め、本読みから始まり、演劇を作っていく過程そのものが興味深く見れたのが退屈に感じなかった要因かもしれません。あと、穏やかに時が流れたかと思えば、なんか不気味で不穏な空気感になったりするのも良かったのかも。ちなみに、感動とかはそんなになかったのですが、生きていくうえで、これから訪れるかもしれない試練に対する覚悟みたいなものの片鱗くらいは感じれたかなー。生きていくって大変。
なにわ君さん [インターネット(邦画)] 7点(2022-05-02 10:49:32)
19.《ネタバレ》 これ、おそらくオープニングロールが流れるまでの、冒頭40分が一番面白い。
それ以降は、気が滅入るというか、気分が落ちる。
あとは演劇に、どれほど造詣があるかで評価も別れそう。

この監督の『寝ても覚めても』は、とても好きだけど、これはどうかな。
やはり、重いんだろな。
にじばぶさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-30 00:22:48)
18.普段、SFかホラー映画しか見ない私がこう言う映画の批評に現れるのは、定年退職の効能?でしょう。水曜日のサービスデーに見に行きました。3時間と言う長さに怯えて朝から水分を一切絶って見ましたが、お陰で今回は最後まで持ちました。この作品は映画には不向きじゃないかと思えるが、逆に考えると動画配信よりは劇場で見る方が適切とも言える。3時間拘束される事が前提の劇場で見たからこそ、集中力を持ってお話に入り込む事が出来た。動画配信ではお話に入り込む事が果たして出来ただろうか?私では無理だったかもしれない。
結論を言えば3時間全く退屈する事はなかった。2度見る事は無いと思うが見た事は後悔していない。そう言う作品でした。
ぴのづかさん [映画館(邦画)] 7点(2022-04-13 17:29:06)
17.《ネタバレ》 ・原作未読
・村上春樹作品は「ノルウェイの森」を読んだくらい
・戯曲に関する知識皆無
上記で臨みました。

程度の差こそあれ、人間は誰でも世俗にまみれて生活していく中で隠しておきたい事、
それでも敢えてハッキリさせなければならない事、それでも一歩を踏み出せない事は有る。
本作では演劇の台詞を録音したテープの再生と、それに呼応する主人公の台詞の朗読が繰り返し描写される。
当初は単なる主人公のルーティンとしての描写でしかないそれが、物語が進むに従い、
徐々に映画を観ている側で有る私達への静かな、それでいてとても強い問いかけに変わっていく。
本作唯一とも言える物語終盤の大きな起伏を経て、映画は主人公が切々と演じる舞台の描写となる。
様々な言語が行き交うその中で、終幕に手話でゆっくりと切実に訴えられる一つの普遍的な事。
そう、人は様々な事を乗り越えて、いや、例え乗り越えられていなくても生きて行かなければならない。

約3時間に及ぶ長尺、そして特に大きな起伏も無く淡々と進む描写。
映画館の暗闇に身を浸し、目の前で繰り広げられる事に没入する事に慣れていない人にはハードルが高い作品かも知れない。
でも、敢えてそれを知った上で劇場に赴けば、鑑賞した人それぞれ何かしら得るものが有る作品だと私は思う。

決して万人受けする内容では無く、煽情的でもないこの様な作品が世界で受け入れられた事はとても興味深い。
本作を鑑賞している人は皆、本作を通じて自分自身が出演する別の映画を想像していたのでは無いだろうか。

最後に、韓国人俳優のジン・デヨン氏の抑えた演技が素晴らしかった事に触れておきます。
たくわんさん [映画館(邦画)] 8点(2022-04-07 16:35:57)(良:1票)
16.《ネタバレ》 村上春樹氏の原作は映画観賞予定の前日の夜に読破⋯と言っても短い作品なのでなぜこれが3時間の超大作でしかもアカデミー賞を受賞したのかワケわかめ状態で映画館に入りました。理由は簡単にわかりました。わたしがダ~~イ好きな劇中劇、しかも劇を作っていくと言うオハナシが入れ子になっているではないですか! 類似の作品として本サイトでもカルロス・サウラ監督の「カルメン」と「タンゴ」にわたくし奴がレビューとあらすじを書いておりますのでDVDなどで是非ご覧ください。但し両者共に音楽劇(前者はギターが伴奏のフラメンコ劇で後者はミュージカル)なのに対して本作は純粋な話劇を作るお話で人間関係ももっと複雑だしなんと言っても3作共通の主演でディレクター役の中年男優の中では本作の西島秀俊がダントツに魅力的です。観賞中に目を背けたくなったのは濡れ場ではなく例の男の高槻が運転しながら家福と長々と家福の死んだ妻について語り合うシーンです。正直言ってこんな運転をする奴はまともな男か間男かとは関係なく立木かガードレールに激突して死んでしまえばいいと思いましたが類似の結末になってひとまず安心です。家福と高槻と後部座席にみさきちゃんが乗った車は自損事故も他損事故も起こしませんので安心して観賞してください。但し高槻のような運転は絶対にNGです。みさきちゃんのような運転を心がけましょう。

全般的に練習が進んで日に日に劇としての骨格や登場人物の個性という色彩を備えていく舞台に比べて現実の方が色褪せて見えました。早春の広島から北海道に行くのには車より飛行機の方がいいとか履いている靴は皮靴かスニーカーかとかばかり気になったのに引き換え、虚構である演劇の世界では北京語の女優と韓国語手話の女優の間に一瞬通った魂の交流は真実を描いて余りあるシーンだったし家福が高槻に語るチェーホフ劇の魅力と魔力にも納得、虚構を通して真実を描く演劇人としての家福の姿は清々しかったです。

ここで小ネタです。軍事侵攻後に西側ライセンスビジネスのロシアからの撤退が相次いだことは周知ですが、ロシアのKFCは店の旗印を紅白のC.S.おじさんのものから赤地に黄色の”B”の字を染め抜いたものに変え、店名を全て「ワーニャおじさん」に変えたそうです。 ロシア語表記では「ワーニャ」の頭文字がBなんだそうで、旗は全てマクドナルドから譲り受けたものを90度回転して使っているそうです。詳しくは https://youtu.be/XPsO65jOGoY をご覧ください。小ネタ2として家福の妻は原作では子宮癌で亡くなりましたが子宮癌には体癌と頸癌があって40歳代だったらしい家福の妻は前者には若すぎます。(映画でのくも膜下出血もかなり無理筋っぽいですが⋯}、後者(頸癌)はイスラム教徒の女性と未婚(未経験)の女性は罹患率がほぼゼロなのですがその理由は自分で調べてください。「ワーニャ伯父さん」岩波文庫の電子版を映画館の中で予告の間にダウンロードしたのでこれから読みます。
かわまりさん [映画館(字幕)] 8点(2022-04-06 19:37:24)
15.世俗臭の全くしない登場人物たちによる、浮世離れしたエピソードの数々。美しい映像に、淡々としたセリフ。それが心地良い人には最高の映画だし、合わない人には退屈なだけの映画。世俗にまみれた私は、どっちかというと後者寄り。本気でこの映画を語ろうと思えば、村上春樹とチェーホフへの造詣が必要だと思いますが、日々、世知辛い娑婆で暮らしております。そこまでするほど暇じゃありません。
54dayoさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-04-01 21:53:30)
14.《ネタバレ》 共働きの夫婦は互いに尊敬し合い愛し合い、思いやりを持って接し、共に困難を乗り越えてきた。
愛車はオールディな外車。まさに絵に描いたような、高次元の理想的な夫婦。を無意識に演じてきた。
高次元で愛し合う夫婦、その幻想を崩してはいけない。
暗い影は見てはいけない。ほころびは見なかったことにしなければ。

生き辛さからの解放とは。幸せとは。人間の表裏とは。
回答のヒントがあるようでないようで。
人生訓をうまいことまとめ上げた感はあるが、いろいろ芯を突き過ぎていてかえって嘘くささを感じる。
とにかく長くてしんどい。その辛さをまずなんとかしてほしい。
ほとはらさん [インターネット(邦画)] 6点(2022-03-22 15:01:04)
13.《ネタバレ》 村上春樹氏の原作は読んでおりませんが、本作が各国の賞レースを賑わせているのは、まずは (日本人として) 喜ばしいこと。しかし、それはさておいても、率直に言って好きな映画でした。 ウィスキーとタバコの煙と、赤い車から漂うレトロ感。この映画のさりげなく懐古趣味なところ、良かったと思う。 ストーリーとしては、現実と妄想の狭間を漂う家福 (西島秀俊) が中心である前半はやや退屈ですが、存在感ある渡利みさき (三浦透子) の登場によって、ドラマが大きく動き出す。 家福とみさき、それぞれ苦しさや喪失感を抱えて、その重さを抱えきれずにそれでも生きていて。そんな二人による、人生のつかの間の「並走」。最後の二人の抱擁は、友情とも愛情とも違う、と思う。一人の人と人として、お互いに今まで本当にお疲れ様、、そしてこれからの人生の健闘を祈る、、。そういう含みのある、ひとまず人生の「ノーサイド」であり、ここが二人の長い旅路の分岐点 (別れ) に見えました。 思えば、映画全体に漂う「死」の重くるしさを緩和するように、海岸線沿いを走る赤い車のフォトジェニックな存在感がありました。その姿はいつでも軽快で、そして洒脱だった。 題名からして人生を車やドライブに例える含みはあると思うけど、私はただ映画の広告塔やイメージとして、この赤い車は大正解だったな、と。
タケノコさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-03-21 14:19:48)
12.居心地が良いのは「我が家」の私ですが、次にしっくりくるのは車の中です。
道路状況にはしっかり心を配りつつも、考え事したり音楽でリラックスしたり。
広くはない空間と、人には気を使わなくても平気な所が魅力。
登場人物たちが、車に肩入れするのがよく分かる。

愛車のサーブは助演道具賞。

渡利みさきほどではありませんが、母との関係ではちょっと複雑な育ちの私。
子供だから親の言う通りにしなきゃと思いつつ、腹の中では不満が溜まる。
いい子をやめちゃダメだと自分でも抑えるが、立場から逃げられないが、ストレス多い。
三浦透子さんの、控え目だが芯の通った演技に心を奪われました。
我慢してるけど、辛いんだよね。

西島さん三浦さん霧島さん他、俳優達の心の内面を感じさせる演技に引き込まれた。
ある時は分かりやすく、ある時は謎。
そこにはいつも愛車があり、チェーホフのセリフがある。

映画祭のくだりでは国際色豊か。
韓国の手話俳優を演じたパク・ユリムさんの可憐さに魅了された。
清々しく荒々しい演劇シーンも興味深い。
いつかチェーホフを観てみたいと思わされた。
たんぽぽさん [映画館(邦画)] 9点(2022-03-14 12:04:29)(良:1票)
11.行き場のない喪失感を抱えながらの主人公の振る舞いがヒリヒリと伝わってきます。
そしてミステリアスな展開に引き込まれます。
違和感や曖昧さが漂うハルキワールドはどちらかというと苦手ですが、長めの上映時間や不自然さも殆ど気にならない。
原作未読ですが脚色に魅了されたかな…
オスカー受賞を祈ってます。
ProPaceさん [映画館(邦画)] 7点(2022-03-09 20:44:46)
10.《ネタバレ》 興味深いですね。
何故「ワーニャ伯父さん」なのかが、よく分からなかったです。
あの話は見せ場が多いから、劇中劇に使ったのかなぁ?

確かに、車の中での話は面白く、喪失と再生をうたった映画として、
興味深かったのですが、「ワーニャ伯父さん」との統一性が見えずに残念。
死と生(セックスの中も含めて)がよく描かれてたのですが、
それなら「ワーニャ伯父さん」よりもいい戯曲があったんじゃないか?と
演劇をよく知らない僕は思ったのでした(汗)

全編にわたる棒読みセリフが、森田芳光や山田太一を思わさせて、新鮮でした。
トントさん [DVD(邦画)] 8点(2022-03-06 00:17:43)
9.《ネタバレ》 色々な映画祭で賞を取っている本作、では面白いのかと言われれば非常に微妙。劇的な展開もド派手なアクションも、ゾッとする展開や胸を高鳴らせる恋愛やスコアもなし、いろんな言語が飛び交う劇中劇、禅問答のような会話、玄人向けの作品というよりも完全に好みの問題だよね?とう感じです。
では自分はといえば、冒頭5分くらいで「あ、この作品、好き」となった口です。
難しいことは分かりませんが、街や部屋を映すショットや、道の奥/手前に伸びる道と走っていく車、引きの画の構図というか雰囲気がすごく自分好みだったから。
そして、家福の心象世界ともいうべき車内の様子、最初は亡き妻の声以外は受け入れなかったのに、次第に会話をし、タバコを許し、そして音と寝た男との会話で深淵を覗き、今まで目をそらし続けてきたことへ向き合い、主人公2人の投影ともいうべき舞台の登場人物の演技で呪縛から逃れたであろうことを示唆、そして思い出の車の持ち主は、、、という展開は非常に自分好みでした。
同監督の「ハッピーアワー」が非常に好きな身としては、3時間全然時間を感じさせず、むしろ心地いい時間でした。
ただ、これを「面白いから!」とか「いろんな賞取ってるすごい映画だから!」と人には薦めないと思います。
クリムゾン・キングさん [インターネット(邦画)] 8点(2022-02-21 03:03:08)
8.《ネタバレ》 外国で評価される以前には、日本では話題になってもいなかった映画。 理由がわかりました。
これは、売れません。
見せ場なし、意外性なし、起伏なし、エロは・・変に多くて、お茶の間には無理。
雰囲気は昭和の映画ですね。 カメラワークも大人しいというより手抜き。
セックスシーンが多いのに、絶対胸は見せない。下だけ脱いでって、俳優の都合だけでしょ。
原作は知りません。ただ、この映画自体が、小説の文字読んでるみたいなもの。
延々と会話ばかりで、間に間延びした風景描写。風景は外国人には日本の観光ムービーみたいでウケるの?
クライマックスは、一体どこなのか・・? 雪の中で、家福がベソかいてるシーン?
それとも、舞台でワーニャを演じるシーン? 
家福が泣きべそをかくに至るシーンなんか酷いものだ。棒読みのような会話の応酬。カンペ見てるの?
演劇の稽古の初期に、台本読み合わせしてて、棒読みでやれと拘っているけど、あれが伏線なの?
だとして、意味あるのかソレ? 結局不自然な会話で泣き出されて、見てるコッチが困ってしまった。
モロに西島君のドラマ「真犯人フラグ」の相良凌介そのものでした。見てて萎えちまった。

妻とセックスはできるけど、コミュニケーションは上っ面だけで、気のいい夫を演じていただけの家福。
妻はそれが不満なのかわからないが、浮気にドはまり。子供失った後遺症は言い訳でしかない。
すれ違う夫婦仲は、妻の突然死でエンド。家福は責任に苛まれつつ喪失感を引きずる毎日。
出会ったのは、死んだ娘が生きていれば同い年の女性ドライバー。こちらも、生い立ちの不遇から
トラウマと十字架を背負っていた。 で、互いにカミングアウトの末に共感、抱き合って号泣。
話は判るんだけど、引っ張り過ぎだし、絵がつまらない。 映画なのに、思い出話聞かされただけの展開。
まあ、土砂崩れ災害の話を、映画だからと映像化したところで、家福にすれば言葉で聞いただけなんだから
リアルではないとも言える。 ただねえ・・ 映画としては、会話だけって・・ねえ・・。
まあー撮影は楽だよね。 予算かからない。

いずれ、この話で3時間も引っ張ったのは間違いでしょう。娯楽映画の対極に位置してる。
ただ、なんだかんだ言ってもヨーロッパの評論家にはウケそうだ。あと、ハルキストにもかな・・。
娯楽映画好きの自分にはこの点数。 アカデミーノミネートは、マジ意外です。
グルコサミンSさん [映画館(邦画)] 3点(2022-02-19 00:32:47)
7.《ネタバレ》 3時間深淵を見つめる旅。まるで"見る小説"の如く、虚飾の皮を剥くように二元論では決めつけられない人間の正体に向き合っていく。妻の主人公に対する愛情は本物か"スタイル"だけなのか、女性ドライバーの母親に対する愛憎も同様だろう。内心分かっていながらもどこかで"表面だけだとしても繋ぎ止めたい"と"本心に向き合いたい"のせめぎ合い。劇中劇の『ワーニャ叔父さん』で絶望した男がもがきながらも生を選ぶさまは、主人公の現状と大きく重なり、複数の言語で紡がれることもあってかディスコミュニケーションによる困難をより際立たせる。過ぎ去ってしまった機会は二度と来ない。その後悔は死ぬまで続くかもしれない。辛い人生がこれからも繰り返される。それでも新たな一歩を踏み出した主人公は、亡くなった娘と重ねるように女性ドライバーに思い出の車を託す。彼女は新天地で車を走らせる。抑制された演出と演技によるフランス映画みたいな作品で、現時点の評価が平均6~7点で留まるあたり、エンタメとは対極の作家性の強さを象徴している。
Cinecdockeさん [インターネット(字幕)] 7点(2022-02-19 00:29:22)(良:1票)
6.僕は、コミュニケーションが上手くない。
決して「嫌い」なのではなく、上手くない。
日々の生活の中で、伝えたいことはあまりにも多いのに、それがあまりにも伝わらない。
そういうことが、ストレスや、怒りになってしまって、結果、コミュニケーションを避ける傾向にある。

幾つもの異なる言語が飛び交い、表現方法が入り混じり、過剰なまでの間接表現を散りばめて、この映画は紡ぎ出されている。
村上春樹の原作は、未読だが、作者の独特の文体とそれが織りなす物語の世界観も、この映画の或る種異様な空気感に直結していると思う。

この映画の中で繰り返し繰り返し表現されている通り、そもそも自分以外の人間のことを完璧に理解することなど不可能だろう。
コミュニケーションの肝とされる「会話」にしたって、果たしてどれだけ相手のことを本当に理解できているか分からない。
劇中の演劇練習でも語られていたとおり、世の中のすべての会話も、ただ自分の意思を一方的に伝えるための“きっかけ”に過ぎないのかもしれない。

多重言語による奇妙な作劇、セックス後の断片的な物語創造によってかろうじて関係を繋ぎ止めてきた或る夫婦、鏡越しに発覚する裏切り、車の中での直接目線を合わせない会話……。
映画を彩るすべての要素は、この世界における残酷なまでの行違いと、コミュニケーションすることの困難さ、そしてそれでも相手のことを知ろうとすることの重要さを物語っていた。

「本当に他人を知りたいなら、自分自身を見つめるしかない」

結局、本当のことを知り正しく理解できるのは、自分自身のことでしかない。
それは時に、億劫で、怖くて、困難なことだけれど、それをしなければ、伝えたいことが相手に正しく伝わることはないのだろう。
僕は、コミュニケーションが上手くない。けれど、自分自身のことを見つめるというプロセスは、人生においてとても大切だと思っている。今一度、自分が何を伝えたいのか、そのために何ができて、何をすべきなのか、少し落ち着いて考えていこうと思った。


幾重にも重なる多重表現、間接的表現は、必然的に映画の尺を長くし、テンポを鈍重にしている。
映画的な表現として、上手い映画だとは言えないと思うし、すべての人が正しく理解できる映画だとも思わない。
ただ、その長い長い鈍重さと、そこから生まれる分かりにくさや、もどかしさ、そして不意に訪れる人間の再生。それらをすべて含めて、3時間身を委ねてみる。これはそういう映画だと思う。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 7点(2022-02-11 22:44:41)
5.上映時間が3時間、長い、長すぎます。
私だったら編集の仕方で2時間くらいまで短くできそうでした。
とは言え、ストーリーは興味深く、あっという間に映画に引き込まれます。
主演の西島秀俊以外は岡田将生しか名の通った出演者はいません。
この2人以外は演技らしい演技もなく、正直たいくつです。
 
何でこんな映画が大きな賞を取るほどの作品なのか、ちょっと疑問です。
まあ、CGや造り物の映像ばかりであふれている今の映画界に、昔ながらの丁寧なカット割りや映像やセリフ回しに心がホッとするのかもしれません。
 
万人受けする作品じゃありませんが、じっくりと映画を観たい人にはおススメの作品です。
ミスプロさん [映画館(邦画)] 7点(2022-02-01 15:40:12)(良:1票)
4.数々の賞を受賞した映画だということで、見る前から期待を持ちすぎてしまいましたが、最初から最後まで退屈の3時間でした。日本語、英語、韓国語、中国語、韓国手話が入り乱れるあたり、かなり海外で上映されることを意識した作品なんでしょうね。延々と続くセックシシーンや手話のシーンは、正直長すぎて苦痛でした。短編小説ならおもしろいのかもしれませんが、3時間映画向けのストーリーではありません。それにしても『ドライブ・マイ・カー』に『ノルウェイの森』と、村上春樹はビートルズをかなり意識しているんですね。。。
みるちゃんさん [インターネット(邦画)] 3点(2022-01-15 07:17:29)
3.《ネタバレ》 まず、かなり長尺な映画だが、一方で(根本的な)話の内容はそんなに大層なモンだったかな?と思ってしまう…てのがごく正直なトコロ。もちろん、主要キャストの演技&文学的な脚本とかの端的な質の高さは在る、でも、その西島秀俊と妻の霧島れいか、そしてこの2人の関係に纏わりついてくる岡田将生にしたってソコまで複雑というワケでもないごく分かり易いキャラにも思えるし、結局は西島秀俊が霧島れいかに終始振り回されっ放し(→そして何だかんだ最後には吹っ切れてゆく)というごくシンプルなお話だ、とも思う。ただ構成自体は、丁寧にタップリと夫妻の関係性を語り込む序盤+ある一つの「演劇」をつくり込んでゆく中盤+西島秀俊のお話の本チャンたる終盤、と3時間をある程度密度を高く維持するだけの要素の物量は備わっていたとも思うし、個人的にはその中盤なんかも後述どおり実はかなり面白く・興味深く観れたのは確かなのですよね(でもだからとゆーか、全然違う映画な筈なのに観終わった感じは監督の『親密さ』を観た時のソレにかなり似通ってた…と思ったりもしますケドね)。もうひとつ確かなのは、本作で一番「ユニーク」なのは間違い無く三浦透子のキャラ(と実際のその演技)だというコトですね。お話的にも特に終盤は非常に重要な役割を果たしていますし、全編通して(実は)彼女のアレコレにより注目して観てゆくべき映画だ、という様な気がしますですね。

中盤の演劇の話が面白かったという部分については、私が個人的に特に興味深かったのは、演出家の西島秀俊と俳優・スタッフとのやり取りとゆーのは、イベントそのものとゆーよりはそのイベントをつくり出す「チーム」をつくってゆく過程の方により近いモノに見えた、という点ですかね。演劇なんか取り分けそーなのかと思いますが、結局ソコが一番本質的な「クリエイト」なのではないかな、と言いますか(モノよりヒト、的な)。その意味では今回の演劇の建付け(メンバーの多国籍さ・ダイバーシティと、だからそれこそ表面的な「言葉」に頼らないという様な手法)も相まって、なんとゆーかむしろその過程からは博愛主義とか或いはコスモポリタニズムにも通じる様な価値観を感じ取れるとゆーか、その意味でもどこか爽やかなモノを感じました。ソコら辺を加味してもう一点足そうかとも思ったのですが、迷いに迷ってこの評点(据え置き)とします。
Yuki2Invyさん [映画館(邦画)] 7点(2022-01-08 19:20:16)
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【点数情報】

Review人数 22人
平均点数 6.45点
014.55%
100.00%
200.00%
329.09%
400.00%
500.00%
6418.18%
7940.91%
8522.73%
914.55%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 Review0人
2 ストーリー評価 8.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 8.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

2021年 94回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞濱口竜介候補(ノミネート) 
脚色賞濱口竜介候補(ノミネート) 
脚色賞大江崇允候補(ノミネート) 
外国語映画賞 受賞(国際長編映画賞)

【ゴールデングローブ賞 情報】

2021年 79回
外国語映画賞 受賞(非英語映画賞)

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