512.《ネタバレ》 二人の主役の演技が素晴らしい(特にレクター) サイコパスの思考を読むにはサイコパスを 今となっては珍しいことでもないですが、この頃でいえば斬新な発想だったのでしょうか 皮剥ぎ事件はおまけ 本編はハンニバル・レクターという人物像と脱獄 といった印象を受けました。 そのため、次回作には期待出来るが、今作の出来としては7点止まり 改めて鑑賞し、現状での評価をしているため、低めにはなっていると思います。 1991年に見た時に評価をすればもっと上かもしれません。 【メメント66】さん [インターネット(字幕)] 6点(2020-10-04 19:22:37) |
511.高校生の頃に、ジョディ・フォスター好きの同級生と新宿の映画館で見たのを覚えています。最高の傑作ですね。 【wayfarer】さん [映画館(字幕)] 9点(2020-06-14 02:25:55) |
510.《ネタバレ》 レクターとクラリスが最初に出会う時の、アンソニー・ホプキンスの不気味な立ち姿。バッファーロービルとあいまって、この二人の対決にドキドキハラハラします。 【ゆっきー】さん [DVD(字幕)] 8点(2018-04-26 08:16:02) |
509.《ネタバレ》 プロファイリングという言葉が出始めたのはこの映画ぐらいからですかねぇ。 原案というか元になったFBI心理分析官?の本は読んだことがあって 異常犯罪者と色々接することで 異常犯罪者の特徴を推測するようなアプローチだった気がしますが、 まさにこの映画はその部分が痺れる部分であり 肝ですね。 某漫画が全くこの映画と同じ手法使っていて驚愕した記憶がありますが、 レクター博士との対話っていうのは、 それぐらい魅力的な部分でもあります。 が、肝心のバッファロー・ビルの事件は微妙かなぁ。 そのあたりが見事に描かれていたら文句つけようのない傑作だったかなぁって気がします。 とはいえ、主演二人が良すぎるので8点で 【シネマレビュー管理人】さん [CS・衛星(吹替)] 8点(2018-01-28 21:42:33) |
【へまち】さん [DVD(吹替)] 8点(2017-11-04 20:05:19) |
507.レクターとクラリスの対立や、レクターのキャラ立ちは十分魅力的であったものの 肝心のバッファロービルの事件がおざなりになってしまって、解決のカタルシスはない。 なんか、長編ドラマの一話のような展開。。。 もっと開き直ってレクターとクラリスの対立シーンに集中した方がよかった気がする。 【Donatello】さん [DVD(字幕)] 5点(2017-07-27 01:23:47) |
506.《ネタバレ》 ヒッチコックの『サイコ』を完全に無視したハリウッドが遂に降参してオスカーを与えた、サイコ・キラー映画の完成形。このジャンルでは無数のフォロワーが挑戦を重ねているけど、いまだに本作を凌駕する作品は現れていません。またこのお話はクラリスとレクター博士の異常なラブストーリーで、上司のクロフォードを交えた三角関係の物語でもあります。 ジョディ・フォスターにとってもこの映画に出演してレクター博士と向き合うことは過酷な体験だったそうで、続編の『ハンニバル』には降板してしまいました。そうなると、映画史上もっとも印象に残るサイコ・キラーを演じながら、続編でも脳みそを嬉々として喰っちゃうアンソニー・ホプキンスの方が役者としての器が大きいのか、はたまたそういう素質を持っている人なんでしょうか。と言いたくなるくらい、レクター博士はまさに“人間エイリアン・モンスター”と呼ぶにふさわしい存在でした。なんせ自分に関わったり通り道にいただけみたいな人でも、クラリス以外は足元にいるアリを踏み潰すみたいに殺しまくるんですから。確かにこれでは本筋のサイコ・キラーのバッファロー・ビルの影が薄くなってしまいます、そしてここがこの映画の微妙なところなんですね。まあビルは単なる狂言回しだと思うしかないです。 監督のジョナサン・デミは言うまでもなくなくロジャー・コーマン一派ですが、この映画では奇をてらわずオーソドックスな撮り方でなかなかの手腕を見せてくれます。そりゃ主役ふたりがあれだけの演技を見せてくれれば、傑作になるってもんですよ。 【S&S】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2017-05-26 21:15:01) (良:1票) |
505.初見。静かな狂人アンソニー・ホプキンスと聡明で勇敢なジョディ・フォスターの対峙に見惚れるものの、その他の展開が無理筋が多く興醒めしてしまう。チルトンの最期が想像させられるラストショットが怖い。このように本作では見せない演出が博士の残虐さを際立たせる。 |
504.ブラックお伽話としてみれば興味深いが、リアリズムの視点でみるといくつか難がある。 1 FBIの一員とはいえ、まだ訓練生の女性を一人で海千山千の猟奇殺人犯に対峙させるか?未解決事件を解決するため上司、クラリスそれぞれの思惑があるにしても説得力に欠ける。 2 上司が警告したにもかかわらず、クラリスが何の葛藤もなしに私生活を打ち明け、レクターにつけ入るすきを与える。信頼関係を築くためだろうが、トラウマを抱えているならなおさら警戒するのが普通。事件解決に向けた「虎穴に入らずんば…」とか「肉を切らせて骨を…」は、この場合該当しないだろう。せいぜい「ケガの功名」だな。クラリスの創作話という高等戦術であれば面白いが。 他にも警備の緩い刑務所(!)への移送等、レクターにとって都合よすぎる展開は弱点であるが、これらの内容がなければ(タイトルが意味するところの)物語が成立しないというジレンマに陥る作品。 また、前景にクラリスとレクターの会話が展開される場面、後景には職業として羊を飼い屠殺する牧場主の姿が脳裏に浮かんでくる。詳細は映画同様謎かけとしておくが、微かな差別を感じ不快感が残る。 上院議員の娘が救出される際、FBIに強い影響力を持つ親がいるためかクラリスに悪態をつきまくるのも変。終盤、バッファロー・ビルとの攻防は「暗くなるまで待って」のスーパーヒロイン版になっちゃった。 レクターの上目遣いの演技は心理学的に威嚇・攻撃・好意を表しているようで、思わせぶりなアップ場面等のカメラワークや心理描写・伏線張りで怖さを強調しているが、その手には乗らなかったよ。 【風小僧】さん [CS・衛星(字幕)] 3点(2016-11-13 13:56:34) (良:1票) |
503.脱走とか犯人を捕まえるシーンは緊迫するけど、やっぱりクラリスとレクター博士のやり取りにもっと重点置いてほしかったなと思いました。 【さわき】さん [地上波(字幕)] 7点(2016-10-28 17:14:10) |
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502.《ネタバレ》 3度目になってしまうけど投稿のために改めての見直し。レクターの脱走劇、バッファロー・ビルのアジト突入のすれ違い、真っ暗闇の中の殺人鬼との銃撃戦等々、初見の時のハラハラドキドキ感が鮮やかに蘇る。と同時に、細部の見落とし(ただ忘れていただけかもしれないが)に結構気付かされる。救急車で脱出するレクターが剥ぎ取った看守の顔面をマスク代わりに使っていたり、ラストシーンのレクターからクラリスへの電話で「古い友人と夕食」ってひょっとしてチルトンを食べるってこと?等々。3回目でも色々楽しませてくれる映画はやっぱり最高。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2016-10-26 16:13:54) |
501.久々に見直しましたが、改めて面白かったですね。レクター博士の表情とセリフがヤバいくらい魅せられてしまいます。クラリスもさすがの表情で上手いです。シナリオも文句なく面白いし、緊張感あります。 【SUPISUTA】さん [DVD(字幕)] 9点(2016-05-29 19:30:37) |
500.アカデミー賞で、ホプキンスがキャシー・ベイツからオスカー像を受け取る時に、頬にキスしたのですが、一瞬噛みついたんじゃないかとドキッとしました。しばらくの間、ホプキンスを見たらレクター博士が頭から離れなかったです。勇敢に立ち向かうクラリスを演じたジョディー・フォスターももちろん素晴らしかったです。何度も見直すよう映画ではありませんが、私が映画好きになるきっかけになった、思い出深い映画です。 |
【マンデーサイレンス】さん [DVD(字幕)] 8点(2015-05-16 18:32:50) |
498.《ネタバレ》 女装癖のあるバッファロービル、最後にやった化粧は銃殺によって血の赤に染まったリップメイクでした。という小気味なオチ。 【フィンセント】さん [DVD(字幕)] 6点(2015-04-01 18:54:52) |
497.良くも悪くも、ジョディ・フォスターとアンソニー・ホプキンスが全ての映画だと思います。この2人の圧倒的な存在感で、映画の他の重要な要素を全て食ってしまったような感じです。ストーリーだけ考えると、意外と平凡だと思います。また、90年代の作品の割には、古典の匂いを妙に感じてしまいました。 【川本知佳】さん [DVD(吹替)] 5点(2015-01-10 23:10:04) |
496.中学生の頃に何度も見た作品でありますが、顛末が分かりきっても最後まで緊張感が途切れませんでした。ドキュメンタリータッチで描かれる猟奇事件の異常性もさることながら、それが霞むほどのアンソニー・ホプキンス演じるレクター博士の存在感。短い出演時間ながら、窪んだ目といい、全てを見通した頭脳と紳士さといい、牢獄の鉄格子の奥にいるからこその凄みと恐さがありました。ジョディ・フォスターとは対をなして、コントラストが効いていましたね。以降のシリーズが尻すぼみになってしまったことを考えると、『セブン』と並ぶ、映画史最後のサイコスリラーではないか。 |
495.《ネタバレ》 サイコサスペンスの名作。 恐らくは映画における「サイコパス」という位置づけの分岐点になったかもしれない作品。 今ある映画で、この作品がなければ何も始まらなかった作品は多いと思います。 精神分析が事件の謎を解いてく過程が面白かったです。 人の心の闇が芸術的な描写で表される作品です。 またこの物語のキーワードのひとつといえるのはジョディフォスターの美貌です。 働く女性が美しい容貌を持つことの社会的な影響力が伝わる描写は見事です。 美女と野獣、芸術性とグロテスク、知性と狂気(ハンニバルレクターがみせる態度の紳士さと凶暴性)、 これらが陶酔的なバランスを保っていて完璧に思えます。 ジョディフォスターの美貌が闇をこじ開けるカギとなっている点で、 この作品における彼女の美貌は重要な要素です。 闇の描写においては様々なジャンルをヒントにしているようで、 ドラキュラは勿論の事、"サスペリア"や"悪魔のいけにえ"の影響も受けているのではないでしょうか。 久々に観賞して感じたのは音楽がメランコリックで凄く良いことです。 ジョディ(クラリス)の汗染み最高です。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(吹替)] 10点(2014-11-03 15:42:06) |
494.ジョディフォスターが世紀の美女(美少女?)ぶりを発揮しています。またアンソニーも映画史に残る変態犯罪者を演じています。彼女と彼の魅力がありすぎて、、ぜんぜん興味が沸かない他の犯罪者の話が割り込むので興味がそがれる方向に気持ちが向いてしまいがちです。もっと彼女と彼のやりとりが観たい映画でした。。 いい映画なんですけどねぇ・・ 手放しで満点が付けられない、なんだか評価が難しい映画でもあります。 【アラジン2014】さん [ビデオ(字幕)] 7点(2014-09-05 12:46:56) |
493.《ネタバレ》 ジョナサン・デミによる傑作サイコ・サスペンス。 劇中のアンソニー・ホプキンスの狂気は「サイコ」のアンソニー・パーキンスを彷彿とさせる狂い振り。涼しい顔して何人も血まみれにしていく様子には戦慄する。「ハンニバル」は脳味噌ハンバーグというイカれポンチ振り(褒め言葉)。 その狂気の連続に襲われるこの作品は、最初女性が走ってくるシーンから始まる。整備された森林、女が人気の無い道を走ってくるという場面だけでもワクワクさせられる。汗ばみ息も荒ぎはじめる彼女にこれから何が起こるのか、あるいわ何も起こらないのか。そんな緊張が冒頭から生まれているのだ。 彼女が何者なにか判明するのは、クロフォード主任からの“任務”をスターリング実習生が知らされるシーンだ。 髪を結んでいる時は可愛い、下ろしている時はカッコ良い。見た目はキマッているが内心はまだ訓練を積む新人。 部屋に張られた夥しい“被害者”には慣れっこだが、厳重に管理された独房には身がすくみそう。一人だけ鉄格子でなくガラスの壁という時点で、ハンニバルがどれだけ危ない野郎なのか物語る。 ハンニバルとの会話は妙な緊張が持続し飽きない。スターリングは気丈に振舞うが、本当は囚人からの汚い“送りもの”に叫び声をあげてしまうほど。ハンニバルは彼女を冷静に分析する。内に秘めた狂気を時折覗かせて。 客人に対し“無礼”を働いた囚人仲間を言葉責めだけで追い詰めてしまうのはまさにそんな場面。 ハンニバルとスターリングの取引、乳首にピアスをする人間の気持ちは中々理解できないいやしたくない、スターリングを絵に描くほど“お気に召した”ハンニバルの殺戮ショー、現代アートのように処刑される“標本”。この映画はアチコチに“蝶”のイメージが出てくる。 ハンニバルが何処まで彼女を気に入ったかは知らないが、少なくとも鉄面皮のようで一番彼女を心配していたクロフォード主任は一番の勝ち組。 たった一人で果敢に乗り込むスターリングの覚悟。それを察知した犯人が自ら出向いて来るか待ち伏せるのか解らない緊張、閉鎖的空間のいつ何処から現れてもおかしくない恐怖。それを煽りたてる不協和音。一瞬の銃撃による決着! 教訓:撃鉄は得物を射程に捉える前に落とすべし。 ハンニバルは蝶のように飛び去り、蜂の様に今日も殺人を続けるのだろう。 【すかあふえいす】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-08-18 07:42:25) |